楽園の鳥/掲示板 過去ログ(2/2)

新聞連載小説「楽園の鳥」について、なんでも!


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「楽園の鳥」リニューアル 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 6月13日(水)02時37分30秒

公明党のサイトのリニューアルに伴って、新しくなった「楽園の鳥」。
ぐっと読みやすくなって、感謝感謝です。
そして、もっとすごいことが!
近々、日置由美子さんの挿画も、サイトに載る予定。
あの繊細な絵を、高画質で見られるなんて、わたしもうれしい!
ご了解してくださった日置由美子さんに感謝。
そして、手間のかかるサイトを制作してくださっている公明新聞の方々に感謝です。

文さん、サザン☆クロスさん、ありがとう。
なんだかんだと忙しくて、お返事もしないでごめんなさい。
また、ぜひ遊びに来てください。

はじめまして。「南十字星が見える島」より飛んできました。 投稿者:サザン☆クロス  投稿日:2001年 5月30日(水)16時18分49秒

ウェブで一気に読ませていただきました。
「楽園の鳥」というタイトルがとてもいいですね。
「楽園」と「南十字星」、「鳥」と「島」
なんとなく似てるような・・・。親近感を抱きました。
プロフィールを拝見すると、寮美千子さんは「ひつじ年」のようで。
私も、一回り下ですが、「ひつじ年」です。さらに親近感アップ!
今後の連載を楽しみにしております。

http://www2.diary.ne.jp/user/95722


いえいえ、願いはあっても 投稿者:  投稿日:2001年 5月26日(土)20時33分54秒

なかなか、物語の「も」の字の前までも辿りつけません。
いまだ、自分を吐き出す作業と他者に伝わる文章の修業の段階で
師匠を嘆かせております。

ただ、私は病室の窓から世の中を眺めていた時間があり
その時に「物語の持つ力」を私なりに実感したものですから
願いだけは、持っています。

それにしましても、「物語の作法」の掲示板は素晴らしいです。
寮さんの情熱、エネルギー、行き届いた視線に、こころを奪われてしまいます。
また、学生の方々も頑張られていて、なんだか、鳥肌が立ってきます。
あまり馴染のない興奮にかられている自分自身に気付いて、驚いています。

なんべんも言います。「すごい!」

勝鬨橋のビルの正体 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 5月24日(木)02時38分58秒

▼文さま
>物語を視野に入れている者のこころをこのうえなく揺さぶります。
文さんも、物語を書かれているのですか? どんな物語だろう?
なんだか、どきどきします。

▼eulalieさま
作中に出てくる勝鬨橋のビルは、リクルートのメディア・ファクトリーの入っているビルがモデルです。

 >物語は人生と相似していて
 >決してコントロール下に収まるものではなくて
 >登場人物も私たちのようにいかんともしがたいものに動かされている。
 >実は作者がいちばんはらはらするのではないでしょうか。

うーん、おっしゃるとおりです。

勝鬨橋 投稿者:eulalie  投稿日:2001年 5月23日(水)23時25分33秒

 中島みゆきと言えば、
 幼い頃、関口宏が司会をしていた番組で、何十年も昔の街角の風景写真と、そ
 の場所を同じアングルで撮影した現在の映像の流れるコーナーがあって、BG
 Mに「時代」が使われていたのを覚えています。
 そのコーナーと後ろで流れる音楽が好きで、一心に見入っていました。
「ルージュ」はまだ聴いたことがありません。
「容易受傷的女人」
 どんな風に発音するのでしょうか。どんな風に耳に聞こえるのでしょうか。

「楽園の鳥」
 このあいだ久しぶりに、続きを読みました。
 勝鬨橋が出てきていてびっくり。
 月島方面へお米を買いに自転車で渡るのです。
 ここかなあなんてニチレイのビルディングを見上げたりしました。
 住み慣れた町並みや通い慣れた月島をミチカの目線で見ることにどきどきしま
した。

 今は読んでいて、はらはらです。
 ミチカのそばに立って見ている私にはディオンの言葉が胸に痛いくらい。
 けれどディオンの見ている景色も知りたい。
 ああどうなるの! とはらはらしています。

> 物語は物語として激しく自立している。
> 「ここで、こういう行動をとらせたらどうなるか?
> 右へ行くか、左へ行くか?」
> などという選択肢など、おそらくはない。
> と、わたしは感じている。

 物語は人生と相似していて
 決してコントロール下に収まるものではなくて
 登場人物も私たちのようにいかんともしがたいものに動かされている。
 実は作者がいちばんはらはらするのではないでしょうか。

> 運命のように、そのようにしかない人生が待ち受けている。
> ミチカの運命や、いかに?

