「物語の作法」雑談板 (0022)


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千田由香莉 提出期限 2004年12月16日(木)04時39分59秒

遅れてしまい、申し訳ありません。最近なかなかパソコンを開くことがなかった為に、課題に気付くのが遅かったもので…夜八時くらいでした。が、どうやら正真正銘の最後の課題ということで、どうしても出したかったのです。ごめんなさい。

越智美帆子 お疲れ会について 2004年12月15日(水)19時44分02秒

17日、7時から町田の「くいもの屋わん」にてお疲れ会をします。
お店は東口を出て人通りの多い道を右手に歩いていき、109のある十字路でまた右に曲がり、ジョナサンのあるマンションの少し手前にあります。
6時45分に町田駅東口に集合です。
また予約の都合で、遅くにメールをもらった人は、参加できないということになってしまってすみませんでした。
でも二次会をするかもしれないので、そのときは是非連絡します。
二次会なら参加! という人は、私のアドレスまで携帯のメールアドレスを送ってください。まだするかどうかはわかりませんが、もし二次会をするような意見が出た場合、必ず連絡します。
よろしくお願いします。

越智美帆子 店の予約 2004年12月11日(土)17時45分24秒
お疲れ会の告知 への応答

何度もすみません。
お疲れ会なのですが、とりあえずの予約を取ろうと思いお店に電話したのですが、忘年会のシーズンということで人数が明確でない場合、大きめの席が取れないとのこと。
なるべく多くの人に参加して欲しいので、参加を希望する人は早めに連絡をください。
忙しい時期だと思いますが、よろしくお願いします。
日時は、17日金曜日の6時か7時からを予定しています。場所は町田周辺です。よろしくお願いします。

寮美千子 自然体の愛 2004年12月11日(土)02時24分57秒
▼課題提出板:児玉武彦 自由課題2/ への応答

映画に対する児玉くんの思い、実感できる素直な言葉に素直に心打たれました。こんなにたくさん映画を見ている児玉くんと、同じ映画を好きだなんて(「ファイト・クラブ」)わたしも結構目があるじゃない、などと思ってしまうほど。映画が夢の箱のように思えて、思わず映画を見たくなる、そんなすてきな言葉でした。

素直っていい。素直な心と素直な言葉の力を感じた一文でした。最後の最後になって、こんなすてきな文章を提出してくれて、ありがとう。タイトルもガンバレ。

越智美帆子 お疲れ会の告知 2004年12月09日(木)16時25分35秒
お疲れ会の提案 への応答

皆さんからの返信で、17日が一番よさそうです。
四年生はちょうど卒論の提出日になるんでしょうか。
場所は町田で考えています。
何かあれば、メールをください。よろしくお願いします。

五十嵐 舞 ずいぶん前の作品UPしました。 2004年12月07日(火)14時44分24秒
▼課題提出板:五十嵐 舞 作品4/いろは 泡沫の唄 への応答

 ほとんどその場の勢いと実験的な作品でした。かなり無理がある感じもしますが…読んで感想や批評をしていただくと大変有難いです。

雨宮弘輔 「仕草」研究 2004年12月06日(月)00時41分23秒
合評報告読みました への応答

<ついこの間立ち読みした本が「」後に改行なしのものでびっくりしていたところでした。未熟が偉そうなこと言ってしまってすみません。かなり恥ずかしいです。

 いや、仕方ないです。実際に、ほとんどと言っていい位の割合で科白の後に改行をする作家もいますから。僕も今、本棚から適当に小説を取って調べてみましたが、科白の後に改行をしていない箇所が見当たりませんでした。もしかしたら、これからはどんな箇所も改行をした方がいいのかな、と悩んでいます。
 まぁ、お互い未熟者同士なので、指摘が間違っていることもあります。僕も色んな所で間違った発言をします。そのことを恐れるあまりに、口を閉ざしてしまう方が問題ですよね。

<この「ひざの上に手を置く」という動作は、しおらしい感じがしてしまって、杉山さんという女の子と結びつかなくて、何かもったいない感じがしてしまったんです。

「しおらしい」ですか。そう感じるのですね。勉強になりました。手をひざの上に置く際、「手は握っていた方が大人しいイメージがあるのか?」「肘の伸ばし方に影響はあるのか?」と色々考えています。杉山さん(女の子)がスカートを穿いていたこともマズかったのかなぁ……今度、実験してみます。

 菊池さんも千田さんも、合評会が終わった後でも発言してくれていることに感謝しています。凄く嬉しいです。また、何か気がついたことがあったら是非教えてください。

越智美帆子 お疲れ会の提案 2004年12月05日(日)01時32分48秒

今年の授業のお疲れ会を、忘年会もふまえてやりませんか? 12月の後半あたりに。文章を書くという同じ志を持ったものどうし、一度じっくり話したいなと思っています。みなさんの都合もあることだし、よければ私のアドレスにでも、案や都合の良い日などを送ってくださると嬉しいです。

それと批評課題11なんですが、投稿しようとすると何度もエラーになってしまい、結局期日を過ぎても投稿できませんでした。授業も休んでしまい、本当にすみません。データが消えてしまったので、また書き直して近日中に提出します。

