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silica
宝箱の日でした。
2005年08月19日(金)13時51分14秒
▽ラシエット朗読会/高橋喜治作曲「花の子供」「海の子供」初演! 「詩のボクシング」チャンピオンも参加! へのコメント
久しぶりにラシエットの会へ足を運びました。夏休みでしたので、子連れで行きました。
初めて触れた寮さんと寮さんのまわりにある世界は、娘にとって目を瞠る新世界だったと思います。寮さんという愛情のかたまりのようなお人柄のオーラ、高橋さんの夢見るような美しい音楽、生ピアノ、伊東さんの生ボーカルの魅力、うにまるさんの才気あふれるユーモアセンス、女優さんの美しいお声での語り、夏にちなんだ小説や作文の朗読、社会を見つめさせる詩、自分自身を観察する詩、また自作の妖怪人形のカタログなども見せていただけて、ありとあらゆる表現世界を繰り広げていただけたのでした。二度と出会えないアットホームで刺激的な一夜でした。素晴らしい夏の思い出をどうもありがとうございました。
寮美千子
明日18日 ラシエット朗読会にジャズシンガー伊東真紀さん登場!
2005年08月17日(水)18時19分22秒
明日のラシエットの朗読会に、
プロのジャズシンガーの伊東真紀さんが参加。
高橋喜治曲・寮美千子詩の「花の子供」「海の子供」を歌ってくださいます。
本邦初演です!
新しい歌の生まれる瞬間に、あなたもぜひ!
寮美千子は、高橋喜治氏のピアノとコラボレで
『星の魚』を朗読します。
ラシエット朗読会は明日18日午後7時から。詳細以下。
http://ryomichico.net/bbs/planets0009.html#planets20050815013938
寮美千子
戦後60年
2005年08月15日(月)23時58分46秒
▽戦後60年、平和について考えましょう へのコメント
AE111さま
いつの季節も、戦争と平和について考えるのは大切なことですね。
絵本
『遠くをみたい―星の贈りもの―』から、大切なところを引用してくださってありがとう。
ほんとうは みんな
星から生まれた兄弟なのに
翼をもった心が
超えられないはずがないのに
国境を 民族を 肌の色を 憎しみを
60年前の日本を見ても、百億光年の彼方を見ても、命の輝きとそのかけがえのなさ、戦争の馬鹿馬鹿しさを感じないではいられません。「戦後」といいましたが、もしかしたらいまこの時代が、あらたな「戦前」と呼ばれることになるかもしれない。そんな危惧さえ感じる今日この頃です。
終戦の頃の父や母のこと、もうひとつの掲示板カフェルナに書きました。そちらをご覧になってください。この話題の続きは、ぜひカフェルナで!
http://ryomichico.net/bbs/cafe0044.html#cafe20050815233623
寮美千子
名編集者の記録/長生きは宝!
2005年08月15日(月)21時27分09秒
▽こちらこそ寮さんの存在に励まされっぱなしです へのコメント
小西昌幸さま
私は常々、池田憲章氏と、「良い業績を積まれた編集者の記録を残しておくべきだろう」と話し合っています。
その通りですね。講談社の元編集者である宇山日出臣氏は、中井英夫の作品を文庫にするために、大手商社を退職して講談社に入られたという方。その後、多くの新人を発掘し「新本格ミステリー」というジャンルを創られた方です。定年退職前の最後の新人発掘が「寮美千子」というわけでしたが、どうも鳴かず飛ばずで、引退の花道を汚してしまったようで、申し訳なく思っていました。そこに、某文学賞の候補作の候補?!になったという連絡。なによりも、宇山さんに申し訳が立ったとほっとしました。これから、よい仕事をして、宇山さんのお名前を汚さないよう、がんばりたいと思います。
宇山日出臣氏の編集者歴をインタビューなさいませんか。日本のミステリーの歴史を語る興味深いインタビューになると思います。
生前の海野さんを知るポプラ社の田中治男会長
海野十三は、ポプラ社とのつながりがあったのですね。わたしの単行本第一作は、なんとポプラ社からでした。『ねこ地図いぬ地図りすの地図』という物語です。もう絶版になってしまいましたが。
寮さんはきっとカップスもご覧になっているのでしょうね。う、うらやましい!
わたしは奥手というか、ひねくれていたというか、その頃見たものといえば『村八分』とか『裸のラリーズ』とか過激なものばかり。グループサウンズに黄色い声援を揚げる素直な娘じゃなかったのでした。だから、うらやましがることはぜーんぜんないんですよ。でも、横浜中華街のゴールデンカップスの人の実家の中華料理店とか、元町でゴールデンカップスの人が経営しているバーとかは、後に時々行きました。横浜の雰囲気は、独特ですよね。実は、わたしは横浜の関内に事務所を持っていた時期があって
『星兎』の舞台はあの界隈なんですよ。
デイヴ平尾さんの「一人」と言う2枚組CDが7月の末に出たので、毎日聞いています。「傷だらけの天使」のラスト2回目と最終回で流れるデイヴ平尾バージョンの「一人」がやっと入手しやすくなったわけです。「悪魔のようなあいつ」の挿入歌「ママリンゴの唄」も初収録されています。しびれますねえ。
「傷だらけの天使」か、しびれますねえ。わたしがいまでもいちばん好きなテレビ・ドラマです。ショーケン、かっこよかったなあ。そうそう。グループサウンズは苦手だったけれど、よく考えたらショーケンだけはずっと好きだった。あんまりすてきなおじさまになっていないのが残念です。
とにかく健康第一です。あせることなく、着実に自分の課題や仕事を成して行き、長生きしましょう。
そうです。かの「ゴジラ」の作曲の伊福部昭先生も、長生きをしたらこそ、ご自分が若い頃に書かれた交響曲の演奏を聞けたんですものね。世の中が追いついてくるまで、生きてないといけない。お互い、長生きしてしぶとくやりましょう!
