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寮美千子  「見えなくても宇宙感じて」>読売新聞記事 2006年08月06日(日)03時57分25秒
星兎in山梨 へのコメント

真理子さんがご紹介してくださった記事、すばらしい記事でした。『星兎』上映初日の市瀬さんや返田さんたちの笑顔が、心に甦ります。以下、転載。
【見えなくても宇宙感じて】>2006年8月5日??読売新聞
甲府の視覚障害者ら制作 音楽、言葉の魅力効果的に

 甲府市内の視覚障害者が制作したプラネタリウム作品「星兎(ほしうさぎ)」が、県立科学館(甲府市愛宕町)で上映されている。同館の市民ワークショップ「星の語り部」が、「視覚障害者にもプラネタリウムを楽しんでもらいたい」と企画。制作に携わったメンバーは「視覚情報を持たなくても宇宙を感じてもらえる作品に仕上がった」と喜んでいる。

 「星兎」は、作家の寮美千子さんの同名小説をベースにした約20分の作品。親から言われるまま、好きでもないバイオリン教室に通う少年ユーリが、言葉を話す不思議なウサギ星兎との出会いを通して、自分とは何か、生きるとは何かを考えていく内容。

 「一緒にプラネタリウムの番組を作りませんか」。「星の語り部」の会員の一人で今回、ユーリの声を担当した甲府市朝気の新海桂子さん(36)が昨年、知人で視覚障害のある同市伊勢の市瀬実さん(59)に声をかけた。最初、ちゅうちょしていた市瀬さんは「見えない人に星空や月の美しさを伝えたい、と思ってくれる人が多いことに心が動いた」と参加を決め、知人でやはり視覚障害を持つ同市丸の内の返田順子さん(52)を誘った。

 昨年12月から作品選びを始め、言葉と文章の美しさから「聴覚だけで十分楽しんでもらえる」と、今年2月に星兎に決定。取り入れるエピソードや表現方法について10人以上で議論を重ねた。「子供が飽きないか不安で、大きな挑戦だった」(新海さん)が、映像は星の投影以外ほとんど使わないことにした。セリフだけで話が分かるように工夫した脚本を作り、音楽も雰囲気の伝わるような選曲を心がけ、雑踏や海の音など効果音を多用することにした。

 初上映の7月22日には、寮さんも奈良県から駆け付け「星兎のメッセージが短い中に詰まっている」と喜んでいたという。返田さんは「いいものが出来たという達成感でいっぱいになった」と声を弾ませ、市瀬さんも「行こうとさえ思っていなかったプラネタリウムの番組を自分が作るなんて。視覚障害を持つ人も持たない人も楽しさを共有出来る作品」と話す。

 18日まで上映されている。問い合わせは同館((電)055・254・8151)まで。
見えなくても感じるのは、宇宙ばかりではありません。遠く見えない時空へと旅立っていった人々の存在も、いつもいつも身近に感じています。大切なのは、目に見えるものだけじゃない。兎はそこにいる。宇山さんも、桶谷さんも、みんなみんな輝いている。わたしの心の宇宙で。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0805/005.html

星の語り部による朗読劇『星兎』@山梨科学館プラネタリウム 8月18日まで

高橋真理子  星兎in山梨 2006年08月05日(土)12時17分08秒 http://www.geocities.jp/malicosmos/
ヒルズ朗読会/星兎2006 へのコメント

山梨県立科学館の高橋真理子です。

寮さん、22日には長旅中のお疲れのところ、おいでくださってありがとうございました。寮さんによろこんでもらったことが、みんなにとっては、何より安心、嬉しい、感激することだったと思います。
その星兎のことが、今朝の読売山梨版で掲載されたのでお知らせしますね。
(本紙は写真つきなのですが)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news002.htm

みなさまもぜひどうぞ。
「戦場に輝くベガ〜約束の星を見上げて」も残すところ、投影期間があと1ヶ月。
今日は浦和からいらした方が、ぼろぼろと泣きながら感動の言葉を残してくださいました。
今は、毎日10時からの投影1回のみです。
8月15日は特別投影として、10時、13時10分、15時50分と3回やります。
ぜひおいでください。

http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/space_the/pla_ippan0607.html#vega

寮美千子  ヒルズ朗読会/星兎2006 2006年08月01日(火)14時13分53秒
今日はキラキラ気分で帰りました。 へのコメント

▼六本木ヒルズ朗読会

7月21日。六本木ヒルズでの朗読会。巨大ガラス窓から東京タワーを見下ろすラウンジでは、ゆったりしたソファで本を読む人、ランでつないだノートパソコンを操作する人、ただぼんやり外を見る人など、みな思い思いのスタイルでくつろいでいました。

朗読の会場は、天井まで本棚のある図書室。その天井が、吹き抜けといっていいほど高いのです。アイルランドのトリニティカレッジにある中世風の図書館が思い出されました。「ケルズの書」を収蔵した、あのトリニティカレッジです。そのイメージと、六本木ヒルズの高層ビルのダブルイメージのなか、朗読会を開催。巨大なスクリーンを用意していただいたので、門坂流画伯の絵も、美しく映写することができました。感謝!

栃木から単独、車椅子で来てくれた乙女や、小田急沿線の友たちなど、見知った顔もいっぱい。この朗読会のきっかけを作ってくださった千葉高校の真由美先輩は、ご夫婦でいらしてくださいました。ヒルズ族の方々のなかには、着物を着た若い女性や、ビジネスマンの姿も。

朗読終了後、ばりばりの若きビジネスマンといった風情の方がいらして「『イオマンテ』読みました。泣いちゃいました」とお声をかけてくださいました。そうか、ヒルズ族のビジネスマンも、あれを読んで泣いちゃうんだ。そういう人が日本を動かしていくのなら、結構悪くないかも!