 うーん、これからも見守っていきます。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/6175/top.htm


感動! 投稿者:  投稿日:2001年 5月20日(日)00時12分19秒

>物語は物語として激しく自立している。
「ここで、こういう行動をとらせたらどうなるか?右へ行くか、左へ行くか?」
などという選択肢など、おそらくはない。と、わたしは感じている。
運命のように、そのようにしかない人生が待ち受けている。

この言葉はとても高度で、うなってしまいます。
物語を視野に入れている者のこころをこのうえなく揺さぶります。
すごいなあ、寮さんは。

痛楚、痛楚 快快飛走! 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 5月19日(土)14時08分42秒

偶然、香港ネタが続きました。
「痛楚、痛楚 快快飛走!」
日本語にすると「いたいの いたいの とんでいけ」。
香港芸術中心(Hongkong Art Centre)による
「芸術在医院」(ART IN HOSIPITAL)というプロジェクトの一環として出版された
わたしの絵本のタイトルです。
詳しくは 掲示板 Cafe Lunatique をご覧ください。

香港芸術中心(Hongkong Art Centre)のサイトはこちら。

http://www.hkac.org.hk/


64■容易受傷的女人 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 5月17日(木)23時28分36秒

漢字ばかりが並んだきょうのタイトルを見て
「???」と思った読者の方も多いことだろう。
これは、文中に出てくる中島みゆきの曲のこと。
♪つくり笑いが うまく なりました
ではじまる「ルージュ」という曲の香港版のCDに載っていたタイトルだ。

この曲、香港ばかりでなく、東南アジア一帯で大流行した。
どの国で聴いても、その国の言葉で歌われると、
まるで現地の曲のように聴こえてしまう。
というより、言われないと日本の曲だと思わないほど、
東南アジアになじんでいた。
それだけ、アジアの深いところに通じる旋律なのだろう。

それにしても、中島みゆきという人は、不思議な人だ。
どうしてあそこまで残酷な歌詞が書けるのだろう?
一見演歌のように見える歌も、そんな生やさしいものではない。
自己憐憫の泥沼を遙かに突き抜けて、
おそろしいほどほんとうのことを、これでもかと突きつけてくる。

「ディオンはひどい。甘えている。とんでもない男だ」
という声が聞こえてくる。そして
「ミチカは、どうしてそんな男にいつまでも未練を持っているのか?」
という声も。
「しゃんとしろ! しゃんと!」
「しっかりして、ミチカ」

さて、どうなるのか?
乞うご期待。

なんて、作者ってひどいなあ。
登場人物すべての生殺与奪の権を握っているなんて。
と、我ながら思う。

しかし、実際はそうではないのだ。
物語は物語として激しく自立している。
「ここで、こういう行動をとらせたらどうなるか?
右へ行くか、左へ行くか?」
などという選択肢など、おそらくはない。
と、わたしは感じている。
運命のように、そのようにしかない人生が待ち受けている。
ミチカの運命や、いかに?

レス・レス 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 5月 9日(水)01時05分47秒

▼わんさま
「ビール酵母」から「楽園の鳥」とは!
世の中、いろんなご縁があるものです。
近所のナチュラルハウスという自然食品店では、ビール酵母は売り切れ。
入ったら電話しますと言われたまま、すでに3カ月が経過。
せっかく始めたビール酵母ダイエット。
このまま頓挫するのは惜しいので、なにか似ているものはないかあと物色したら、
きなこが、色といい匂いといい、なんとなく似ている風情。
で、ヨーグルトにきなこを混ぜて食べてみたら、これがおいしいのでした。
そんなわけで、ビール酵母はすっかり過去のものとなり、
きなこ万歳のきょうこのごろです。

