寮美千子ホームページ ハルモニア Cafe Lumiere (No.0068)

寮美千子/軽い話題の掲示板

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寮美千子  12/15 泉田洋子さんによる朗読『星の魚』@プラネタリウム 2006年12月09日(土)21時49分15秒
▼遊星たちの消息:星空クリスマスコンサート/泉田洋子朗読「星の魚」 へのコメント

11月半ば、相模大野に行ったら、
駅にもう巨大なクリスマスツリーがあって、驚きました。
季節の先取りっていっても、そんなに早くから「クリスマス」をしていたら
ほんとうのクリスマスが来るまでに、飽きちゃうよねえ。

奈良では時間がゆっくりしているので、
クリスマスの飾り付けも、12月に入ってからです。
格子戸の街並みの奈良町にも、控え目なイルミネーションが飾られています。
「餅飯殿商店街」を歩いていて、
がらんがらんと鈴の音がしたのでふりむくと、
歳末大売り出しの福引きのテントができていました。
一等賞は「森昌子コンサート」。
うーん、シブイ。いかにも奈良だなあ。
有線放送から流れるクリスマスソングのなか、
赤い袴をはいた巫女さんが、大荷物を持って歩いていきます。
商店街の中に、春日大社の分社があって、
15日に「御湯立て」というお祭りがあるのです。
古い日本とクリスマスが、微妙に融合した風景です。

12月15日、新宿のプラネタリウムで拙著『星の魚』の朗読があります。
朗読は、泉田洋子さん。
満天の星空の下、泉田さんのやわらかな声で『星の魚』を聞いたら、
どんなにすてきでしょう。行きたいなあ。

みなさま、ぜひお出かけください。


寮美千子  NHK「星野道夫 夢の力」に、真理子さんが出演します! 2006年12月05日(火)01時17分34秒

NHK山梨制作のローカル番組が、全国で放送されることになりました。
写真家の星野道夫さんの特集番組「好きなことならきっと 〜星野道夫 夢の力〜」。
星野さんに強く影響を受けた一人として、
山梨県立科学館高橋真理子さんが出演なさっているそうです。
ぜひ、ごらんください。

真理子さんは、拙著「ラジオスターレストラン」を
すてきなプラネタリウム番組にしてくださった方です。

NHKネットワーク54  金曜山梨「好きなことならきっと 〜星野道夫 夢の力〜」
放送日時:
NHK総合  2006年12月9日(土)10:30〜11:00

※東海・北陸地方など、一部放送されない地域があります
  (愛知・静岡・岐阜・三重・石川・富山・福井・香川)

あんべ  お疲れさまでした 2006年11月24日(金)23時11分09秒 http://jomon.com/~anbe/index.html
金沢よりただいま! 旅レポート へのコメント

素晴らしい旅で良かったですね。もっと詳しい報告を聞きたいものです。
機会がありましたら、どこかに載せてください。

北東北に来ること ございませんか?
もし予定があったら、お教え下さい。私で出来ることならお手伝いします。

寮美千子  金沢よりただいま! 旅レポート 2006年11月23日(木)02時38分12秒
きょうはこれから泉鏡花文学賞授賞式に へのコメント

金沢より帰還。
がんばって書いた旅の報告が、操作ミスで消えてしまってショック!
もう一度書こう。

11/20
泉鏡花文学賞授賞式に一般参加。その後の市民懇親会にも。昨年は、料亭での宴に行くために、懇親会の途中で退席。遠くから来てくださったみなさんにとても申し訳ないことをしてしまいました。今年は、ゆっくり最後までいて、みなさんとお話しすることが出来ました。「夢見る水の王国」の連載第3回が掲載された当日発売の「アクタス」を抽選の景品にしていただいて、大好評。これが当選した方は、なんと帯広からいらした方。しかも、偶然、『イオマンテ―めぐるいのちの贈り物―』『おおかみのこがはしってきて』を共同制作した「十勝場所と環境ラボラトリー」のみなさんのお友達でした。ご縁です。お互いびっくりしました。

懇親会終了後は、金沢文芸館の館長の兼近さんや、文芸館のサポーターの方々とおでんやさんに。カニの「香函」や、ガンドウ(ハマチ)やイカのお刺身が絶品でした。

そして「茶房犀せい」に。金沢の文化を担うコアな方々と、楽しい時間を過ごさせていただきました。

11/21
水野のおじさんが、案内を買って出てくださいました。水野のおじさんとは、病院で知り合った友人のお父さんが若い頃お世話になった金沢の漆職人の方の幼なじみ……?! ということはつまり、わたしとはぜんぜーん関係ないといってもいい関係。なのに、受賞以来、親切にしてくださって、お世話になっています。人情が厚いなあ、金沢は。感謝!

