寮美千子ホームページ ハルモニア Cafe Lumiere (No.0049)

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寮美千子  寮美千子詩作品「voice」 高橋喜治氏の作曲で合唱に! 7日初演! 2004年11月06日(土)03時23分58秒
寮美千子の出現情報 へのコメント

「出現情報」でもお伝えしましたが、寮美千子が1991〜7年に、衛星放送ラジオ局セント・ギガのために書いた作品が、高橋喜治氏の手により、続々合唱曲として作曲されています。

11月7日は、その初演コンサート。横浜の女性合唱団Asukaによる演奏です。この合唱曲は組曲として構想されているもので、女性合唱団Asukaの委嘱による作曲です。

詳しい情報は、以下参照。入場無料。ふるってご参加ください。

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寮美千子  旅行雑誌「季刊旅行人」インド特集 ただいま発売中! 2004年11月06日(土)03時16分45秒

10月25日に発行された「季刊旅行人」秋号の特集は、インド。「インド民俗画の世界/宇宙と神話を描く人々」と題して、ミティラー画を紹介しています。この号に、同日発売だった拙著『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』の広告が掲載されています。インドに興味のある人の目にとまるといいのだけど。

編集長の蔵前仁一氏は、実は四半世紀ほど前からの知人。彼がまだ旅行作家になる前から知り合いです。その頃は、家もご近所だったしね。蔵前氏のデビュー作は、かの有名な『ゴーゴ・インド』(凱風社1986)。指折り数えれば、もう18年も前のこと。出版記念パーティに、渋谷のインド料理屋へ行ったこと、思い出します。

そして、わたしは遅れてきたインド旅行者。その旅の仕方も全然違う。その旅の記憶を元に綴った創作『楽園の鳥』が、蔵前くんの雑誌に広告で載るなんて、時の流れを感じるというか、感無量であります。

Cafe Lunatiqueでご紹介した十日町氏にある私設「ミティラー美術館」の館長・長谷川時夫氏の文章も掲載されています。ミティラー画の写真もたっぷり。

というわけで、「季刊旅行人」秋号も、『楽園の鳥』ともども、よろしくお願いします。

寮美千子  天文雑誌「星ナビ」12月号、本日発売! 2004年11月05日(金)18時17分46秒

天文雑誌「星ナビ」12月号は、本日発売!
特集はなんと「遠くを見たい」。
西はりま天文台に新たに誕生した2メートル望遠鏡完成までの手に汗握るドラマを、
同天文台長の黒田武彦氏がさまざまな苦労話も交えて執筆しています。必読!
また、この望遠鏡の完成記念のためにつくった絵本
『遠くをみたい―星の贈りもの―』紹介のコラムを、寮美千子が執筆。
ほかにも、12月にやってくる双子座流星群の詳細など、楽しい記事がいっぱい。
みなさま、ぜひ!

寮美千子  寮美千子の出現情報 2004年11月05日(金)18時06分40秒

寮美千子は、次のイベントに参加します。

11月6日
【上尾星祭り】
西はりま天文台の森本雅樹おじさまが、
なんと寮美千子の本『ほしのメリーゴーランド』『遠くをみたい―星の贈りもの―』を、
模擬店で販売してくださるとのこと。わたしも売り子に!

11月7日
【神奈川区コーラス交歓会】
高橋喜治氏が、寮美千子の詩作品に、合唱曲を作曲してくださいました。
女声合唱団Asukaによる初演が、神奈川公会堂で行われます。

どちらも参加無料。ふるってご参加ください。

勇崎  なにが変わり、なにが変わらなかったのか。 2004年11月03日(水)01時40分02秒
勇崎哲史「光の絵日記」とうとう藤野にて! へのコメント

MARIKOさん、投稿ありがとうございます。
「ベトナムの子ども達を支援する会」というのは、ベトナム戦争のさなか、田島征三さんら絵本作家の人たちを中心に、数寄屋橋公園などで反戦のための野外展を行っていた活動です。僕は当時、写真学生として田島さんの親友だった恩師に誘われ、この会の活動に参加しました。参加といっても僕には野外展に出品するようなレベルになく、もっぱら撤去・搬出作業でした。

この活動のもうひとつの魅力は、撤去後、その作品を池袋(子どもの文化研究所みたいな名前の施設)などに搬出輸送し、当日出品された作品について、そこで合評会を行うことでした。この合評会は作家の卵たちには、とても得難く貴重な時間でした。講評は田島さんら数人の大人が担ってくれましたが、田島さんもまだ20代(もしかすると30歳位だったかな)で、あの合評会が多くの作家の卵たちを孵化させ、羽化し、やがて羽ばたかせました。そこで僕が出会った同年代の人たちのなかに絵本作家の卵だった西村繁男くん、いまきみちさんがいました。西村くんはとても感じのいい青年で、彼の作品も僕は大好きでした。

一番の想い出は、日の出村(現・日ノ出町)の田島征三さんのご自宅で行った、西村繁男くん、いまきみちさんの結婚式&パーティです。お祝いにニワトリの首をひねって調理しよう、ということになり、それが賛否両論。このときの話は田島さんがなにかのエッセイに書かれています。
パーティでみんなで歌った吉田拓郎の「夏休み」や高田渡の「自転車に乗って」は今も耳に残っています。僕はそれから数ヶ月後に、沖縄に旅立ち、以来、電話では通信していましたが、西村・いまき夫妻が都内から移転され、僕の怠慢もあり、音信を途絶えたままになっていました。