寮美千子
きちんと自己紹介をすることが、相互理解を深める第一歩です
2005年08月15日(月)21時00分56秒
▽「高貴な名前」上映委員会の事務局の植木と申します。 へのコメント
植木さま
「遊星たちの消息」へのご投稿、ありがとうございました。
ご投稿を拝見して、「まず、自己紹介をお願いします」とメールでお願いしたところ、
さっそくの自己紹介文、重ねてありがとう。
しかし、残念なことに、これは少しも自己紹介になっていません。
これでは、あなたがどんな方なのか、
わたしたち読者には、何の手がかりもありません。
なにも、本名や年齢や職業を明かせとは申しません。
日韓友好運動に取り組まれているとのことですが、そのきっかけや経緯、
映画の魅力など、少しでも語っていただければ、理解の手がかりになります。
関心も湧き、行ってみたいという気持ちにもなるでしょう。
友好のためには相手のことを正しく知ることが大切だと考えます。
と植木さんはおっしゃっています。
カフェルミ掲示板の読者にとってのとりあえずの「相手」とは、あなたです。
「朝鮮映画」にたどりつく前に、その紹介をなさっているあなたです。
あなたを知るための手段を全く与えられないまま、
ただ情報を流されても、どうしようもありません。
それは生きていない情報、心のこもっていない冷たい情報です。
それはまた、結果的に、植木さんがこちらに少しも友好的ではない、
という事にもなってしまいます。
互いの理解は確かに必要です。
それならば、まず自分自身の心を開き、
相手に呼びかける姿勢が大切ではないでしょうか。
「わたしを理解せよ」とだけ声高にいっても、相手には何も通じません。
国家と国家の前に、まずは個と個のつながりから、
日韓の相互理解は生まれるのではないでしょうか。
このような不完全な自己紹介しかないご投稿は、
本来ならば削除させていただくところですが、
日韓友好に関する貴重な情報のひとつであることを鑑みて、
今回は削除いたしません。
もしも、これからも情報提供をなさりたいということでしたら、
どうか、もっと友好的な自己紹介をお願いします。
追記:
ご紹介いただいた映画のサイトは、わたしのパソコンでは読み込めませんでした。
植木
「高貴な名前」上映委員会の事務局の植木と申します。
2005年08月15日(月)18時10分38秒
▼遊星たちの消息:「高貴な名前」上映会 へのコメント
アジアの平和を願い日朝友好運動に取り組んでいます。友好のためには相手のことを正しく知ることが大切だと考えます。朝鮮の映画を観ることによって、少しでも本当の姿を知ってもらいたいと思っています。よろしくお願いします。
小西昌幸
こちらこそ寮さんの存在に励まされっぱなしです
2005年08月15日(月)11時22分27秒
http://www.town.kitajima.lg.jp/hole/bunka/index.html
▽二十一世紀の背骨/小西昌幸氏の活動 へのコメント
■私は寮美千子さんが、創世ホールの竹内博さん講演会に遠路はるばるご家族3人で来てくださったときのことを本当にありがたく思っています。私こそ、寮さんの活動や存在に励まされっぱなしです。今後ともどうかよろしくお導きください。
■宇山さんは、中井英夫さんの『虚無への供物』などの刊行にも深く関わり、後に新本格と呼ばれる作家を支えたミステリー界では非常に有名な名編集者ですね。
■私は常々、池田憲章氏と、「良い業績を積まれた編集者の記録を残しておくべきだろう」と話し合っています。それで、生前の海野さんを知るポプラ社の田中治男会長や、戦後最初期の大衆文学に大きな貢献をした出版芸術社の原田裕社長(元講談社/東都書房、宇山さんのご先輩)の講演会を創世ホールで開いたりしました(徳島県読書振興大会)。編集者の方は、自分は裏方に徹すると言う姿勢の人が多いので説得するのが大変なのですが、原田さんには今年5月に2時間超のインタビューを、池田さんと敢行しました。江戸川乱歩さんや、鮎川哲也さんや、山田風太郎さんをよく知る人なので、あと4時間ぐらいじっくりお話を聞いてテープに残しておこうと思います。余談でした。
■デイヴ平尾さんの「一人」と言う2枚組CDが7月の末に出たので、毎日聞いています。「傷だらけの天使」のラスト2回目と最終回で流れるデイヴ平尾バージョンの「一人」がやっと入手しやすくなったわけです。「悪魔のようなあいつ」の挿入歌「ママリンゴの唄」も初収録されています。しびれますねえ。寮さんはきっとカップスもご覧になっているのでしょうね。う、うらやましい! とにかく健康第一です。あせることなく、着実に自分の課題や仕事を成して行き、長生きしましょう(最近はアルケミーレコードの広重社長などといつも「長生きしましょう」と話しています)。
寮美千子
ラシエット朗読会/高橋喜治作曲「花の子供」「海の子供」初演! 「詩のボクシング」チャンピオンも参加!