午前中、泉鏡花文学館へ。そこへ、泉名月先生と、98歳になられるご生母さまがいらっしゃいました。お母さまは、存命中の泉鏡花先生を知る数少ない方の一人。というより、もしかしたら最後のお一人かも知れません。その方から、泉鏡花先生の思い出話を聞かせていただきながらの見学。こんな贅沢な、光栄な、幸運な、すばらしいことがあるでしょうか! わたしは幸せ者です。金沢に来た甲斐がありました。

昼食は、東の郭街で。格子の家の美しさは、京都も奈良も、金沢にはかなわないと思い知らされました。

午後は小松へ。九谷焼資料館、九谷陶芸村を回って「初代徳田八十吉展」を開催中の小松市に。会場は市立博物館、本陣記念美術館、錦窯展示館の3会場。博物館では、生まれてはじめて見る古九谷の本物の色の深みと、それを再現しようと粉骨砕身した八十吉の情熱に打たれました。

最後にいった錦窯展示館は八十吉の住居跡。数は少ないながら、名品揃いで必見です。感動したのが、雪の結晶を研究した科学者・中谷宇吉郎の叙勲祝いに制作したという雪の結晶紋の小皿。結晶紋は、中谷宇吉郎が観察しスケッチした実物を元にしてつくったとのこと。歪な形もそのままで、それがまた美しい。真っ白な地に躍る、赤・黄・緑・青の雪の結晶たち。色絵の硝子質の釉薬が、雪の質感を残しています。そのかわいらしいこと! 鮮やかな色を追求し続けた九谷焼の職人と、雪の結晶を追い続けた科学者の仕事の融合から生まれた作品に、思わず涙してしまいました。

夜は再び「茶房犀せい」へ。なんと、泉名月先生もいらして、初めてゆっくりお話しさせていただきました。感激! なんという濃い一日だったでしょう!

11/22
古本ぶらり、ふるさと偉人館、金沢21世紀美術館、石川近代文学館、金沢能楽美術館、金沢文芸館を一巡。といっても、かけ足などではなくて、どこもじっくり。とくに、偉人館では館長の松田さんが直々にご案内くださり、感激。「偉人」という存在を改めて考え直すきっかけになりました。

長距離バスと鉄道で奈良へ帰還。ああ、今回も内容充実びっしりの旅でした。もっと細かいことも書きたいけれど、書いていると朝が来てしまう! いつか、ゆっくり書きたいことばかりです。では、おやすみなさい!

DORONKO  遅ればせながら、おめでとう! 2006年11月21日(火)11時55分09秒 http://hago06.at.webry.info/
オレンジの森の猿たち by ルソー へのコメント

間が抜けてしまったようで申しわけないのだけれど、
寮さん、洋介くん、ご婚約卒業、おめでとう!

ぼくの方は、来る日も来る日もシモキタシモキタで、
それ以外のことにはほとんど手が出せません。
(ただそれも、楽しみながら、だけれど。)

そんな中で、先日、友人宅からの帰りに、箱根の仙石原にある
ラリック美術館に初めて行ってみて、約3時間、とても
充実した時間を過ごせました。

ルネ・ラリックは1860年に生まれて、1945年に亡くなって
いますので、晩年は(フランスはヒトラーのドイツに占領されたり
していましたから)戦火を逃れるための苦労も大きかっただろうと
思いますが、彼のほとんどの作品から、ぼくは“希望に満ちた時代”の
鼓動のようなものを感じました。

もちろん、“希望”といっても、ただ単に明るいというような
ものではありません。
とても繊細かつ優美なのですが、と同時に、アイデアがとても斬新で、
確固とした“造形する意志”が感じられるのです。

その颯爽とした感じが、ぼくにはとても気持よかったのです。

まだ行かれていないとしたら、寮さんはもちろん、われらが画伯
門坂さんも、いずれお連れしなきゃなるまい……と思った次第です。

なかなか会えそうもありませんが、お二人とも、これからも
どうかお元気で!

寮美千子  きょうはこれから泉鏡花文学賞授賞式に 2006年11月20日(月)13時20分58秒

11月20日、金沢に到着。
きょうはこれから泉鏡花文学賞授賞式に行きます。
今年の受賞者は、嵐山光三郎氏『悪党芭蕉』。
40分もある受賞スピーチ、どんなお話が出るのか、楽しみ。
そして何より、審査員の先生方、わけても泉名月先生に
一年ぶりにお目にかかれるのがうれしくてなりません。
また報告します!