すばらしい時間をくださったヒルズアカデミーのライブラリー館長・小林麻実さまに感謝! きっかけをつくってくださった真由美先輩に感謝! 画像を提供してくださった門坂画伯に感謝! 音声と画像を担当してくれた我が伴侶に感謝! そして、なんといっても、misr007さまをはじめ、来てくださったみなさま、ありがとう!

▼六本木ヒルズの奇跡

朗読会終了後、仲間で飲み会をと思い、予定していたハイネケンのバーに行くと、なんと外まで立ち飲みの人が溢れている有様。その大半が外国人ビジネスマン風の方でした。さすが六本木。仕方なしに、歩いていると、なんと、κ王子にばったり! トルコでいっしょに日蝕を観測した仲間です。大学の天文台の主から、ユニクロ店長、スーパー歌舞伎へと転身した彼は、いまやなぜか都心の外国人向け超高級不動産屋に変身。積もる話も山ほどあります。彼は、門坂流氏の版画の熱烈ファンでもあって、就職して最初に月賦で買ったのが、門坂さんの作品。当然、飲み会に。麻布十番でゆっくり話しました。深夜、ゴーキ氏の車で相模大野へ。

▼麻布十番 深夜の飲み会

運転のため、一滴も呑めなかったゴーキ氏、我が家に着いてからさあ一杯と持参の勝沼醸造の特製ワインを開封。これが、時間が経てば経つだけおいしくなる赤ワイン。もっと飲みたい!と思いつつも、わたしはとうとうダウン。洋介氏は、ゴーキ氏といっしょに、朝の4時半まで飲んでいた模様。すごい。

▼八王子で小林敏也氏と打ち合わせ

そして、翌朝、八王子経由で山梨に行く予定だったけれど、さすがに起きられない。わたしは、八王子で打ち合わせがあるので遅刻できず、一人電車で向かいました。残りの二人も、追って車で八王子で合流。

打ち合わせは雑誌「マンモス」の時間特集号。以前も、世界の北斗七星伝説で小林敏也氏と組みましたが、今回も小林氏と「時間のふしぎ/ふしぎな時間」というタイトルで特集記事10頁を任せてもらいました。時間、という抽象的な概念を、小林さんがどんな作品に仕上げてくださるのか、楽しみです。

▼勝沼醸造でワインを一杯

打ち合わせ終了後、中央高速を140キロでぶっとばして、ゴーキ氏のお気に入りの勝沼醸造へ。ここは1937年創業の山梨ワイナリーの草分け。川端康成や横光利一とも親交があったという老舗です。西洋アンティークの家具がさりげなく置かれたサロンからは、青い実をつけた葡萄畑が見えて、気分は南仏。試飲できるのも魅力。色々試して、コクのある白のプレスワインを買い求めました。

ここのワインのラベルデザインがとてもおしゃれ。聞くと、本高砂屋のデザインも手がけた商業デザイン界の大御所綿貫宏介氏の作品だといいます。古風で風格があって、すばらしい。もう80歳ぐらいのご年令で、神戸にご在住とか。ああ、お逢いしてみたい!

▼ニコラス・コージの桃と葡萄

鎮目で果樹園をしている従兄弟、ニコラス・コージこと高野浩二くんの所へ寄って桃を購入。タダで持ってけ!というのを、無理矢理お金を置いていきました。彼は、がんばって、おじいさんの畑を守っているのです。エライ! 有機農法を試みて、新しい品種にもチャンレンジ。がんばれ、コージ! おいしい桃と葡萄あります。地方発送可。ご用の方は、わたしまでメールを。

▼山梨科学館プラネタリウムへ!

おじいさんの家の裏山には、大きなトンネルができていて、まるでワープするが如く、甲府へすんなりと到着。プラネタリウムには、内藤しのぶさんをはじめ、もう『星兎』制作チームの方々が集まっていらっしゃいました。本日初演。完成品(カンパケ)を聞くのは、みなさんもこの日がはじめて。

今回は、視覚障害の方も楽しめるようにと、映像を極力抑えて、満天の星空の下で朗読劇に耳を傾けるという趣向。億年の広がりを感じさせるプラネタリウムのドームの闇で、耳を澄ませました。

「うさぎが、ぼくを地球ごと蹴飛ばしてから、もうどれくら経っただろう」というナレーションで始まる物語。うさぎといっしょに、宇宙の闇の中、地球ごとぐんぐん落ちていく感覚で、ぐいと心をつかまれました。

それからの20分間は、至福の時間でした。ユーリは、まさしくユーリそのもの。うさぎのかわいらしい声も、独特の存在感がありました。

最後にこの作品のためにつくられたテーマソングが流れました。明るくなった会場では、目頭を押さえる人があちこちに。わたしも思わずじんときて、涙が滲みました。

ああ、『星兎』のメディアには、このプラネタリウムが一番ふさわしい。満天の星空の下、ひたすら人の声に耳を傾けるのがいい。そう思わされました。みなさん、ありがとう!