▼Arataさま
「楽園の鳥」読んでくださってありがとう。
励みになります。頑張ります。

>在日外国人のための英語生活サポートサイト
見ました。
いろいろと不便している外国の方にとって、とても有用なサイトだと思います。
頑張ってください。

へぇ・・・ 投稿者:わん  投稿日:2001年 5月 6日(日)19時38分45秒

「ビール酵母」からサーフしてたら・・・
「楽園の鳥」・・??? (・_・)......ン? 聞いたことがあるぞ・・・
で たどり着きました
毎朝 読んでますよ 基本的に私の好きなタイプの小説ではないのですが
なんとなく 引き込まれる部分があるのが不思議ですね


新聞連載小説をPCで読むの巻 投稿者:Arata  投稿日:2001年 5月 6日(日)19時27分45秒

新聞では2話半くらい読んだのですが、今日 党のホームページからたどり着いて
第1話から第55話まで通読しました。
朝の通勤電車で読むものがいろいろあって、寮さんの連載小説までなかなかたどり
つかなかったのですが、明後日からはしっかり読みたいなと思います。
子供のころから私もなかなか人と打ち解けることができない自分の性格を
もてあましてきています。この小説が、普段の多忙さで思い出さずにすんでいる
私のそういった部分をひきだしたり、刺激するのを感じながら読みました。
東京生まれではないのですが、ほとんど赤ん坊の時から東京で育ち、東京でしか
働いたことのないことは私の一種のコンプレックスにもなっています。
ところで、この3月から無謀にも、在日外国人のための英語生活サポートサイトを
始めています。会社のひとつのプロジェクトとしてです。
そんな仕事上のヒントも求めてこの小説の主人公達の行方を興味深く追いかけて
いきたいと思っています。
なかなか、政党の機関紙に連載するのには大変な面があると思いますが、楽しみ
にしている人間が今日から一人増えましたので(?)頑張ってください。

http://www.jp.from-hanna.com


「楽園の鳥」に掲示板へのリンクボタンが! 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月27日(金)01時21分13秒

公明新聞の「楽園の鳥」サイトの表紙に、
「楽園の鳥掲示板」へのリンクボタンがつきました。
作品を読んで、すぐにここへジャンプできます。
感想など、気軽に書き込んでください。
お待ちしてます。

リンクボタンをつけてくださった担当の方、ありがとう!

熱帯の風 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月24日(火)23時56分46秒

▼eulalie さま

あの博物館、実際にあるのです。
元フランス領インドのチャンドラナゴールは、不思議な空気の漂う街でした。
チャンドラナゴールのサイトはこちら。

http://www.geocities.com/TheTropics/Paradise/4243/


 投稿者:eulalie  投稿日:2001年 4月21日(土)15時54分27秒

寮さん、こんにちは。
「楽園の鳥」
『天蓋』と『流れる水』にかけての
博物館の回廊のシーンが印象に残っています。
肌に風を感じました。

思考するカメラ 投稿者:鳥海  投稿日:2001年 4月21日(土)00時04分11秒

>一色真里さま
伊勢真一監督ですね。
「奈緒ちゃん」、「ルーペ」、「見えない学校」、
「えんとこ」、「ドキュメンタリーごっこ」等の
ドキュメンタリー作品の映画監督でいらっしゃいます。
毎年9月に埼玉県で、
伊勢勢監督を初めとするドキュメンタリー映像作家の
フェスティバルがボランタリーに開催されているそうです。
今年のゲストとして写真家の勇崎哲史さんが招かれ、
沖縄の写真「光の絵日記」のスライドショーと、
勇崎さんが70年代に撮られた実験映画数編とが、
トークを交えながら上映されるそうです。
伊勢監督と勇崎さんの共通点は、
映像や写真の芸術性を守りながらも、
社会にコミットし続ける姿勢と、
カメラを手段にして思考する方法論にあるかと思います。
キャラクターがステキなことも。
フェスティバルの詳細が分かり次第、
Cafe Lunatiqueの方でご案内さしあげます。