寮美千子  オレンジの森の猿たち by ルソー 2006年11月20日(月)13時16分52秒

11月19日、金沢に出発までの時間がぽかりと空いたので、世田谷美術館で開催中の「ルソーの見た夢、ルソーの見る夢」展に。

実は、雑誌「アクタス」に連載中の幻想小説「夢見る水の王国」のある場面は、ルソーの絵に触発されたものなのです。「砂漠のジプシー」と「蛇使いの女」にイメージを強く喚起されました。特に前者は、ニューヨークのMOMAで実物を見て、いたく感動。名品ぞろいのMOMAのなかでも、いちばん心に残った作品になりました。この二つのイメージは、遠からぬ将来、作品に登場します。

今回、見られた作品のなかで、いちばん印象深かったのが「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」。今回の展覧会のチラシやポスターにも使われているルソーの晩年の代表作のひとつです。様式化された、でも非常に生命力旺盛な熱帯の森のなかの猿たち。たわわに、過剰ともいえるほど実るオレンジの色鮮やかさ。印刷ではわからなかったけれど、実際に見ると、その大きさに圧倒され、そして、オレンジがいまにも海に沈みそうな巨大な太陽に思えてくるのです。その太陽を食べようとしている猿たち。森には、無数の太陽が実っています。

この絵も、きっと私の記憶の地層に埋もれ、変成して、発掘され、物語に登場するでしょう。そんな予感がします。

忙しい時間の中、幸運にも見られてよかった! 昨日の高橋喜治氏による「雨月夜」「月への翼」の初演といい、今回の上京(!)では、美しい体験ができました。運命に感謝!

寮美千子  「雨月夜」と「月への翼」の初演に行ってきました! 2006年11月20日(月)12時55分35秒
寮美千子/詩 高橋喜治/曲 “雨月夜”と“月への翼”の2曲 明日初演!! へのコメント

11月18日「もっと早く教えてよ、高橋さん!」と叫びながら東神奈川へ。
女声合唱団Asukaによる「雨月夜」と「月への翼」の初演に間に合いました!

この演奏会は、多くの合唱団の発表の場で、
一合唱団につきわずか10分の持ち時間しかありません。
次から次にさまざまな合唱団が舞台に登場。
女声合唱団Asukaが舞台に。
前奏がはじまったとたんに、コンサート会場の雰囲気ががらりと変わりました。
場を浄化するような美しい旋律。
ゆったりと、そしてのびやかに音楽は広がり、
やさしい声が会場を包んでいきます。
雨の夜の雲の上を悠々と泳ぐ幻想に漂いながら、心は開放されていきます。
その美しさに心の芯まで透明になったところで
背中に青い翼が生えて、月へ。
現世ではわずか10分の時間が、遠いところまで旅をしてきたような
満ち足りた時となりました。

高橋喜治はやっぱり天才だ!

が、この天才がなかなか世間に流布しないのは、
ひたすら本人の世渡りベタゆえ。もったいない。
いつの日か「高橋喜治作品集」というCDが出たらいいのに!
そのために、力いっぱい応援したい寮美千子です。
といってる本人が世間の波でサーフィンできない体質だからなあ。
それでも、精一杯応援したいと思います。
高橋さんの地上のものならぬ美しき音楽をすべての人の手に!

まずは手始めに、高橋さんの楽曲に興味のある合唱団か、歌手の方、いませんか。
コンタクトください。
ぜひステージで、高橋さんの曲を歌ってみてください。

高橋 喜治  “雨月夜” “月への翼” の初演(補2) 2006年11月18日(土)04時52分02秒 http://homepage3.nifty.com/haruan/
▼遊星たちの消息:第28回神奈川区合唱交歓会(神奈川区民音楽祭) へのコメント

演奏者は...

女声合唱団Asuka/合唱
飛永 悠佑輝/指揮
成光直子/ピアノ

「風の耳」の新記事

高橋喜治  “雨月夜” “月への翼” の初演(補) 2006年11月17日(金)22時45分30秒 http://homepage3.nifty.com/haruan/
寮美千子/詩 高橋喜治/曲 “雨月夜”と“月への翼”の2曲 明日初演!! へのコメント

コンサート名など「遊星たちの消息」にも投稿しましたのでご参照ください。
寮さん松永さん道中お気を付けて。(なんか、古臭い言い回し....)

http://ryomichico.net/bbs/planets0011.html#planets20061117223704

高橋 喜治  寮美千子/詩 高橋喜治/曲 “雨月夜”と“月への翼”の2曲 明日初演!! 2006年11月17日(金)19時57分59秒 http://homepage3.nifty.com/haruan/

寮さん松永さん、お久しぶりです。遅ればせながらご入籍おめでとうございます。
明日 “雨月夜”と“月への翼”が女声合唱団Asukaの皆さんによって初演されます。

 雨の夜に人は夢で空を泳ぐ
 虹色の波を蹴りながら
 雲の海を泳ぎわたる青い人魚になる
                  〜雨月夜より by Ryo Michico

なんてチャーミングでファンタジー溢れる詩なんだろう! と思いながら作曲しましたが、曲もそのように出来上がったと思います。「婚約中」の今のおふたりにぴったりの曲かもしれません。Asukaの皆さんも一生懸命練習してくださいました。

▼時 2006年11月18日(土)12時半開演
▼所 かなっくホール
女声合唱団Asukaの出番は14時50分〜15時
14時から14時半にはプロの女声ヴォーカルトリオの「カペラッテ」のゲスト出演もあるそうです。

