寮美千子ホームページ ハルモニア Cafe Lumiere (No.0051)

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井本しのぶ  ありがとうございました 2005年01月08日(土)13時23分33秒
くらやみ森の王者リーラ へのコメント

初めて、投稿させていただきます。
寮さんに”くらやみ森の王者リーラ”の後編を送っていただいた娘の母です。
先生のホームページにもあったように娘は、本当にリーラが大好きでした。
小さいときは、前編を読んで、「つづきはどうなるんだろうねえ。ああかな、こうかな。」で、満足していたのですが、自分で読めるようになってからは、本当の続きを知りたいという想いがどんどん強くなってきました。その気持ちは、家族にも伝染して、今回大胆にもメールを送った次第です。

寮さんは見ず知らずの子の想いを大切にしてすぐに後編をおくってくださったのです。そして、昨日待ちに待った後編が届きました。娘は飛び上がらんばかりに喜び、一気に
読みました。

そして、寮さんにお送りすると今リーラの絵を描いております。
感想は お手紙に書くと言っておりましたが、気づくと日記に書いておりましたので、そのまま書き続けさせました。
書いた内容は、下記の通りです。拙い文ですが、よかったら、読んでやって下さい。

「くらやみ森の王者リーラ」をかいた、りょう三千子さんがりーらのつづきをカラーコピーしておくってくれました。
 どうしてかというと、お家には前のぶ分しかなくて、本やさんにもなかったからお母さんがパソコンで先生にメールをしてくれました。そしたら・・・?今日、そのおはなしがきたのです!
 とどいたとき、すごーーーーーくうれしかったよ!
 おはなしよんだら・・・・?あやが思っていたとおり、みんなとなかよくなったのです!!リーラがたすけたつばめの子がいっしょうけんめいはなしたらくらやみ森は光の森になりました。あの小さなつばめが大きなリーラをたすけるなんてすごいと思ったよ。
 でも、一つ心ぱいなことが・・?他のどう物と友だちになっちゃったらたべものはどうするのかな?友だちはたべれないし・・そうだ!きっとつばめの子がくれた山ぶどうをたべて生まれかわったんだよ。そのとき、森のかみさまが、友だちをたべない体にしてくれたんだと斐(あや)は思ったよ。
 リーラの心のいろがくらかったけど、光のいろになったら、くらやみがきえて、光の森になったと思うよ。
 光の森のリーラもすごくかっこいいから、大好きだよ。

以上です。

今回のことは 娘の一生の宝物になると思います。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。寮さんありがとうございました。                                                            

寮美千子  マダガスカルのマミさんから津波報告 2005年01月07日(金)06時07分04秒
つなみ へのコメント

マダガスカルのマミさん(男性です!)から新年のご挨拶と津波の報告が届きました。心配してくださったみなさま、マミさんは無事です! 人命の犠牲もなかったとのこと。ほっと一安心です。以下、マミさんのメールです。
明けましておめでとうございます!!!
旧年中はいろいろお世話になりありがとうございます。
今年がよい年でありますようお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さっき、私のコンピューターにトラブルがあったので、メールなどができなくて、申し訳ありません。今、直したから、メールが送れています。

最近、津波のことが話題になっているのです。毎日、テレビのニュースに出てきているのです。大変でしたね。マダガスカルはインド洋にあるから、結果、東の海岸に海が上がってきて、ある村が水の中にあるそうです。死者はいません。私は海岸から250kmで1200mの所に住んでいますから、安心です。


http://www.geocities.jp/mamy_madagascar/

寮美千子  くらやみ森の王者リーラ 2005年01月06日(木)19時15分14秒

お正月早々、こんなメールが届きました。9年ほど前、雑誌「おひさま」に発表した作品「くらやみもりのおうじゃリーラ」のことです。
平成8年9月号の「おひさま」で、娘(当時1さい)は初めてリーラに出会いました。小さかったので、このころは絵を見るだけで、きちんと読んでやったのは、1年後のことでした。このリーラのお話は、怖いような挿し絵だったので、母親の私は「1度読んだら、もう読んでとは言わないだろう」と思っていました。(失礼なことを思って、申し訳ありません)が、私の予想とに反して、毎晩毎晩「読んで」ともってくるお話は、リーラなのです。私も、文を覚えてしまうくらい読まされました。そんなに気に入ったなら、後編もと「おひさま」のバックナンバーを探しましたが、すでに遅し〜。絵本になっているかと書店で探しても見つからず……。

親子であきらめ、前編だけ読んで、後編がどうなるんだろうと話したりしていました。そうしているうちに 1年くらい読んでいなかったリーラを今日久しぶりに出して、「これ小さいとき(今も小さい?)大好きだったんだよね。怖いけれど、本当は優しいんだよね。寂しいんだよね」といいながら、自分で読み始めました。私は、横で聞きながら、「そうだ!ネットがあるじゃない」と、調べているうちに先生のホームページに行きつきました。

調べた限りでは、やはり「くらやみもりのおうじゃリーラ」を見つけられなかったのですが、絵本は出版されているのでしょうか?私自身も、後編が気になって仕方がありません。