菊池佳奈子 推測の原因 2004年12月04日(土)12時16分27秒
温もり への応答

高校生のあまり異性の友達がいなさそうな子同士の男女のつながり。
というのがきっと恋愛を予想させたんだと思います。
これでもし主人公が女の子の友達と話している描写とかもあって…とかだったら違ったかもしれません。
でも、この物語はそれじゃ通らないと思うし。。。
難しいですね。
ちなみに私は恋愛と友情は同列だと思ってます。関係性がどう定義されるかということで、その先の行動が変化するだけ。
友情と恋愛の質は本当は似たものかもしれない。

千田由香莉 合評報告読みました 2004年12月02日(木)15時58分43秒

 遅れてしまってごめんなさい。授業に出ていなかったので、かなりの間が空いてしまいましたが、私もここで書かせていただきたいと思います。
 まず、ごめんなさい。「」の後のこと。これって必ずしもあけなくてはならないというわけではないんですね。逆に勉強になりました…。ついこの間立ち読みした本が「」後に改行なしのものでびっくりしていたところでした。未熟が偉そうなこと言ってしまってすみません。かなり恥ずかしいです。教えて下さってありがとうございました。

 杉山さんの印象をどう捉えたのか?ということが書かれていたのですが、ただ、読んでいて、杉山さんという女の子は、意地っ張りなところが魅力になっていると思ったんです。でも、この「ひざの上に手を置く」という動作は、しおらしい感じがしてしまって、杉山さんという女の子と結びつかなくて、何かもったいない感じがしてしまったんです。意地を張っていても見え隠れする綻びで、意地っ張りな女の子の可愛さを、杉山さんという人物を通して描いてほしかった。と、いち読者として思ったんです。
 うまく伝わったかどうかはわからないけれど、そんな気持ちでした。

雨宮弘輔 温もり 2004年12月01日(水)18時04分14秒
恋愛? への応答

 御返答、ありがとうございます。
 確かに他人に弱いところを見せるという行為は、心の繋がりを強化させる場合があります。それが、友情から恋愛に変わることもあると思います。
 でも、僕の場合は飽くまでひとつの可能性として、そのことをとらえています。
「異性の友情が深くなると恋愛に突入する」という考えは、自然かもしれませんが、それだとまるで「 友情<愛情 」みたいな図式が成り立ってしまうような気がします。僕は、そうは思いません。ただ、今回の作品はその考えを伝えていませんでした。書く必要がない、と勝手に判断してしまった為です。容量が少なかったと反省しています。
 僕も小説や映画を観ていて、冒頭に男女が登場すると「あぁ、この二人は惹かれ合うな」と予想します。大抵、的中します。
 また、今回僕が書いたものを再び読み返してみると、語り手が転校初日から女の子に興味を持っているため、恋愛と観られてもしょうがない部分はあったと思います。
 菊池さんが物語を観るとき、一体どういった箇所に恋愛的要素を感じ取るのか知りたくて、このような質問をさせていただきました。



菊池佳奈子 恋愛? 2004年11月30日(火)22時51分31秒
▼課題提出板:雨宮弘輔 合評報告/『暖かい受信』 への応答

雨宮君の合評報告に、問いがあったので…
授業に参加できなくてごめんなさい。
たぶんのちのち授業でお伝えする機会もあまりなさそうなので、雑談版に。

>どこを見て、恋愛ものと予想(判断?)したのですか?

高校生の男女がお互いの弱みみたいなものに反応して惹かれあうあたりでしょうか。
少々思い込みがすぎましたね。
でもアイデンティティーの確立、とか思春期において自分とまわりとの関係を築いていく段階にある異性の存在ってすごく大切な気がします。
それが恋愛という関係性に移行するのかどうかという揺れは常にあると思いますが。
異性の友達って中高生の頃は少しだけ特別な存在に…なる気がして。
ぅぅん。きっと私の恋愛経験がそうさせたのですね。苦笑

越智美帆子 新作 2004年11月27日(土)04時14分23秒

あさよむのほうで、私の書いた新作『公衆電話』が12/1から配信されます。
PC版、携帯版の両方で立ち読みができるので、よければ見てみてください。
あさよむPC版【連載作品紹介】
公衆電話がほとんど遺物化している、少し未来の現実が舞台です。その世界には、かなり大きなスラム街があり、その中に娼婦のいる花街があります。
主人公は八歳のとき親に花街に売られてきた娼婦です。花街は昔の吉原同様に、大門の外へと出ることが非常に困難で、出ようものなら即座に連れ戻されて折檻を受けます。しかし、花街の中で誰にも知られることなく死んでいくことに堪え難い恐怖を抱いていた主人公は、ある日大門の外へと上手く逃げることに成功します。花街から脱出した彼女は何もかもを失ってスラム街にやってきた男に出会い、あることを託されるのですが……。

自分の存在を誰かに知っていて欲しい、という誰しもが多かれ少なかれ抱いている願いをテーマに、都市伝説の流布傾向を物語になぞらせて書きました。前回の『オッドアイズドール』とはまた違った感じだと思います。
ちなみにこの作品は、私が一年生のころに書いた『公衆電話』が元ネタになってます。

城所洋 集大成と言うべきか 2004年11月18日(木)19時59分48秒
▼課題提出板:城所洋 作品8/LOST ME への応答

この詩は当初、退屈という題名で(大きく分けて4つに分けた内の)一番上の詩を暇な授業の合間に机に落書きしたのが始まりでした。

というのも、自分は授業が退屈になると時々、机に詩を落書きする癖がありまして(しかもペンネーム付き)、これもそこから生まれたのです。(誰か見た人いるでしょうか?)