この投稿が旅支度中の寮さんたちの目にとまるかどうか...
寮さん松永さん、もしお時間許されれば是非お立ち寄りください。
お近くの方もどうぞ。尚、女声合唱団Asukaでは団員を募集中です。寮美千子/詩 高橋喜治/曲 による合唱曲に興味ある方は是非どうぞ!
それでは。

寮美千子  11/18三鷹・アストロノミー・パブ 11/20金沢・泉鏡花文学賞授賞式 2006年11月17日(金)18時14分18秒
▼遊星たちの消息:アストロノミー・パブ「コンピュータの中の宇宙―二十万円で作った世界最速の計算機」 へのコメント

「夢見る水の王国」の連載第4回の決定稿を、いまさっきようやく仕上げて送付。
原稿を書き上げてからが長い。
時間があればあるだけ、推敲してしまうわたしです。
って、時間はなかったはずなのになあ。15日締切りだったから。
今回は、猫のヌバタマが物語の軸になります。
いとしのメイちゃんやノイちゃんのイメージがたっぷり。
彼らを知っている人には、なつかしいかも。

これから旅支度です。
18日は「アストロノミー・パブ」。
20日は金沢で、今年の泉鏡花文学賞の授賞式に顔を出します。
あれから、もう丸一年になるんだなあ!

東京のみなさま、金沢のみなさま、お目にかかりましょう!

寮美千子  ありがとうございます 2006年11月16日(木)03時24分57秒
おめでとうございます。 へのコメント

入籍のご報告をしたところ、みなさまから、メールやmixiの掲示板で、
たくさんのお祝いのお言葉をいただきました。ありがとうございます。

▼あんべさま
ありがとうございます。 なつかしき盛岡!
あんべさんのところは、工芸家がいっぱい集まるサロン。
いつかまた、遊びに行かせてください!

▼閑人亭さま
お心にかけてくださってありがとうございます。
北國新聞「アクタス」での連載小説「夢見る水の王国」。
金沢が登場しますが、K美術館で見せていただいた絵師・小原古邨を
そのうち登場させたいと思っています。
画集も入手しました。
すてきな画家を教えてくださってありがとうございます!

▼なかだかなさま
退院おめでとう! よかったですね。
また、元気な顔、見せてくださいね。
かなちゃんの未来が、しあわせでありますように!

▼女優スガノさま
スガノさんとパスカルの結婚式、とてもすてきでした。
あの神戸の夜は、気持ちのいい、とてもいい思い出です。
スイスでおしあわせにお暮らしとのこと。よかった。
でも、時々は帰ってきてね。

▼鳥海さま
鳥海さんらしい薫り高いお祝いのお言葉、感謝!
鳥海さんの感性には、いつも多大なる刺激を受けています。
これからも、よろしくお願いします。

▼みなさま
ありがとうございます。
相棒の松永洋介ともども、腰を落ち着けて創作活動に励みたいと思います。
よろしくお願いします。

寮美千子  津波警報 解除 2006年11月16日(木)03時05分47秒
津波警報が出ました! へのコメント

津波警報は解除されました。

警報が出たとき、心配になって、厚岸郡の友人に電話したら、
「一旦避難したけれど、みんな家に帰るっていうので、帰ってきた」
と話していました。
彼女の家は、浜中町新川東で、海岸のそばで川に挟まれた土地。
しかし、被害はなかったようです。よかった!

それにしても、地震の起こった千島列島の島々の様子はどうなのでしょう。
救助とか、行ってるのかなあ。行けるのかなあ。心配。

寮美千子  津波警報が出ました! 2006年11月15日(水)20時59分59秒

気象庁から、津波警報がでました!
危険地域の方は、すぐに避難を!
【気象庁サイトより】

<津波警報>
北海道太平洋沿岸東部、オホーツク海沿岸
これらの沿岸では、直ちに安全な場所へ避難してください

<津波注意報>
北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、北海道日本海沿岸北部、
青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、
千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、相模湾・三浦半島、
静岡県

<津波>
高いところで2m程度の津波が予想されますので、警戒してください
<津波注意>
高いところで0.5m程度の津波が予想されますので、注意してください
詳細は以下↓


http://www.jma.go.jp/jp/tsunami/

鳥海  雪のひとひらと雨のしずく 2006年11月12日(日)00時19分09秒

 「ああ、おもしろかった!」
 雪のひとひらと雨のしずくは、
 このあとも、さまざまな舟を浮かせてやったものでした。
 音もなく水面を走るあでやかなディンギーや、
 すらりとした長身のはしけや、
 けたたましく声をあげるモーターボートや、
 一度は大きな白い蒸汽船まで。
 汽船は蒸気を吐き吐き、がたがたいいながら、
 外輪で二人をはねあげ、
 でんぐり返しさせてゆきましたが、
 雨のしずくとともにいるために、
 雪のひとひらはおそれるどころか、
 むしろそのスリルをたのしむことさえもできたのでした。