もし、絵本として出版していらっしゃるのでしたら、出版社名等お教えいただけませんでしょうか? ぶしつけなことをお願いいたしまして、申し訳ございません。
さて、リーラは残念ながら、絵本になりませんでした。それでも、こんなふうに幼い人の心にリーラの面影が強く刻まれていたのかと思うと、ほんとうにうれしくなります。この小さい女の子は、物語の後半を知りません。暗闇森に棲むライオンのリーラが、うっかりツバメの子を助け「ほんとうはやさしいんだよ」と森のみんなに噂されるようになり、王者の威厳が台無しになったと思いこんで荒れ狂うところまでしか読んでいません。

女の子は、後半を読んだらどう思うのだろう。ぜひ、直接聞いてみたい気がします。できることなら、雑誌を携えて、この子のお家に「読み聞かせ」の出前をしてみたいくらい。

雑誌の余部はないので、カラーコピーをとってお送りしました。さあ、どんな感想が戻ってくるでしょう。楽しみです。

ところで、この「くらやみもりのおうじゃリーラ」の原稿、レビューに再録しようと思ったら、なんと、データが消えてしまっていて、ありません。また最初から入力しないとアップできない。ほかにも、同じ雑誌に発表した「かみさまのいるところ」も消えてしまっていました。古いコンピュータからこちらにデータを移す前後に何かの事故で消えてしまったようです。残念。

消えた2作は、どちらも画家の飯田正美氏と組んだ作品。原案も飯田氏です。物語の骨格を語ってもらい、わたしが脚色しました。飯田氏が作りたかったものをお手伝いした形だけれど、結局、わたし自身が言いたいことと重なって、愛着のある作品になりました。いつか時間が出来たら入力し直して発表したいと思います。

ああ、はやく感想、戻ってこないかなあ!

大長老  A Happy New Year Nara 2005年01月03日(月)03時27分05秒

新天地にサチあれ。

寮美千子  お屠蘇・お雑煮・お汁粉のお正月三種の神器?! 2005年01月02日(日)01時31分18秒

▼お屠蘇

仕事に没頭していて、おせち料理を全然用意していなかったわたし。
でも、お屠蘇だけはしっかり仕込んでおきました。
その昔、唐の国から伝わったという霊薬屠蘇散。
これを、味醂と日本酒半々にしたものに漬け、丸一日ないし二日。
東洋の神秘の香るお屠蘇のできあがりです。
子どもの頃からお正月には必ずお屠蘇が出たので、
これがないとお正月が来た気分になりません。
それもちゃんと屠蘇器に入ってないと気分がでない。
大昔、奮発して買った塗り物の屠蘇器もあります。
器体がプラスチックの安物ではあるけれど、二十代だったわたしには高かった。
実家では、複雑な模様の入った陶器の屠蘇器を使っていました。
お正月には小さな水引をつけていました。

▼お雑煮

本日の朝食は日本のお正月らしく、お雑煮にしました。
千葉の実家のお雑煮は関東風のあっさり味なので、我が家も引き継いでいます。
昆布と鰹節で出汁をとって、鶏のもも肉と小松菜をいれ、
しょうゆで薄く味付けしたシンプルなものです。
いま、我が家に滞在中ののらくろ子猫にも、鶏肉をお裾分け。
おいしかった!

▼お汁粉

お汁粉は、元旦から食べるものじゃないかもしれないなあ。
十一日の鏡開きに、割った鏡餅でつくって食べるのが本格なのかもしれません。
が、それまで待てない。甘いものに目がないのです。
さっそ買い置きしてあった小豆を水に浸けたものの、すぐには食べられない。
とうとうがまんできなくなって、コンビニにいってあずき缶を購入、
むさぼるようにお汁粉を食べてしまいました。
明日は小豆を炊いて、心ゆくまでお汁粉(ほんとうは善哉)三昧しよう。

▼きれいな空

人間がちょっと活動を控えるだけで、
東京の空はこんなにきれいになるのかとびっくりするくらいきれいな空。
丹沢山系の背後に、美しい夕焼けが輝き、空全体を赤く染めていました。
国破れて山河あり、というけれど、人滅びて美しき空あり、
なんてことになるのかなあと、思ったりもしてしまうほど。
人類がいても、美しい空があるような地球にしたいなあ。では。

寮美千子  2005年 あけましておめでとうございます 2005年01月01日(土)16時34分11秒
Voice/212編発表 へのコメント

2004年は、わたしにとって実り多き一年でした。すばらしい出逢いに恵まれ、2年越しの懸案だった長編小説『楽園の鳥』を門坂流氏の画の装丁で上梓。10数年越しの懸案だった星の絵本『遠くをみたい』も、憧れの東逸子氏の絵で上梓することができました。みんなみんな、みなさまのおかげです。人に支えられての人生だと痛感しています。ありがとうございます。そして、今年もよろしくお願いします。

セント・ギガに発表した詩、昨年中になんとか選択とリライトだけは終わらせようとしましたが、数時間オーバーしてしまいました。それでも、1月1日の午前2時頃、ようやく積年の懸案だったリライトを完成させました。約600編近くの作品のなかから選んだ233編を「Voice」に収録しています。気に入った作品があったら、ぜひ感想をこの掲示板でお知らせください。

これから、作品を並べ直して、編集作業に入ります。今年はぜひ、詩集の形でみなさまにお届けしたいと願っています。困難は山積みですが、何があってもあきらめないでがんばります。