どうせ誰も見ないだろう、という気持ちと、誰かこれを見て驚きやがれ、という気持ちをない交ぜにしていたおかげで、異常なほどメッセージ性の強い作品に仕上がりました。

それをちょこちょこと訂正しながら、今回書いてみた訳です。
言ってみたら、今年の落書きの集大成ですね。

ちなみに、流れ的には、大学→入社→会社となっています。
campus=大学 painful=痛々しい 此処=ここ 何処=どこ

それでもしよろしければ、次の次の授業に自分の書いた詩(以前の含む)を批評課題にして頂きたいです。

菊池佳奈子 名前 2004年11月16日(火)22時46分06秒
▼課題提出板:雨宮弘輔 作品2/暖かい受信 への応答

わりとどうでも良いことなので雑談版に。
今回の雨宮くんの作品を読んで、女の子の名前がでてきたときに、あ。またカナコちゃんだ。と。笑
城所君の作品にも佳奈子ちゃんがでていて、あ。と思ったのですが。
自分と同じ名前の人物が登場してくるだけで、少し作品への思いが変わっちゃうなぁと。思いました。

余談ですが、この間テレビで「音象」ということを言っていました。
音には印象がある。言葉は音の印象をもつ、というようなことを言っていました。
おもしろいなぁと感心したのを覚えています。
その中で名前が人に与える印象っていうのもやっていました。
自分の名前を、文字面だけみたらどんな印象をうけるんだろうって、少しわくわくしました。

千田由香莉 「檸檬」に手直しを… 2004年11月16日(火)14時14分19秒

 してみました。あーでもない、こーでもないと考えているうちに合評からかなり期間があいてしまったのですが…。改めて、やっぱり大変だな、ということと、まだ説明不足だろうか?どうなんだろうか?ということを感じつつ載せてみました。少しずつ変わっているので、同じ内容ではありますが、読んで頂けたら幸いです。

越智美帆子 宣伝。 2004年11月08日(月)22時01分08秒

11/14に秋葉原で開催される文学フリマに、友人と気ままにつくった文学サークル「幻視社」で参加します。暇な人は是非ひやかしにでも来てください。
幻視社
文学フリマ

それと、先生、松永さん、撤収作業ご苦労様でした。
撤収に参加せず連絡すら入れなかったこと、申し訳ありませんでした。

高澤成江 訂正 2004年11月01日(月)22時20分45秒
申し訳 への応答

前回の私の投稿のタイトルに「申し訳ありませんでした。」と書いたものが途中で切れてしまいました。訂正します。

高澤成江 申し訳 2004年11月01日(月)22時17分56秒
「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! への応答

夢の標本箱、搬入、搬出ともに参加せず大変申し訳ありませんでした。
何から何まで人にやっていただき反省しております。
本当にご迷惑をおかけしました。

松本紗綾 学祭ですね〜。軽く宣伝を… 2004年10月31日(日)19時02分27秒

私は手話サークルに所属しているのですが、サークルから店を出します!「ゴメスパイス」という名前のカレー屋(といっても、カレーライスではないのですが)をH301でやってます。手話劇もそこで見てもらえるようになっていますので、是非、時間を見つけて来てみてください!

授業内で、お勧めの本を聞き、私がいかに本を読んでいないかがわかったので、新たに本を読み始めました。ちょうど、何か読みたい時期だということもあり、読み進めています。これからも、たくさんのものを読んでいきたいと思ってます。

雨宮弘輔 惜しいです 2004年10月28日(木)19時02分51秒

 今日の課題、元は俺が言いだしたことなのに、行けなくてすみません。
 体調を壊してしまいました。
 実際にどんな本が見られるのか楽しみにしていたのに。
 凄く残念です。

前澤貴仁 すみませんでした 2004年10月27日(水)16時12分44秒
「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! への応答

搬入、撤収作業ともに参加できなかったは自分の不注意でありました。
自分に至らないところが多々あったということです。すみませんでした。

松本紗綾 ごめんなさい。 2004年10月27日(水)02時06分47秒
「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! への応答

全て、まかせっきりで、私からは何もすることなく「夢の標本箱」を終わらせてしまいました。授業も欠席し、わざわざメールも送ってくださったのに、肝心のPCを触ることなくこの日を迎えてしまいました。本当にごめんなさい。
「夢の標本箱」は、私にとってとても良い刺激になったので、このような企画がまた出来ればと思っています。そのためには、話し合い、意見を出し合うということも一つの手段なのではないかと思いました。

露木悠太 すみません 2004年10月27日(水)01時01分03秒
「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! への応答

搬入作業、撤収作業、ご苦労様でした。参加できず申し訳ありませんでした。
先生、松永さん、越智さん、千田さん、野島さん、児玉君、城所君、お疲れ様でした。すごくきれいな展示でした。額装された『楽園の鳥』、『遠くをみたい』の色校正もすごくきれいでびっくりしました。というかあんなに大きいんですね! 圧巻です。