     ポール・ギャリコ『雪のひとひら』(矢川澄子訳)

数年に一度、読み直したくなる本があります。
『星兎』とか『雪のひとひら』とか。
先日、朝の電車に揺られながら上記の部分を読み返したときに、
寮さんご夫妻のことが思い起こされ、
そんなことを思う自分にクスっとしてしまいした。

新潮文庫版の矢川澄子さんによるあとがき
「愛のまなざしのもとに」が、
ファンタジーにリアリティを添えています。
矢川さんの数多の随筆のなかでも珠玉の類に入るものでしょう。
また、原マスミさんによる浮遊感のある挿画を見ていると、
「何があっても大丈夫・・・」という気さえするから不思議です。

寮さん、
奈良という風土のなかで生み出される、
今後の作品に心から期待しています。
ご結婚、おめでとうございます。

スガノ  おめでとうございます! 2006年11月11日(土)23時10分09秒
ただいま婚約中?! へのコメント

寮さん、松永さん、おめでとうございます。
今日は11日ということは入籍されたのでしょうか?
スイスへ移住してからしばらくインターネットのない生活をしていましたが、先日やっと我が家にもインターネットが来て、今日4、5ヶ月ぶりにこのサイトを見たら、「結婚」とは!
知りませんでした。おめでとうございます。
私の結婚の際にはいろいろ良くしていただきまして、ありがとうございました。
この掲示板にこのようなメッセージを送っていいものか、少し迷いましたが、送信します。

なかだかな  退院しました 2006年11月08日(水)15時20分17秒

メールありがとうございました。
今日、退院しました!
魚の骨、痛かった~^^;
それよりご結婚なさるそうで!
おめでとうございます^^

閑人亭  おめでとうございます! 2006年11月07日(火)17時38分16秒 http://web.thn.jp/kbi/

K美術館の日録には四日に書いたのですが、こちらに書くのを忘れてました。
おめでとうございます!
寮さんは、結婚していると思い込んでいました。ビックリ。
若い知人は22日に結婚届けを出します。11日も22日も大安ですね。

あんべ  おめでとうございます。 2006年11月06日(月)13時55分16秒 http://jomon.com/~anbe/index.html

素晴らしい!良かった!!

気の変わらないうちに 早く提出なさったほうが・・・(笑)

もう一度、おめでとうございます。

寮美千子  ただいま婚約中?! 2006年11月02日(木)12時47分46秒
ご入籍おめでとうございます! へのコメント

silicoさま

お祝いのお言葉、ありがとう!

実は、まだ入籍していないのです。婚姻届に署名捺印、証人の方々の署名とハンコもいただいて、書類は揃ったものの、提出に至りません。mixiでは、みなさんに、早々とお祝いの言葉をいただいて、恐縮です。

祝福していただいて、ほんとうにうれしい。たかが入籍、と思っていたけれど、みなさんにお祝いのお言葉をいただくと、ああ、こうやって手放しで喜んでもらえることなんだと、じわりと実感が湧いてきました。

現在は、結婚の約束はしたけれど、入籍はまだという状態。これを「婚約中」といっていいか? いや、単なる入籍前。うーん、でも「婚約中」ってなんだかいい響き。このスイートな響きを、しばらく楽しもうかな。

なんていっている場合ではありません。相棒は先月お誕生日を迎えて35歳。わたしはいま、50歳。しかし、今月23日が来ると、ひとつ歳を取って51歳になってしまいます。ということは、23日を過ぎると、歳の差がひとつ多くなる! 

五十路を過ぎれば、そんなこともう誤差のうちなのに、こだわりたい女心に自分でびっくり。

もうひとつ、自分でびっくりしたのは、大安や仏滅の件。昨日、お互いにひと仕事終えて、届けを出そう、として暦をみると先勝。「午前中は吉、午後は凶」とあります。時計を見れば、もう昼過ぎ。

そんなこと、全然気にしない、と普段は思っているのに、そういわれると「急ぐわけでなし、何も慌てて今日にしなくても」という気持ちになるから不思議。これから、できれば死ぬまで続けたい結婚生活の一日目は、やっぱり佳き日でありたい。縁起にこだわるなんて、人の心ってどうしてそんなふうにできているのだろう。

というわけで、昨日は市役所にいって、書類に不備がないか確かめてもらうだけにしてきました。わたしの本籍だけ、相模原から奈良へ移転の手続も。入籍は、大安の11月11日に。ゾロ目で「いい!いい!」。しかも「世界平和の日」だそうなので、それにあやかり、夫婦も平和にやっていけるかもしれません。

というわけで、ただいま婚約中の寮美千子でした。

本日は雑誌「アクタス」連載の「夢見る水の王国」3回目のゲラ校正、それが終わったら、ようやく連載4回目に取りかかる予定。相変わらず、自転車操業というか、ドロナワンなわたしです。あんまりスイートじゃないなあ。

silica  ご入籍おめでとうございます! 2006年11月01日(水)22時37分08秒
▼時の破片:28 Oct 2006 婚姻届けに署名捺印 へのコメント

ここに書いちゃっていいのだろうかと迷った方々がたくさんおられるようで・・・

寮さん、松永さん、(晴れて)ご結婚おめでとうございます!!!