>寮美千子さん
「楽園の鳥」から話題が逸れました。
適宜、Cafe Lunatiqueへの移動をお願いします。

http://www.age.ne.jp/x/toriumi/ryo/cont.htm


偶然、偶然、また偶然! 投稿者:一色真理  投稿日:2001年 4月20日(金)22時30分57秒

タイトルは「ひょっこりひょうたん島」のメロディーで読んでね。

>寮さん。
宮本さんが企画されたドキュメンタリー映画作家というのは
多分「ナオちゃん」とかの映画をつくられた人ですよね。
名前思い出せないけど。
その人の映画の上映をいつもプロデュースしている人は
ぼくの親友のピアニストである島田璃里さんが
エリック・サティ関係や鳥のイベントをやる時の
プロデューサーやってる人だったんで、
この偶然にもびっくりしました。

今度千駄ヶ谷に来たら、草思社にも寄ってくださいね。

偶然 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月20日(金)01時40分20秒

一色さんと同じ紙面に掲載されて、感激!
詩人の一色真理さんは、わたしは4半世紀前に勤めていた
草思社という会社の先輩なのです。

一色さん!
ところで、先日新宿で勇崎さんという札幌のカメラマンの方と飲んでいたら、
勇崎さんのお知り合いのドキュメンタリー映像作家の方の話に。
その人の作品の上映会が、こんど埼玉に新しくできた美術館で行われるとのこと。
企画したのは草思社の人だと聞いてびっくり。
「だれですか?」
「あ、いま名刺を持っています」
見せられたのは、なんと宮本さんの名刺でした。
こんな偶然ってあるんですね。

その上映会の件、こんど宮本さんに詳しく聞いてみたいと思っています。
というわけで、草思社つながりの偶然の話でした。
世界が狭いのか? わたしの世間が狭いのか?

41■隠し事 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月20日(金)00時59分45秒

アンティーク・バイクは持ち出し不可! なんてことだ!
さて、どうなるのか?

日置由美子さんの挿し絵。きょうは、革の鞄。
自分で鞄のことを書いたくせに、日置さんの絵を見て、
そうか、こんな鞄だったんだと、改めて気づいたような気がする。
挿し絵の力はすごいですね。

ところで、その日置さんの挿し絵。
もうすぐネットで公開してもらえることになりそうです。
週一回、月曜日掲載分の挿し絵が、ネット上に!
日置さんの絵の繊細な部分はモニターではわからないかもしれないけれど、
それでも、魅力はきっと通じるはず。
いままで、挿し絵が見られなかった方々、楽しみにしていてください。


あっ、行き違い! 投稿者:一色真理  投稿日:2001年 4月18日(水)21時18分25秒

一色真理です。

寮さん、ごめん!
カフェ・ルナティックの方に同じ話題を書いてしまいました。
直接、「楽園の鳥」と関係ないネタだからなあと
焦って向こうへ投稿しちゃった。

38■炎 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月17日(火)01時07分06秒

きょうの新聞紙面。
ちょうど向かい側のページで詩人の一色真理氏が、
幸田露伴のお孫さんである青木奈緒氏の作品集
「くるみ街道」を紹介している。
そこに、こんな一節が。

>家庭にも職場にも自分の確固とした居場所がないと感じるとき、
>飛行機や電車の座席で、名前も帰属もない存在である自分に気づいて、
>ふとやすらぎを覚える。

「楽園の鳥」のミチカは訴えていた感覚に通じるものがあるかもしれない。

それに・・・ 投稿者:たま。  投稿日:2001年 4月14日(土)00時59分09秒

世界中の水は、雲となって空を巡り、やがてまた大地に還るのですよね。
水は全てにつながっているのだと感じます。
勿論、生命にも・・・。

>寮センセイ
 インドの写真は友人に貸しっぱなしで、戻ってきません(^^;)
 スキャナでとりこんで、イラストに使いたいんですけれど・・・。

http://www23.freeweb.ne.jp/art/quinault/forestarium/


36■流れる水 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月13日(金)21時44分26秒

世界中の水はつながっている。
そう思うと、不思議な気持ちになる。

35■天蓋 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月13日(金)21時41分58秒

南の島のホテルの、天蓋つきの寝台、
というのが、わたしの夢のひとつだった。
バリ島で、そんなホテルに泊まったけれど、なんと虫だらけ。
翌朝は、まだらに赤い顔になっていて、がっかりでした。


