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パルステラ逸子
「星兎流星群」バルコニーバージョン/「電気紙芝居」←この呼び名好き!
2003年12月15日(月)15時04分43秒
▽星兎流星群 へのコメント
今朝がたの流星群、私もいてもたってもいられなくて、たまたま遊びに来ていた友人
(バルコニーを這い登って来たロミオ?・・・・・大嘘です。)と共に観ました。
やっと8個くらいかな。よほど寮さんに電話しようかと思ったのですが、来客中だし、
時間が時間でしたから、眺めるのに専念しました。
ウチから観たら、とても儚い感じでした。ちょっと風邪ひいた。
冬の星は、冷たく張り詰めた空気の中で一段と凛々しいですね。
さて、近所ネタではないけれど、電気紙芝居『シラノ・・・』等御紹介下さって有難う。
先週、やっと後編のぶんまで原画を描き終え、大変でしたが期末テストが終わった気分。
このジャンルはまだまだ充分開発の余地があって、元はゲームソフト製作スタッフだった人達が
「ゲーム的じゃないもの」を創りたくて参加していたりして、みずみずしい冒険心が感じられます。
寮さんのこれからのファンタジーも、こんなふうな媒体で光と音と動きが加わったら
またきっと凄いものが出来るんじゃないかなと、勝手に想いが膨らんだのでした。★
寮美千子
星兎流星群
2003年12月15日(月)03時08分15秒
▽おお〜流れた へのコメント
シダさんの報告を見たら、いてもたってもいられなくなった。見に行きました! お隣の某大学の垣根を乗り越え、真夜中のグランドのまんなかにシートを敷いて、寝っ転がって、流星見物。双子座流星群だけれど、心のなかで勝手に「星兎流星群」と名づけてしまった。
月がとっても明るくて「ちょっと、それ、消して」といいたいくらい。オリオンがくっきりと見えました。一等星より明るく光ってすうっと流れる大きなものから、まつげの先に光が一瞬反射したのかしら、と思うほど微かなものまで、ぜんぶで16個。ほぼ1時間の観測だから、4分に1個っていう感じかな。4分に4個も見たシダさんは、ラッキー!
ところで、シダさんは、どういう経緯で寮美千子の掲示板にやっていらしたのですか? それから、もしわたしの著作を読んだことがあれば、何を読んだのか教えてくださるとうれしいな。全然読んだことがなければ、正直にいってくださって結構です。怒ったりしないから。ほんと。では。
シダ
おお〜流れた
2003年12月15日(月)00時41分26秒
今、4分ほどの間に流星4個程、西南?の空に観ることができましたよ。
空はいつの間にかこんなに高くなっていたんですね。仕事に終われて長く眺めてなかった。冬の空はピーンと張りつめております。そして、人工衛星も一つ、ピコピコ働いていました。以上、実況中継でした。
では皆様おやすみなさい。いい夢見てね。
寮美千子
インド石窟巡り写真/人魚姫とシラノ・ド・ベルジュラック
2003年12月14日(日)22時06分03秒
▽すばる望遠鏡見学ツアー へのコメント
▼左近充さま
ハワイのすばる望遠鏡ツアーのご報告、ありがとう。楽しそうですね。わたしも、いつかは行ってみたいなあ。参加者の写真のなかに、マダガスカル日蝕ツアーでお目にかかった方も見受けられ、うれしくなりました。
http://www8.tok2.com/home/kouko/maunakea/maunakea1.htm
▼インド石窟寺院めぐりの写真
いっしょにいった和光大学の酒寄進一教授が、研究室のサイトに旅行写真をアップしました。よく見れば、どこかにわたしも写っています。わたしは、旅行したらお金がなくなっちゃって、現像はしたものの、インデックス・プリントのみで、まだプリントができていません。36枚撮り50本も撮っちゃったからなあ。やれやれ。では、こちらを。
http://www.wako.ac.jp/~michael/photoss/200311IndiaPart1/index.html
▼東逸子さんの近況
イラストレーターの東逸子さんは、ストーリゲートというネットで見る電気紙芝居?に作品を提供中。製作風景のルポが、そのHPに掲載されています。また、作品のさわりも見られます。ぜひ!