実は某mixiでは、おめでとうのオンパレードが続いています。
(こちらではしゃいではまずいと躊躇される奥ゆかしいかたが多く・・・)

寮さんの日記を読んで、多くの方々が”素敵!””嬉しい!””えっまだだったの”
と驚き、心から喜んでいます。それをお伝えしたくて書き込みました。
寮さんの”秋”は記念日の宝箱になっています。(泉鏡花文学賞受賞、結婚記念日、お誕生日)


silica  夢見る水の王国第二回連載 2006年10月25日(水)19時51分37秒
9/20 「夢見る水の王国」連載開始! へのコメント

今月は20日にちゃんと手に入れることができました。
「夢見る水の王国」は蒼いページです。前回のあらすじも添えられています。
挿絵は3枚。海岸に置かれた流木の絵。それからなんと、寮さんのお人形、
マミちゃんの絵です! そして3枚目は
「雲母のかけらを蝋燭の光にかざしたときに浮かび上がるひとりの幼い少女の顔」
というとっても難しい絵を、あえて選んで描かれています。
画家の上出慎也さんは寮さんの言葉に負けないほど挿絵に渾身の力を注いでくださっていると
思います。寮さんのこの小説がすべて活字になった頃には上出さんの新しい画集も
誕生するのではないでしょうか。

第二回目のお話。
寮さんのサイト上の草稿で親しんでいた内容が少しずつ出てまいりました。万美子さんの
コンサートの続きではなく、お爺さんの語るお話になりました。お爺さんが仕事をやめて
自分を見つめている時間のこと、海のそばで流木や漂流物に思いを寄せること、そして
マミコちゃんがやってきた時のことが語られます。

お爺さんの言葉の中に、どきんと感じるものがあるかたは少なくないのではないかしら。
自分の心はいったい何を求めているのだろうと思わない人はいないと思うからです。

いつしかお話は幻想的な夢の中へ入ってゆきます。そこは活字の色もあおがかった夢のいろ、
水のいろです。寮さんの小説だなあ!と、ここはとくに思います。(ファンのかた必見)

人の心の内面を映してゆこうとするのだろうかと進むうちに人に至福を感じさせるもの、
人を高めるもの、世界の中で芸術を感じるということ、それを作り出そうとする芸術家とは
何だろう、どんな人の中にもその心は眠っているのではないかという思いにまで導かれていく
ようでした。そして、幸せでいるためにいっそう大事なことも告げてくださっているようでした。
それはたえず流れる水のことを私には思わせました。

寮さんの言葉に触れると、心が潤うのがわかります。”言霊”が奥深く沁みわたってゆきます。それが
素直に心地よいと思える私になっていてよかったなあと思います * * * (6年前は幼すぎた私)

一色真理  コンサートのご案内 2006年10月18日(水)22時07分31秒 http://homepage3.nifty.com/suiheisen/

一色真理です。

明日の夜、東京・千駄ヶ谷の津田ホールで、ぼくの詩による歌曲の
初演が行われます。
作曲は間宮芳生さん。ばりばりの現代音楽ですが。
詳しくは下記で。


http://www.saturn.dti.ne.jp/~machida/concert/061019.htm

寮美千子  11/18 アストロノミー・パブ@三鷹 対談:近田義広 VS 寮美千子 2006年10月18日(水)04時06分30秒
▼遊星たちの消息:アストロノミー・パブ「コンピュータの中の宇宙―二十万円で作った世界最速の計算機」 へのコメント

かの森本雅樹氏をして「天才!」と言わしめた天文学者・近田義広氏と対談します。
一般参加、可。飲んで語れる楽しい催しです。詳しくは「遊星たちの消息」へ。

なかだかな  りょうさんへ 2006年10月17日(火)07時05分41秒

運動会の話、しみじみと読ませてもらいました。
私も、小学校二年生の時かけっこで靴が脱げてしまいました。
でも、周りは待ってくれました。
最後まではしらせてくれまいした。
だから、満足でした。
最近、文学よりも他のことに夢中になっています。
手話、英語、料理…
でももちろん児童文学作家になる夢を諦めたわけではありません。
むしろそれをものを書くのに活かせればと思っています。
頑張る気持ちがふつふつとこのむねを泳いでいます。
また、メールします♪