雨宮弘輔 再び提案ですが…… 2004年10月27日(水)00時48分15秒
「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! への応答

 土曜日はアルバイトが入って行けませんでした。前もって、そのことを伝えるべきでした。俺のミスです。すみません。
 
 寮先生の言う通り、この授業はどちらかというと学生の自主的な動きが大事になってくるものだと思います。だから謝罪も大事ですが、それをふまえた上で「今後どう動いていくか」も重要になってくると思います……ということで、『物語の作法』の受講生に提案です。授業時間、もしくはそれ以外の時間に一度集まって「今後の授業をどのように進めていくか」について話し合いませんか? 
 例えば「また学内でイベントをやりたい」とか「冊子をつくりたい」「○月は〜さんの批評をやりたい」等のアイディアがあれば、それらの実現に向けて少し先のスケジュールを組み立てられるように、みんなで考える会です。方向性が見えれば、今後の授業もスムーズで充実したものになると思います。
 前述したことが、〈上手くいく〉とは大して思っていません。何もアイディア、意見が出ないまま失敗に終わるかもしれません。もっと良い方法があるかもしれません。俺も結構、手探りの状態で企画しています。でも、みんなで考え、話し合う機会として、こうした会議(あまり具体的ではないですが)を設けることを提案します……どうかな?
 補足、意見等を聞かせてください。

土橋明奈 ありがとうございました。 2004年10月26日(火)23時02分47秒
「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! への応答

搬入搬出ありがとうございました。
どちらも参加せず申し訳有りません。
お詫びの仕様も有りません。
後悔先に立たずです。

城所洋 すみませんでした。 2004年10月26日(火)22時46分16秒
「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! への応答

受講生の一人、というのは自分の事です。
あの時は、大体12時30分頃に図書館の前に通りかかったのですが、すでにガラス窓から見える部分の展示物の撤収が終えてあり、それでもう作業は終わったんだという先入観にとらわれて、遠目で判断しただけでろくに確認もせずに家路についてしまいました。
どうしてあの時、と考えると、やはり少々甘えがあったのかも知れません。

自分の行動の至らなさに憤りを感じると共に、深くお詫びを申し上げます。

千田由香莉 申し訳ありませんでした。 2004年10月26日(火)15時19分22秒
「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! への応答

 搬入の日はなんとかバイトを休む事が出来たのですが、撤収作業のその日は、休むことが出来ず、手伝いに行くことが出来ませんでした。本当に申し訳ありません。仰るとおり、たとえ一言でも連絡するべきでした。今更ですけど。
 寮先生、松永さん、本当にご迷惑おかけしました。悪すぎて何も言えません。

寮美千子 「夢の標本箱2004」撤収参加者ゼロ! 2004年10月24日(日)22時15分33秒

「夢の標本箱2004」は無事終了、撤収も完了しました。

撤収作業には、ついに一人の学生も顔を見せませんでした。「行かれませんがすいません」というメールさえ、一通も届きませんでした。結局、松永が一人で撤収作業を行いました。

松永は時間通りに到着。一人で撤収作業を開始。わたしは用事があり、一時間ほど遅れていきました。大学に向かう道、受講生の一人に会いましたので、「撤収作業は?」と訪ねると、「もうきれいになってました」とのこと。それなら、既に終了したのかと思ったところ、梅根記念室ではまだ松永が一人で作業中。つまり、その学生は、図書館をきちんと覗いてもみなかったということです。次の展示の人が待っているので、松永が必死で撤収作業をしてくれました。

人手があれば短時間ですむ撤収も、一人では大変です。作業終了までに、結局丸二時間を要しました。

「夢の標本箱2004」の参加者は十八名にのぼります。そのうち、ただの一人も撤収に参加しなかったというのは、一体どういうことでしょうか? 大変がっかりしました。

この話を友人にすると、こんなことをいわれました。吉本隆明が、ある人のことを「あいつは、運動の後始末を最後までやってた。だから信用できる」と評価したと言うのです。活動の中で、どんなにいいことを言おうが、どんなに目覚ましい活動をしようが、関係ない。最後の最後をきちんと始末できる人間こそが、信頼に価する人間だという意味です。

確かに「後かたづけ」は面白くも何ともないでしょう。しかし、それをきちんと引き受けてこそ、まっとうな人間です。

設営の時には、何人かが集って頑張って設営してくれました。よく頑張ってくれたと思います。しかし、後かたづけのこの惨事はどういうことか? 