「シラノ・ド・ベルジュラック」製作打ち合わせルポ
http://www.so-net.ne.jp/storygate/times/031024/
「人魚姫」さわり他
http://storygate.cplaza.ne.jp/list2.html
「シラノ・ド・ベルジュラック」等作品案内
http://www.melma.com/mag/13/m00064013/a00000041.html
寮美千子
渡り亀さんは若き熱血先生
2003年12月14日(日)21時45分27秒
▽はじめまして へのコメント
相模大野の駅前デッキで、時々、自作のイラストと言葉の色紙を並べている青年をみかけることがありました。「お代は、ノートに感想を書いていただくことです」と札が出ていて、青年は色紙にマーカーを走らせながら、そこに座っていました。そのマーカーがプロ仕様の高級品で、何色もずらりと揃っているし、お小遣い稼ぎにやっているんじゃなさそうだし、どういうんだろう? と前から気になっていたのです。それに、わたし自身モノを書くので、モノを書いてそれをそんな形で発表しようとする人のことが、町を歩いていてもどうしても気になってしまうのです。
昨日、久しぶりにその青年を見かけたので、思い切って声をかけてみました。昼間は、仕事をしているとのこと。その仕事を聞いて驚きました。近所の小学校の先生だそうです。学校を卒業してすぐ就職、先生稼業は3年目、駅前でイラストを並べるのは4年目だそうです。
すでに卒業した子たちもたくさんいて、週末になるとここで先生が小さなお店を開いているのを知って、遊びに来たりするそうです。イラストは、子どもたちに人気で、いいコミュニケーションの手段になるとのことでした。実際「先生!」と声をかけていく子どももいるし、家族ぐるみで歩いていて、軽く会釈をしていく人もいました。
「学校にもちゃんと話してあるんです。父兄会でもカミングアウトしました。でも、だれも非難したりしない。教師というのは、狭い世界にいるので、世間知らずになりがち。こうやって、いろんな人と触れあう機会をつくりたいと思ってやっているんです」とのこと。
来年には、クラスの子どもたちでミュージカルを演じることが決まっているそうです。地域の人にも広報して、学校に来て欲しいとのこと。なんだか、とても楽しそうでした。
道具をいれた小さなスーツケースがまるで亀の甲羅のよう。それを持って、あっちにこっちにと渡り歩くので「渡り亀」とお友だちが名づけてくれたそうです。
どんな形でも、自分のつくったものを人に見せるのは勇気の要ること。ましてや、目の前で見てもらうのは、とても勇気が要ります。話している途中で渡り亀さんが描いていた色紙、雪だるまに雪が降り積もる絵でした。入院中の友だちの子に送ってあげたいなと思い、一枚いただきました。手描きのカードって、なんかあったかくていいよね。ありがとう、渡り亀さん。
渡り亀さんのHPはこちら。
http://www.h2.dion.ne.jp/~art304/
渡り亀
はじめまして
2003年12月14日(日)10時30分41秒
http://www.h2.dion.ne.jp/~art304
みなさん、はじめまして。渡り亀といいます。相模原の小学校で教師をしながら、週末には相模大野駅で路上活動をしているものです。その路上で寮さんにお会いして、このHPのことを教えていただきました。
寮さんへ。昨日は路上でいろいろとお話ができて楽しかったです。また週末には駅に出ていますので、見かけたらまた遊びに来てください。今日はこれから昨日教えてもらった本を探しに自転車で旅に出ようかと思っています(^^)
これからもまたちょくちょく遊びにきたいと思います。よろしくお願いします。
左近充 円
すばる望遠鏡見学ツアー
2003年12月14日(日)10時13分10秒
http://www3.synapse.ne.jp/%7Ekouko/
寮さん、こんにちは。
暖かい11月の後に寒い12月がやってきて体が温度変化についていけず、
辛い毎日を送っております。
さて、すばる望遠鏡見学ツアーをアップ致しました。
走り書きになっちゃいましたが、よかったらご覧ください。
アドレスはここ↓
http://www8.tok2.com/home/kouko/maunakea/maunakea1.htm
寮美千子
ほんものの星の降る夜 双子座流星群は明日の晩!
2003年12月14日(日)03時40分57秒
▽偽物の星 へのコメント
▼
あした14日の深夜から15日の未明にかけて「双子座流星群」がやってきます。15日午前3時が極大。ほんものの星が降りそそぎます。きょうも、そのさきがけの星たちが光の尾を引いて駈けていきました。
実はきょうは、和光大学で「アジア茶屋」という催しがありました。アジア文化に関わる人々が集り、それぞれのエスニック料理をふるまうという楽しい催しです。
『青いナムジル』を共同制作したモンゴルのバー・ボルドー先生もいらっしゃるというので、わたしも本を担いで出かけました。本は一冊しか売れなかったけれど、そのとき来ていた小さな女の子が、外から頬を赤く染めて戻ってきて、興奮気味にいったのです。「いま、流れ星、見たよ!」って。
暗くなった帰り道、目の端を流れ星が駈け抜けたような気がして、そうだ、双子座流星群だ、と思いだしました。街灯の明かりが目に入らないように、鶴見川へ下りていく坂道までいって寝ころんで、ひとりで20分ほど空を眺めました。残念ながら、流れ星は見えなくて、空を行き交ういくつもの飛行機の明かりが見えるばかりでした。
それでも、空を見ている時間はよかった。宇宙を巡る長い長い旅を終えて、たったいま大気圏に突入し、燃えて光を放つ小さな星の欠片のことを思ったりしました。大気圏上空までの遠い遠い距離を、何とか想像しようとすると、なぜか孫悟空とお釈迦さまの掌の話を思い出しておかしかった。「COME ON! 流れ星。大気圏突入!」って何度も呼びかけてみたけれど、結局、流れ星は来なかった。話し相手もいなかったので、ひとりで即興の歌をつくって歌いました。余りにも単純なセンチメンタルな歌です。
流れる星の 降る夜は
遠くへいった 人を思う
ここには いない
どこにも いない
どこへ行ってしまったんだろう
もしも はるかな空にいて
わたしを 見ていてくれるなら
どうか いま 流れ星になって
ここにいるよと 応えてよ
12月15日は、星兎の日。地球をけっとばして跳んでいった星兎は、いまごろどこにいるんだろう。寒さに震えて立ちあがり、道に戻ると、クリスマスの飾り電球が、赤や青にせわしなく点滅していました。こんな偽物の星でもいいから、いっしょに見たかったなあ、桶さんと。そう思うと、電飾の星たちがちょっと滲みました。
▼シダさま
カフェルミエールへようこそ。南国におすまいとのこと。空はきれいでしょうか。明日、流れ星を見たら、どうか、お知らせくださいね。
パルステラ
コイズム/応募
2003年12月14日(日)00時15分02秒
▽コイズム へのコメント
>1 いかにもなんかやるようにみせてなんにもやらない
>2 たまになんかやるととんでもないことやる
-------------本多信介様
3 エゴとエコの区別がつかない
4 「きびだんご」が大好き
(2004年、おさるの年だ。年賀状が描きにくいですな。)
マミ
お久しぶりです!