2005年08月15日(月)02時12分36秒
▼遊星たちの消息:ラシエット ポエトリー・リーディング No.15 へのコメント
8月18日(木)です。
NHK「詩のボクシング」チャンピオンうにまる氏がすでに参加を表明!
高橋喜治氏作曲・寮美千子詩「花の子供」「海の子供」を、
高橋喜治氏のピアノとプロの歌い手さんで初演。
こんなに豪華で、参加費たった千円、しかも1ドリンクつき。
読んでよし、聞くだけもよし。
参加しないと損だ! お待ちしてます!
寮美千子
小林敏也/絵本『イオマンテ』原画展 9月1日〜10日開催!
2005年08月15日(月)02時02分34秒
▼遊星たちの消息:小林敏也/アイヌ創作絵本『イオマンテ』原画展 へのコメント
先住民族アイヌに学ぶ絵本 北の大地の物語シリーズ
『イオマンテ―めぐるいのちの贈り物―』と
『おおかみのこがはしってきて』の原画展があります。青山のピンポイント・ギャラリー。初日の9月1日の夕刻には、オープニング・パーティあり。わたしも作品の朗読をします。どなたも歓迎。みなさま、ふるってご参加ください。
寮美千子
絵本『イオマンテ―めぐるいのちの贈り物』小学館児童出版文化賞・候補作に!
2005年08月15日(月)01時18分59秒
『イオマンテ―めぐるいのちの贈り物―』小林敏也・画 寮美千子・文が、第54回小学館児童出版文化賞の候補作としてノミネートされたと連絡がありました。選考会は9月8日とのこと。さあ、どうなるか? ご協力いただいたみなさん、読んでくださったみなさんに朗報をお伝えできること、願っています。
実は、小説
『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』も、某文学賞の候補作に推薦されたと連絡をいただきました。こちらは推薦されただけで、まだ候補作になったわけでもないので、どうなるかわかりません。しかし、昨年10月の出版以来、文壇方面からはほとんど無視されていた作品だったため、推薦していただいたというだけでもうれしくてなりません。文壇方面よりあまりにも反応がないので、小説のことはしばらく頭から追い出そうかと思っていた矢先だったので、再び小説に向かう勇気が出てきました。
候補作に落ちちゃうと祝賀会も出来なくなるので、とりあえず小さな祝賀会を開きました。講談社で担当してくださった宇山日出臣氏、装丁画の門坂流氏、そして浜野智氏というメンバー。都心に出ないで、南林間のタイ料理店イーサン食堂でささやかな祝賀会。「次は残念会だな」なんて盛りあがっていた会の途中に、電話で小学館児童出版文化賞の知らせが舞いこみました。
それはちょうど、みんなが寮美千子に真面目にお説教をしている最中のことでした。「心の動くままに、いろいろ手を出すのもいいけれど、おまえさん、どれかひとつ突出しなくちゃダメだよ。芯をきちんとつくらないと、中心のない星雲みたいだ。それじゃ、星になれない。輝かない。小説でがんばりなさい」なんていわれて、神妙に「はい。がんばります」なんていっていた矢先に、絵本『イオマンテ』が候補作になった知らせが。うーん、みんな出した刀の収めどころがなくなって、刀振り回したまま「えーい、めでたい」とやけくそ気味に、もう一度乾杯!
さあ、どうなるか。もしも賞に入らなければ、世間的にはなんの意味もないのですが、わたくし的には、ある評価をいただいたということで、やっぱりうれしい。励みになります。自分のしてきたことを評価してくださる人がいたということ、大切にしていきたいと思います。
というわけで、どきどきをみなさんにお裾分け。この後、がっかりのお裾分けになるか、喜びのお裾分けになるか、わかりませんが、よろしくね!
寮美千子
ご指摘感謝/9月23日 宮沢賢治学会で論文発表
2005年08月14日(日)21時59分27秒
▽細かいことで恐縮ですが。 へのコメント
▼手裏剣の鈴木さま
「4代目の斎藤師範」という記述があったのですが、
もしか、5代目斎藤聡師範の誤字ではないかと思い、書き込ませて戴きました。
鈴木さま、ご指摘ありがとうございました。齋藤師範に問い合せてみたいと思います。感謝! インターネットのいいところは、検索で、こんな情報もひっかかってきて、お知らせいただけることですね。これからも、よろしくお願いします。
▼
宮澤賢治「四次元幻想」の源泉を探る書誌的考察
和光大学紀要に掲載した論文、9月23日に花巻で開催される宮沢賢治学会で発表させていただくことが決まりました。論文執筆後にさらに調査した、相対性理論と19世紀末心霊主義との関連も語りたいと思っています。お近くの方、ぜひいらしてください!
寮美千子
二十一世紀の背骨/小西昌幸氏の活動
2005年08月14日(日)21時50分06秒
▽「創世ホール通信/文化ジャーナル」2005年7月号 へのコメント
▼森下雨村の文章発掘
池田憲章氏をご紹介くださったのは、小西さんでした。そのお陰で、森下雨村の寮佐吉に関する文章が発掘できたわけです。感謝!