その後の偶然と縁の不思議はMARIKOさんが書かれた通りですが、鳥海さん・MARIKOさんのご媒酌?で、西村・いまき夫妻との再会の機会を得ることになりました。僕らは“初老”と呼ばれても怒れない年齢に足を踏み込んだ世代なわけで、再会すれば、互いのその後、どんな風に生きてきたのか?を語り合うことになります。「再会ショー」というとヘンですが、鳥海さん・MARIKOさんのようにお若い世代からみれば、僕らがなにを語り合うのかが、きっと興味津々なのだと思います。僕としては、その後、どんな風に生きてきたのかを西村・いまき夫妻に話すには、「光の絵日記」を見てもらうのが、一番手取り早いことになります。(「光の絵日記」も2001年の時から数度改訂しています。FGMが古謝美佐子さんであることは同じですが。)

この32年で、互いになにが変わり、なにが変わらなかったのか。そんなことを確かめ合うような、しあわせな再会の場になると思います。

再会の労をとって下さった鳥海さん、特に、迎える現地としてご尽力下さっているMARIKOさんのお二人に心より感謝しています。

MARIKO  遠くをみたい 2004年11月02日(火)23時38分48秒 http://www.geocities.jp/malicosmos/

久々の投稿でかつ、立て続けにすみません。
寮さん、「遠くをみたい」「楽園の鳥」一気に出版、ほんとにおめでとうございます!
amazonにて少しまとめて注文をかけていたのですが、「遠くをみたい」が印刷追いつかず? 今日かなり遅れてやってきました。しかも1冊ずつバラバラと・・明日、またやってくるみたいです。

一緒に仕事をする人同士が、本質的に「共振」する・・・これが出来得た寮さんと東さんの幸せを、憧れとともに想像しています。

プラネタリウムに関連する人には、ぜひぜひ手にとって、とオススメしている最中です。「なゆた」のオープニング記念リーディング、その場にいられないのはとても残念ですが、下記イベントにて、ぜひぜひ「遠くをみたい」リーディングをお願いします。いつかまた・・きっとそう遠くない未来に、満天の星空の下でそれが聞かれるように・・・と自分の中でイメージを膨らませています。

MARIKO  勇崎哲史「光の絵日記」とうとう藤野にて! 2004年11月02日(火)21時23分55秒 http://www.geocities.jp/malicosmos/
▼遊星たちの消息:勇崎哲史・西村繁男 トーク&光画ショー 〜「ベトナムの子ども達を支援する会」から32年の軌跡 へのコメント

ここでは大変ご無沙汰しています。山梨にてプラネタリウムをやっている高橋真理子です。

 遊星たちの消息にてお知らせさせていただきましたが、「あの」勇崎さんのスライドショウが藤野でご覧いただけます。
 私は2001年9月のさいたまにおける「光の絵日記」を見逃して以来、いつかそれを見せていただく日を夢見ておりました。
 一方、その1年後、藤野駅前のシーゲル堂というところでささやかな会が開かれていて、言葉どおり老若男女が一緒に歌い・集う、日常におけるコミュニティーの理想郷のような場に居合わせました。かの鳥海さんやkiyomiさんも一緒です。そこで絵本作家の西村繁男さんと初めてお目にかかりお話をしていると、なんと勇崎さんとお知り合いだったというではありませんか! またシーゲル堂で売られている西村さんの著作には、大長老さんとの共同作品も! さすがここまでつながっていたか・・と鳥海さんたちと顔を見合わせました。
 さらにその1ヵ月半後、平塚における西村さんの講演会に出向きました。そこで紹介されたスライドショウは、それまでの私の「スライドショウ」概念をひっくり返す(というか、してやられた!といった・・)、大変楽しいショックを与えてくれました。きっといつか、なにがしかでお仕事をご一緒することができないものか、と思いました。
 さて鳥海さんが西村さんにお会いしたことを勇崎さんに伝えると、勇崎さんが「西村くん、会いたいなあ」と。・・・その一言と、「光の絵日記」を見たい私の欲望やら、また懐かしい人たちと集いたい欲望やら、今後の自分の仕事にきっとリンクしていくであろう方々にあっておきたい欲望やら・・結局は自分が楽しみたいのが一番の理由ではありますが、そんなこんなで周囲にメイワクもかけつつ、今回の企画たちあげとあいなりました。
 というわけで、説明するのが大変難しい会です(笑)。平日の集いにくい日程ではありますが、みなさんどうぞご参集くださいませ。詳細は下記にて。

http://www.geocities.jp/malicosmos/fujino.html

寮美千子  祝ご就職! 2004年10月31日(日)13時17分39秒
新宿のジュンク堂にて へのコメント

▼いとてつさま
ご就職おめでとう! いよいよ新しき第一歩ですね。
社会人は学生のようにお気楽にはいきかせんが、
社会としっかりした接点を持って活動することができます。
いとてつのような、芯にしっかりしたものを持った心の豊かな人が、
社会の第一線で活躍するのは、実に好ましいこと。
どうか、深いところにある志を大切にして、がんばってください。
いつも、応援ありがとう!

▼友人から速達!
ちょっとごぶさたしてしまっていた友人から、速達が。
銀座の旭屋書店で『楽園の鳥』が2段も平積みされているのを見て仰天、
さっそく2冊買って下さったとのこと。
感謝です。さっそく電話。
どこのか聞き忘れたけれど、三省堂でも平積みされていたとのことです。
ごぶさたしているのに、応援してくれる友人に感謝!