▼それぞれの『星兎』

この作品、どこを朗読するかで、制作チームのなかでも侃々諤々だったそうです。「だって『星兎』って○○がテーマでしょう」「えっ? ××がテーマなんじゃないの」とみなそれぞれの受け取り方があったといいます。「みんなが論争してる姿を、寮さんに見せてあげたかった。それだけ多面性のある深い作品なんだと思い知らされました」と学芸員の高橋真理子氏。作者冥利に尽きます。制作チームの方からは「これは『星兎2006』、2007もあります!」という声も。例え実現はむずかしいとしても、そんな思いを持ってくださっているだけでも、うれしい気持ちです。

『星兎』好評上映中! 8月18日まで。

▼萩原直彦さんちのスイカとトマト

ここにも登場してくださった甲府の萩原直彦氏も駆けつけてくださり、26年ぶりに再会。昔通りちょっとシャイないい男でありました。建築家としてご活躍の傍ら、農業も手がけていらっしゃいます。お土産に、大きなスイカと大振りのトマトなど、いただきました。感謝!

▼そして千葉へ

盛りだくさんの予定をクリアして、翌日は、千葉の実家へ。実は、両親の奈良行き、直前でドタキャンされてしまったのでした。ガックリ。どうしても千葉を離れたくないという母の強い意向です。両親は、わたしたちの引っ越しの二日前に、実家のそばの有料老人ホームに入所しました。そこへはじめて行きました。

それはそれで、いろいろ感慨もありますが、個人的なことなので割愛。

夜は、高校時代の友人の新田恒夫と再会。彼は「スペース海」という施設を運営しています。重度の障碍児から不登校の子まで、いろんな子が集まってきているとのこと。童話を書いているという女の子を紹介され、頼まれてその作品を批評しました。話は深夜まで。

翌日、深夜バスで奈良へと戻ってきました。ああ、盛りだくさんだった。!

▼そしてまた引っ越し

息つく間もなく、28日は、伴侶の単身赴任先のアパートから奈良の新居への引っ越し。またもや、荷造りで徹夜。今回は2トン車一台で済んだものの、相模大野の荷物と2軒分の荷物が入って、家は段ボール迷路に。挙げ句の果てに、解約した両親のための部屋にいれた新しい家具もわが家に搬入。横になる場所もなく、余りに疲れて、廊下に倒れて寝る始末。でも、風通しがいい。

いまも、段ボールの隙間で生活しています。きょうは、やっとコンピュータの前に座る余裕ができました。というか、きょうまで、座る場所もなかった。ああ! 平安の日々はいつやってくるのか? 連載の締め切りも近づいています。足のない楽園の鳥は飛びつづけるのであった。以上、寮美千子の近況報告でした。

内藤しのぶ  ありがとうございました 2006年07月25日(火)00時53分55秒

寮さんこんばんは
寮さん 皆さん(ごめんなさい全員の方の名前を覚えていなかったです)
22日は遠い山梨までいらしてくれてありがとうございました
「星兎」の上映が終わり ドームが明るくなった時 寮さんが差し伸べてくれた手がとても暖かくて優しくて 胸がいっぱいになってしまいました
お礼を言いたくて お邪魔しています
「星兎」に会えてよかった 
本当にありがとうございました
また 是非科学館にいらしてくださいね
 

IT  本日より 2006年07月22日(土)11時07分01秒
▼遊星たちの消息:星の語り部による朗読劇『星兎』 @山梨県立科学館プラネタリウム へのコメント

お久しぶりです。
某天文台でものづくりをしているいと てつと申します。

寮さんが遊星たちの消息やここでご紹介してくださいましたが、
本日から山梨県立科学館で朗読劇風の番組「星兔」の投影(上演?)があります。
夏休みで午後6時までに延びた開館時間、あいているプラネタリウムドームを
活用して上演する番組です。山梨県立科学館を
拠点に活動する「星の語り部」というボランティアの
グループで作ったものです。東京に住んでいる私もなぜか
メンバーのひとりとなっています。

作品自体は時間の制限のおかげで、とってもショートバージョンになっていて、
「あの曲」のかわりに参加するメンバーの作詞作曲による別の歌が
使われていたりと、もしかすると「星兔」好きの方には
「こんなの星兔じゃなーい」と怒られてしまうかもしれません。
しかし、何とか時間に収めるためにメンバーの間で何度もシナリオを
検討した結果できあがったものです。
2006山梨バージョンとしてお楽しみいただければと思います。

8月18日までです。お時間がある方、どうぞお越しください。

http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/

misr007  今日はキラキラ気分で帰りました。 2006年07月21日(金)23時24分16秒
7/21 寮美千子朗読会@六本木ヒルズ49階図書館 へのコメント

初めまして。今日ヒルズで初めて寮さんにお目にかかり、『父は空、母は大地』を購入してしまいました。寮さんのお話はとても共感できて、ワクワクしました。大地という言葉に、マダガスカルのモロンダバで見た夕日とバオバブを思い出しました。星を観るのも大好きです。貝殻も大好きです(そういえば、この春にはオウム貝から発想を得てマンションの一室をデザインしました)また機会をみつけて、是非お話を伺いたいと思っています。そして今、『父は空、母は大地』の本をプレゼントしたい子供たちが何人か頭に浮かんでいるところです。