▼「宝島」の記憶
小西昌幸氏のインタビューが載っている
「コケカキイキイ時事通信1」「コケカキイキイ時事通信2」読みました。すごい。やっぱりコニシさんは骨がある、と感嘆しました。ミニコミ誌「ハードスタッフ」の編集長として、インタビューを受けているのですが、そのなかで、こんな発言が。
(「ビックリハウス」や「宝島」を批判していることについての質問を受け)
俗流の若者文化・サブカルチャー誌が軽薄な読者を産み出していのは歴然としていたので、やっつける必要があると考えたんですね。
例えば「宝島」は、ウエストコースト文化を極めて無邪気にたたえていて、サーフィンとかスケートボードとかフリスビーを奨励していて、それをやっていたら世の中が変わる様なことを書いてある訳ですね(笑)。そんなことは絶対ない訳です。政治や社会や文化状況が変わらないと世の中が変わるということはないと思います。それなのにしんどい部分から目をそらし、“サーフィンをやって地球のヴァイブレーションを感じよう”とかヘンな理論武装のようなものが出てきていて。
体を日に焼いたりスポーツするのは健康には良いかも知れませんけど、その道を突き進んでたら世の中すべての色んな問題がオッケーという訳ではないですからね。そういう幻想を振り撒いている雑誌はよくないなあと感じたから批判するべきだと考えたのです。
わたしが高校生の頃「宝島」は「知覚の扉を開け!」とかなんとかをキャッチコピーにして、マリファナ特集を組んでいました。まるで、マリファナさえ吸えば、いままで知ることのなかった深遠な世界が覗けるような、また徹底した自由の境地に至れるような、そんな雰囲気を盛りあげていました。
高校生であったわたしでさえ、ほんとうだろうかと疑いました。マリファナは単に脳にケミカルな刺激を与えるだけではないのか? ほんとうに新たな世界が開けるのか? 開けるわけがないじゃないか。わけがない、とは思うけれど、体験せずして断定できない。これはひとつ体験してみなければ……。
という至極真面目な理由で試してみた高校生が、わが高校には何人もいました。わたしもその一人。県下一の進学校だったけれど、一学年に20人くらいはいたかなあ、マリファナ体験者。煙草を吸っているのと間違えられて、停学一週間をくらった学友もいました。あの時代、先生はまさかと思ったんだろうなあ。
数回の実験の後「マリファナは単に脳にケミカルな刺激を与えるだけである」ということを実感。以後、手を出しませんでした。
カルロス・カスタネダの、アメリカ先住民の呪術師に関する本などを見ても(この本自体が、かなりの眉唾物だという見解もありますが)、薬物による刺激だけで悟りが開けるとは書いてない。深遠な世界に到達するには、人を導くための経験豊かな師(グル)が必要であり、薬物はそこにいたるための単なる一手段に過ぎないと書かれています。
ともかく、手っ取り早い方法で何かを得られる、というのは間違い。これだけでダイエットできる、なんていうのから、テロ対策には軍事力で制圧とか、核爆弾で世界平和を実現とか、革命で平等世界を実現、なんてものがあるはずがない。地道な積み重ねでしか、ダイエットも世界平和も深遠なる精神世界も実現しない。そう、例えば創世ホールの活動のような、ヴィレッジ・ヴァンガードのφ本氏の仕事のような、日々の積み重ねがなによりもの力になると思うのです。
▼「早春スケッチブック」
山田太一脚本の「早春スケッチブック」も、わたしにとって印象深い作品でした。はじめてシナリオの単行本を買ったのも、この作品でした。小西さんは、こう語っています。
テレビ番組の中で、脳天直撃されることも 多々あります。
例えば11号の表2部分で「早春スケッチブック」(83年フジ系放映。脚本;山田太一)の登場人物の言葉を引用しています。あれはショックだったんですよ。
“あなたは心の底までひっさらうような、ものすごい感動をした事がありますか? それは何でしたか?”と、もし仮にぼんやり道を歩いて、いきなりそういうことを聞かれたとしたら、即答できますか。私は、とっさに思い出せない。“自分にはそんな経験あったのかな”とかですね、それをテレビ・ドラマでやられましたからね、びっくりしましたね。
しかも“人間というのは給料の高を気にしたり、電車で席が空いていて喜ぶようなそんなちっぽけな存在じゃないのだ”と。そういう会話をテレビドラマでやられて、打ちのめされました。
印象深い台詞がいくつもあって、わたしも何か引用したいとおもったのですが、家が散らかりすぎていて本が見つからない。残念。
小西さん。小西さんの肝の据わっていること、背骨が通っていること、改めて認識させていただきました。だから、日常においてあれだけの活動ができるんですね。感服します。
晶文社から出ている「ミニコミ魂」でも言いましたけど、“若気の至りで昔ミニコミやってました”と言う人がたまにいますけど許せないなあ。何を言っているのか、死ぬまで作ればいいじゃないか。それでハードスタッフも作り続けようと思ってるんですが、最近は10年間隔ですからあと何号作れるのか(笑)。
すごい。夏バテなんていってへたっている場合じゃない。お尻を叩かれた思いです。小西さん、いいものを読ませていただいてありがとう。
http://www.town.kitajima.lg.jp/hole/bunka/index.html
寮美千子
森下雨村「科学小説出でよ」
2005年08月14日(日)17時13分02秒
雑誌「新青年」の敏腕編集者として名高い
森下雨村氏が、祖父・寮佐吉に言及している文章が見つかりました。SF研究家の池田憲章氏よりお送りいただいたもので、昭和9年の雑誌「衆文」に掲載されたものです。当サイトの
「祖父の書斎」に再録しました。
この文章は、「これからの少年文学」についてのアンケートへの回答。「科学小説出でよ」と呼びかけた森下雨村氏。名指しで呼びかけられたのは、祖父・寮佐吉と海野十三氏でした。その声は、遠く時を超えて響き、わたしに
『小惑星美術館』や
『ラジオスターレストラン』を書かせたのでしょうか。不思議な縁を感じないではいられません。
同じ雑誌に、大正・昭和期の政治家・床次竹二郎氏の回答も掲載されていました。
内容的には、飽まで少年に、世界に冠絶せる我が国体観念、我が国民の伝統的精神、我が国道徳の根源たる忠孝節義、日本民族固有の美徳美風、質実剛健なる気象、雄渾正大なる気魄、天空海闊なる気宇等を啓発するに足るものが真に少年文学としての使命を果すことが出来、又迎えられるであろう。
どこかで見たような、聞いたような言葉。いまもある種の政治家から、このような声が聞こえてきます。
戦争への道をひた走りに走っていた昭和9年と、現在の日本によく似ています。わたしたちを乗せた「日本丸」は、どこへ向かおうとしているのでしょう。
もうすぐ選挙。ひとりひとりが舵を握っています。署名運動よりも、デモ行進よりも直接的に政治に響くのが選挙です。9月11日は、なにがあっても選挙に行きましょう!