▼「木蓮の会」朗読会
28日は、朗読サークル「木蓮の会」の朗読会が鎌倉であり、
わたしの「木蓮」「星の魚」も朗読するというので、聞きに行かせてもらいました。
80名余の席がびっしり埋まって、すごい熱気。
菊池さんという、80歳を越えたおばあさまによる寮美千子作品の朗読。
心にしみました。
このグループは民芸の演出家を付けて練習しているだけあって、
どれも個性を感じさせる、聞き応えのある朗読でした。

▼コラの川岸宏吉さん
朗読のバックにコラというアフリカの楽器の演奏がありました。
これが、やさしいいい音がするのです。声との相性抜群。
いつか、わたしもこの人と組んでみたいと思わずに入られませんでした。
コラを弾いていたのは、葉山にお住まいの川岸宏吉さんという方。
セント・ギガで一緒だったサウンド・デザイナーの森さんのお仲間とわかりました。
やっぱり、どこかでつながってたんだ。

▼そして『楽園の鳥』
さて、その帰り、鎌倉と藤沢の書店を相棒といっしょに偵察。
鎌倉の島森書店でも、藤沢の有隣堂でも、
文芸書のコーナーにどかんと平積みされていました。
こんなふうに平積みしてもらえることははじめて。
アイウエオ順なので、よしもとばななと、綿矢りさの間にあるのがおかしかった。
これって、得してるかも。
売れたら、詩集も考えてもらえるといわれています。
ほんと、売れるといいなあ。よろしく。

『楽園の鳥』アマゾンでの購入はこちらから。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062124394/harmonia-22

bk1でのご購入は、こちらから。

http://blog.bk1.jp/genyo/

いとてつ  新宿のジュンク堂にて 2004年10月31日(日)02時21分50秒
東雅夫氏のbk1幻妖ブックブログ「断然推奨本」に『楽園の鳥』! へのコメント

寮さま

ご無沙汰しております。
就職活動をしておりましたが、大学院を中退して某所に就職しました。
今後ともよろしくお願いいたします。

さて、結構新聞などで「紀伊国屋本店と対決」などと
騒がれていて、今朝は一面広告も出ていた
ジュンク堂新宿店の開店、たまたま新宿に
行く機会があったのでいってきました。

自慢をするだけのことはあってさすがの取り揃え。
本がたくさんある、というだけで嬉しくなってしまうのは
どうした事でしょう。
思わず天文書の棚で目がくらんでしまい、
気が付いたら大量の本を買って
一万五千円を超える出費に。(給料安いのに…)

さて、文芸書のところに、『楽園の鳥』ありました。
(著者名順の棚なので)綿矢りさ『蹴りたい背中』の
となりで面出しで並んでました。
ジュンク堂は本屋としては独特の陳列をしており、
通常の書店ならば書棚の腰の下は平積みの棚になるところを
すべて図書館と同じ足下まで本の背が見える書架で配列をして
書籍数を増やしています。そのため、平積みはまったくありません。
面出しだけでもかなり目立つ存在です。
棚を作ったヒト、わかってるなあ、もお。

残念ながら、寮さんのご案内どおり私は両方の新刊とも
amazonで買ってしまったので、今回は買わなかったのですが、
この発見はかなり嬉しかったです。

大変申し訳ないことに『遠くをみたい』の在庫は確認し忘れました。
でも、新聞書評にも取り上げられたとのこと、きっとあるでしょうね。
『遠くをみたい』は先日、山梨の高橋さんのところで見せていただき、
帰ってきたら自宅にも届いてました。本当にきれいな文と絵で
素晴らしいです。

『楽園の鳥』も門坂さんのカバーにまず圧倒されました。
これから覚悟して取り組もうと思います。

とりあえずご報告まで。
今後ともご活躍を期待しております。

寮美千子  ぼくを家族にしてください>のらくろ子猫より 2004年10月30日(土)19時05分01秒

ぼくは背中が黒でお腹が白の「のらくろ」模様の子猫です。
Yさんちのお嬢さんが4ヶ月前に赤ちゃんだったぼくを拾ってくれて、
育ててくれましたが、なんとここのお家のお母さんもお嬢さんも、猫アレルギー。
ぼくと接触すると喘息が出るので、ぼくはずっとケージのなかでした。

おかあさんがご用があって、3日前から寮美千子さんちで預かってもらっています。
いまは、家の中を好きに歩き回って、楽しくてたまりません。
ワインのコルク栓や、玩具を追っかけて、一日中、結構いそがしいです。
夜は、寮美千子さんの枕のとなりで、いっしょに寝ています。

ぼくのお母さんは、ぼくをもらってくれる人を捜しています。
だれか、ぼくを家族にしてくれませんか。
どーかどーか、よろしくお願いします。>のらくろ子猫より
というわけで、猫の里親、探しています。
猫の好きなお家にもらわれていったらうれしいとYさん。
我が家は、先々予定があって、いまは本腰を入れて猫を飼える状況にありません。
どなたか、猫をもらってくださる方、いませんか。

猫ちゃんは、トイレのしつけ済み。
我が家に来てから、一度も粗相していません。
よく遊ぶ元気な子ですが、お行儀がよくて、テーブルに乗ったりしません。
物をひっくりかえしたりもしないで、ちゃんと玩具で遊びます。
健康診断、検便、ワクチン済み。猫白血病検査陰性。
毛づやのいい、きれいなかわいい子です。
黒白模様で、足は白足袋。追って、写真を掲載します。

Yさんは、去勢をして、完全室内飼いをしてくださる方を希望。
メールかお手紙などによる近況報告もご希望とのこと。

ご希望の方は、寮美千子までメールでお知らせください。
だれか、もらってやってくれー!