Synapse  やっと読了しました 2006年07月21日(金)00時14分11秒 http://phadsynapse.seesaa.net

なかなかやってこなかった本を含め、4作品を読了しました。
みなさまはもうお読みのことでしょうが、報告させていただきます。

『星兎』  何号か前の「活字倶楽部」で好きだと言う方もいて、ずっと気になっていました。
      うさぎの「忘れなくてもすむんなら、宇宙が終わるまでわすれない」という一言、大好きです。
      うさぎは伝えられましたが、ユーリ見たいに「ありがとう」も「さようなら」もちゃんと言えなかった場合、
      心に何時までも棲みついてしまいますね。
『青いナムジル』 改めて読むととても大人な恋物語でした。
         絵本という形態で、戦争も男女の愛情も嫉妬も、淡々とですが詩的で深いなと思いました。
         ジョノン・ハルが馬頭琴になる場面は、「復活」「再生」のイメージ画。
         女性たちの美しさ、ナムジルの一生もそれそれすばらしいです。
『小惑星美術館』 わたしが大好きな『遠くをみたい』の世界観は長い間温められていたものだったのだと感じました。         
         もうひとりのユーリは、こちらの地球でどう感じたのでしょう?
         「帰りたい」と思ったのか、それとも?
『イオマンテ』 なかなか図書館から連絡が来ませんでした。
        読んでみて本屋に注文しておけばよかった、と後悔しました。
        凄かったです。特に薦めていただいた理由が分かりました。
        新たなストックが出来ました。ありがとうございました。 

寮美千子  7/22 プラネタリウムで『星兎』に会える! @山梨県立科学館 2006年07月20日(木)16時05分34秒
▼遊星たちの消息:星の語り部による朗読劇『星兎』 @山梨県立科学館プラネタリウム へのコメント

寮美千子作品『星兎』を原作にして、山梨県立科学館に集う「星の語り部」の方々が、朗読劇を創作してくださいました。感謝! 7月22日、初演です。寮美千子も行きます! みなさま、ぜひ!

寮美千子  出会いは宝物/明日21日 ラシエット朗読会 2006年07月19日(水)11時09分48秒
はじめまして へのコメント

▼林直さま

さっそくのご紹介、ありがとうございます。
奈良に移住したばかりで、このような文化イベントに参加できること、
たいへんうれしく思っています。光栄です。ありがとう! 
新参者ですが、よろしくお願いします。

▼グレン横田さま

いよいよご近所です。よろしくお願いします。

思えば、わたしと相棒が奈良に来るきっかけになったのは、
新婚のグレン氏のお宅を訪ねたこと。
あの時「ああ、わたしも奈良に住みたいなあ」とつぶやいたことが、
現実になりました。

そのグレン氏が奥さまに出会ったのが、中野で開催された寮美千子朗読ワークショプ。
奈良在住の主催者の美女に一目惚れのグレン氏、遠距離恋愛を実らせて奈良へ。
その後を追うように、わたしたちも奈良へ。
縁が巡り巡って、こんなことになるなんて、人生って不思議です。

勇崎さんも、わたしたちより一足先に北海道から大阪へと移住なさっています。
西へ西へと、風が吹いています。

そして、そのすべての人と最初からつながっていたのが、大阪のT海女史。
実は彼女が、影の黒幕? 

「出会いは宝物」だと、つくづく思います。ありがとう! そしてよろしく!

▼明日20日 ラシエット朗読会

明日は、相模大野のカフェレストラン「ラシエット」恒例の詩の朗読会。
参加予定で楽しみにしていましたが、昨日締め切りの原稿がまだ完成せず、
21日の六本木ヒルズの朗読会での音楽や映像の仕込みもこれから。
時間が足りなくなり、今回は無念の涙を飲んで欠席と相成りました。
寮美千子に会えると思っていたみなさま、ごめんなさい。

まだまだ相模大野での用事もありますので、
ラシエットの朗読会に合わせて、上京したいと思っています。
よろしく!

グレン横田  ありがとうございます! 2006年07月18日(火)03時27分35秒
お子様のことについて へのコメント

>林様
主催者側の方にさっそくお答えをいただいて喜んでおります。
では、お言葉に甘えて豚児も一緒に参加させていただこうと思います。
ぐずったり興奮したりする兆候があれば、すぐに会場外へ連れ出すようにいたします。
今回の企画のおかげで、以前からお世話になっている勇崎さんにやっと愚息の顔を見ていただくことができそうです。

林 直  お子様のことについて 2006年07月17日(月)23時10分57秒 http://naraphoto.net/
そりゃすごい! へのコメント

ありがとうございます。
ならフォトワークショップはとてもフランクなイベントですので、お子様連れのご参加を制限したりはしていないのですが、写真好きなメンバーが集まって開催してる小さなイベントのため、残念ながら託児サービスまでご準備は出来ていない状況です。こちらとしては一向に構わないのですが、もしご心配でしたらお子様をお家の方にお預けになられてご参加下さいませ。

林 直  はじめまして 2006年07月17日(月)23時03分35秒 http://naraphoto.net/
▼遊星たちの消息:ならフォトワークショップ2006 へのコメント

すでに寮美千子さんよりご紹介いただいておりますが、ならフォトワークショップ実行委員会の林と申します。
この度は勇崎哲史さんのご提案で、私たちが開催しますイベントへ寮美千子さんにゲスト出演いただける事になりたいへん嬉しく思っています。(何とも不思議なご縁に感動しています!)