やっと広告がはずれましたね。 投稿者:木下京子  投稿日:2001年 4月12日(木)19時13分33秒

チャンドラナゴールの写真を
12歳の芽衣が「これはなにかな?」と不思議そうにのぞいていました。
「楽園の鳥」を読んでいると
知らず知らず熱風の中に引き込まれてしまう。
中毒になりますね
これは...

http://www.csc.gr.jp


チャンドラナゴール 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月12日(木)02時17分34秒

海外サイトで調べたら、なんと、チャンドラナゴールの人が、
自分の街の詳細なサイトをつくっていた。
カルカッタからの汽車の時刻表まで載っている。
感動です。
小説に描かれている、セーヌの岸辺にも似た街の風景も、ここで見られます。

http://www.geocities.com/TheTropics/Paradise/4243/index.html


34■蜃気楼 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月12日(木)02時10分12秒

フランスの飛び地の植民地だったチャンドラナゴールについて、
インターネットで調べてみたけれど、日本語のサイトには載っていなかった。
もちろん、ガイドブックにもない。
ということは、きょうの文章は、日本でチャンドラナゴールを紹介した
はじめての文章なのかもしれない。

33■青眼 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月12日(木)02時07分15秒

白眼視、というときに使う白眼の反対の言葉。
それが青眼。

なぜかまだ…… 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月 9日(月)02時08分02秒

広告がはずれていない「楽園の鳥/掲示板」。
TeaCupから連絡もないし、すっかり意気消沈しています。
こういうちょっとしたことで、結構気分て左右されてしまうもの。
来週は、元気で行こう!

▼京子さん
ありがとう!
言葉も力があるけれど、実業にもやっぱり世界を変えていく力が。
期待してます。

▼たま。さま
どんな写真だろう?
見てみたいなあ。
HPには載ってなかったよね。



あ・・・。 投稿者:たま。  投稿日:2001年 4月 8日(日)00時59分48秒

いつもどおり、続き〜と思ったら、あ・・・そうか、と。
今日は土曜日だったんですね。

「楽園の鳥」を読んでいたら、インドで撮り溜めた写真を
見たくなりました。

http://www23.freeweb.ne.jp/art/quinault/forestarium/


『ことば』ってすごいね 投稿者:木下京子  投稿日:2001年 4月 6日(金)16時35分46秒

『楽園の鳥』、すごく楽しみに読ませていただいております!
それにしても、寮さんの『ことば』ってすごいなア
昔からそうだけど
ますますナイフのように研ぎ澄まされてきたって感じがします。
友人のミュージシャンはすごく素敵なんだけど
この切れ味がなくて演奏だけで勝負できずにステージでよくしゃべる。
孤独に耐えられないからなのかな?
言葉でも音でも
死ぬほどの孤独を耐えぬいた人間だけが
持つ響ってあるよね。


とほほ 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月 4日(水)00時09分07秒

とっくに入金したのに、TeaCup の手違いで、広告が入ってしまっています。
ほんとうは、広告なしの掲示板なのになあ。
なんどもメールしたんだけれど、直してくれない。
どうなっているのかなあ?

28■田園 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月 3日(火)23時52分23秒

汽車の窓から巨大な兎を見た。
豚ほどもありそうな、白い兎が、赤土の、凹んだ穴の中央に座っていた。
あれは、幻だったのか?

27■聖なる水 投稿者:寮美千子  投稿日:2001年 4月 2日(月)23時48分08秒

博多の山笠を見たとき、ただごとではない祭りの熱狂を感じた。
おそらく、諏訪の御柱も、岸和田のだんじりもそうだろう。
ジャンマシュタニもある意味ではきっと同じだ。
祭りの熱狂の中に身を投げ出すことのできるしあわせ。
聖なるものと合一する瞬間。
そんな瞬間を失った都市の人間たちの不幸。
新しい街が次々と生まれている。
人々は、新しい祭りを獲得することはできるのだろうか?