2月中には小林敏也氏に絵を描いていただいているアイヌの物語絵本『イオマンテ―めぐるいのちの贈り物』が完成予定です。すばらしい絵です。ご期待ください。

みなさまにとって、幸多く平安な一年でありますように! 心からお祈りします。


寮美千子  Voice/212編発表 2004年12月31日(金)15時36分40秒
寮さんの詩(Voice)にうっとり へのコメント

silicaさん、Voiceへのご感想ありがとう。励まされます。

積年の課題だった、セント・ギガに書いた作品をまとめようと、捻りはちまきで頑張っています。Voice に次々発表しているのは、そのほとんどが1991〜7年に書いた作品。400編ほどあると思っていましたが、見直したら原稿の残っているものだけでも600編近くありました。その中から、200編ほどを選びたいと思っていたのですが、現時点ですでに212編になってしまいました。あと。10編ほどまとめて、一段落させたいと思っています。

来年は、詩集にまとめたいと思っています。乗り気になってくださっている編集者の方もいますが、企画会議で通るかどうかはまた別の話。実現するかどうかわかりませんが、ともかくやるだけやってみます。応援してください! 

感想など、ぜひこの掲示板に書き込んでください。反響があれば、詩集への道に一歩近づけます。よろしく!

http://ryomichico.net/bbs/voice.html

寮美千子  中学生諸君へ/本なんか読まなくたっていいよ 2004年12月31日(金)15時21分17秒
▼Review Lunatique:中学生諸君へ/本なんか読まなくたっていいよ へのコメント

夏に、山口県下関市 下関市立木屋川(こやがわ)中学校の川口寛先生から頼まれて「中学生のための読書のすすめ」というテーマで文章を書きました。その文章を、レビューに再録しました。

わたしは「本ばっかり読んでないで、お外で遊びなさい!」といわれて育った方です。そのお陰で、親の目を盗んで本を読むような子どもになりました。もしも「本を読みなさい」といわれていたら、もっとアウトドア派になっていたかも。

ベッドで読んでいると「目が悪くなります!」と強くしかられたものです。親の言うことは本当で、目はかなり悪くなり、超弩級の近眼となりはてました。

ベッドの本を取り上げられてしまうと、寝つきの悪いわたしはやることがなくて困りました。仕方ないので、自分で物語を作って、それを頭の中で映像にして映画のように楽しんでいました。といっても、何かすごいことが起こりそうになる前に、眠ってしまうのだけれど。もしかしたら、そんなことが、いまのわたしの礎をつくったのかもしれません。

少し足りないくらい、もうちょっと欲しいくらい、ちょっとだけ飢えているくらいのほうが、人は、意欲が湧く生き物なのかもしれません。いつでも、欲しいものが欲しいだけ手に入る子どもたちは、ちょっと気の毒な側面もあるかもしれません。

けれど、ほんとうにすてきなもののすばらしさに気づけば、やっぱり「足りない」ことに気づくのです。何がって、人生の時間が。読みたい本は山ほどある。知りたいことも山ほどある。そのことに、子どもたちが気がついてくれたらと思います。

師走もいよいよ大晦日。お正月休みに、ゆっくりと読みたい本を読もうという方もいらっしゃると思います。みなさま、よいお正月を!

silica  寮さんの詩(Voice)にうっとり 2004年12月30日(木)18時59分59秒

毎日、少しずつ更新されている寮さんの詩にときめきっぱなしです。
すごいなあ・・・ほんとうにすごい。
こんなふうに世界へラブレターを書くことができたら、どんなに素敵でしょう。
ね、勇崎さま、高橋さま、そう思うでしょう・・・?
(すみません。ちょっと早いですが、お酒入ってます。)

勇崎  W感謝 2004年12月29日(水)00時27分56秒
プラネタリウム・ワークショップ へのコメント

寮さんによる、遊星たちの消息、思わぬ投稿ありがとうございます。
そしてMARIKOさんによるレス。
W感謝、お伝えします。
僕の本業はコンセプトメーキングなのですが、
それを巷のコンサルのように言い放しで完結するのではなく、
自分のコンセプトを自身で実行に移すのが、
僕の作法なのでした。(自慢ぽくて、、、残念!!!、、、)
僕の発想法から実践の過程がわかるワークショップ、
MARIKOさんに背中をおしてもらって、行います。

大長老  つなみ 2004年12月27日(月)06時57分06秒

マミちゃん津波大丈夫か!!

バングラディシュの長く尾を引く塩害も含めて心配。

石垣島津波かつて85メートルという歴史に鑑みれば、
今回の津波、10メートルで済むわけなくて、珊瑚礁の島々、とてつもないこと起きてるのではないか。


MARIKO  プラネタリウム・ワークショップ 2004年12月26日(日)03時46分28秒 http://www.geocities.jp/malicosmos/
▼遊星たちの消息:大人のためのクラブ活動〜プラネタリウムワークショップ〜 へのコメント