寮美千子  東雅夫氏のbk1幻妖ブックブログ「断然推奨本」に『楽園の鳥』! 2004年10月30日(土)14時48分48秒

寮美千子新刊『楽園の鳥』が、千葉高校の大先輩にして宮沢賢治研究家の天沢退二郎氏の名著復活『オレンジ党と黒い釜』といっしょに、bk1の「幻妖ブックブログ」にリストアップされました。選んでくださった東雅夫氏に感謝!

刊行を知らせていなかった知人が、銀座の旭屋書店で『楽園の鳥』が2段も平積みになっているのを見て腰を抜かし、早速2冊購入したと、速達(!)で知らせてくれました。うれしいです。新刊を目立つところに平積みにしてもらったのは、生まれて初めての体験。増刷がかかったら、詩集の出版も検討してくれると、編集者に約束してもらいました。詩集、念願です! 愛読者カードにはぜひ「寮美千子の詩集が読みたい!」と一言。みなさん、どうかよろしくお願いします。

長いから、まだ読み終わった人は少ないかも知れないけれど、もしも気に入ったら、ぜひ amazon や bk1 などの読者レビューにご感想を! よろしく!

http://blog.bk1.jp/genyo/

寮美千子  『遠くをみたい』産経新聞書評に掲載される! 2004年10月27日(水)02時46分31秒
ネット書店アマゾンで買える寮美千子の新刊2冊! へのコメント

産経新聞10月25日に、さっそく書評が載りました。紙面には表紙の写真も掲載されました。紹介文、再録します。
【新刊】『遠くをみたい』 寮美千子詩、東逸子画
 寮美千子詩、東逸子画『遠くをみたい』(パロル舎・一五七五円) 人はたかだか百年の命しかないが、宇宙の果てに思いをはせる、たくましい想像力がある。「わたしたちはみな 星のかけら かつて 宇宙のどこかでかがやき 砕け散った星のかけら」。大宇宙における人間存在の微弱さと偉大さをうたった詩に、ロマンたっぷりの絵がついて、ぱらぱらと眺めるだけでも心が、宇宙のはるかかなたへと旅してしまう。ともに第一線で活躍する詩人と画家の、宇宙をテーマにした共同作業。(10/25 05:00)
わたし、いつから「第一線で活躍する詩人」になったんだろうと、ちょっとこそばゆい気持ち。これはきっと「画家」のほうにかかっているんだな、と納得。でも、うれしいです。ほんとにこの絵本は「宇宙をテーマにした共同作業」でした。自分でいうのも何ですが、絵と言葉が響きあって渾然一体となっている。東逸子さんの絵は、無限の心の宇宙を感じさせてくれます。実物を、ぜひ書店で手にとってください。相模大野の伊勢丹デパートの紀伊國屋書店では、『遠くをみたい』が面出しで飾られていたそうです。ご近所の人、紀伊国屋へ走ろう!

アマゾンでのご注文は、こちらから。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894192950/harmonia-22

寮美千子  グレン横田新刊『弁経―人材活用の極意』発売中! 2004年10月26日(火)12時13分52秒

友人のグレン横田さんの新刊もでました! 実りの秋です。横田さんは中国語のエキスパート。今回の本は、中国古典を読み解いて現代に生かすビジネス書だそうです。横田さんは共訳に名を連ねているとのこと。以下、アマゾンの紹介から。
冷成金・著『弁経―人材活用の極意』(インプレス 2004)
中国、韓国で大ヒットの人材活用の極意書「弁経」が、ついに日本で刊行! 諸葛亮孔明、曹操、劉備、文公重耳…。中国史上名高い人物のエピソードを列記し、それぞれの人心掌握術や人材配置の妙といった、ビジネスリーダーが読みたいエピソードから、君を立て、覇を成し遂げさせて栄達した、よき部下の条件まで、使う側、仕える側双方のビジネスマンが、興味深く読める内容を満載する。
中国古典といえば、わたしが好きなのが『平妖伝』『聊斎志異』。それに『西遊記』も面白い。どれも怪しい術とかいっぱい出てくるオリエンタル・ファンタジー。いろいろな訳がでているけれど、やっぱり平凡社の「中国古典文学大系」で読むのがいいです。一見、いかつい感じがするけれど、読んでみるととっても平易な文章で書かれています。うーん、それにしてもわたしの趣味って、ビジネスとは全然関係なさそうだなあ。とほほ。

寮美千子  ネット書店アマゾンで買える寮美千子の新刊2冊! 2004年10月24日(日)15時43分15秒

やっとのことで『遠くをみたい』も amazon.co.jp のラインナップにのぼりました。
『楽園の鳥』は、まだ予約段階なのに、売り上げ順位が一時300番台まで上昇。
応援してくれる人がいっぱいいるんだなと、感謝。
『楽園の鳥』の方は、わたしはまだ現物を見ていなくて、
明日、装丁画の門坂流氏といっしょに、門坂氏のミニ個展開催中のドイツ料理店「ツムアインホルン」で、
はじめてできあがった本を手にします。

アマゾンでの注文はこちら
『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』寮美千子・著/門坂流・装丁画
『遠くをみたい―星の贈りもの―』寮美千子・詩/東逸子・画

本の画像はこちら。
『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』画像
『遠くをみたい―星の贈りもの―』画像

画像もきれいですが、ほんものはもっときれい。
どちらの本も、手にとって見てもらいたい本です。
早く書店に並ばないかなあ!