http://ryomichico.net/sakichi/1934-10_uson.html
松永洋介
なら燈花会
2005年08月10日(水)00時03分12秒
http://www.ceres.dti.ne.jp/~ysk/
夜の奈良公園に行ってきました。
ここのところ毎晩、「なら燈花会
(とうかえ)」というイベントが開催されています。
奈良公園一帯に、ろうそくの灯りが並べられていて、風情を楽しみながらぶらぶら歩いて夕涼み、というようなものです。
人が大勢出ています。浴衣姿の人々とすれ違いながら、猿沢の池から歩いてみたのですが、
興福寺へ上がる階段にもずらりとろうそくが。
上がると、何台もの人力車が客引き中。大人気のもよう。五重塔はライトアップ。
そこからずーっと、春日大社のほうまで回ってみると、それはもう広大な奈良公園一帯に、まさに無数の灯りが用意されていました。(でも広大なのでどこも明るすぎない)
それぞれの灯りは、和紙で囲われていたり、竹筒に入っていたり、あるいは誰かの持った小さな提灯だったりするのですが、こんなに
たくさんのろうそくの灯がゆらめいている光景ははじめて見ました。幻想的な光景、ロマンチックな夕暮れというのはこれだ!という感じ。雰囲気は最高です。一人で行くとたいへん残念な感じがします。
この燈花会、数年前に有志が始めたイベントで、いまはNPO形式で運営。国宝と世界遺産の密集地で、大量のろうそくを使うのにどういう手続きが必要なのかは知りませんが、点けるろうそくの数が、なんと一万五千本。それを毎日点けては消して、点けては消して、お盆をはさんで十日間、続けるわけです。奈良のみならず関西一円からボランティアが集まっているとのこと。
特にすごいと思ったのは、この燈花会が、基本的に「夜、ろうそくが点いている奈良公園を、来た人が散歩する」という、それだけの趣旨ということ。音楽イベントもいくつか用意されているようなのですが、会場一帯ということでいえば、鳴り物もなく、暗いなか、人のしゃべり声と歩く音がするだけです。始まって数年とは思えないほど成熟しています。奈良という“周回遅れのスローライフ先進地”の、マターリしたセンスとパワーが遺憾なく発揮されてる感じ。
それでいて、見れば興福寺国宝館も遅くまで特別開館しているし、東向商店街を出たところの草餅屋(
中谷堂)も、夜になってもどんどん餅つき中。地味に活気があって、すごくうれしい感じ。いやー、いいイベントだ。
これのために新幹線で奈良へ、というのは違うかなーという気もするけど、やっぱりすごい達成度なので、あえて見に来たほうがいいのかなーという気もする。理想的には、あちこちの街で、こういうセンスでできればいいんだろうけど。(ルミナリエ→ミレナリオみたいな劣化コピーではガックシだけど)
なら燈花会と比べたらいけないかもしれないけど、相模大野の「まんどうまつり」は、どうしてあんなに“うれしくない”のかなあ。このへんの違いを解明して問題が解決できれば、いい街というのはどこにでも再創造できそうな気もするのですが……。
あっ、このイベントの鋭さは、
北の屋台とどっか似てるかもしれない。
http://www.toukae.jp/
AE111
戦後60年、平和について考えましょう
2005年08月09日(火)10時06分53秒
http://blog.drecom.jp/ae111/
お久しぶりに書き込みます。AE111です。最近の寮さんの作品のキーワードは、世界・社会・人類のようですね。とくに「遠くを見たい−星の贈りもの−」はとても気にいっています。
先日TBS系列の番組で「ヒロシマ」についてやっていましたね。寮さんは広島には行かれたことはありますか。広島というとお好み焼きや広島カープが有名ですが、人類初の原子爆弾が投下されたところでもあります。
小さな一発の爆弾で、広島は「死の町」となりました。最大の犠牲者は、日常生活をしている市民でした。
今から20年くらい前に、広島に住んでいる友達の祖母から被爆体験を聞きました。友達の祖母の話は、はっきりとは覚えてはいませんが、だいたいこのような内容だったのは覚えています。
原爆が落ちた日は、すごい明るい光がみえ、すごい爆風がふいて、気がつくと私は家の下敷きになっていた。あたりは一面火の海、水を求めてさまよう人々だった・・・。
話が終わると友達の祖母は、「大事なものを見せてあげよう」と言って何やら黒い物体を見せてくれました。
「おばあちゃん これなに!」
と聞きました。すると友人の祖母は
「レンガだよ! 原爆が落ちたときにどろどろに溶けて固まったレンガだよ」
と答えてくれました。
そのとき私は一瞬、言葉を失いました
戦争はやめよう!争ったってしょうがないじゃない。「遠くを見たい−星の贈りもの−」のなかにあるこの言葉が思い浮かびました。
ほんとうは みんな
星から生まれた兄弟なのに
翼をもった心が
超えられないはずがないのに
国境を 民族を 肌の色を 憎しみを
この考えが大事なのです。このようなことをもっと多くの人が知り、考えなければならないのです。しかし現実は、ほとんどこのようなことを考えている人はいません。