 寮さん、遊星たちの消息への紹介、ありがとうございました。こちらからの紹介が遅くなりごめんなさい。
 その紹介にあるように、山梨県立科学館にて「大人のためのクラブ活動―プラネタリウムワークショップ」を開催します。「プラネタリウム・ワークショップ」なるものは、今年の1月にはじめての試みとして行いました。写真家の赤阪友啓さんにもスライドショウワークショップに来ていただいたりして、おおいに盛り上がり、そのおかげで、そこから継続的な活動として「星の語り部」というグループが生まれ、彼らのつくる作品が夏に一般公開されました。私のこの1年は、この活動におおいに支えられ、励まされて過ぎてゆこうとしています。この活動を通して、「ああ、プラネタリウムは個々の内なる宇宙を投影できる場所なのだ」と実感しました。
 最初にプラネタリウムワークショップなるものをやろうと思った背景にはいろいろありますが、そのうちの一つとして、寮さんが講師を勤めた「ケアする人のケア 朗読ワークショップ」の存在も大きかった。さらには、活動を後から振り返りながら、2003年にCafe Lunaで展開されたプラネタリウム論議・・そこに投稿された意見の数々にも非常にインスパイアされていたことにも気づきました。(Cafe Lunaにおけるそのときの意見は、みなさんの了解を得て、http://www.geocities.jp/malicosmos/cafeluna.htmlに集約させていただいてます)
 というわけで、実は寮さんに密接に影響を受けている企画・・なわけです。
 しかも、来月からのワークショップ第2弾は、「星の語り部」活動さらにパワーアップのために、勇崎さんに来てもらうことになりました。勇崎さんの「創造的な概念のための構造体、TY法」をワークショップで実践していくという、世界初(!)の試みです。このワークショップ参加の方には、できればまた「語り部」メンバーとして継続して活動してもらいたいので、山梨に住む人々に呼びかけていますが、勇崎さんのワークショップだけでもぜひ見たい!という方は、「見学」という参加もありとしたいと思うのでご相談くださいませ。
 知人が「『風土』というのは、風の人(外からの人)と土の人(もともとその土地に住んでいる人)の両方で出来上がる」ということを言っているのに、ほお〜!と思ったことがあります。ほんとにそうだな、と。勇崎さんの南北両方からの風を受けて、山梨という土地について、そして自分について、見つめなおしてそれらを紡いでいく作業・・・
乞うご期待。

http://www.geocities.jp/kataribecrew/

寮美千子  ★ Merry Christmas★ 2004年12月24日(金)22時05分15秒

つかのまの 命
だから人は 永遠を思う

きらめく星
こおれる月
聖なる森の
聖なる響き

ながれる河
きえゆく時
瞳にうつる
一瞬のいま

つまのまの 命
だから人は 人を愛す

        Copyright by Ryo Michico

※ この詩は、高橋喜治氏により女声合唱曲として作曲され、
  2004年11月7日、神奈川公会堂にて合唱団Asukaにより初演されました。
  とても美しい曲! みなさんにお聴かせできないのが、残念!
  メリー・クリスマス!
  宗教を越え、国境を越え、地上の全てに人に、平和が訪れますように!

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寮美千子  のらくろ子猫の帰還 2004年12月24日(金)21時55分50秒

帰ってきました。のらくろ子猫ちゃん
ジャン=クロード、なんていう立派なお名前までついて。
飼い主となったY家の方々が年末年始のご旅行ということで、
その間、再び我が家で預かることになりました。

家に着いた早々、洗濯物を取り込もうとした隙に、ぴょんと飛び出し、
お隣のヴェランダにまっしぐら。
しまった!と覗いてみれば、お隣の兎のココアちゃんを
ヴェランダの片隅に追いつめているではありませんか!
慌ててお隣の玄関をピンポン。
「すいません。うちで”預かっている”猫が、そちらのヴェランダに」
「見てみます」とお隣の坊や。
坊やの姿にびっくりしたのか、のらくろ子猫は自主的に我が家に戻ってきました。
やれやれ。

お陰で、にぎやかな年末年始を送れそうです。
メリー・クリスマス!

寮美千子  『遠くをみたい』が週刊読書人12月10日号に! 2004年12月22日(水)19時23分36秒

週刊読書人12月10日号で『遠くをみたい―星の贈りもの―』が紹介されました。
「子どもと読みたいオススメ5」のうちの一冊です。
因みに、その5冊とは以下の通り。

森博嗣『STAR EGG〜星の玉子さま』 1050円 文藝春秋
ムムリク『いい夢みてね!』 1575円 くもん出版
寮美千子・東逸子 『遠くをみたい』 1575円 パロル舎
早川純子『まよなかさん』1470円 ゴブリン書房
M=A・ゴドラ、D・パーキンス 『オニのぼうやがっこうへいく』 1575円 平凡社

特集のテーマは「絵本のチカラ」でした。まだ見てないわたし。
図書館へ行かなくちゃ。

http://www.dokushojin.co.jp/1210.html

寮美千子  花をめぐる不思議な赤い糸/NHKにんげんドキュメント中川幸夫 2004年12月22日(水)02時38分19秒
第20回東川賞国内作家賞・中川幸夫さん(いけばな作家)についてのテレビ・ドキュメンタリー放送があるよ へのコメント

中川幸夫は異形の生け花アーティスト。その風貌もだが、なによりその生け花が異形だ。例えば、いっぱいに詰めた花びらが腐りゆく風景。例えば、舞踏家・大野一雄が車椅子の上で舞っている野原に飛行機から大量の花びらをまき散らす。

その映像を見たとき、わたしはちょうど大野一雄氏その人にお目にかかったばかりだったし、中川氏が丸亀の出身で、いまは丸亀在住と知って、とても気になっていた。丸亀は、相棒松永の実家なのだ。そこへ飛びこんだ中川氏東川賞国内作家賞の受賞の報。やっぱりどこかで見えない糸がつながっているらしい。