寮美千子  秋の運動会 2006年10月15日(日)18時10分41秒

まれびとさんの日記にお嬢さんの運動会のことが書かれていました。
それを読んでいて、幼稚園の時の運動会の思い出が甦りました。

わたしは、手ののろい子どもで、それは「洋服を着る競争」。
途中の机の上に、幼稚園の上っぱりが置いてあって、
それを着て、ボタンを全部はめて、ゴールへと走る。
もちろん、わたしはのろい。
のろいうえに、焦っているので間違える。
ボタンをひとつ掛け違え、これでやっと駈け出せる、
と思った時、間違いに気づいて、あわててボタンを外す。
そしてまた、はめたけれど、またしても間違えてしまう。
その間、競争は止まっています。
みんなはもうとっくにゴールして、
次の子たちが、スタートラインでうずうずしながら待っている。
わたしが、かけ間違えたボタンを再びはずそうとしている時、
見かねた先生が走ってきて、
わたしの手を引いてゴールへと連れて行きました。
まだ、ボタンができてないのに……。
ほっとするより、わたしは悔しかった。
途中で連れて行かれてしまうことが。

もう半世紀も前になるのに、その日の悔しさや悲しさを
鮮やかに思い出せることが不思議です。

そういえば、駈けだしたとたんに、転んだこともあったなあ。
楽しいこともあったけれど、楽しいばっかりじゃなかった運動会。
今年も、いろんな思いが渦巻いているんだろうなあ。

寮美千子  門坂流の視覚の宇宙@大阪 2006年10月13日(金)11時13分58秒
▼遊星たちの消息:門坂流の視覚の宇宙 edge版画コレクションフェア へのコメント

大阪の画廊「edge」で、門坂流版画展、昨日12日より開催しています。
24日まで。
わたしも、初日お伺いするつもりでしたが、金沢の旅の疲れが出てしまって、
大都市・大阪まで行くことができませんでした。残念。
会期中には、ぜひ足を運びたいと思います。

門坂画伯は15日まで在廊。
あの細密な版画の魅力は、印刷物でも驚異的ですが、
実物を見ると、さらに強く迫ってきます。
やはり、実物の力はすごい。
眼福です。
近畿方面のみなさま、ぜひ!

寮美千子  金沢からただいま! ありがとう! 2006年10月11日(水)17時34分28秒
明日から金沢へ! へのコメント

昨晩遅く、金沢行脚の旅から、帰って参りました。
講演&朗読会3本も無事終了。参加者数は、以下の通り。
・キャンプ大会 300名
・泉鏡花記念館 30名
・茶房犀せい  28名
みなさんに喜んでいただけて、よかったです。

今回も、ディープで濃〜い旅でした。
金沢という都市と、北陸のよさを改めて知りました。
金沢が、どんどん好きになるわたしです。
土地って、ほんとうに
そこに行かなければ感じることのできないオーラに満ち満ちているなあ!

「夢見る水の王国」の次回の締切りも目前。
ご報告は改めて!

お世話になったみなさん、ありがとうございました!
ほんとうに、みなさんのお陰で、楽しい、深い旅ができました。感謝!

寮美千子  明日から金沢へ! 2006年10月06日(金)12時41分47秒
「夢見る水の王国」第1回目 へのコメント

明日からいよいよ金沢です。
講演&朗読3連発。がんばります。
昨晩、ようやく羽咋の基調講演の予定原稿ができたところ。
1時間半もあるので、大変でした。
これから、予行演習です。
8日の夜には、連載中の新作「夢見る水の王国」を「茶房犀せい」で朗読します。
未発表の次回の作品の一部も朗読予定。

silicaさん、「夢見る水の王国」を読んでくださってありがとう。
地元誌掲載なので、なかなか読んでいただけなくて残念に思っていたので、
とてもうれしかったです。
昨日、「アクタス」の編集長から電話があり、結構反応が来ているとのこと。
「一気に読んだ」「女流作家は苦手だったが、これはおもしろい」
「映像が目に浮かぶ」などの声が集まっているとのことでした。
特に、壮年や熟年の方からの反応がいいとのこと。
(っていっても、雑誌の読者がその層っていうのもあるかと思うのですが)
七十歳を過ぎた男性から熱烈な支持の声があって驚いたとおっしゃっていました。
出だし、順調です!

みなさま、金沢でお目にかかりましょう!

10月7日 午後3時〜
寮美千子講演「心の小宇宙 夜空の大宇宙―星の記憶を持つわたしたち」
@2006全国キャンプ大会inいしかわ
http://ryomichico.net/bbs/planets0011.html#planets20060825204806

10月8日 午後1時半〜
寮美千子講演「幻想文学としての絵本−わたしの童話創作法」 
@泉鏡花記念館
http://ryomichico.net/bbs/planets0011.html#planets20060921225645