2003年12月13日(土)20時11分54秒
http://6545.teacup.com/mamy/bbs
そのあいだ,コンピューターのスクリーンがこわれたから, ちょっと困りました。
今,新しいのを買いました。
もうすぐクリスマスですね。
どこでもクリスマスの木や飾りなどを売っています。
マダガスカルにはサイザルやプラスチックで作ったクリスマスの木が盛んです。
今は夏です。毎日雨が降っています。
ジャカランダの花がもうなくなって、葉っぱになっています。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/9922/
おむすびの祈り
偽物の星
2003年12月13日(土)19時49分02秒
寮さんこんばんは。
ここ数年クリスマスが近づくと
一般の家でも電飾をして競い合っています。
僕はクリスマスの電飾が嫌いです。
神戸のルミナリエは意味があると思うけど
最近いたるところにルミナリエもどきの電飾が設置されています。
何なのだろう?この嫌悪感は。
きっとこれは「星の魚」で寮さんが書いていた
偽物の星だからだろうな。
このままいくとクリスマスの夜には電飾に目が眩んで
本当の星が見えなくなってしまうのではと心配になります。
クリスマスの夜こそ夏にあったような
キャンドルナイトをすればいいのに
そして神様や身近な人達に感謝をする日にすればいいのになって思います。
おむすびの祈り
本多信介
コイズム
2003年12月13日(土)19時02分45秒
1 いかにもなんかやるようにみせてなんにもやらない
2 たまになんかやるととんでもないことやる
あと募集、
3
4
2004年のはやり言葉にしませう、、
勇崎
月の光が凍る夜は
2003年12月13日(土)00時04分22秒
▽凍る月の光 へのコメント
月の光が凍る夜に降る雪は、大地に積もると、太陽蝶の鱗粉のように、キラキラと輝きます。
牡丹雪は、雪の結晶が降る途中で少し溶けて、いくつもがくっつきあって降る大きな雪。
キラキラと輝く雪は、結晶がくっつきあわずに、ひとつひとつで降る細かな雪です。
月の光が凍る夜は、札幌ですと一冬に十日もありません。
そんな夜に、雪が降ると、あたり一面がキラキラと輝いて夢のようです。
いつまでも夢のなかを歩きつづけていたい、と思ってしまいます。
僕が生まれた、この地で暮らし続けるのは、雪が好きだから。
雪がアスファルトの大地を覆うと、厳しさも美しさも秘めた自然という、
宇宙のなかに僕が生きている、ってことを実感させられます。
雪の結晶を虫メガネで覗くことと、天体望遠鏡で星を観察すること。
どこかセンスが似ているような気がします。
さて、寮さんに「群個展」の考え方について好感を持っていただけたようですが、これはいわば、「個展長屋」のようなものです。
写真の町東川町文化ギャラリーは、ギャラリーといっても、地方美術館規模の施設です。ですから8つの個展長屋+150点規模の企画展+町民写真展(今は50人以上の高齢者の写真サークルの発表展です)など、お茶のこサイサイの広さがあります。
写真美術館(フォトアート・ミュージアム)と呼称すると、訪れた人は、この施設は二流〜三流とみるだろうけど、ギャラリーと呼称すれば、誰もが超一流の施設であると感じてくれるはずです。特に西欧の人々には、ミュージアム(美術館や博物館)とギャラリーは施設概念が異なるので、東川町写真美術館なんて呼称したら、訪れてぶったまげるでしょう。この施設をつくられた当時の町長さんは写真美術館と銘打ちたかったのですが、前述のことを聞き入れてくださり、「ギャラリー」の名称に甘んじてくれました。
とはいうものの、アメリカのワシントン(スミソニアン)にある国立美術館の名称は「ナショナル・ギャラリー」ですから、あまり名称にこだわることもないのかも。
ちなみに、このギャラリー建設のプランにあたって参考になったのは、ソーホー(ニューヨーク)のあちこちにある民間のギャラリーでした。
松永洋介
あす13日、旧セント・ギガの無料放送日
2003年12月12日(金)15時08分20秒
http://www.ceres.dti.ne.jp/~ysk/
▽出現情報 へのコメント
出現情報にあったように、旧セント・ギガ(BS5チャンネルの独立音声/デジタルBS333チャンネル)では、今月も50本とかいう勢いで寮美千子作品が放送されています。
今月中の土曜はノンスクランブル放送ということなので、あす13日午後4時から6時の「ライト・アズ・ア・フェザー」と、27日午後2時からの「アウト・ランド」、続けて4時から6時の「スノー・ダンス」は聞いてみてください。
(ただし「番組のかけ間違い」という、ものすごい事態が何度も起こっているので、予定表のとおりにかかるかどうかは定かでありません……)
寮美千子
凍る月の光
2003年12月11日(木)02時48分00秒
▽伊福部昭氏の最新インタビュー へのコメント