先日、門坂画伯と共に訪れた丸亀。あーとらんどギャラリーという現代美術の画廊を三階まで上ると、スペースいっぱいに写真が展示されていた。生け花を撮った中川幸夫作品だった。画廊が力を入れているアーティストだったのだ。

後日、そのあーとらんどギャラリーから門坂画伯に、ぜひ企画展をという話があって、来年の丸亀での門坂流版画展が決定したばかり。

そこへ、勇崎さんからのテレビ番組のご紹介です。東川賞の様子も出るらしい。どうしても見なくちゃ。

「NHKにんげんドキュメント」花のことは花に聞け〜いけばな作家 中川幸夫〜
11月24日 夜11:00〜11:43

http://www.nhk.or.jp/ningen/

勇崎  第20回東川賞国内作家賞・中川幸夫さん(いけばな作家)についてのテレビ・ドキュメンタリー放送があるよ 2004年12月22日(水)00時10分22秒

写真賞の東川賞の
今年の国内作家賞受賞者・中川幸夫さん(四国・香川県丸亀市在住)
の最近の活動を追ったドキュメンタリーが、
NHK 12月24日(金)23:00〜1時間
放送されます。
クリスマスイブ。
サンタクロースも活動準備中の時間ですので、
もしよろしかったらご覧になって下さい。
放送の中で東川賞のことにふれるのは、
ほんのちょっとのこととおもいます。
なぜ、いけばな作家が写真作家賞を受けたのか、
番組の中でよくわからないかんじだったら、
僕もエビぞって、
この板で補足したいと思います。
ということで、是非ご覧下さい。
そういえば、丸亀市といえば、
そこで生まれたとか、
この板でも関わりの深い人も
いましたね。

寮美千子  松本明慶仏像彫刻展/「北の屋台」テレビに登場! 2004年12月20日(月)19時33分02秒
▼遊星たちの消息:慈 大佛師・松本明慶 佛像彫刻展 へのコメント


京都の仏師松本明慶氏の仏像彫刻展、ただいま東京駅すぐそばの八重洲ブックセンター8階のギャラリーで開催中。26日まで。京都・大原野の工房を取材させていただいたこともあります。あの時、入門して間もなかった神鳥少年も、今年で8年目。いい青年となり、貫禄さえ出てきました。師走のひととき、やさしい仏様の微笑みに包まれて時を忘れるのも一興。


帯広の「北の屋台」がテレビに登場! といっても来年のことだから鬼に笑われちゃうかな。1月28日午後10時半から「21世紀ビジネス塾」です。必見! 元気になります。


お誕生日に奈良のご夫妻から届いたピンクの薔薇と、先日のラシエットでsilicaさんからいただいた黄色い薔薇、一部をドライフラワーにしてみました。空気が乾燥しているので、きれいに乾いて、色もかえって濃くなり、こっくりとしたいい色合いです。ありがとう!

人間も、枯れるとまた別の味わいが……。なんて言ってる場合じゃないぞ。まだまだばりばりやらなくちゃ。わたしは年末年始、ヴォイス(詩)のまとめで頑張ります。

silica  素敵な寮さん 2004年12月17日(金)11時42分06秒
ラシエットの極上の時間 へのコメント

16日のラシエットの会を聴きました。
参加してくださった皆さんがそれぞれに雰囲気をお持ちで素晴らしかったことは、寮さんのご報告の通りです。皆さんが「それぞれの今」を大切に生きていらっしゃることがじんと伝わってまいりました。
寮さんのことは、ご自分ではおっしゃらないので、私がお伝えしたいと思います。

今回の作曲家の高橋さんには驚いてしまいました。本番前の高橋さんは、何度も原稿を眺めていらして出番が終わるまでは落ち着かない、というご様子でいらしたのですが、寮さんと並んで朗読を始められた時には、なんともいえないムードをお作りになってしまいました。
それは、寮さんが隣りにいらしたから、そうなったものかどうかはわかりませんが、アイヌの言葉をやわらかで静かな静かな情熱で読んでくださり、ひとつの世界へすっとお入りになっておられました。そこへもっと熱い寮さんの声が入りますと、男性と女性のドラマが立ち上り、私はちょっとぽわんといたしました。何気なくおやりになっているようでも、芸術家同士だなあ、と私はときめきました。

そこからアイヌの話をしてくださった常連のかたで、北のムードが盛り上がり、寮さんはついに今手掛けていらっしゃる「イオマンテ」の大講義までしてくださいました。ちょうど、カフェルナティークの掲示板でも賑わっていた話題です。寮さんは、掲示板でもご自分の思いを丁寧に切々とお話されておられますが、生で語られたときはそれはもう作家魂そのもので、こんなにご自分のすべての感受性をかけて作品を取り組まれるかたの作品なら、もうどんなものでも耳を傾けちゃいます、という気持ちになってしまうのでした。

私は寮さんの「イオマンテ」はアイヌ文化を知らせること以上の根源的な人の営みを真摯に見つめさせる物語だと受け取っています。でも、それを伝えるための「大講義」の奮闘は、聴かせていただくとやはり嬉しいもので、世の中には語らない作家もいますが、私は「寮さん流」が実際、楽しくてわくわくするので、とても好きです。