寮さんなら、平和について考えさせてくれる作品がつくれると思います。私も自分のホームページで「徳山と太平洋戦争」と題して、平和について考えてみるような作品にしたいと思っています。
また何かありましたら書き込みますので、よろしくお願いします。
ムー大陸
良く飲んで食べた
2005年08月09日(火)01時31分40秒
http://www003.upp.so-net.ne.jp/immig/
▽夏の北海道 へのコメント
DORONKOさん、寮さん、二週間もほったらかしておいて申し訳ありませんでした。貴重な情報ありがとうございました。
札幌に行った報告をします。
イサム・ノグチ設計のモエレ沼の公園には、札幌滞在最後の日の24日(日)に行きました。
学生時代の友人のS君(関東の某県の不動産鑑定士協会の副会長をしている)が奥さんと子供3人を連れて来ていたので、6人で一台のタクシーに乗って行きました。
公園では2時間200円のレンタサイクルを借りて走り回り、最近出来た山に登ったり、子供と遊んだりして、半日過ごしました。
子供3人相手にシーソーに乗ったのは楽しかったです(子供が欲しくなった)。
モエレ沼の良いところは、全体が人工的に作られ、きれいに配置されていることです。
山は今は禿山ですが、植林をしているので、30年後は鬱蒼とした森になっているでしょう。その頃はそこが昔ゴミ捨て場だったとは誰も思わないでしょう。
モエレ沼の後は、14時頃、ビール園に行き、よせば良いのに、ジンギスカンの飲み食べ放題に挑戦。
夕食が食べられないほど沢山食べました。ビールも4杯。
S君はカシオペアの時間を勘違いして乗り遅れて、丘珠から函館にまで飛行機に乗ってカシオペアに追いつくという破目になり、山の神の逆鱗に触れることになりました。しかし、函館の夜景を見せたら、山の神の怒りが静まったそうな(嘘だと思うが)。
実は前日3時までススキノのスナックでカラオケを歌い、既に山の神が噴火寸前になっていたそうな。
そうそう、モエレ沼以外の場所について解説します。
狸小路にある、学生時代の友人(元カメラマン)が働いている「GURUGURU」という店。
ビジュアル系のDVDとかを扱っている店で、他に、昨年廃止になった市営バスのミニカーが置いてあります。
1台買ったら、フィギュアをおまけに付けてくれました。
興味のある人は行ってみたらどうでしょう。
http://www.guruguru.co.jp/top.shtml
新ラーメン横丁の「赤レンガ」というラーメン屋。味噌ラーメンを食べました。結構おいしかったです。
中島公園の中。コンサートホールとかが出来ているのを見て、驚きました。
中島公園の外ですが、渡辺淳一文学館があります。余り大きくないが、本は色々と揃っていました。
豊平館の中。学生時代には公開していなかった。結婚式場になっているが、天皇が泊まったというだけあって、すごく立派。
地下鉄の18条駅から100m程南の「みねちゃん」という焼鳥屋。昔良く飲みに行った。店の主人は随分歳を取っていた。
富良野の「Farm富田」(23日に行った)。観光客で一杯でした。
ラベンダ入りのソフトクリームとか、メロンとかがおいしかった。
札幌の駅前のビヤガーデン。真夏だというのに上着を着ていても寒かった。
以上です。
sam
東川フォトフェスタ
2005年08月04日(木)19時43分02秒
http://blogs.yahoo.co.jp/dog0sam
はじめまして
東川国際ストリートフォトギャラリー2005にて代表を務め、「群生した植物を真正面から」撮って展示していた足立成亮と申します。初めての投稿となりますので、自己紹介させていただきます。
ネット上では“sam”と名乗っております。
北海道は札幌に在住の学生で、写真を趣味として続け、個展、グループ展、他の表現媒体とのコラボレーションイベントを企画、運営をしております。
このHP・掲示板を運営する寮美千子様とは7月30日31日、北海道上川郡東川町で開催の
東川フォトフェスタにてお話をさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
先日は作品の感想、ありがとうございました。そしてこの掲示板の話題に挙げていただいて・・。しかも当日に。
軽い気持ちでこのHP・掲示板に遊びに来たら、普段見ているそれとは雰囲気が違っていて姿勢を正したところです。
2つの掲示板、「重い〜」「軽い〜」が通信速度のことを指しているのかと思いました。
最近演劇の脚本を読む機会が何度かありまして、あれらは本当に良く言葉や立場がぶつかり合う様を表現しているものだなと感心してしまいました。立場からくる言葉、言葉からくる立場の違いを埋める努力を怠ることで起る結果の後味の悪いことと言ったら・・・。実生活での言葉の使い方を見つめなおそうと思いまして、今「重い」「軽い」の勘違いでその話題をふと思い出しました。
『オレアナ』という脚本で、作者はデビット・マメットですね。あれは面白い作品でした。お読みになったことはありますか?