「物語の作法」受講生諸君に生の発表の場を、という思いから、毎年、この催しを行ってきました。本来だったら、この場を使って、どんな発表をしてやろうかと、こちらがうんざりするくらい、学生諸君の方からあれやこれやと企画してほしいところです。

その点、菊池佳奈子さんの意欲はすばらしいと思います。昨年の人形展示に続き、今年のポストカード。与えられた課題をこなすだけではなく、そこに創意工夫がありました。なにより、発表しようという意欲があることがすばらしい。

わたしは少し反省しています。「夢の標本箱」にしても、わたしがあまりに親切に過ぎました。課題を出して、あとはこちらで手取り足取り。もっと諸君に手渡せばよかったのかもしれません。そうすれば、自分たちの展示であるという自覚を持ってもらえたのかもしれません。作品の創意工夫の部分に諸君が力を注げるようにと、それ以外の部分はすべてこちらが負担するようにしたのですが、それが大きな間違いだったのかもしれません。

ともかく、失望しました。これからは、ほんとうに「物語の作法」で学びたい人だけが来てくれればいいと思います。いままでのように、プリントまですべてこちらで用意するのはやめることにします。次の授業に必要な作品などのプリントは、各自用意してください。こちらでは行いません。

今週の授業は「わたしの勧める3冊」です。各自必要と思われるものをプリントしてきてください。また、その次の週にどの作品の合評を行いたいか、考えてくるように。アイデアが出ない場合は、休講にします。

寮美千子 批評は遅れてもぜひ提出を! 2004年10月23日(土)04時34分21秒
▼課題提出板:松本紗綾 批評課題9/レッドよりブルーが好きでした。 への応答

▼松本さま

>授業が終わってからの提出に悩みましたが、せっかくの機会なので書きました。

批評は、作品を書いた人の糧になるので、授業が終わってからでも、遠慮しないでどしどし出してほしいです。もちろん、授業の前に出してもらう方がいいに決まってはいるけどね。

わたし、このごろあちこちの講義を見学(モグリ?!)にいっているのですが、松本さんとは、行く先々で会いますね。「気になるもの」が一緒なのかなあ。趣味、似てるってこと? こんどは「物語の作法」で会いましょうね!

松本紗綾 顔から火が出るほど恥ずかしく目から水が出るほど嬉しい 2004年10月22日(金)19時19分22秒
夢の標本箱展の写真/照明のチェックをお願いします への応答

今日、見てきました。展示などしてくれた方、ありがとうございました。
自分の書いたものも展示してあるということで、どんな顔してその場にいれば良いのかわからず…という感じでしたが。
菊池さんのカード、見ました。スカスカになっていてびっくりしました。心の中ではすげーすげーと思っていましたが、一人ということもあり普通を装ってました。自分の書いたものがあるところに友達と一緒に…というのは物凄い恥ずかしく出来ませんでした…。
入り口のノート見ました。あんなに書いてあるとは思わなかったので、びっくりし、その中に自分の名前を見つけたとき、息が止まりました。読み終わり、先輩が書いてくれたのだとわかったとき、顔から火が出るほど恥ずかしく、すぐその場を離れてしまいました。が、また戻り、じっくりその言葉を読み、目から水が出るほど嬉しかったです。「あ〜、ホントに誰かに読んでもらえてるんだ」と。課題や作品を掲示板へは提出していますが、読んでいる人かいるという実感がなかったので…。(七夕のときが、私にとって初めての露出…という感じだったのですが、読んでいる人の存在をそれほど実感出来なかったのです)
私は、「読んでいる人にどう思われても良い!自分の書きたいものを書きたいまま書くんだ!」みたいな考えがあり、自己満足で終わりという感じが強い(強かった?)のですが、将来のやりたいことを考えるとそれだけの偏った考えでは致命傷になると改めて考えさせられました。…でも、自分が納得出来なければ書くことは出来ないし…ん〜…

寮先生!
詩のことばにいらっしゃっただけでもびっくりしたのに、その次の講義にもいらっしゃって相当驚きました。(森先生の講義は普通の講義という感じではなく、凄く考えさせられるので好きなのです)では、次は是非「物語の作法」の講義で…

越智美帆子 ここ最近の気分でオススメの三冊 2004年10月21日(木)20時48分27秒
創作舞宴 への応答

 雨宮くんの投稿を読んで私も同じようなことを思いました。私は小説も好きですが漫画も大好きなので、よければ皆さんのオススメ漫画も聞きたい、と便乗していいでしょうか。
それでは、今の気分で漫画と小説のオススメをそれぞれ三冊紹介します。

○漫画のオススメ
・『カトゥーンズ』 岡崎京子
 全て6ページの話が24話収録されています。直前の作品のラストシーンが次の作品の最初に繋がっているという奇妙な設定で、24話もあるのにどの作品も魅力的で頭から離れないようなものばかりです。

・『コーデュロイ』 やまだないと
 リュウセイという青年がパリやロンドンを放浪する話です。しかし彼は一文無し。それなのに、どうにかなるだろうとパフォーマンスで金を稼いだり人に拾われたりしてやり過ごしていきます。
 軽薄で愛情に満ちているリュウセイの放浪癖には、ある彼なりの理由があったのですが……。

・『福神町綺譚』 藤原カムイ
 大正三年に行われた大正博の際、その土地ごと消えてしまった福神町。それから数十年、福神町は奇妙に発展と停滞を続け存在しています。町に住む人々はある時刻が訪れると記憶を無くしてしまい、しかし技術者だけは体得したものを忘れることはありません。毎日がハレの日である福神町で起こる、小さな出来事の数々が短編として収録されています。
 福神町は、実際にインターネットで交わされた会話から成り立っている物語だそうです。それゆえ、さまざまな祭りや職業が登場し、それぞれに個性が際立っています。現在三巻まで発売されており、二巻では実際の結婚式を漫画の中で執り行うということまでしています。