「あくまのあいうえお」は抜粋で、ちょっと残念でしたが、傑作です!子供はきっとおもしろくて喜びます。ぜひ、出版して世の中に出て欲しいと思います。「言葉の表現活動」をされている青年、大人のかたにも手ごたえのあるすぐれた作品だと思います。

ピアノの山本さんの演奏は、初めてでしたが、「きれいなもの」を見せて(聴かせて)いただいたという気持ちが広がっていきました。ご自分の心が求めていらした音に出会って、それが本当に嬉しいというお気持ちを指先の音に込められていて、そこには山本さんご自身の強さも感じたほどです。日常のお仕事を持ちながら、ご自分の道も追求されているお姿は、毎日ささいなことでバタバタしている私にとって、まぶしいほどでした。ひとあし早く「聖夜」を感じていました。

神さまもあくまも登場して、12月にふさわしいラシエットの会でした!

寮美千子  ラシエットの極上の時間 2004年12月17日(金)10時12分40秒
16日のラシエットの朗読会はすごい! へのコメント

ともかく、すばらしい会でした。
高橋喜治氏の自作のアイヌ語詩「YUKAR fragments」の朗読。
アイヌ語の独特の響きが、心に届きました。
わたしも、日本語訳のところで、掛け合いのようにして、お手伝いさせていただきました。
声によるコラボレの楽しさを満喫させてもらいました。

地元アナウンサー・チームの方々も、自作の詩を。
いままでは既成の詩を読んでいらしたのですが、みんなに刺激されて、
ご自分でも詩を書くようになられたとのこと。すばらしい。

産経新聞でわたしがお世話になった記者の方の奥さまと娘さんも参加。
まっすぐな心の感じられるすてきな詩を読んでくださいました。

沖縄出身のおじさまの詩は、いつもきっぱりとすがすがしく、心が洗われます。
silicaさんは花束を持って、翻訳家田中アキン氏も仕事を終えてかけつけてくれました。
わたしは「あくまのあいうえお」で参加。

そして、ちょっと遅れていらした山本健治氏。
後半は、山本氏による音楽の贈り物。
詩を読まれて、その後「植物文様」を4曲と、
ジョン・ケージの「ランドスケープ」をピアノ演奏してくださいました。
ゆったりとした、丁寧な、丁寧な弾き方。
曲を深く愛していらっしゃる気持ちが伝わってきます。
真面目でひたむきな山本氏のお人柄そのものの演奏でした。
ジョン・ケージの作品は、はじめはグライダーで音もなく飛んで俯瞰している気分、
後半はそのグライダーが水の中に入って自在に飛んでいる気分でした。

こんな文化的で創造的な会、そうそうないよなあと感動。
すてきな場をつくってくれたラシエットのハルコさんに感謝!
そして、極上の時間を醸してくださったみなさんに感謝です。

寮美千子  ら はラシエットの ら 2004年12月15日(水)01時30分16秒
16日のラシエットの朗読会はすごい! へのコメント

らいおんは らいおんらしく しようと
らんらんと めを ひからせてみた

らいおんは らいおんらしく しようと
らっきょうを たべるのを やめた

らいおんが らいおんらしく したら
らんぼうな らいおんに なった

らいおんが らいおんらしく なると
らくだも らばも あそびに こない

らいおんは らいおんらしく するのは
らいねんからに しようと おもった
                     Copyright by Ryo Michico

寮美千子  16日のラシエットの朗読会はすごい! 2004年12月14日(火)03時40分18秒
▼遊星たちの消息:ラシエット ポエトリー・リーディング No.6 へのコメント

今週の木曜日16日は、ラシエットのポエトリー・リーディング。
千円で誰でも参加自由のオープンマイクです。

今回は、先日藤枝守氏作曲の「植物文様」の演奏会を開かれた山本健治氏が、
いちばんに参加の名乗りをあげてくださいました。
詩の朗読のほかに、ジョン・ケージか
藤枝守氏のピアノ曲を演奏してくださるとのこと。
参加者には、一足早いクリスマスの贈り物になりそうです。

いつもはピアノで参加してくださっている作曲家の高橋喜治氏は、
今回はピアノを離れ、ご自分でつくられたアイヌ語詩を朗読予定。
わたしは、その日本語訳をいっしょに読ませていただきます。
すごい! わくわくしちゃう!

わたしは、新作の言葉遊び歌「あくまのあいうえお」で参加予定。こんな感じです。
あくまは あくま
あくまで あくま
あわれにみえても あくまです
あっけらかんと あくまです

あくまは あくま
あくまで あくま
あかんぼうでも あくまです
あっぱれなほど あくまです
色彩々の会になりそう。楽しみです。みなさまも、ぜひ!

寮美千子  明日12月14日午後4時10分過ぎ FM横浜に出演! 2004年12月13日(月)23時41分18秒

明日12月14日、FM横浜の夕方のラジオ番組に、寮美千子が出演します。
「イブニング・ステップス横浜」という地域ニュース番組のなかの
「イブニング・スクランブル」というコーナーです。

『遠くをみたい―星の贈りもの―』について話をしてほしいということで、
午後4時10分過ぎ(正確には4時12分)から7分間ほど電話で出演予定。
お時間のある方、よかったら聞いてくださいね。FM 84.7MHzです。
生放送だから、ちょっと緊張するなあ。どきどき。

いま、空が曇っていて、流れ星が見えません。残念。
みなさんはもう、流れ星、見ましたか?
たくさん見えるから、たくさん願い事を用意して見ましょう!

