寮美千子
必要悪としての「所有」
2002年05月05日(日)15時50分23秒
http://ryomichico.net
▽杞憂ニハアラズ。 へのコメント
個人の所有なり財産まですべて放棄することにこそ未来がある――などとおっしゃりたいのだとすれば、「ちょっと待っていただけませんか?」と言うしかありません。「所有」について、以前から会話がすれ違っているような気がしてなりません。お互いに願うものはそう違わないのに「言葉」の罠にかかって、すれ違っているみたいです。「所有の概念について」わたしの考えを少し述べようと思います。
現代詩が活力を失っているとすれば、詩人たちが自分本来の「持ち前」を失っている、……いや、自ら抑圧してしまっているためではないか。では、どうやって「持ち前」を取り戻せばよいか。ぼくはそれは、自分の無意識のメッセージに耳を傾けることで可能になると思う。「夢の解放区」は、ぼくにとって、そうした自分の「持ち前」を回復するための装置である。また、夢は全く役に立たない、混沌としたもの。つまり、すべてが前向きを強いられているストレス社会の中で、後ろを向いた癒しの装置でもある。夢を見つめ直し、そこから自分の「持ち前」を取り戻していくことが、すなわち文明の危機の中で、現代詩に元気をもたらす一つの方法ではないかと、今ぼくは考えている。一色さんからお伺いした夢の中で、印象深いものがあります。バスに乗って、みんな前を向いて座っているのに、一色さんひとりが、なぜか後ろ向きだか横向きに座っているという夢。911のテロ事件直後、詩人たちがみんな政治について熱く語ろうとしているときに、一色さんは「こういう時だからこそ」と、ごく個人的な「夢」について、いつものように淡々と語り続けることをやめようとはしませんでした。その姿勢に、わたしはより強い「政治的」な姿勢を感じました。もちろん、政治について語るのは大切だし、不可欠です。しかし、だからといって、それ以外の、一見役に立たない、実効性のない「夢」や「芸術」について語ることが封印されたなら、それはある意味の言論統制といっしょです。「非常時だから、芸術のことなんか語るやつは不謹慎だ、非国民だ」といっているのと同じではないか、と思うのです。
ドロンコ
杞憂ニハアラズ。
2002年05月05日(日)02時55分24秒
▽昨日のこと、それに関連して へのコメント
清水雅彦
昨日のこと、それに関連して
2002年05月04日(土)20時22分56秒
▽池澤夏樹さんの発言のことなど。 へのコメント
ドロンコ
池澤夏樹さんの発言のことなど。
2002年05月02日(木)14時08分57秒
▽「共犯者」「殴る側」になるのか否か へのコメント
松永洋介
問題法案/清水さん情報
2002年05月01日(水)02時46分07秒
http://www.ceres.dti.ne.jp/‾ysk/
▽「共犯者」「殴る側」になるのか否か へのコメント
寮美千子
憲法と地球生態系
2002年04月30日(火)23時58分42秒
http://ryomichico.net
▽「共犯者」「殴る側」になるのか否か へのコメント
清水雅彦
「共犯者」「殴る側」になるのか否か
2002年04月30日(火)20時31分09秒
▽戦前への逆流 へのコメント
勇崎哲史
戦前への逆流
2002年04月27日(土)02時11分03秒
▽有事法制について へのコメント
清水雅彦 有事法制について 2002年04月23日(火)12時52分43秒
清水雅彦
遅ればせながらのコメント
2002年04月17日(水)23時33分48秒
▽社会史観からの脱構築 へのコメント
勇崎哲史 伊福部昭を語るオン・デマンド本&電子本でるぞ! 2002年04月15日(月)01時05分54秒
浜野 智
うーん
2002年04月14日(日)08時49分54秒
http://www.ne.jp/asahi/gaku/gaku99/
▽幻のオールドNo.7 へのコメント
勇崎哲史
浜野智さま>私信:岩永正敏氏との出会い直し
2002年04月13日(土)01時28分00秒
▽ローリング・ココナツ・レビュー へのコメント
勇崎哲史
幻のオールドNo.7
2002年04月12日(金)22時54分36秒
▽ローリング・ココナツ・レビュー へのコメント
浜野 智
ローリング・ココナツ・レビュー
2002年04月12日(金)21時49分08秒
▽『輸入レコード商売往来』 へのコメント
勇崎哲史
『輸入レコード商売往来』
2002年04月12日(金)01時54分06秒
▽ローリング・ココナッツ・レビュー へのコメント
勇崎哲史
ローリング・ココナッツ・レビュー
2002年04月12日(金)01時17分33秒
▽ヤノベ氏をめぐって。 へのコメント
DORONKO
ヤノベ氏をめぐって。
2002年04月09日(火)15時11分03秒
▽「叱る&誉める」の両面作戦 へのコメント
寮美千子
「叱る&誉める」の両面作戦
2002年04月09日(火)10時22分05秒
http://ryomichico.net
▽僕は感謝していない へのコメント
勇崎哲史
僕は感謝していない
2002年04月09日(火)00時29分34秒
▽密室からガラス張りへ/ネットの公開討論の可能性 へのコメント
寮美千子
密室からガラス張りへ/ネットの公開討論の可能性
2002年04月08日(月)21時43分46秒
http://ryomichico.net
▽よくわからない へのコメント
松永さま>松永氏がヤノベ氏に感謝したのは、松永氏自身も書いているように「ネットでの公開討論」という形式をヤノベ氏がとったことへの感謝ではないかと、わたしは理解しました。以下、松永氏の文より引用。
おはようございます。
なぜ、ヤノベ氏に感謝されるのか、ぼくにはよくわかりません。
なにか、歳にも似ず、へりくだっておられないでしょうか。
ぼくがいちばんおそれていたのは「公開の場所でワークショップの打合せなんかすると、うるさいやつがやってきていろいろ口を出されたりするから、そういうリスクは避けるようにしよう」という考えが人の頭に浮かんだり、そういう考えが実行に移されることだった。政治も何もかもそうだけれど、公開するといろいろとうるさいことになるからと、密室でコトが進む。それが、私的なことならしょうがないけれど、公共のことまで、そのようなことになってしまうのは、とても残念です。その結果、おぞましい建物が建ったり、無意味なイベントができたりして、損害を被るのはその建物を毎日眺めなくちゃいけない住民や納税者。もっと住民や納税者の意見を聞いてくれればいいのに!と思うようなことがよくあります。ネットでの公開討論は、住民や納税者の直接参加が可能な新しい方法論。それを試みてくれたヤノベ氏のこと、わたしも偉い!と思います。公開討論の場を提供してくれたヤノベ氏に、わたしも感謝!です。
今回の、掲示板でのワークショップの内容の打合せというのは、とてもすばらしい試みだったと思う。
勇崎哲史
青いナムジルについて、はなはだおせっかいでせんえつですが、、、(資料集)
2002年04月06日(土)01時59分05秒
▼Review Lunatique:青いナムジル/草稿 へのコメント
勇崎哲史
社会史観からの脱構築
2002年04月05日(金)01時52分01秒
▽二、三思うこと へのコメント
勇崎哲史
よくわからない
2002年04月04日(木)06時19分44秒
▽メカゴジラ対エキスポタワー へのコメント