楽園のリト  おめでとう〜 2004年10月23日(土)09時04分44秒
『楽園の鳥』amazon.co.jp で予約開始! へのコメント

えがった。えがった。予約したよ。

お時間あったら明日、下のテレビ見てください。懐かしい白糠が出ます。

坂本龍一の日本再発見-「ぼくの未来を探す旅」
放送日:2004年10月24日 (日)
放送局:テレビ東京(TXNネットワーク 6局ネット)
放送時間:16時00分〜17時15分 
出演:坂本龍一

寮美千子  『遠くをみたい―星の贈りもの―』 2004年10月23日(土)01時48分12秒

表紙と内容の一部の映像、パロル舎のサイトで見られます。
でも、これはごく一部。
ほんとうに全ページを見てもらいたい美しさです。
ぜひ書店で、手にとって見てください!

http://parol.co.jp/books/295-0.html

寮美千子  『楽園の鳥』amazon.co.jp で予約開始! 2004年10月23日(土)00時02分05秒
楽園の鳥 へのコメント

ネット書店アマゾンで予約開始です。
たぶん、いちばん早く手に入る方法だと思います。
送料は無料。
今すぐ予約を!
よろしくね!

追伸:うーん、それにしても、どうして『遠くをみたい』はアマゾンにのっからないんだろう。もう配本されているはずなのに。予約で載るなんて、やっぱり大出版社の威力なのかなあ。『遠くをみたい』を待ってる人もいっぱいいるのになあ。

『楽園の鳥』予約はこちら↓

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062124394/harmonia-22

silica  楽園の鳥 2004年10月22日(金)22時28分50秒

講談社のサイトで寮さんの「楽園の鳥」の案内を見つけました。
内容紹介の言葉が素敵です。



http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2124394

大長老  感嘆・・ 2004年10月22日(金)00時19分47秒

なんと贅沢で、なんと幸せな仕事なんだ。

『遠くを見たい』(パロル舎)

詩 寮美千子・画 東逸子



寮美千子  パッヘルベルのカノンで『遠くをみたい』 2004年10月22日(金)00時14分04秒
絵本『遠くをみたい』完成記念リーディング! へのコメント

いまさっき、「ラシエット」の朗読会から戻ってきたところです。
きょうは、いつもピアノを弾いてくださる高橋喜治氏が仕事でお忙しくて来られず、
急遽CDをバックに朗読することになりました。
曲は、ダニエル・コビアルカ演奏のパッヘルベルのカノン。
「TIMELESS MOTION/ DANIEL KOBIALKA」所収)
たっぷりと23分近くある曲で、途中で途切れてしまう心配もなく、
曲の展開も熟知しているので、間合いを見ながら読むことができました。
即興ライブとは、また違った落ち着いた気分で読むことができました。

みなさん、ご祝儀ということもあったかもしれないけれど、
『遠くをみたい』を10冊も買っていただき、感謝。
東逸子さんの美しい絵に感嘆しきりでした。

四半世紀ぶりに会う友人の大迫くんがかけつけてくれたのもうれしかった。
彼は、下北沢のペンギン館という下宿の仲間のひとり。
(山本様方、という住所だったのだけれど、
勝手に看板を掲げてとうとうペンギン館という名前にしてしまった)
紅顔の美少年も、いまや17歳と19歳の子の父親と聞いてびっくり。
でも、美少年の面影はそのまま。実にすてきな壮年になっていました。

井上久遠氏、歌姫小高氏、そしてスターみつる氏の朗読三羽烏も快調!
サワさんの完全暗記朗読もすばらしく、アキンの声も心温まりました。
わざわざ千葉からかけつけてくれた民ちゃんは舩後氏の詩を代読。

それにしても、旧い友人に会うって、どうしてこんなに楽しいんだろう。
みんなに絵本は気に入ってもらえたし、寮美千子、大満足の夜です!
しあわせ!

寮美千子  絵本『遠くをみたい』完成記念リーディング! 2004年10月19日(火)00時13分25秒
▼遊星たちの消息:ラシエット ポエトリー・リーディング No.4 へのコメント

というわけではないのだけれど、相模大野カフェレストラン「ラシエット」の恒例のポエトリー・リーディング、乗っ取ってそうしちゃうかもしれません。できたてほやほや、まだインクの匂いのする絵本『遠くをみたい』を持っていきます。販売もします。もちろん、朗読します。ついでに、完成記念の軽い祝杯もあげられたらうれしい!

参加費はワンドリンクつき1000円。だれでも読めるオープンマイクの朗読会です。みなさん、ふるってご参加ください!