「サライ」の伊福部昭氏へのインタビュー、楽しみです。お知らせ、ありがとう。伊福部さんちで見かけたインドの象眼細工の小卓、とても魅力的だったので、インドで探して似たものを買ってきました。真似っこです。伊福部氏宅には、ぎっしりというくらい美しい工芸品があって、伊福部氏はそれに囲まれて暮らしていらっしゃいました。いつか、伊福部昭氏に、身の回りにある美しい工芸品にまつわる思い出話を聞いて、書きたいなあ。「サライ」でやらせてくれないかしら。
http://serai.jp/kongo_jigo/kongojigo.html
東川の写真展、元気があっていいですね。「群個展」という考え方も、新しくて面白い。人と人がつながっていくダイナミズムを感じます。
きょうは、月がきれい。満月です。北海道でも、よく見えるかな。そっちはもう、すごく寒いんだろうなあ。月の光が凍るくらい。
http://ryomichico.net/bbs/planets.html
シダ
重い掲示板より移行させていただきました。
2003年12月11日(木)02時42分42秒
まだ起きてらいしたんですか。返信頂きとても嬉しいです。寮さんの掲示板よく読ませていただいています。興味深いんです。私は日本の南国の田舎に住んでいます。間違いなく本多信介さん(今日はあってますか、ハハ)と同じ年位でしょう。なんだか場違いな自分を感じますが私は分相応の自信を持ってますので大丈夫です。寮さんありがとう。ここで顔文字うちたいけど・・おやすみなさい。
寮美千子
ウイルス・メールにご注意
2003年12月10日(水)22時34分16秒
▽松山賢個展「神話のアイドル」 へのコメント
>私のメールのアドレス帳にない人から、
>ここのURLが書いてあるメールが来ました。文字化けしていて読めません。
>返信しても戻ってきます。寮さんからでしょうか?
違います。わたしは松山くんにメールを出していないので、きっとウイルス・メールだと思います。どういう仕組みでウイルスが行くのか、わたしにはよくわからないけれど、気をつけてください。わからない発信元からのメールは、開かないで捨てる方がいいと思います。松山くんにそんなウイルス・メールがいったということは、ほかにも、おなじようなウイルス・メールを受けとった人がいるかもしれないということ。みなさん、ご注意ください。
>古典的な主題、神話画は裸体を描く口実としてある。
つまり「裸を描きたい!」「裸が見たい!」という欲求をはらすために、神話的主題を利用したという考え方、一理あって面白いなと思いました。なるほどね、確かにそういう面もあっただろうな。
でも、それだけじゃなくて、裸体画にはさまざまな思いが重ねられていたはず。そのようにさまざまな思いが複合した絵画のなかに何を読みとるかは、見る人がそこに何を見たいかの裏返しだと思います。結局、人は、自分の心のなかにある以上のものを、読みとることはできないから。つまり。さまざまな要素が絡み合った豊饒な絵は「見る人の心を写す鏡」というわけです。
いただいた案内状にあった「ヴィーナスの誕生」。松山くんはそのヴィーナスを、アイドル風の女の子のちょっとチープな感じの裸体に置きかえていました。松山くんにはきっと「ヴィーナス誕生」の絵画が、きっとこのように見えているのかもしれませんね。
「おっぱい大好き」といってはばからない松山くんの、女の子の裸への強い興味、その欲望のテンションの高さには、目をみはるばかりです。もしかしたら、世界が全部、そのようなメッセージを発しているように見えるのかもしれない。なんて、勝手にイメージしてしまいました。ほんとうのところは、絵を見なくちゃわからないね。見ても、わかるかどうか、わからないけど。
松山くんの心に映じた古典絵画の数々、時間が取れたら見させていただきます。では。
まつやま
松山賢個展「神話のアイドル」
2003年12月10日(水)19時20分55秒
http://www.geocities.jp/mt_pineart
東京で個展します。
「神話のアイドル」 松山 賢 個展
2003年12月15日(月)〜28日(日) 21日休廊
開廊時間 12:00〜20:00(最終日18:00まで)
12月15日 18:00より、オープニングパーティを行います。
ギャラリー・アート・ポイント
中央区銀座8-11-13エリザベスビルB1 電話03-5537-3690
ギリシャ神話の世界にグラビアアイドル、ダイエット広告などの現代日本の女性が出現する。油彩画、素描を展示。
古典的な主題、神話画は裸体を描く口実としてある。描く方も観る方も男性中心の社会が、女性の裸を見たいというヘテロ男性の欲望の視線のもとに、これらの絵画は存在している。芸術であるヌードを現実の裸とは区別しようと約束事を踏んでいても、描かれているのは紛れもなく女性の裸でしかない。
詳しくはホームページをご覧ください。会場地図もあります。
15日(月)、16日(火)の夕方会場にいます。
私のメールのアドレス帳にない人から、ここのURLが書いてあるメールが来ました。文字化けしていて読めません。返信しても戻ってきます。寮さんからでしょうか?