10月8日 午後7時半〜
寮美千子朗読の夕べ……詩、そして「夢見る水の王国」 
@金沢茶房犀せい
http://ryomichico.net/bbs/planets0011.html#planets20060922001141

silica  「夢見る水の王国」第1回目 2006年09月28日(木)11時23分21秒
9/20 「夢見る水の王国」連載開始! へのコメント

寮さんを知らない頃10年前からの読者、寮さんご自身を知ってから6年の読者、silicaです。
「アクタス」を出版社直通ではなく、本屋経由で申し込みましたら、手続きの違いで1週間
手元に届くのが遅れてしまいました。次回からは定期購読として発売日に届きます、とのこと
ですが、第1回目は特別な気持ちで待っていましたから、おあずけにやきもきいたしました。
「泣いた青鬼」といい、寮さんの作品はなかなか簡単にはやってきてくれません。でも、
もしかしたらこれは寮さん作品を鑑賞することに通じているかもしれない現象だと思いました。
寮さんの小説は、読者がなまけものでいることを許してくれません。その世界を自由に楽しむ
には、見てこなかったものを見ようとする意欲、近づく試みが必要だと思います。その人の
感受性の扉がひとつ開いて、手応えあるものを求めようとした時には、寮さんの言葉はどこまでも、
深く、大きく、広くその人へ開かれることと思います。

「夢見る水の王国」は、人間の心、自然、宇宙のリズム、鼓動、あらゆる現象の根源に絶えず
アンテナをめぐらせてきた寮さんが、ご自分を形成したものすべてを糧にして、私たち読者へ
プレゼントとして贈り出そうしてくださっている作品だと思います。
そしてそれは「ノスタルギガンテス」「楽園の鳥」があってこその作品だと思います。
それを超えてきた寮さんの言葉だから、「癒し」の意味も、より深いものであると感じています。

ゆったりとした、静謐な、そして柔らかくあたたかい、癒し。・・・と思っていると。
急流、嵐、怒涛、混沌、爆発、エネルギー。 寮さんの中の荒ぶる神はちゃんと顔を出して
くれます。第1回目では、まだ主人公万美子には、予告にあるような悲劇は訪れていません。
ああ、これからどうなっていくのでしょう。
上出慎也さんの挿絵は4枚掲載されていて、その1枚1枚が異なる表情を持っています。
寮さんにふさわしい象徴的な絵(ご紹介されている絵)、外国の翻訳本で見たようななつかしい
感じの絵、画家さんらしい精密なモノクロの風景画、色彩がつくとすっきりとした印象的な
物語の挿絵となっていて、寮さん作品に画家さんがいろいろなイメージを持って試みをなさって
いるようすが伺えるようです。

この「夢見る水の王国」を単行本になるまで待っているのは、とても時間が惜しいと思います。
第1回目だけでもものすごいボリュームの小説です。現実から少し解き放たれた世界である
このファンタジー物語と絵が進行していくのを雑多な日常生活の楽しみのひとつにするのは
とても素敵なことではないでしょうか。設定は寮さんが舞台演出をするように作り上げた
世界ですが、物語の中には寮さんが大好きなもの、寮さんのまわりにある宝物がいっぱい
出てきます。それらに気がつくことができればできるほど、おまけの楽しみもたくさん
発見できることと思います。
皆さんぜひ、リアルタイムで「夢見る水の王国」の旅へ出かけましょう。


なかだかな  はい*^−^* 2006年09月27日(水)18時37分17秒

ありがとうございます。
木の話、もっと木の気持ちになりきって書いてみたく
なりました。
本当ですね、文章は何度でも書き直すことができるから、
失敗してもやり直しができますね。何かを書くって素敵ですね。
これからもっともっと物語を書きたくなりました!^^

寮美千子  童話作家の卵さんへ 再び 2006年09月27日(水)16時11分30秒
寮さんメールありがとうございました。 へのコメント

▼かなさま

かなちゃんのいいところは、物語をきちんと「おわり」まで書けるところです。
かなちゃんぐらいの年頃だと、
「わたし、童話を書きたいんです」といって、まだ何も書いていない人や、
出だしだけいくつも書きかけのまま、ひとつも完成させられない人がほとんど。
そんななか、きちんと完成させた物語を何作も書いているのは、本当に感心します。
文章がきちんとしていることは、前述の通り。

だから、心のなかに芽生えた物語の芽を、しっかり抱いて、あたためて、
想像力をめぐらせたら、もっともっといい作品が書けると思います。

木の物語も、書き直してもいいんですよ。新しい物語に。

文章のいいところは、なんどでもやり直しがきくこと。
水彩画やお習字は、そうはいかない。
演奏家も、演奏会で間違えたら、やり直せない。
でも、文章は違います。
人から見えないところで、何度でも、書き直すことができるし、
その苦悶の跡だって、きれいに消してしまえる。
文章は、とってもお得です!

がんばってくださいね!

なかだかな  寮さんメールありがとうございました。 2006年09月26日(火)20時16分32秒

こんにちは。↓で寮さんが私のことを書いて文章についてほめてくださって
とても嬉しかったです。ありがとうございました。
それと同時に文章について、教えられた事をすごく考えさせられました。
擬人化とは人間の目線からものを見るのではなく、
そのものになりきって考えてみることなんですね。
木はただ立っているから退屈だろう。
これでは想像力が乏しすぎだったと今思いました。

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管理者:Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
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