写真を通してのイベント活動ですが、写真に限らず幅広いご参加をお待ちしておりますので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

グレン横田  そりゃすごい! 2006年07月17日(月)21時19分07秒
8/5 ならフォトワークショップ 勇崎哲史氏と対談 へのコメント

私たちもぜひお邪魔したいです!
うちから歩いても行ける場所ですしね。

でも、1歳児は入場不可かもしれませんね。
さすがに託児サービスなんてないでしょうね……。
妻の身内に子供を預けて行くとしますか。

先日は、冷蔵庫がまだ届いていないとはつゆ知らず
生洋菓子をお持ちしてしまい失礼いたしました。

寮美千子  8/5 ならフォトワークショップ 勇崎哲史氏と対談 2006年07月17日(月)16時18分44秒

奈良に来たばかりの寮美千子。いまだ荷物の山に埋もれつつ、冷蔵庫も洗濯機もクーラーもない生活をしていますが、コンピュータだけはしっかりとつながっていて、明日締め切りの原稿を書いています。冷蔵庫と洗濯機が来るのは月末の予定なので、まだまだ耐乏生活が続きます。

クーラーは、いまのところ予定がありません。昨日も町は熱波に襲われていましたが、我が家は風通しがよくて、木陰のオアシスのように快適でした。トルコやアリゾナで、どんなに暑くても、日陰にはいると急に涼しくなる、あの感じです。

そんな寮美千子のところに、勇崎哲史氏からうれしいご依頼。奈良で毎夏開催されている「ならフォトワークショップ」のゲストとして出演しないかとのお問い合せがありました。

8月5日、6日に、奈良市のもちいどの商店街のマーチャントシードセンタで開催されるというこのワークショップ。事務局は、カメラ修理専門店「ナガノカメラワーク」内にあるとか。なんと、このお店は、我が家から徒歩2分ほどのところにあり、持ってきた古い一眼レフを売りに行こうかと思っていたお店でした。

というわけで、時間など詳細は、あとで勇崎さんからお知らせがあると思います。奈良でのイベント初ゲスト参加。みなさま、お待ちしています。

寮美千子  2006年7月14日 奈良時代の始まり 2006年07月15日(土)23時58分44秒

寮美千子はすでに奈良に引っ越した、と思っている方も多いと思いますが、さにあらず。いままで、相模大野と奈良との二重生活をしてきました。

いよいよ、相模大野から全面撤退する日がやってきました。7月13日、引っ越し業者に依頼して、荷物を搬出。翌14日、奈良に搬入しました。

2カ月以上前から取りかかっていた引っ越しの準備。キップルハウス(ガラクタだらけの家)の名に恥じず、住んでいる本人もどこに何があるのだか判らない始末。ゴミとゴミでない物の区別もつかず、苦悶しながらも、大量の物を処分しました。

・本棚5棹分ほどの本/古書店
・昭和レトロの大きな机やガラス入りの本棚/リサイクルショップ
・スチール本棚/リサイクル事務用品店
・床一面に並んだ食器類/リサイクルショップ
・アンティークの食器や時計、缶、小物など/古物商
・その他諸々 大量のガラス瓶、衣類、紙類など/資源ゴミの日にゴミ捨て場へ

などなど、処分しても処分しても出てくる諸々に気がヘンになりそう。本は値段が付きましたが、それ以外は事実上二束三文。それでも、捨ててしまうよりはまし。どこかで誰かに使ってもらえればと、売れそうな物や、価格がつかなくても、とりあえず引き取ってもらえそうな価値のある物を処分ました。

結果的に、絶対に買い手のつかない漂着物の陶片や貝殻などが残ることに。だからといって捨てることもできずに、これらは、奈良へ運ぶことと相成りました。

ともかく、小物が多い。食器も多い。服も多い。普段使っているものなんて、ほんの一部なのに。「わたし、こんなもの、持っていたからしら?」と思うような物がごろごろ出てきます。それも、後になればなるほど、際限なく湧いてでてきて、これはもう絶体絶命、引っ越し期日には間に合わない!と思ったところが、友人たちが駆けつけてくれて、驚異の働きぶり。ありがとう、万佑子ちゃん、エリちゃん、圭子さん、マキちゃん、杉山さん、ドロンコさん! あなたたちがいなかったら、わたしは引っ越せませんでした。ああ、我が引っ越しの守護天使たちよ、ほんとうにありがとう! 一生恩に着ます。

徹夜で荷造りをして、やっとのことで完了。朝までつきあってくれた杉山さんには、一生頭が上がりません。

朝9時に引っ越し業者が4トントラック2台でやってきました。人員は、6人の約束だったのが、なぜか4人。荷物も、詰めてみれば4トントラックに1台半。残りの半分の空きスペースには、他の荷物を載せる予定だとのこと。積み込み終了は午後3時。さすがプロの引っ越し業者。その手際のよさには驚きましたが、それでも、作業に6時間もかかりました。

がらんとした部屋でゴミの整理。奈良でお世話になっているお隣の方や管理人さんにお土産を買いに伊勢丹デパートへ。さすがに疲れて、相棒は歩きながら眠ってしまう状態でした。家に戻って仮眠し、ゴミ出ししているうちに、夜の11時を回ってしまいました。ラシエットのハルちゃんが車で来てくれて、町田へ。11時40分発の深夜バスに乗って出発。さようなら、相模大野! 

14日の早朝、奈良へと到着。仮眠して、朝の9時には工務店の方と待ち合わせ、改装したマンションへ。引き渡しの確認作業です。完成した部屋を見るのは、この日がはじめて。どきどきしました。思ったようにできていて大満足。チークとヒノキの無垢材の板張り、珪藻土の塗壁の家です。細かい点の確認に結構時間がかかり、お昼に。昼食を取る間もなく、午後1時になり、引っ越し業者が搬入にやってきました。スーパーで買ったお弁当をほおばりながら、搬入の指示。これが結構むずかしい。

困ったのは、背の高い本棚がドアから入らなかったこと。「だめですね。廊下に回るスペースがありません」と言われ、真っ青に。どうしようかと部屋を見回して、気づきました。「窓から入れてください!」

1階なので、窓には格子がはまっています。それを内側からはずし、窓もはずして、外から本棚を無事搬入。ああ、1階でよかった。でなければ、クレーン車を使うところでした。

それにしても、荷物が多い。業者の方は、本の入った重い箱を二つも抱え、走って運びます。すごい。やがて、家中、荷物でぎっしりに。作業が終わったのは、午後6時でした。引っ越し屋さんは、これを毎日やっているのだから、超人的です。尊敬します。世界は、こういう人々に支えられているんだなあ!