マミ  視聴者、ありがとうございました  2004年12月13日(月)03時36分10秒 http://www.geocities.jp/mamy_madagascar/

マダガスカルの番組を見る視聴者にお礼申し上げます。時間がない人と地方に住んでいる人々には残念でした。ただ、いつか、マダガスカルに行くことができたら、私を連絡してください。いい所を連れてあげて、マダガスカル料理を食べながら、グレーワインを飲みます。マダガスカルには日本語がしゃべれるガイドさんはいるのですから、心配するのは必要ではありません。マダガスカルにまた一度来たがっている人々にも遠慮しないでください。私たちはできる限り、いつもベストを作ってあげます。
今年、1月から11月まで、マダガスカルを見に来る観光客は188198人だったそうです。年末までにその数は200000人を希望しているのです。来年はまたそれ以上を祈っています。もし、来年、あなたはマダガスカルに行くのを決めたら、非常にうれしいことです。


マミ  洋介さん、ありがとうございました 2004年12月13日(月)03時31分50秒 http://www.geocities.jp/mamy_madagascar/

洋介さん、テレビの番組を詳しくまで教えていただいたり、掲示板に写真を載せたりして、マダガスカルのことを知らせるように役に立ちになりました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

寮美千子  プラネ番組「ラジオスターレストラン」上映中/ふたご座流星群 2004年12月12日(日)17時02分02秒
▼遊星たちの消息:プラネタリウム番組「ラジオスターレストランへようこそ」 へのコメント

▼プラネタリウム番組「ラジオスターレストランへようこそ」上映中

昨日12月11日から、愛媛県総合科学館のプラネタリウムで、寮美千子の小説を原作とした番組「ラジオスターレストランへようこそ」がかかっています。これは、2002年秋に山梨県立科学館で制作したもの。プロデューサーは科学館の高橋真理子さん。わたしもシナリオで参加させてもらいました。

今回上映される愛媛のプラネタリウムは直径30メートル。世界一の大きさです。その大きさの天球に包まれて見たら、迫力もまた違うはず。四国方面の方、ぜひ! 来年2月27日まで!

▼あすはふたご座流星群

明日は、ふたご座流星群が極大の日。以下の理由でたくさんの流れ星が見られるとのことです。
【国立天文台広報より】
1. 流星数が多い(理想的な条件下で一時間に50個程度)
2. ゆっくりと流れる流星が多く、明るい流星も出現する
3. こどもたちが観察しやすい夜半前の時間帯にも出現する
4. 今年は月明かりの邪魔がない数年に一度の好条件である
寒いけれど、がんばって流れ星を見よう! 冬の澄んだ空の流れ星の美しさはひとしおです。

国立天文台では『ふたご座流星群を眺めよう』キャンペーンを実施。明日の夜20時〜22時の間に、15分間程度夜空を観察し、何個の流星が見えたかを国立天文台のインターネットサイト・携帯サイトまで報告するというもの。これを元に、地域別の流星出現数を把握することが目的だそうです。

「流れ星を数えよう!」なんて、ラジオスターレストランのワンシーンそのまま。あれは、ペルセウス座流星群で、夏という設定。ふたご座流星群は『星兎』の流星群。カイロを用意して、15分、星を眺めましょう!

http://www.nao.ac.jp/

寮美千子  月蝕歌劇団 2004年12月11日(土)18時57分22秒

月蝕歌劇団を主催する高取英氏が、日記で『遠くをみたい―星の贈りもの―』のレビューを書いてくださいました。なんと、美しい写真入り! 感謝。

高取さんをはじめてお見受けしたのは、30年近く前、明大前のキッドアイラック・ホールでの詩の朗読会。当時、わたしは草思社という広告制作会社兼出版社に入社したばかり。そこの顧問だった長谷川龍生氏が出演するというので行ったのが、その朗読会でした。高取氏は、当時ばりばりの青年詩人。舞台で花火を焚いて、ホールの人から怒られちゃったりと、パフォーマンスも含めた過激な朗読でした。一度見たら、忘れられない。

それから5年ほどして、わたしが下北沢に住むようになると、高取氏と頻繁にすれ違うようになりました。大きな体でゆっくりと街を歩いている姿は、遠くから見ても高取さんだと一目でわかりました。独特のオーラがあったのです。都市という海を回遊する鯨のような。

伝説の酒場ネヴァーネヴァーランドでも顔を合わせるようになり、言葉も交わすように。高取さんが主催なさっている美少女歌劇団「月蝕歌劇団」のお芝居も、何度か見に行かせてもらいました。ネヴァーランドの店主といっしょに見に行ったなあ。なつかしい。

待ち時間、客席で高取さんに「ビールの自動販売機はどこ?」と聞いたら「ないけど」といって、どこかから冷たい缶ビールを買ってきてくれたこと、よく覚えています。監督だし、開演直前、舞台の準備で忙しいのに、なんという親切! 見かけはコワソウだけど、心底やさしい方なのだと感じ入りました。少女たちを団員とした月蝕歌劇団が、初演以来もう18年間も続いているのも、高取さんのその懐の深さ、やさしさがあってこそ。少女たちに慕われ続けての18年間でしょう。

月蝕歌劇団では、創立20周年記念公演第1弾「家畜人ヤプー 」(原作/沼正三 脚本・監督/高取英)を2005年1月13日〜17日に上演予定。みなさま、ぜひ!