http://www.geocities.jp/mt_pineart/
勇崎
ふたつの写真展:ごあんない
2003年12月10日(水)00時49分59秒
リト
伊福部昭氏の最新インタビュー
2003年12月09日(火)23時09分03秒
どうも。毎日、新聞・ニュースを見ては胃痛が悪化しております。
作曲家・伊福部昭さんの最新インタビューが『サライ』という雑誌に掲載されるそうです。
http://serai.jp/kongo_jigo/kongojigo.html
たぶん、他に告知の類がないので寮さんの掲示板にてお知らせします。あ、めでたく昨年6月6日札幌初演となった『日本の太鼓<ジャコモコ・ジャンコ>』(84)収録のCD〜伊福部昭の芸術5&7が発売されました。未聴の方はぜひ。でわぁぁぁ〜。
DORONKO
沈黙は銅にもならず。
2003年12月09日(火)17時43分23秒
http://8410.teacup.com/fauve/bbs
▽「神話になった少年」読んでくれてありがとう へのコメント
この続きはすっかりCafe Lunatiqueの方に移転してしまったようだけれど、
ぼくは、星野道夫関連のことは、こちらで続けた方がよいのではと思います。
各論で、ある特定の問題を掘り下げて論じる必要がある場合には、そのときに
かぎってCafe Lunatiqueで論じればいいんじゃないかと――。
とにかく、あまりカリカリしないで、ゆったりした気持で、みんなで考え
続けることができたらな、とぼくは思っています。
とにかく、みんな、まず「ユリイカ」の12月号を買おう!!
そして、読んでみて思ったこと、感じたことを、どんどんここに書くことに
しよう!
もう年末なのだし(関係ない?)、みんなホットになって、盛上がろうじゃ
ありませんか!
寮美千子
「星野道夫の宇宙」展 招待券〆切
2003年12月09日(火)01時59分58秒
▽市川で開催中の「星野道夫の宇宙」招待券さしあげます へのコメント
さっそく申し出てくださった方がいらしたので、招待券プレゼント、早くも〆切です。ごめんね。写真展を見てくれる人がいること、とてもうれしいです。写真展は、今月25日まで、星野道夫の故郷にある市川市文化会館にて。「おかえりなさい、ふるさと市川へ」が、この展覧会のキャッチコピーです。地元の熱意に支えられた、あたたかい写真展だと思います。
http://www.michio-hoshino.com/info.html
寮美千子
市川で開催中の「星野道夫の宇宙」招待券さしあげます
2003年12月08日(月)04時34分07秒
星野道夫の故郷である千葉県市川市の市川文化会館で開催中の写真展「星野道夫の宇宙」の招待券2枚を、先着一名様にさしあげます。欲しい方、寮美千子までメールください。まだ見ていない方、ぜひ!
http://www.michio-hoshino.com/info.html
寮美千子
鯰江光二作品展 Smile 開催中!
2003年12月07日(日)14時21分23秒
▼遊星たちの消息:鯰江光二作品展 Smile へのコメント
「キンダーブック1」2003年7月号で、「ほしのメリーゴーランド」の挿画を描いてくださった鯰江光二さんの作品展、東京駅大丸にて開催中。きれいでかわいい、心がふわっと遠くへと広がっていくようなイラストです。大都市の真ん中で、美しい星空に出会ったような気分。火曜日まで。夜9時まで見られます。ぜひ!
http://www010.upp.so-net.ne.jp/namazue-illust/
寮美千子
「神話になった少年」読んでくれてありがとう
2003年11月30日(日)21時29分15秒
▽昨日、買ってきました。 へのコメント
ユリイカ12月号 星野道夫特集に寄稿した「神話になった少年」、長いのにさっそく読んでくれてありがとう! 感想の感想、書きましたが、ビミョーな問題を説明しようと努力したら長くなりましたので、Cafe Lunatiqueに書きました。そっちを見てね。
死者の遺してくれたものをより大きく育てるために必要なこと
寮美千子
勤労感謝の日に生まれた子は
2003年11月30日(日)21時22分09秒
▽チョコは長寿の泉 へのコメント
勤労感謝の日に生まれた子は
働くみなさまに感謝して
自分はいつも遊んでばかり
ベッドの上でチョコレート食べて
ぼろぼろこぼしてべっとべと
それでも平気で笑ってる
勤労感謝の日に生まれた子は
蠍座じゃなくて射手座生まれ
好きなことを見つけたら
まるで矢のように一直線
好きなことしか見えないから
はた迷惑もいいところ
勤労感謝の日に生まれた子に
足りないものはいろいろあれど
お酒と煙草が足りません
お酒はともかく煙草は苦手
その分チョコで補おう
きょうもばりばりチョコ食べる
DORONKO
昨日、買ってきました。
2003年11月30日(日)12時35分53秒
http://8410.teacup.com/fauve/bbs
▽ユリイカ本日発売!/久保卓治新作版画展/ギャラリーeシエスタ へのコメント
「ユリイカ」の12月号、昨日、駅前の書店で無事入手しました。
まだ、ツマム程度にしか読めていませんが、寮さん、真理子さん、
鳥海さんの揃い踏み(失礼?)、感慨深いものがありますね!