長くなりました・・。
今日のところはこの辺りで・・。
鈴木
細かいことで恐縮ですが。
2005年08月04日(木)09時23分32秒
http://www.mumyouan.com/
根岸流手裏剣で検索をしていましたら、こちらの喫茶店に
立ち寄る縁がありました。
それで、宮沢賢治と四次元と古武術(違っていたらすいません)
というタイトルのエッセイの中に、
「4代目の斎藤師範」という記述があったのですが、
もしか、5代目斎藤聡師範の誤字ではないかと思い、書き込ませて戴きました。
出すぎたことでまことに申し訳ありませんが、4代目は前田勇師範と思われます。
↓下記サイトにて、手裏剣の講座をやっているものですから、そんな関係から
投稿をさせて戴きました。もしも私の勘違いでしたら、大変に失礼をいたします。
敬具
↓参照サイト
http://www.mumyouan.com/k/matunoma.html
門坂流
アートフェア東京のHP
2005年08月02日(火)18時41分59秒
http://kadosaka.com
▼遊星たちの消息:アートフェア東京 へのコメント
記載したアドレスでは<NOT FOUND> になりますので,
下記のアドレスから検索してください。
http://www.artfairtokyo.com/index2.html
寮美千子
東川町フォトフェスタ速報
2005年07月30日(土)17時56分30秒
東川町フォトフェスタにゲスト講師として呼ばれ、今朝、飛行機で旭川へ。
いま、フォトフェスタの会場の片隅のパソコンからアクセスしています。
広い空、広い大地。
「写真甲子園」の高校生たちの写真、まっすぐな素直眼差しを感じて、
うれしくなりました。
3年前にきたときは、写真雑誌の真似をして背伸びして
「ゲイジュツ」しているのが多かったけれど、
今年の子供たちはほんとうに素直。
「権威」に負けない素直さが出てきたのかな。
ストリート展示していたインディペンデンス展のなかでは、
植物が群生しているところを真正面からとった足立成亮さんのモノクロ作品、
そして高速移動する車から風景を流しどりしてつくった色彩の川を構成した
山岸せいじさんの作品が心に残りました。
町の物産で、町の人がつくってくれたお料理でのレセプション。おいしかった!
韓国からも、30人もが大挙してこのフォトフェスタを見に来ています。
これから、町のお祭り、そして花火があります。
もりだくさんのフォトフェスタ、あすもまだまだ予定がぎっしりです!
寮美千子
北斗七星七変化
2005年07月30日(土)17時36分51秒
▽天の川の中心方向、M8 へのコメント
左近充さま
きれいな星の写真、ありがとう。
天の川の干潟には、いったいどんな生き物がいるんでしょう?
どきどきしてしまいます。
「マンモス」という雑誌のために、世界の星の神話を書きました。
同じ北斗七星も、見る人によって、民族によって、
いろんな見方があり、いろいろな物語があるのです。
中国は天帝の車、アメリカ先住民は狼と熊、などなど。
そんな小さな物語を5つ書きました。絵は、小林敏也氏。
9月30日発売とのこと。見てくださいね!
左近充 円
天の川の中心方向、M8
2005年07月29日(金)06時35分09秒
http://www3.synapse.ne.jp/kouko/
寮さんこんにちは。毎日暑いけれど、お元気ですか?
一昨日、菱刈に夏休み体験で、都会の子供たちが60人ほど
やって来ました。忙しい塾のスケジュールを空けた精鋭(?)
達です。いつものパターンで、星空教室を依頼され、小さな
望遠鏡で木星を覗きましたが、子ども達が最も喜んだのは、
夏の大三角から、いて座の方向へ流れる天の川でした。
白鳥座を過ぎて、中央分離帯があり、射手座のあたりは
もこもこと立体的にさえ見えます。
「生まれて初めて天の川を見ました」と、心のそこから感嘆
している子ども達。しめしめと、天の川が僕達の銀河を中から
見たものだとの説明にも熱が入りました。
我が家に帰り着いてからも、子ども達の熱気が体に染込んだのか
月の出がもうすぐというのに天の川付近を一枚撮影してしまいま
した。いて座付近の天の川にある、M8(干潟星雲)です。
http://www.geocities.jp/marotan_sakon/M8.html
寮美千子
本日7月21日 ラシエット朗読会!
2005年07月21日(木)14時45分18秒
▼遊星たちの消息:ラシエット ポエトリー・リーディング No.14 へのコメント
恒例のオープンマイクの朗読会です。
だれでも参加できます。
読むもよし、聞くもよし。
きょうは、沖縄出身のおじさま、外間(ほかま)さんがいらっしゃるとのこと。
外間さんは、沖縄を記録したすてきな本を出版なさったばかり。
その素直でまっすぐな眼差しには、心が洗われます。
みなさまも、ぜひ!
寮美千子も行きます。ラシエットでお目にかかりましょう!
寮美千子
夏の北海道
2005年07月21日(木)14時29分25秒
▽札幌近辺の名所 へのコメント
ムー大陸さま
>そろそろ寮さんも50代でしょうか?