○小説のオススメ

・『サバイバー』 チャック・パラニューク
 これは久々のヒットでした。著作者は映画『ファイトクラブ』の原作で一躍脚光を浴びたチャック・パラニューク。独特な饒舌さと文と文の途中に挿入される突発的な思考が癖になります。
 小気味のよい皮肉を含めて延々と語り続ける主人公は、数年前に集団自殺を行った新興宗教の生き残り。その彼が飛行機をハイジャックするに至った経由が回想として語られます。金持ちの家事手伝という彼の職業上、様々な生活のアイデアが再々語られるのもおもしろかったです。

・『博士の愛した数式』 小川洋子
 過去に起こした事故のために80分しか記憶がもたない博士と、博士の家に家事手伝いとしてやってきた主人公とその息子であるルートとの家族愛の物語です。
 こう書いてしまうとただの生温い家族ものかあ、と思われがちですが、随所で語られる数式に対する感情が素晴らしい。私は今まで数式についてただ何かを計算するための手段だとしか思っていませんでしたが、この物語では数式の導く結果やその過程についてが、感覚的で思わずうっとりするような言葉で綴られています。
 題名になっている博士の愛した数式についての見解は、本当に素晴らしいとしか言い様がありません。

・『肉触』 佐藤智加
 作者の佐藤氏はたしか私よりも一つだけ年上だったと思いますが、この作品は彼女が17歳のときに書いたデビュー作です。
 内容はただ移動もなく、主人公の内的心情が語られる話なのですが、ラストが本当にすごい。今まで読んだ小説の中で、たぶんこの物語のラストほど私の心を鷲掴みにしたものはないでしょう。


 以上六作品、私の趣味だけでなく読んで損はしないものを挙げてみました。読んだ人がいれば、その本について語りましょう。
 





雨宮弘輔 創作舞宴 2004年10月21日(木)02時33分28秒

 皆さんの作品、批評を読んでいて気になったことがあります。普段、一体どんな本を読んでいるのでしょうか。課題提出板に書かれている多種多様な視点を自分も実感(もしくは同感)したく、受講生の読書傾向を訊いてみたいと思いました。よかったら教えてください。
……といっても多くの本を読まれていて、語りつくせない人もいると思うので「物語の作法の受講生にお薦めの3冊」(大学図書館でも似たことをやっていましたけど)というテーマで述べていただけたら嬉しいです。書誌を選びきれなかったら、作家名だけでも。
 さらに我侭を言えば、本のタイトルの他にちょっとだけコメントを入れてみてください。
 俺が3冊選ぶとしたら、こんな感じです。

『小説作法』(スティーブン・キング著)
「本の帯には『良い文章を書く秘訣!』と書かれてありますが、英語での文章作法なので、それほど役にたちません。小説の書き方というよりも、小説を書く上での心構えみたいなことが印象に残っています」

『ペスト』(アルベール・カミュ著)
「カミュは、ぼくが高校生の時に衝撃を受けた作家の一人です。閉鎖された町で生活をする人間の希望、絶望、困惑、焦燥が上手く描かれている小説だと思っています。将来、このような小説を書くことを目標としています」

『アジアの子どもたち』(荻野矢慶記著)
「転部試験の勉強をしていた時、なんとなく気分転換に手に取ってみた写真集です。経済発展を遂げている中国の裏側を子供たちの姿を通して観たような気がしました。貧富の差が激しいことは、やはり悲しいですよね」

……と、まぁ俺の場合は、人に薦めても大抵は読まれない3作品です。
 追伸として、夢の標本箱の設置を行ってくれた越智さん、千田さん、野島さん、城所くん、児玉くん。ご苦労様。俺も行きたかったけれど、親戚の結婚式に出席していました。時折、展示室を覗いては感謝しています。
 

圓山絵美奈 展示について 2004年10月20日(水)15時33分54秒

夢の標本箱の展示の手伝い、また学校に来れず、作品の現物が間に合わなくて
皆さんに迷惑をかけてしまい、本当にすみませんでした。
私の個人的なわがままを聞いてくださった寮先生にも本当に感謝しています。
ありがとうございました。

菊池佳奈子 ありがとうございます。 2004年10月20日(水)14時30分29秒
カードをいただいていきました。 への応答

鈴木様、感想ノートに加え雑談板での感想もありがとうございます。
正直ポストカードを作っていたときは、やはり自己満足でしかなく、ただのわがままかもしれないなどと何度も不安になり、
本文の展示をまず手伝ってもいないのに展示していただいた上、追加展示をしたいというわがままで、展示方法について松永さんにもご迷惑をおかけしてしまって
本当に自身など欠片も無く、半ば開き直りで心の中で謝りながらポストカードを展示の場に置いてきたのですが、
大学から帰る前に見て、何枚もなくなっていて、本当に涙が出るほど嬉しかったです。
それに加え、鈴木様は感想まで書いてくださって、本当にありがとうございます。
私のつたない言葉が、鈴木様の心になにか触れることができた、そのことが本当に嬉しいです。
そして自己流で作ったポストカードとも言えない未完成のものを、大切にしてくださるなんて。
本当にうれしいです。ありがとうございます。
がんばって作ったかいがありました。