寮美千子  夢の標本箱2004展 本日より開催! 2004年10月18日(月)00時54分29秒
▼遊星たちの消息:夢の標本箱2004 へのコメント

わたしが担当している和光大学「物語の作法」の展覧会が、本日より大学の附属図書館の梅根記念室で開催されます。

http://www.wako.ac.jp/library/umene-tenjipr.htm
目覚めたら、手の中にあった夢の欠片……。
夢の世界から持ち帰った奇妙なオブジェのひとつひとつに、
不思議な物語があります。
今年もまた、豊饒な夢の世界から様々な消息が伝えられました。ぜひ遊びに来てください。どなたでも入場できます。

また、同展では10月25日発行の寮美千子の新作『遠くをみたい』(パロル舎)、『楽園の鳥』(講談社)のカバー色校なども参考資料としてパネル展示してあります。展示風景は、こちら。

【夢の標本箱2004 展示全景】
【『遠くをみたい』『楽園の鳥』パネル展示】

ぜひご来場を! 和光大学は、小田急線鶴川駅徒歩15分です。(ちょっと遠い!)

寮美千子  銀河連邦を旅した兎/未来の時空を旅する薔薇 2004年10月16日(土)04時28分08秒
『遠くをみたい』*銀河連邦相模原での絵本会議/ついでに「バラの名前」 へのコメント


きょう「兎が来ちゃった!」と相棒が叫んだので、なんのことかと思ったら、ベランダで茶色の兎が跳ねていました。台風の時、排水がよくなるようにと、お隣との境目のブロックをはずしてそのままにしておいたら、その隙間から遊びに来たのです。かわいい!

以前は猫のメイちゃんやノイちゃんがいたから、食い殺される?心配があったけれど、今はもう大丈夫。生き物が、ぴょこんぴょこんと飛び回っているのは、ほんとうにかわいいものです。キャベツをあげたら、口をもぐもぐして、おいしそうに食べました。

また、遊びに来てくれるとうれしいな。


パルステラさま。梅雨から夏にかけて、過ごしにくい日々が続く中、根気の要るお仕事をしてくださって、ほんとうに感謝の念にたえません。人間の手から、よくあんな精密で美しいものが生まれるものだと、驚きです。人間技を超えているなあと思います。絵本もすばらしいけれど、原画の美しさは言語を絶するものでした。見られたわたしは幸せ者!


宇宙を旅して芳しい香りを振りまいた薔薇オーバーナイト・センセーション。パルステラさんらしい隠し味に、うれしさもさらに増します。絵本『遠くをみたい―星の贈りもの―』が、オーバーナイトといわず、オーバーセンチュリー・センセーションな本になってくれるといいですね。時を超え、愛される本になったと、わたしは強い自信を持っています。この絵本が、これからどんな旅をしていくのか、わくわくします。さあ、船出だ!

寮美千子  ギリヤーク尼崎の思い出/『楽園の鳥』色校 2004年10月16日(土)04時14分04秒
感想 へのコメント

竹麦魚さま みなさま

▼ホウボウ
お久しぶり。「竹麦魚」って書いて「ほうぼう」って読むんですよね。お魚の名前。久しぶりだから、知らない人はいるといけないし、なんて、知らなかったのわたしだけかな。

▼ギリヤーク
おお、なつかしのギリヤーク尼崎。わたしが彼の踊りを最初に見たのは、なんと三十年近くも前のこと。浅からぬ因縁です。興が乗って、とうとうふんどしも取ってすっぱだかで踊った姿も見たことがあります。その時の踊りは「じょんがら一代」じゃなくて、きりっとまっすぐに背筋を伸ばして、力強く跳ねて、体操選手のようなすがすがしい踊りでした。なにか、太古の芸能を見ているような気がしました。

いろいろと話も聞きました。彼は北海道の出身。映画スターに憧れて東宝のニューフェイスとなるも、とうとう訛りが抜けずに挫折。「間近で見た原節子さんは、ほんとうにきれいだったなあ」なんていっていました。

ギリヤークという名は、百科事典か何かで見たギリヤーク人の骨格が、自分にそっくりだったので、きっと血が流れているだろうと思い、そう名づけたそうです。

インタビューにも書いてあったけれど、長いことお母さんと二人暮らし。「母思い」というより、お母さまがたいへんな子ども思いで、ギリヤークさんの芸術を理解し、大道芸では食べられない彼のために、ずいぶんお年になるまで働かれていました。だから、もしもお母さまが亡くなったら、ギリヤークさん、どうなっちゃうんだろうと心配したけれど、意外や意外。それまで以上にしゃっきりして、ますます元気に活動なさっていました。天国で見てみてくれるお母さまのためにも、がんばらなくっちゃって思ったのかなあ。

たいへんな猫好きで、お金がないときも、飼っている猫に毎日お刺身を買ってきてあげるほど。それも、毛抜きで一本一本小骨を抜いてあげていました。そんなギリヤークさんに文句もいわず、ただ微笑ましく見守っていらしゃったお母さまは、慈愛そのものでした。

ギリヤークさんの踊りは路上。道行く人の足を止め、投げ銭をしてもらわなければ、一銭にもなりません。その厳しさを知っている人でもあります。こんなこともいっていました。「たとえ、ひとりも見てくれる人がいなくても、風が見ている。木が見ている。おてんとうさまが見ている」

いまは、どうしているんだろうなあ。元気で踊っているのかな。

▼『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』
きょう、印刷所に表紙カヴァーの色校正を見に行ってきました。わたしが行っても役に立たないのだけれど、編集の宇山さんが誘ってくださったので、やっぱり見たくて行かせてもらいました。

きららの紙に4色のUV印刷。装丁の平野湟太郎氏の粘ること粘ること。一刷りからなんと六刷りまで細かく調整してもらって、印刷はみるみるよくなって行きます。六刷りが出たときは、見違えるほど。ああ、こうやって妥協なく仕事を進めていくことで、美しい完成品になっていくんだなと、目の当たりにしました。

ほんとうにきれいな本になりそうです。楽しみでなりません。来週末には、見本が上がる予定。わたしは、再来週の月曜日に、はじめて完成品と対面します。どきどき!