きょうは、大阪から鳥海さんが片付けの助っ人に来てくれました。感謝! 彼女の手際のよさはすばらしい。それにしても、道具が多すぎる。お皿類が食器棚に入りきらない。わたしは、深く反省すべきであります。開梱しながら、さらに処分して、本当に必要な物、大切な物だけを残すようにしなければ! 自分にとって、何が必要で何が必要でないか、考え直すよい機会です。

それにしても、引っ越しは人生の一大事業。これで、要らない物をバッサリ整理して、人生リセットをかけ、新たな気持ちで頑張りたいと思います。奈良時代の始まりです。よろしく!


寮美千子  先着10名さま 満員御礼 2006年07月07日(金)23時33分30秒
7/21 寮美千子朗読会@六本木ヒルズ図書館 先着10名さま へのコメント

昨日募集した六本木ヒルズの会員制図書館での寮美千子朗読会、先着10名様に限り、非会員でも参加可能、ということで、参加者を募っていましたが、すでに10名になってしまいました。申し訳ありませんが、現時点で締め切らせていただきます。ありがとう! みなさん、花の六本木ヒルズでお目にかかりましょう!

朗読会場のキャパシティは60名。もしも当日満員でなければ、ワンデーメンバーでも朗読会場に入場可能ですが、果たして入れるかどうか、保証の限りではありません。ワンデーメンバーで入館すれば、朗読会場には入れなくても、図書館を利用することはできます。それでもいい、賭に出る、という方は、お越しください。

寮美千子  7/21 寮美千子朗読会@六本木ヒルズ図書館 先着10名さま 2006年07月06日(木)19時35分32秒
7/21 寮美千子朗読会@六本木ヒルズ49階図書館 へのコメント

六本木ヒルズの図書館から、寮美千子枠で、10名に限り、会員以外からの参加を受けつけてくださるとのご連絡、いただきました。図書館への入場には「ワンデーメンバー」の手続きが必要です。入り口で申込用紙に記入し、2000円を支払えば、どなたでも入場できます。摩天楼49階の図書館は、まさにSF的な異空間。早めに来ていただいて、図書館の見学も勿論可能。館内にはカフェもあって、コーヒーやビールを飲むこともできます。これを機に、六本木ヒルズの図書館で贅沢な時間を過ごしてみてはいかが?

というわけで、先着10名さま限定で、7月21日の寮美千子朗読会@六本木ヒルズ図書館、受けつけます。寮美千子まで、直接メールをください。お待ちしています。

日時:7月21日 午後7時15分開演
場所:アカデミーヒルズ六本木ライブラリー(六本木ヒルズ)
入場料:ワンデーメンバー 2000円(8:00〜23:00 利用可)
メールで先着10名さま限定

寮美千子は、引っ越し先の奈良から戻ってきます。六本木ヒルズでお目にかかりましょう!

寮美千子  7/21 寮美千子朗読会@六本木ヒルズ49階図書館 2006年07月06日(木)19時13分33秒

来たる7月21日、六本木ヒルズの49階にある空中図書館で、寮美千子の朗読会が予定されています。アカデミーヒルズの主催で、午後7時15分より。ここは、会員制の図書館。一般の方は入れませんが、ただいま交渉中。朗読会会場になる場所は、限られた空間なので、どうなるかまだわかりませんが、乞うご期待。日本の最先端の文化空間で、アメリカ先住民やアイヌの物語を朗読し、宇宙の物語へとつなげていく予定です。朗読会は、この図書館では、はじめての企画だそうです。ヒルズ族の方々にも、先住民文化を知ってもらいたい! 星の彼方を見つめてもらいたい! がんばります。

寮美千子  ウォルドルフ人形とコニーちゃん人形 2006年07月06日(木)18時58分33秒
人形 へのコメント

▼ウォルドルフ人形

お友だちの3歳になる娘さんが、シュタイナーの幼稚園に通っています。そこで使われているのが、まれびとさんがお書きになられたウォルドルフ人形。小さな目がぽちっとあるだけの素朴な布人形です。
【ウォルドルフ人形】 ウォルドルフ人形は、ルドルフ・シュタイナーのユニークな教育思想を背景に生まれた人形です。顔のつくりは目や口をそれとわかる程度に小さく付けます。大人の目で見て完成された形であるよりは、子供達自身が、感触の中で想像し、ファンタジーの力で「付け足す喜び」が得られるように、そして折々の子供の気持ちも受け止めることができるように、できるだけ単純な形にします。(佐々木奈々子著 スウェーデン羊の詩舎 ガイドブックから)
娘さんのお母さんも、同じことをおっしゃっていました。そのお母さんというのが、実は相模大野のカフェレストラン「ラシエット」のママさん。アフリカの民族服を着たコニーママとマリアちゃんは、このお店で買わせてもらいました。

ウォルドルフ人形に比べると、顔もはっきりしているし、個性もあるし、ビーズ飾りも身につけ、原色の服を着ていて、あんまりニュートラルなお人形とはいえないかもしれません。でも、しのちゃんが気に入ってくれたみたい。おでかけの時は、娘のコニーちゃんを連れて行ってくれているそうです。うれしいな。しのちゃん、ありがとう。