そしてこのような、展示という機会を授業のひとつにいれてくださっている寮先生、その準備に大変な労力をかけてくださった松永さんと寮先生。ほんとうにありがとうございます。

越智さんの投稿にある言葉もとてもうれしかったです。
誰かのこころに触れることができるなら。
皆様の言葉を糧にして、これからも作品を、作っていきたいと思います。

越智美帆子 展覧を実際に見てきて 2004年10月19日(火)21時27分35秒
越智さんおめでとうございます! への応答

昨日、図書館の展覧室を実際に見てきました。
早速ノートに感想を書いてくれている人がいて、すごいなぁと思いながら眺めていました。
搬入の日、皆さんお疲れ様でした。忙しかったけれど、お喋りしながらの作業は楽しかったです。喋ったことのない人とも、いろいろな話ができてよかったです。

加賀さん、ありがとうございます。
書き続けると、こういうご褒美があって嬉しいです。でも課題はまだたくさんあるようで、とにかく毎日書き続けることを日課としています。

下に菊池さん宛ての書き込みがあって、おお! と思いました。
菊池さんの文章には人の心に触れる力があると思います。短い言葉なのに、普段何気ないときにふと思いだしたりして、その言葉の存在に励まされたり気づかされたりします。言葉は難しいけれど、実際に形にすることで何か変わることもあるかもしれないし、確かめるということもできます。もっと菊池さんの作品を見たい、と私も多くの人と同じような気持ちでいます。

鈴木 カードをいただいていきました。 2004年10月19日(火)18時00分03秒
夢の標本箱。 への応答

こんにちは、菊地さん。はじめまして。
silicaこと鈴木と申します。以前から一度は見に行きたいと思っていた寮さんゼミの「夢の標本箱」展に、やっと今年は行くことができました。菊地さんの手作りのカード、「お持ちください。」の言葉に誘われて、まだ御覧になっていないかたもいるのにとは思いましたが、2枚もいただいていってしまいました。(本当はケーキの絵がついたものも欲しかったです。)
「手紙」と「夜の街」
おばちゃんなのに、と笑わないでくださいね。遠い日の思い出につながる言葉を私へのメッセージだと思って、いただいていきました。大切にいたしますね。

夢の標本箱は、見えないおひとりおひとりの姿が感じられて、とても楽しい作品でした。この課題はモノにオリジナルの命が吹き込まれるおもしろさがありますね。
皆さんが、大事な人へありきたりでないプレゼントを探して言葉を添えて差し出す時にも、きっと生かされることと思います。さすが、寮先生!

菊池佳奈子 夢の標本箱。 2004年10月18日(月)22時23分15秒
夢の標本箱2004 搬入終了! への応答

本日展示を見てきました。
展示作業をしてくださった越智さん、千田さん、野島さん、児玉くん、城所くん、お疲れ様です。
プリントアウトから何からしてくださった松永さんと寮先生、本当にお疲れ様です。
そしてありがとうございました。
非常に綺麗に展示がされており、きちんと夢の標本箱の雰囲気がでてて、すごく良かったです。
その上、音の箱の展示もして頂いて、ほんとうにありがとうございます。
本来ならば、私はなにがなんでも展示作業をお手伝いしなければならないのに、
土曜日はどうしてもはずせない予定がはいっていたため、展示をおまかせすることになってしまって本当にごめんなさい。
そしてありがとうございます。
今日、週末ほとんど寝ずに作った音の箱のポストカードもどきを、展示(?)してきました。
TakeFreeだったのですが、帰るとき(8時過ぎ)には12枚もお持ち帰りして頂けていたので、ほんとうにうれしかったです。
感想ノートも。
受講生以外の方の言葉を聞けるというとても貴重な体験を、現在進行形でしているのだと思うとわくわくします。

展示の間中、暇な時間はわりと覗いてみようと思っているので、見かけたらひとこと声をかけてくださったらとてもうれしいです。

合評報告遅れていて申し訳ありません。
近くに必ず提出します。

加賀麻東加 越智さんおめでとうございます! 2004年10月18日(月)14時16分34秒
ありがとうございます! への応答

今、雑談版を読みました。
文学界新人賞の一次選考通過おめでとうございます!
二次に残れなかったのは残念でしたが、越智さんの実力を感じました…う〜ん、すごいっ。
私も越智さんみたいに努力して、良い結果と良い経過を残せるよう頑張ります。
越智さん、これからも頑張ってください!