『遠くをみたい―星の贈りもの―』(パロル舎)もほんとうに美しく仕上がって、わたしはなんという幸せ者でしょうか。両方とも、発行日は10月25日。『遠くをみたい―星の贈りもの―』千五百円、『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』二千六百円。両方合わせると四千百円という大金に! ファンの方々には出費で申し訳ないけれど、どちらも自信を持ってお渡しできる最高の出来です。

ほかのネット書店では掲載済だけど、Amazon.co.jpではまだリストに載っていません。できれば、リストに載った週に、Amazon.co.jpから注文してもらいたいわたしです。みんな、もうちょっとだけ待ってね。Amazon.co.jpに掲載されたら、すぐに告知するから。よろしく!

大長老  秋が来て 2004年10月15日(金)17時20分30秒

ほうじ茶の美味しい季節になりましたねー♪

DORONKO  誹謗中傷ではお話にならない。 2004年10月15日(金)11時24分58秒
愛の反対は? へのコメント

数日ぶりに訪れてみたら、ちょっとひどい事態が起きていて、ぼくも
びっくりしました。

とにかく、ぼくも小西さんに賛成です。

「顕ちゃん」氏のカキコは、「よくない」例として残してあるのかな?
とも思いますが、明らかにルール違反ですし、見るだけで不愉快です
ので、削除してしまってよいと思います。

「顕ちゃん」氏が、あのようなカキコをしたいと思うのは勝手だと
思いますが、それなら自分の掲示板等でやるべきであって、ここに
書き込むなんて、論外です。「場」をわきまえろ、ということです。

まず、他者を尊重するという気持がなくては…と、改めて思います。

竹麦魚  感想 2004年10月14日(木)15時48分30秒

 「楽園の鳥」の出版日は決まったかな〜?などと軽い気持ちでうかがったら、なにやら大変なことが起こっていたようでびっくりして、関連ログを読みました。
 基本的に、私の中で寮先生は、作家、芸術家です。そしてこの場は、本にならない資料が公開される場でもあり、もちろん情報発信基地でもあり……とにかく先生がご意見を発表なさる場で、しかも読者もそれに対して反応することができる、幸福な所だと思っています。
 「感動は危険」「芸術に言い訳は必要ない」といった先生の発言は、ご自分に厳しく、また読者にも厳しいお言葉だと思います。私もおっしゃるとおりと思っています。
 これ以前にもあった、どこか感情的・感傷的な態度で無責任とも思われる投稿に対して、個々に丁寧に応対しておられる姿に感銘を受けています。
 先生は、掲示板の投稿に対してでも(それが無理解や悪意であってさえも)、日記での清水氏の批判においても、ご自身と対等に、親切すぎるくらいに、厳しいのだと思います。その方法こそが、先生の芸術(作品)に対する姿勢なのだと私は理解しています。述べたいことが多いのに一生懸命削っているので言葉が足りなくて申し訳ありません。
 どなたかが「ここは覚悟のいる掲示板」とおっしゃいましたが、本来はどこでも同じだと思います。匿名は責任放棄のためのものではないはずです…
 長くなってしまい恐縮です。アドレスはギリヤーク尼崎のインタビューです。出典が不明で残念ですが、面白いので…私はギリヤーク尼崎の舞踏を見て、どきりとしました(小学生のとき)。舞踏なんて今も知らないし、当時はもっともっと何も知りませんでしたが、それでもぐいっと引き付けられる力を感じたものです。
 本当は先生の、清水氏に対する「西洋」についてのお言葉に関して(賛成)等、感想はたくさんあるのですが多すぎるので自粛し、このアドレスに代えます。

 追記:あさよむ携帯賞、投票しました。ランク入りしたすべての作品に目をとおしましたが、おっしゃるとおり、佐伯氏が抜群だったと思います。投票時もいろいろ感想を書いて送ったのですが、あれは本人に届いているのかなぁ…

http://www.geocities.jp/yo00944423/hdp_amagasaki.html

パルステラ・スカイウォーカー  『遠くをみたい』*銀河連邦相模原での絵本会議/ついでに「バラの名前」 2004年10月14日(木)11時57分48秒

かの「極秘任務」がようやく形になってほっとしています。
美しい詩の言葉とともに、しばらくは宇宙の果てまで旅をしていました。
火花を散らしての(?)絵本会議は、ここ「銀河連邦」と誰かが名付けた相模原。

思えば、寮さんも私も文部科学省・宇宙科学研究所がある相模原に住んでいるというのも
不思議な縁ですよね。いつかはここから、科学者ではないジャンルの人間が、
宇宙に「心眼」を向けた姿勢で発信すべき事があると思っていました。
寮さんのおかけで、まずは実現出来ましたね。


ついでに全くの余談なのですが、この絵本『遠くをみたい−-星の贈りもの』の冒頭にたった一度だけ
寮さんの言葉で登場するバラ、このモデルにシャレとして私が選んだのがオーバナイト・センセーション。
実は、こんなバラがあるのをこの絵本を作るにあたって初めて知ったのでした。絵本会議の時に、ちらりと
寮さんにはバラしたのですけどね。以下、園芸店のバラのカタログより抜粋してみました。