三者三様に、しっかり「自分」をアラワにしていること、さすが
だと思います。
おそらく、三人だけでなく、この特集全体の大きなテーマになったに
違いない「物語」(あるいは「神話」)と「科学」(あるいは「現実」)
の関係ということについていえば、星野道夫は、たしかに「ロマンに
生きた」と形容してよい人だとは思うけれど、だからといって、彼が
「科学」というヒトの営みを軽視したりしたことは、最後までなかった
に違いないとぼくは思っています。――ただ、ぼくたちを取り巻く「現実」
自体がどのようなものになってしまっているかといえば、「科学」の
鬼子のようなテクノロジー(近代の物質優位の思考とその産物)が
あまりにもに蔓延し、「自然」も変容され、「人間」自体までが破綻しそうに
なっているという「勢力地図」のようなものを考えてみれば、彼に
深い危機の意識や焦燥があったことは容易に想像できるし、それが、
一見、「反科学」とも見えるような言説となったということは十分に
ありうるだろうと思うけれど。
でも、真理子さんの文章を読んでいただけばわかると思うのだけれど、
「科学」といったって、決して「一枚岩」だったりするわけじゃないの
だよね。要するに、それもやっぱり「ヒトの営み」であって、その中で
(「才能」も必要だろうとは思うけれど、それプラス)どれだけ誠実で
ありうるかってことが大事なんじゃないかと――。
「物語」についても、同じことじゃないだろうか――というのが、
ひとまずのぼくの感想です。
あ。で、ぼくはといえば、星野道夫の「とびきりの誠実さ」に圧倒され、
魅了されている人間の一人であることをコクっておきます。
寮美千子
ユリイカ本日発売!/久保卓治新作版画展/ギャラリーeシエスタ
2003年11月28日(金)00時18分07秒
▽ユリイカ12月号は11月28日発売予定! へのコメント
▼
ユリイカ12月号 特集「星野道夫の世界」は、きょう、都内の書店に並びました。さっそく目次を見ると、ありました! 高橋真理子さんと、鳥海直美さんの原稿が! やっぱり噂は本当だったんだ。家に戻り、さっそく読んでみました。ちなみに、こんなタイトルです。(出番順)
神話になった少年 寮美千子
宙(そら)と対話する土地 高橋真理子
星野道夫著作解題 ありのままに生きることのフラジリティ 鳥海直美
星野道夫に、まさしく星のように導かれた真理子さんの人生の軌跡。詩的な言葉でつづられたその文章は、いまなぜここに真理子さんがいて、なぜ科学館の仕事をしているのか、それを手に取るようにわからせてくれました。それは同時に、一人の人間に生きる指標を与えた星野道夫という人の仕事を、というより生き方そのものを、鮮やかに映しだしてくれます。
鳥海さんに解題を頼んだ編集者の慧眼にも脱帽。このように愛情に溢れ、しかも客観性を失わず、作品を的確に掴み、そのスピリットを詩的な言葉で要約し、わかりやすく手渡してくれる解題を、わたしは寡聞にして知りません。鳥海さんならではのお仕事と感じいりました。
さて、寮美千子の星野道夫論は……。星野道夫の仕事に強く惹かれながらも、いや、惹かれるからこそ感じるある種の「危うさ」について、自分自身のなかで検証してみた論考です。微妙な感情をマイナスの誤解をされないように、どう表現するか、結構苦しみました。読んでみてください。忌憚なきご意見をお待ちしています。
▼
きょうは、銀座の
ガレリア・グラフィカに
久保卓治氏の新作版画展を見に行ってきました。美術研究所時代、門坂流氏と机を並べていたという久保氏。つい先日まで東林間にお住まいだったそうです。グリム書房さんとのおつきあいもあるとのこと。久保卓治氏、門坂流氏、そして東逸子氏と、日本のビッグな銅版画家がこの近辺に集っていたという不思議。町田・相模原は、芸術発信基地? 久保卓治新作版画展は、11月29日まで。
▼
久保さんに勧められて行った、
資生堂ギャラリーの
「駒井哲郎作品展」もよかった。日本の西洋銅版画の基礎を築いたのが1920年生まれの駒井氏。久保氏の師匠にあたるそうです。12月14日まで。
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20年ほど前、横浜子ども科学館の仕事をいっしょにした滝田英一郎氏が、いま、銀座で小さいけれど、元気のいい画廊
「ギャラリーeシエスタ」をやっています。いろいろ面白い企画をやっているので、近くにいったらぜひ覗いてあげてください。リクルートの隣の喫茶ウエストの2階です。きょうも帰りに寄ったけれど、なかなか活気に満ちていました。楽しいギャラリーです。
寮美千子
ユリイカ12月号は11月28日発売予定!