実は、30代の頃「自分の子が生まれた時のために」と、木の玩具を買ったり、布でお人形やぬいぐるみをつくったりしていたことがありました。奈良への引っ越しのため、荷物を整理していると、捨てられずに持っていたそんな玩具やお人形が、トランクから出てきます。ああ、とうとう自分の子を持てなかったなあと、しんみり。木の玩具は、先日家に来てくれたKくんにあげました。積み木の汽車を、Kくんはバラしたり積み上げたり、夢中になって遊んでくれて、心が和みました。

わたしが自分でつくったお人形は、やっぱりまだ手放せないかなあ……。

引っ越し準備は、タイムカプセルを次々開けていく作業。いちいち思い出に浸っていては進みません。とうとうタイムリミットが決まりました。13日には引っ越しです。荷物が多いので、引っ越し屋さん、4トン車2台でくれるとのことです。荷造り、間に合うか?! いや、間に合わせなくては!!!!!!

▼コニーちゃん人形

実は、わたしも「コニーちゃん」という名のお人形を持っています。これは、しのちゃんのコニーちゃんとは似てもにつかぬキッチュなお人形。和歌山県串本町の橋杭岩を取材した折、海岸のおみやげ点で買ったビーズ細工のお人形です。顔は大粒の偽真珠に絵が描いてあって、とんでもなく派手派手。首からさげられるようになっていました。いまどきの日本で、こんなお人形を売っているんだ!と感動して買い、取材中、ずっと首にかけていました。泊まったホテルのクロークの人、わたしを見て、頬を引きつらせていました。

このコニーちゃん人形、部屋に出しておくと「コニーちゃん光線」を発して、部屋中をキッチュな色合いに染めてしまいます。さすが、弘法大師伝説の地のお人形、威力絶大です。机の引き出しに厳重に保管してあるはずなのですが、まだ見つからない。どこにいるんだ、コニーちゃん! きみもいっしょに奈良へ行こう!

まれびと  人形 2006年07月05日(水)09時59分37秒 http://www.geocities.jp/marebit/
「肌色」ってどんな色? へのコメント

むかし「ボーダー」という漫画を愛読していました。子どもたちがシャボン玉遊びをしているところへボロアパートの便所部屋に住む主人公が通りかかり、路上の木の枝を組んで大きな輪をつくり、それで巨大なシャボン玉に飛んでいた蝶を閉じこめ、「遊びってのはな、発想と創意だ」みたいなことを呟く、そんなシーンがあった。
シュタイナーは「完成された玩具」というのは決まった遊び方しか出来ないといったことを言っています。子どもが想像力をひろげる余地がない。
奈良の新大宮の駅前にシュタイナー関連の玩具を扱っている店を見つけ、一時そこでシュタイナー教育の「ウォルドルフ人形」を子どもにつくってやろうかと思っていたことがありました。店の人からもあれこれ詳しい話を聞いてその気になっていたのですが、忙しくてついそのままに。でも今回、寮さんにアフリカの素敵な人形を頂いて、もうそれも必要でなくなりました。
子は人形にコニー・マーサとマリア・グレースという名をつけました。「コニー」と「マリア」はそれぞれ人形のタグに手書きであったもので、おそらく制作者の女性の名前だろうと思います。車で出かけるとき、子は娘のマリア・グレースをいつも連れていきます。


http://ameblo.jp/bluefairy/entry-10004223823.html

AK100  初めまして。 2006年07月05日(水)03時30分18秒 http://grumpybat.net/ak100/

こんばんは。
st.gigaというラジオを通じて、
このホームページを知りました。
折角なので、
足跡を残して行こうと思います。
思いました。

寮美千子  「肌色」ってどんな色? 2006年06月30日(金)02時24分00秒
御礼 へのコメント

まれびとさんの娘さんのしのちゃん。大きな手術をしてがんばりました。応援したくて贈ったのは、アフリカの布人形。かわいらしい女の子と、どっしりとした肝っ玉母さん、という二人組です。

これは、アフリカの女性たちが、自立のために制作しているお人形。肌はチョコレート色、髪はその部族のスタイルで結い、原色の服も、部族のものです。アフリカ女性の自立を支援する日本のNPOが輸入したものです。わたしは、相模大野のカフェレストラン「ラシエット」で手に入れました。

わたしが子どもの頃、お人形さんといえば、みな金髪か茶色い髪の西洋人形。瞳も青や緑、薄い灰色などでした。それが、お人形の定番。そうやって、女の子たちは知らず知らずのうちに、西洋への憧れを植えつけられました。それは、真っ白な心への一種の汚染であったともいえるでしょう。

そうではない、真っ黒な肌の赤ちゃん人形もあったけれど、これなど一種の際物扱い。エキゾチックを売りにしていました。

そうでない、ごく当たり前にチョコレート色の肌をしているお人形を見たとき「ああ! これだ!」と思いました。幼い頃から、こんなお人形で遊んでいたら、肌の色への偏見など、育つはずもないでしょう。

「肌色」といったとき、どんな色のクレヨンを手に取るか。わたしは、いわゆる「肌色」を手にとってしまうように育ってきました。文字通り「肌の色」であれば、実に様々な色があるはずなのに。「肌色って、いろいろあるじゃない?」っていえる視点を、子どもの頃から持てたらすてきです。