ところで、高取氏が水木しげる先生に会った時に、名刺を差しだすと「ほう、歌劇団をお持ちですか。それはそれは!」と、しきりと関心していらっしゃったとのこと。宝塚のような歌劇団のオーナーと勘違いされたようなので「いいえ、わが劇団は……」と説明したけれど、麗しい誤解は最後まで解けなかったとのこと。水木先生の心のなかにある月蝕歌劇団を思うと、なんだかほほえましくなってしまいます。

といわけで、みなさま、新年はぜひ月蝕歌劇団の公演をご覧ください!

http://page.freett.com/gessyoku/

寮美千子  小さな読者さん/サファイア 2004年12月11日(土)18時52分06秒
コメントありがとうございました へのコメント

▼nattsuさま
赤ちゃんのこと、おめでとう! 寒い冬、お腹の赤ちゃんと二人でのりきって、元気な子を生んでください!

わたしは、子ども向きの絵本をたくさんつくってきました。書店売りではない、幼稚園へ直販の絵本もいろいろあります。生まれてたった3年で、赤ちゃんがその絵本の読者になっちゃうなんて、ほんとうに人間ってすごい生き物ですね。感動します。

インドへは5回、足を運びました。雑誌「詩と思想」2005年3月号の特集「五感をひらく」に、その旅について書かせてもらいます。よかったら、見てください。

『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』のアマゾン読者レビュー、ありがとう。タイやインドを実際に旅したことのある方に「面白い」といっていただけるの、とてもうれしいです。食べ物の魅力に触れていただけたことも、うれしい。

同日発売で『遠くをみたい―星の贈りもの―』という、星の絵本も出ています。よろしく!

▼マミさま みなさま
イラカカで最初に「青い石ころ」を拾った青年は、通りがかりの外国人にその石を1万円ほどで売ったそうです。大きなビー玉ほどあったといいます。いま、銀座の和光では、マダガスカル産のその大きさのサファイアを磨いたものを、1千万円で売っています。

その石を売ったことで、当時30人しかいなかった小さな村に人が押し掛けて、サファイア・ラッシュに。いまや15万人の町になったなんて!

マミさんのいうように、仲買人であるスリランカやタイの人々が、大きな儲けを得ているようです。彼らには、研磨の技術もあるしね。マダガスカル政府が技術輸入をして国立の研磨工場を設立すればいいのになあ。などと思ってしまいました。サファイアが、マダガスカルに混乱ではなく、ほんとうの豊かさをもたらすと祈っています。

宮沢賢治先生が元気だったら、マダガスカルに研磨工場を作ること、勧めるのになあ。

マミ  イラカカのサファヤ 2004年12月10日(金)04時35分05秒 http://www.geocities.jp/mamy_madagascar/
マミさんのマダガスカル通信 へのコメント

イラカカという場所はアンタナナリヴ(マダガスカルの首都)から南の方へ国道7番で740Kmぐらいにある。最初は1998年6月にある人がイラカカで青い石を見つけて、実験室で分析して、サファヤだ。 すぐ後、イラカカへサファヤを探しに行くのはブームになっているのだ。マダガスカル人だけじゃなくて、タイ人、シリランカ人、中国人およびアフリカ人も来るのだ。一番有名はブル・サファヤだ。
今の様子は人口が150.000人ぐらいだ。物価は一番高い。ガソリンスタンドや薬屋さんやカジノやナイトクラブやお店がある。教会もある。あそこには何でもあるのだ。
私を考えてみると、イラカカのサファヤはマダガスカル人に利益があんまりない。ただ、外国人にはとてもいいビジネスになっている。新聞によると、イラカカにはピストルを持っている外国人とかガードマンもいる。
小さな町なのにお金がたくさん通っている。

nattsu  コメントありがとうございました 2004年12月09日(木)02時02分23秒 http://nattsu358.exblog.jp/

先日、私のブログにコメントしてくださってありがとうございました。
著者ご本人からの書き込みにものすごく驚き、また、ものすごく嬉しかったです。
さっそくアマゾンに「楽園の鳥」の感想を投稿させていただきました。
ミチカさんの生き方、自由な旅の仕方、大好きです。
それから、あのインドやアジア特有の不思議感覚も!
やっぱり寮さんは、何度もインドへいらしているんですか?
寮さんは、子供向けの本をたくさん出していらっしゃるのですね。
偶然なのですが、子供がちょうどできました。(笑)
これを機に、寮さんの著書をいろいろ読ませていただきたいと思います。
重ねてありがとうございました。

http://nattsu358.exblog.jp/

寮美千子  韓流!『ほしのメリーゴーランド』 2004年12月08日(水)16時56分28秒

2005年『ほしのメリーゴーランド』の韓国版が出版されることになりそうです。
ハングルの『ほしのメリーゴーランド』。
文化も輸入ばっかりじゃなくて、たまには輸出しなくちゃね。
ひなちゃん! ヨンさまに負けずにガンバレ!

作中の「ささのは さらさら」という七夕の歌は、どうなるんだろう?
韓国にも、七夕の歌があるかしら?
笹の葉に願い事を書いた短冊をさげるという風習は?
気になるところです。
知っている人いたら、教えてくださいね。

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管理者:Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
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