2003年11月24日(月)14時57分15秒
▽まだ出ていない? へのコメント
ユリイカ12月号 特集「星野道夫の世界」は、11月28日発売予定です。この雑誌はムック扱いなので、アマゾンなどのネット書店でも入手可。
星野道夫特集号には、
強力な星野道夫ファンサイト MOONSTRUCK を運営している鳥海さんや、アラスカまで星野道夫に会いに行った経歴を持つ
山梨県立科学館のスーパー学芸員、高橋真理子さんも寄稿しているとの噂も。(まだ本人には確かめてないけど) だとすれば、ますます買わねば!
わたしは、星野道夫への強い親和感と微かな違和感との双方を語った50枚の評論を書かせてもらいました。正直いって、星野道夫について書くことはあまりにむずかしいと尻込みしましたが、結果としてこの仕事を機に、星野道夫について、そして星野道夫的なるものを求める心について、いま一度深く考えることができました。わたしにとって、これからの仕事の底力となっていくいい体験になったと感じています。書くチャンスをいただいて、深く感謝しています。
では、28日に、ユリイカ誌上でお目にかかりましょう。
http://www.seidosha.co.jp/
DORONKO
まだ出ていない?
2003年11月24日(月)13時35分17秒
http://8410.teacup.com/fauve/bbs
▽出現情報 へのコメント
昨日、書店に行ってみたのですが、「ユリイカ」の11月号はあったのに、
12月号は見当たりませんでした。
ひょっとして、まだ出ていないのでしょうか?
ぼくの住んでいるF市の駅前の書店、そこそこに大きいお店なんですが。
ま、今度行く時には、もう出てるでしょうけれども――。
勇崎
チョコは長寿の泉
2003年11月24日(月)00時53分19秒
▽ラジャ式チョコレート・ケーキ へのコメント
僕の知っている長寿の文化功労者の好物。
1.たばこ
2.お酒
3.チョコレート
1.はダンヒルの平たいボックスですが、2.3.は旨けりゃいいようです。
ひっとして、誕生日が勤労感謝の日の人は、働き過ぎ?
蠍座のB型だったら、多少の覚えはあるのですが。
勇崎
ありがとう
2003年11月24日(月)00時44分42秒
▽月のしずく/月の石/誕生日 へのコメント
お誕生日おめでとうございます!
というには、シンデレラ。
すでに、最後のタイミングを40分もずらしてしまいました。
そものロさが、生涯救われぬ、僕と女性とのタイムラグだったのかもね。
いずれにしましても、迅速なレス、ありがとうございました。
寮美千子
ラジャ式チョコレート・ケーキ
2003年11月23日(日)23時57分22秒
さて、ダイエットは明日からにして(口癖)きょうは自分のためにラジャ式チョコレート・ケーキを焼きました。ラジャというのは、インドの料理人の名前。妹が商社マン夫人としてインドのゴア在住だったころ、彼女の家の料理人として働いていたのです。商社マン夫人というのは、インドでは貴族のような暮らしができるらしく、家には料理人、家政婦、運転手がいて、妹は何もすることがなかったというから、驚きです。ラジャは、日本のインド大使館で料理人をしていたこともあるベテラン。和食もよく知っていて、妹は何と、ラジャからおいなりさんの作り方を学んだというのだから、本末転倒もいいところです。わたしもそうだけれど、母親にいかに料理を仕込まれなかったかがばれちゃう。さて、そのラジャのチョコレート・ケーキ、あまりに高カロリーでいままで作らなかったんだけれど、家にチョコレートが山のようにあったので、思い切って作ってみることにしました。結果は……濃厚ではあるけれど、意外にすっきりした味のすてきなチョコレート・ケーキができました。レシピ公開。ああ、またカロリー過剰だ。
▼材料
A
チョコレート 350g
バター 100g
砂糖 半カップ
ラム酒 30cc
シナモンパウダー 小さじ1
B
卵 4個
薄力粉 4分の3カップ
ふくらし粉 小さじ2分の1
▼作り方
Aを鍋に入れ、とろ火でとかす。
あら熱をとっている間に、次のことを用意。
小麦粉とふくらし粉をふるう。
卵白と卵黄にわけ、卵白をしっかり泡立てる。
泡立てた卵白の半分に卵黄、ふるった小麦粉を混ぜ、さらにAを混ぜる。
あらかた混ざったら、残りの卵白をさっくり混ぜる。
マーガリンを塗った型に入れ、160度で50分焼く。
20分ぐらいのところで、アルミホイルをかけるのを忘れないこと。
焼き上がったら型から出してさまし、ホイップクリームとこんがりいったアーモンドスライスといっしょに供する。材料に、くるみ、干しぶどうなどを混ぜて焼いてもおいしい。チョコレートがお子さま向きミルクチョコの場合は、ココアパウダーを適宜加えると大人の味に。
寮美千子
月のしずく/月の石/誕生日
2003年11月23日(日)23時13分28秒
▽縁のふしぎ へのコメント