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宇宙を旅したバラ‥‥‥Overnight Sensation

1998年10月、米国より打ち上げられたスペースシャトル、ディスカバリー号に、
記念すべきバラ第一号が乗船しました。宇宙飛行士・向井千秋さんらによる実験
の対象に選ばれたのは、香りと宇宙飛行にも耐える丈夫さに優れたミニアチュア
ローズ「オーバナイト・センセーション」。微少重力が花の香りにどんな影響を
及ぼすのかという、非常に興味深い実験でした。香りの成分は、花弁のすぐ上か
ら特殊な針を使って香りのもととなる精油のサンプルを採取し、測定されました。
その結果、科学物質の成分比に際立った変化が見られ、宇宙のバラの方が、より
花らしく、かぐわしい香りを放っていたということです。機械だらけのスペース
シャトルの中で、美しいバラとその香りは向井さんたちの心を和ませたそうです。
こうして宇宙に飛び出した小さなバラは、名前のとおり一夜にしてセンセーショ
ンを起こしたのでした。名前は「Sensation=センセーション」と「Scent=香り」
を掛けてつけられています。
*ミニバラで分類されていますが、樹高70cm〜1mで花径6cm〜7cmの
大きな花を咲かせます。
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私達の絵本も、センセーションを巻き起こすといいですよね、寮さん。
そして、これを手にした人が絵本と一緒に素敵な旅をして下さる事を願っています。★

寮美千子  おはよう! 2004年10月14日(木)09時27分38秒

気持ちのいい朝です。じゃあ、いってきまーす!(といっても、ご近所)
午後は、酒寄進一氏の『はてしない物語』講義を聴いてきます。
先週も聴講したのですが、独逸文学の専門家の解釈や説明を改めて聞くと、
一人では見過ごしていたことにも気づき、実に楽しかったです。
あの赤くて重たい本を持って、出かけよう!

ハル  寮美千子様 2004年10月14日(木)00時26分20秒

ここには寮美千子に対する異議申し立ての文章がありましたが、この掲示板ではなく、Cafe Lunatique のほうがふさわしい話題なので、そちらに移動しました。これに関する議論は、今後 Cafe Lunatique でお願いします。 寮美千子

cafe0041.html#cafe20041014020110


寮美千子  愛の反対は? 2004年10月13日(水)20時11分44秒
イヤハヤ、意地の悪い書き込みにはうんざりですね へのコメント

小西さん、ご声援ありがとう! 心強いです。

マザー・テレサがこういっています。
愛の反対は憎しみではありません。無関心です。
悪口は、関心がある証拠。掲示板の主催者がどんな人間かまったく無関心で、自分の意見だけを言い放つ、というより、ずっとましです。でも、せっかく関心があるのなら、実りある対話をしようではありませんか、と提案したい。悪口を言い放つだけでは、対話になりませんものね。

悪口と批評は違います。批評は前向きで、よりよきものを築いていくのに役に立つけれど、悪口はなんの役にも立ちません。

悪口を書いた本人は、それですっきりするのかなあ? 不思議です。マイナスのエネルギーをまき散らしているだけで、本人もそんなに楽しくないんじゃないかと思うのです。どうせなら、前向きに語り合おうではありませんか。

憎しみが他者に対する関心の持ち方のひとつだとしたら、それをいかに乗り越え、実りある対話に持っていけるかが、大切な課題だとわたしは考えています。人と人が憎しみを乗り越えて語り合う方法を見つけられたら、と願わずにはいられません。

無関心や悪意とどう向きあうか。嫌悪や否定ではなく対話に持っていくにはどうしたらいいのか。悲惨なことになっている今の世の中をどうにかする一歩が、そこにあるようにも思われます。

けれど、憎しみと向きあうことより、もっと大切なことがあるかもしれません。よきものを、より増大させること。その歓びと輝きを示して「ああ、あんなすてきなコミュニケーションがあるんだ」と知らしめること。悪意の人々や無関心な人々が、自らそこに飛び込んで行きたくなるようなそんなことを実践してみせること。

小西さんが創世ホールで日々おやりになっていらっしゃることは、そういうことだと思います。みんなが、前向きに力を合わせれば、みんなが心地よく、しあわせな気分になれる。真剣だからこそ、ぶつかったり、食い違うこともあるけれど、最終目標はひとつ。よりよきものをつくりだすこと。そうなれば喧嘩さえも爽快です。

東逸子さんとコラボレーションさせていただいた『遠くをみたい―星の贈りもの―』も、前向きのコミュニケーションから生まれた一冊。火花の飛び散る議論を交わしながらも、互いの言葉に耳を傾け、最高のものを目指しました。満足のいくすばらしい作品になりました。

わたしも、悪意と真正面から付き合うのはほどほどにして、よきものの拡大にもっと力を注いだ方がいいかもしれません。悪意と真正直に付きあうのは、ドンキホーテみたいですものね。でも、どうしても「なんとかならないかなあ」って思ってしまう甘ちゃんのわたしがいるのでした。

さて、ここには「愛」に基づく麗しきコミュニケーションがあります。↓

http://www.infoeddy.ne.jp/kitajima/hole/bunka/200410.html

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管理者:Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
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