ホウボウは、 投稿者:浜野 智  投稿日:2001年 4月 2日(月)02時20分28秒

刺身がうまいそうです。
青空文庫にある『松平維秋の仕事』の中の「酒蔵ものがたり」というエッセイに出てきます。
以上、閑話。

http://www.aozora.gr.jp/


レス・レス 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月31日(土)22時58分24秒

▼竹青魚さま
ホーボーですか。
広辞苑で調べもしないで聞いちゃってごめんなさいね。
Hoboにも通じて、彷徨う人みたいで、いい名前ですね。
アンドレ・ブルトンが好きとは、手強いぞ!
身を引き締めて、がんばります。

▼たま。さま
そうだったのですか。
「ノスタルギガンテス」が発端とは、恐縮です。
確かに、あの写真集は、馬鹿に高かったですね。
わたしも、もちろん持っています。
もっと廉価版で(というか普通の値段、普通の装丁で)出版されたらいいのになあ。
Forestarium というのも、たまさんの造語だと思うんだけれど、
ほんとうにきれいな言葉。
Hoboという語感にしろ、Forestariumという響きにしろ、
みんな言葉への感性が鋭くて、脱帽です。

26■消えない夢 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月31日(土)22時09分28秒

あらゆる夾雑物が排除されているから、夢の方が現実よりずっと純度が高い。
悲しみも、喜びも、ずっと鮮明で、その感情だけで心が溢れそうになる。

25■記念すべき瞬間 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月31日(土)22時07分10秒

大好きな人と分かち合いたい記念すべき瞬間。
それは、流星群の夜、皆既日食、そしてオーロラ。

ホウボウと申します。 投稿者:竹麦魚  投稿日:2001年 3月30日(金)23時55分31秒

寮先生。
私はホウボウと申します。
これは当て字で、広辞苑に載っています。
普通は魴?(魚偏に弗と書きますが、此処では出ません)
と書くのだと思います。這うような泳ぎ方から、「はうぼう」と名付けられ
たということなので、私は勝手に漢字を当てて這魚と名乗ることもあります。
ブルトンの詩の中に見つけて以来気に入って使っています。
長澤真澄の音は、寮先生には何時かは聴いていただきたいです。

ところで、作品と平行して書かれる、この掲示板への寮先生の
お言葉も、単行本と同時くらいにまとまった形で
出版されるといいなあ…と思う今日この頃です。
やはり、直接の関係がない話題でも、話を作り出すご本人が
どんな感じで、どんなことをお考えになって日々をお過ごし
になっているのかは読んでいてとても面白いです。
タイトルも同じになさっていらっしゃるし…
そういうことはありえないのでしょうか。

じつは・・・ 投稿者:たま。  投稿日:2001年 3月30日(金)23時53分27秒

お恥ずかしい話ですが、ウチのサイトの「quinault」は
まさに「Yoshihiko UEDA」氏の写真集のタイトルから
戴いております。
そして、その写真集を買おうと思ったのも、実は
「ノスタルギガンテス」の表紙の写真だったからなんです。

一番最初に写真集の表紙を見たときに、
「ノギガの森みたいだ・・・。」と思ったら案の定!
お値段はちょっと高かったけれど、貯金を引き出して
GETしてしまいました。

それぐらい思い入れがあったんです(*^^*)
でも、ウチみたいなしょぼいページに使うのは
少々贅沢ですね(汗)
スミマセン〜。

http://www23.freeweb.ne.jp/art/quinault/forestarium/


蜜月 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月30日(金)02時25分48秒

きのう、満開の桜を見た。
きょうは、その花に驚くほど冷たい雨。
たった一日で、風景は一変する。
自然の移り変わりでさえそうなのだ。
人の気持ちが変わっても、おかしくはないけれど……。


23■無限大の鳥籠 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月29日(木)01時27分27秒

そして、わたしを閉じこめるわたしという有限な肉体。
でも、この肉体は、ほんとうは無限大なのかもしれない。

22■鼓動 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月29日(木)01時26分00秒

幼い頃、父親の鼓動を聴くのが怖かった。
山のようにそびえて、不動だと思っていた父が、
この鼓動が止まれば死んでしまうフラジャイルな存在だと感じたから。

いま、小さな鼓動がいとしい。
膝の上の猫の。

21■泡 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月29日(木)01時23分02秒

銀色に光りながら、まっしぐらに水面へ駈け上っていく一粒の泡。
そんな泡もあるのに。

レス・レス・レス 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月29日(木)00時40分24秒

▼一色真理さま
>「楽園の鳥」は寮さんにとって、初めてのおとなの小説で、
>初めて女性が主人公になった小説といっていいんでしょうか?