松永洋介(アシスタント) 夢の標本箱展の写真/照明のチェックをお願いします 2004年10月17日(日)21時42分11秒
夢の標本箱2004 搬入終了! への応答


きのう土曜日の、夢の標本箱展の準備風景と完了時の写真です。
  1. 準備風景1 金具を作ったり、金具を通す穴を開けたり、バインダーに入れたり
  2. 準備風景2 文章の吊り込み中
  3. 文章展示1 A列〜H列
  4. 文章展示2 I列〜R列
  5. 特別展示「音の箱」、手前は感想ノート
  6. パネル『楽園の鳥』カバー校正刷、『遠くをみたい』校正刷
  7. 「夢の標本箱」全景 部屋の奥、梅根先生の著書の展示ケース内にQとRの標本


朝、大学へ行ったら、梅根記念室の様子を見てください。
もし照明が点いてなかったら、ぜんぶ点けてください。スイッチは入口のすぐ右にあります。
こういう展示は、照明を当ててこそ映えるものです。

あと、感想ノートの内容もこまめにチェックしてください。
感想のほかに、出品者への質問を書いてくれている場合があります。
ほったらかしにしないようにしてください。


明日から展示が始まりますが、標本箱の中身をグレードアップしたいなどの場合には、事前に松永に連絡してください。南京錠の鍵を持っていきます。鍵がないと標本箱は開けられません。

寮美千子 夢の標本箱2004 搬入終了! 2004年10月17日(日)01時33分33秒

ともかく、大変な搬入作業でした。というかその前のプリントアウトからして大変。結局、松永氏が朝までかかって寝ずにプリント。それをもって、大学に急ぎました。

梅根記念室に集ったのは、越智さん、千田さん、野島さん、児玉くん、城所くん。午後1時から5時すぎまで、たっぷり4時間もかかった展示設営。使用器材が以前より制限されていたり、目玉クリップの足りなくなっていたりと、大変。足りない器材は、その場で大きなゼムクリップを曲げてつくり、工夫を凝らして、なんとか設営終了しました。

菊池佳奈子さんの「音の箱」も特別展示で全部プリント・アウトして飾りました。ずらっと並ぶと圧巻です!

さらに、寮美千子の新刊小説『楽園の鳥』(講談社)、絵本『遠くをみたい』(パロル舎)の色校正も額装して展示しました。特に、前者は昨日印刷所であがったばかり。色校の第1稿を見て、色調整をしながら4時間かけて第1稿まで出してもらい、ようやく校了。第1稿と第6稿の違い、一見わずかなものですが、そのわずかな違いが圧倒的な質感の違いをもたらすことが、一目でわかると思います。

この2冊は両方とも今月25日が発行日。まだ書店に並んでいない本の紹介、というのも、面白いでしょう。

かなり苦労しましたが、結果的に美しい展示になりました。なかなか、これだけの展示はないと自慢できそうな展示です。搬入に参加してくれたみんな、ご苦労さま。この歓びは、やっぱりいっしょに苦労しないと、分かち合えないよね!

「画家在廊」というのは、展覧会の鉄則。来週一杯、暇な時間はみなさん梅根記念室で過ごしてください。そして、観覧者の反応を直に感じてください。話しかけたり、感想をきいてみたりすることもすばらしいことです。発表したものを、みんながどんな風に受け取ってくれるか、それを肌で感じてください。

大学の友人やみんなにも、ぜひ見に来てもらうようにしてくださいね! では!

info0001.html#info20040729152309

越智美帆子 ありがとうございます! 2004年10月15日(金)03時35分18秒
文学界新人賞、一次選考通過おめでとう! への応答

激励のお言葉、ありがとうございます。
それと、私が勘違いしていたことが。
一次選考通過のみが37作品、二次通過が16作品。つまり、一次を通過したのは全部で55作品らしいです。

今回の作品を批評するということについてなのですが、大変申し訳ないのですが、自信のある作品ではないし一次選考を通過したのがとても不思議なくらいなので、皆さんの目に晒すことはできません。
もし自信があって、それでも一次選考を通過しただけだったのなら、ここで批評していただき様々なアドバイスを頂きたいと思います。しかし、この作品についてははっきり言って、何故下読みの方が選んでくださったかわからないのです。
もっと自分の作品に自信を持つことができれば良いのですが……。
先生のお言葉は、とても有り難いです。
ただ、今はまだ私の作品を皆さんに読んでいただけるレベルではありません。
いつか、私が自信を持って読んでもらいたいと思う作品が書けたら、そのときは是非様々なアドバイスをしていただきたいと思います。

寮美千子 文学界新人賞、一次選考通過おめでとう! 2004年10月14日(木)04時01分12秒
やった! けど… への応答

越智さん、おめでとう!

文学界新人賞は、毎回1500編ほども応募のある競争のきびしい賞。
そこで、一次選考通過の37編に入るだけでもすごいことです。
越智さんが、安定して一定水準以上の作品を書き続けているという確かな証拠です。
すばらしい。

一定水準はいつもクリアしていても、賞に手が届かない。
これは、本人にとってもなかなかもどかしいことです。
きっと、何かもうひとつ、必要なのかもしれない。
壁を突破する何かが。
そのひとつがなんなのか?

こんど、教室のみんなと考えてみませんか。
みんなにとっても、一定水準以上の作品を読むことは、勉強になります。
掲示板への投稿が、今後応募したい賞の応募規定などに引っかかる可能性があるなら、
伏せた形でやりましょう。どう?

越智美帆子 やった! けど… 2004年10月13日(水)22時04分38秒

今知ったのですが、文学界新人賞の一次選考通ってました。
佐伯ツカサの名前で「猫姫」という題名で応募した作品です。
一次通過は37作品。でも残念ながら二次には残れませんでした。

これをまた励みにして、さらにがんばりたいです。

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管理者:Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
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