チカップ美恵子さんの新刊『月のしずくが輝く夜に』を読み終え、書評を書き終えたちょうどその時、インド行きが決まりました。チカップさんも訪ねたムンバイのエレファンタ島が、石窟寺院を訪ねるその旅の第一目的地でした。しかも、そこは、わたしが以前日蝕を見に行くためにインドを訪れたとき、期せずして見に行くこととなった思い出の地でもあったのです。
自身の旅、チカップ美恵子さんの旅、そして再び自分がそこへ行こうとしている。まるで、吸い寄せられるようにエレファンタ島へ旅してしまうわたし。いったい、どんな引力がわたしをそこへ呼び寄せるのだろうと、不思議な縁を感じました。
わたしは、懐にムックリを一本、しのばせていきました。エレファンタ島の石窟で、ぜひ奏でてみたいと願ったからです。
その願いは叶いました。そこは、シヴァ神が祀られている石窟寺院。複雑な形をしたその寺院に、そこだけ天空に通じる不思議な空間がありました。正面は岩をうがった石窟。右手も岩をうがった石窟。そのふたつの石窟をつなぐようなその場所は、そのまま空へと通じる、いわばパティオのような空間。そのまんなかに、円が描かれています。その円の中心に立つと、正面の奥の祠に、シヴァ神を象徴するリンガが、そして、右手奥にも、同じように祠のリンガが見えるのです。二柱のリンガを臨むその場所は、その石窟寺院のなかでも、特別に神聖な場所なのだそうです。つまり、石窟寺院という巨大な曼陀羅の中心に位置する場所なのです。
インドの真昼の太陽を浴びながら、その円の中心で大きく息をすると、ふうっと心が静まり、静謐な力が水のように体の中に入ってくるのが感じられました。そこで、わたしはしばし心を静め、ムックリを奏でました。あの音は、インドの神々に届いたでしょうか。
その場所は、リンガのある石窟から、一段低くなった広場のような場所でした。恐らく、遠い昔、そこで僧侶たちが礼拝をしたのでしょう。石窟から広場へと下りる階段の最後の段は、半月の形をして半島のように広場に突きだしています。古来より「月の石」と呼ばれる装飾だそうです。ああ、こんなところに「月」があると、胸が熱くなりました。未完成の月と水の物語『夢見る水の王国』にも通じるし、チカップ美恵子さんの本のタイトル『月のしずくが輝く夜に』にも通じる月がそこにある。月に導かれて旅をしている自分を感じました。
「月の石」は、その後見たいくつもの石窟寺院でも見ました。あの半月の形の石に、遠い昔の人々は何を託したのでしょう。月の石が、神聖なる場所への足がかりの第一歩であるということ。それは、月は表象する神秘の世界への第一歩であるということなのかもしれません。
というわけで、人生というわたしの旅は続いています。きょう11月23日、誕生日を迎えました。生まれて半世紀を向かえるまで、あと丸2年。大地から、空から、水や光をもらうばかりではなく、そろそろ実りの季節を迎えなければと肝に銘じました。もっとちゃんと仕事をしよう!と反省。こんなわたしですが、これからもよろしくお願いします。
チカップ美恵子さんに、よろしくお伝えください。書評はHPの「偏光図書館」に掲載しました。
books0000.html#books20031123224100
寮美千子
ハワイすばる望遠鏡ツアー/馬頭星雲/メガスター
2003年11月23日(日)22時13分36秒
▽おかえりなさい、そして、行ってきます。 へのコメント
▼左近充さま
いってらっしゃい! きょう、 ryomichicoと命名された小惑星の件で、西はりま天文台の黒田武彦氏に電話したところ「明日から、ハワイ。すばる望遠鏡視察ツアーです」とおっしゃっていました。左近充さん、黒田チームの一員でいらっしゃるんですね。いいなあ。わたしも行きたかったけれど、インドフィールドワークと日程が重なる可能性があったので、今回はパス。まだすばる望遠鏡は見ていません。残念。
馬頭星雲 、すばらしい写真ですね。来年の夏にフレーベルから「ほしのメリーゴーランド」のフルヴァージョンが保育絵本として出る予定なんですが、そのラストが、星の木馬がお母さんに呼ばれて空に戻るというシーン。そのお母さんっていうのは、もちろん馬頭星雲。左近充さんの写真でもいけそうですね! ハワイから戻ったら、相談させてください。
ハワイの旅、もちろん楽しい旅になること間違いなしだと思います。腰に気をつけていってきてください。黒田さんにも、くれぐれもよろしくお伝えください。よい旅を! いってらっしゃい!
▼メガスター
川崎市青少年科学館で公開中のメガスター。昨日、元セント・ギガのサウンド・デザイナーの野川和夫さん親子といっしょに、見に行きました。来年3月にも、同館でメガスター公開を予定しているとのこと。観賞後、館長の若宮さんとの話し合いで、ボランティアで、野川さんと二人、3月のために2番組を提供させてもらうことになりました。メガスターとの共演、再び!です。こんどは、野川さんとのコラボレなので、音も満足のいくものになること、間違いなし。みなさん、完成の暁には、ぜひ見に来てくださいね!
管理者:Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
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