なあんて、子どものいないわたしは、よその子に、思わず未来への希望を託したりしてしまうのでした。ごめんね。気にしないで遊んでちょうだい。でも、しのちゃん、幼稚園なのにもうむずかしい漢字も読めるし、お人形遊びなんかしないかなあ。

ちなみに、わたしは小学校5年生まで、お人形遊びをして、高校生になっても、自分でつくった「ヴァイオラちゃん」という人形を鞄にしのばせていく少女でした。ここまで行くと、やっぱりちょっと壊れた危ない娘だよね。

まれびと  御礼 2006年06月29日(木)10時50分13秒 http://www.geocities.jp/marebit/

アフリカの光のかけら、さきほど届きました。忙しい最中に恐縮です。しかし寮さんが杉板にオスモを塗っている光景、目に浮かびますな。人形は明日、病院へ持っていきます。お互いに落ち着きましたらまたどこぞで宴でも。とりあえず御礼まで。

松永洋介  寮佐吉の執筆した雑誌は、従来の倍以上あった! 2006年06月22日(木)13時04分16秒 http://www.ceres.dti.ne.jp/~ysk/
新資料発見!NHKで寮佐吉の講演放送があった へのコメント

先日書きそびれたのですが、寮佐吉のJOAKでの放送の記事は、顔写真入りでした。

きのうは九段の昭和館へ行って、寮佐吉の資料を検索してきました。
コンピュータに「寮佐吉」と入れて雑誌記事を検索したら、またもや未知の記事が多数出てきた。
前回調べたときからの2年間で、情報がどんどん追加されているらしい。目次の情報まで載っているところが、昭和館のデータベースの特長。外部からウェブ経由で利用できるようになると、もっといいんだけど。

今回、新たに執筆を確認した雑誌は「文藝春秋」「少年倶楽部」「子供の科学」「家の光(都市版)」「旅」「報道写真」「飛行日本」「黒潮」「海運報国」。既判明分と合わせると、戦前の主要雑誌は網羅していたことになるか。すごい仕事量。昭和18年ごろの記事がいくつか見つかったのも収穫でした。

請求票をプリントしたら20枚にもなりました。書庫から雑誌の現物を出してもらって内容を確認。複写可能なものはすべて複写。
結果を整理したら「寮佐吉 雑誌発表記事」に載せようと思うのですが、雑誌が増えすぎて、幅が足りなくなってきた。どうしようかな?

http://ryomichico.net/sakichi/magazines.html

DORONKO  当然ですが…行ってきました。 2006年06月21日(水)16時06分02秒
本日19日より不忍画廊で門坂展 へのコメント

19日、予定の時間より大分遅れ、閉廊寸前に何とか着いて、
見てくることができました。

美術についての好みは様々であっても、今回の個展で期待が
裏切られるようなことは、まずないでしょう。

まだ若かった頃の作品と、円熟味を増したような近作を併せて
見ることで、門坂さんが新たな境地に入りつつあるように感じ
ました。

人物論、作品論とも、寮さんが以前に書かれたことにつけ加える
ようなことはほとんどないのですが、「門坂さんって?」という
方のために、ぼくなりの言葉で簡単な紹介を書いてみました。

ご興味のある方は、以下をご覧下さい。

http://blog.goo.ne.jp/hago06

寮美千子  ファンタジウムから聴こえる音楽 2006年06月19日(月)14時32分52秒
はじめてお邪魔致します へのコメント

▼emikoさま

おなつかしい! お久しぶりです。
1993年から翌年まで地元の不動産会社オリバーのPR誌に連載させていただいた
「ファンタジウムから聴こえる音楽」、実に楽しいお仕事でした。
さしてネームヴァリューもないわたしに(いまもないけれど)
あんな楽しいお仕事をさせてくださったこと、感謝しています。
毎回、旅先で撮った写真や、わたしが自分で描いたイラストを
掲載させていただいたことも、うれしい思い出です。
改めて自分で読んでみても、面白い、楽しいエッセイ。
いつか、こんなエッセイをまとめて出版できたらと思います。
でも、その前に、もっと売れなくちゃ、そんな本は作ってもらえませんよね。

17年間住み慣れた相模大野を、このたび去ることになりました。
奈良へ移住します。
50歳にして、新しい生活のはじまりです。

emikoさんも、広報担当のお仕事を退かれて、
不動産業という新しいお仕事につかれたとのこと。
いきいきとがんばるお姿が、目に浮かぶようです。

いくつになってもお互い「攻め」の姿勢でがんばりましょう!
相模大野から引っ越す前に、ぜひ一度お茶でも!
お目にかかりたいです!

寮美千子  6/19〜 門坂流展@東京駅すぐそば わたしも行きます! 2006年06月19日(月)14時04分10秒
本日19日より不忍画廊で門坂展 へのコメント

噂の「満開の桜」を見るのが楽しみ。本日初日、わたしも行きます!

http://www.shinobazu.com/

松永洋介  本日19日より不忍画廊で門坂展 2006年06月19日(月)10時16分28秒 http://www.ceres.dti.ne.jp/~ysk/
▼遊星たちの消息:門坂 流 2006 新作&作品集『Drawing Works ?』刊行 へのコメント

「遊星たちの消息」でご案内のように、きょうから東京八重洲の不忍画廊で「門坂流2006」展が開催されます。
噂の大作「満開の桜」は、不忍画廊の紹介に「エングレーヴィングの代表作になるであろう」とある。そういう作品が、見るだけでなく買える(手が届く)ところに版画作品ならではの興奮があります。

わしもいま相模大野に戻っているので、きょうは会場にお伺いする予定。

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管理者:Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
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