余計なお世話をありがとう。
残念ながら、美しき強き五十路を迎えるには、まだ少しだけ間があります。
五十代はすてき!と思われるような成長をしたいと思っています。
ドロンコさんが「モエレ沼公園」のこと、知らせてくださいましたが、
見るに価する場所だと思います。
といっても、わたしはまだ訪れることが出来ないでいるのですが。
イサムノグチによる「大地への呪術」たる建築や造園は、
こちらに深く問いかけてくる何かがあります。
四国の牟礼にある
「イサムノグチ庭園美術館」も印象深いものでした。
わたしも7月30日から8月2日にかけて、北海道へ行く予定。
東川町フォトフェスタのゲスト講師として呼んでいただきました。
帰りがけに、川村カ子ト博物館、白老と二風谷の博物館を巡って、
アイヌ文化巡りをする予定です。
DORONKO
モエレ沼公園…と、「イサム・ノグチ展」も開催中!
2005年07月19日(火)15時17分58秒
▽札幌近辺の名所 へのコメント
ムー大陸さま、お久しぶりですね!
さて、札幌でということなら、ぼくがぜひ行ってみたいと思っているのは、
イサム・ノグチが設計した「モエレ沼公園」です。
http://www.sapporo-park.or.jp/moere/
一昨年の冬、ぼくも札幌に行ったのですが、ほんの数時間の滞在でしたので、
行くことはできませんでした。
それと、何と、今、「札幌芸術の森」の美術館で、「イサム・ノグチ展」
が開催されているのですね!
これも、ぜひご覧になってはどうでしょう?
http://www.stv.ne.jp/event/isamu/
ぼくも、行きたくなってしまいますが、今はちょっと無理ですね――。
それから、札幌には、芋焼酎などをとてもおいしく飲めそうなお店が
何軒かあるので、嫌いじゃなければ、予約でもして行ってみてはどう
でしょう?
店の名前が、何とも寮さん的だなあ!と思っているのですが――。
「月の中」
http://www.sapporolife.com/nightlife/izakaya/tsuki/
http://r.gnavi.co.jp/h027001/
「花うさぎ」
http://www.setsugetsuka.co.jp/
http://www.sapporo-park.or.jp/moere/
ムー大陸
札幌近辺の名所
2005年07月19日(火)00時57分15秒
http://www003.upp.so-net.ne.jp/immig/
むー大陸です。大変ご無沙汰しています。
そろそろ寮さんも50代でしょうか?
最初お会いした時は、寮さんは10代の文学好きの少女だったことを思い出します。
お互い、歳をとったものですね。
ところで、7月22日−24日に札幌に遊びに行きます(目的の半分は故人を偲ぶ会ですが)。
22日は昔通っていた大学に行きますが、理学部に出来たという博物館を見学し、夜は学生時代の助教授と20数年振りに酒を飲むにしても、その前又は24日の2時間位は時間が空きます。昔授業をさぼって観光客のカメラを押してあげてナンパしたクラーク像とかを見てもしょうがないので、新しい札幌の(ためになる)名所とかに行ってみたいと思います。
どなたか、ここ10年位の間に出来た札幌の名所をご推薦していただけませんでしょうか?
DORONKO
下北沢が好きだとか、興味があるというみなさんに。
2005年07月18日(月)13時55分17秒
▽「昭和屋 GO! GO!」オークション佳境! へのコメント
以前にも、通称シモキタこと東京の世田谷区にある下北沢の街が、大きな道路の
計画によってメタメタにブチ壊しにされてしまう恐れがある……というカキコを
したことがありますが、この問題について、今晩の「NEWS23」(TBS)で、
かなり大きく取り上げられるようですので、関心のある方は、どうかご覧に
なってみて下さい。
実は、一昨日16日には、その下北沢で、「歩く楽しさのある街 シモキタ
らしさの発見」というシンポジウムもあって、かなりの人が来てくれたし、
何より、パネラーとなった都市計画の専門家の方たちからの発言が素晴らしくて、
本当に、このアホな道路の計画を取り下げさせることができるのでは……
という希望がふくらんできました。
ただ、現在の世田谷区の区長とか、都市計画の関連部署のお役人たちは、
とてもとても、そう簡単に宗旨変えに応じるような人間たちではありません
ので、彼らに対してはもっともっときびしい批判の声をあびせてやらなきゃ
だめだろうな……とは思いますが。
これまでのところ、ぼくや仲間たちの態度は、「紳士的というにもほどがある」
といってよいぐらいだと思っていますが、特に、現在も世田谷区に住んでいる
という人には、区役所にガンガン怒りの電話をかけるぐらいに怒っていただき
たいと思います。
人間、あまりにも不合理だったり、不条理だったりすることには、マジ、
本気で怒らなきゃイカンとぼくは思います。
さてさて、
>骨董への物欲は、老いてゆく人に最後に残された恋心のような気もします。
>血が泡立つ。いかんいかん。
ぼくの場合は、「未練がましく、まだ老いきれないオジサンの恋心は、
イモショーチューに向かって奔騰するのであった…」というところでしょうか。
そんなにガンガンは飲めないし、飲まないのです。
でも、アレも飲みたい、コレも飲んでみたいという欲望、なかなか抑えがたい
のであります!
へちま
祝い
2005年07月16日(土)02時35分44秒
▽「昭和屋 GO! GO!」オークション佳境! へのコメント
祝う。エッセーの新領域開拓。
↓この自らの道化性を人生のなかに組み込んで日々を愉しむ余裕、
あたし的にはこれこそがエッセーを書く醍醐味かと。
管理者:Ryo Michico <web@ryomichico.net>
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