その通り。まったく新しい試みです。
こんな博打みたいな挑戦を仕事と認めてくださった公明新聞の学芸部に感謝!
さて、どうなるのか、本人も読者の方々といっしょに、
未知なる領域に日々足を踏み込んでいます。
毎日がどきどきはらはらの冒険です。
でも、はじめての土地を訪れるように、はじめて見えてくるわたしのなかの風景。
楽しくてなりません。

▼たきさま
>外界の緩やかな流れと、内側からの微熱によって
>世界が少しずつ美しく変っていく広がりを見るよう。

>見ている時、自分が住む場所との隙間から生れる気持ちが切ないくらいに、
>気負いなく受け入れることのできるシンプルな気持ちが引き出され、
>静かな真昼の白い月を見た時のように満ちてきました。

日置由美子さんの個展に寄せるたきちゃんの言葉。
実によく彼女の絵の雰囲気を伝えていて、感心しました。
たきちゃんの、触感みたいな感受性がそのまま言葉になって、詩のよう。
読んでいても、気持ちがよかったし、
彼女の絵を見たときの気分が、甦りました。
すばらしい感想、ありがとう。

▼竹麦魚さま
イメージソング、ありがとう。
探すCDが、また増えてうれしい気分。
聴いてみますね。

ところで、聞くは一時の恥。
「竹麦魚っ」てなんて読むんですか?

▼たまさま
19歳でインド単身旅行とは! すごい! 勇気ある!
生きて帰ってこられてよかった。ほんとに。
わたしは、南インドは行ったことがないのです。
北インドよりもずっとのんびりしていて、人がやさしいと聞きました。
いいところだったんだろうなあ。

わたしのなかでも、いつまでも未消化な気分のインド体験。
きっと、それぞれの気持ちのなかで、腐ることなく堆積し、
静かに静かに発酵しているのだと思います。
「楽園の鳥」を読みながら、旅のことなど思い出したら、ぜひここに書いてください。

たまさんのサイトのアドレスのquinaultというの、上田義彦氏が撮ったカナダの
インディアンの聖なる森の名前ですよね。
実は、わたしの「ノスタルギガンテス」という小説の表紙は、その写真。
上田義彦氏の名前もちゃんと入っています。知ってたかな?

初めてのおとなの小説? 投稿者:一色真理  投稿日:2001年 3月28日(水)21時41分26秒

こちらでは、はじめまして!
昔、寮さんと同じ会社にいて、今は「夢の解放区」で
夢日記の共有をしている一色です。

確認なんですが、
「楽園の鳥」は寮さんにとって、初めてのおとなの小説で、
初めて女性が主人公になった小説といっていいんでしょうか?

「おとなの小説」というのはレッテル貼りの問題に過ぎないともいえるけど、
作者の意識として、どうなんでしょう?

インドで私も考えた? 投稿者:たま。  投稿日:2001年 3月26日(月)00時40分39秒

今更ですが、私も19の時にインドに単身旅行した事があります。
北はレーから南はカニャクマリまで。
英語もできず、移動ばかりの旅だったけれど、その3ヶ月間は私にとってとても意味のあるものだったと思います。そして、今は外へ飛び出して行く勇気のない自分にとって、ミチカが何を感じ取ってくれるだろうか・・・とても興味があります。

ピリオドさえ翼にして、また何か見つけるだろう(song by:Mio)

またまた駄文で失礼しました。

http://www23.freeweb.ne.jp/art/quinault/forestarium/


イメージソング 投稿者:竹麦魚  投稿日:2001年 3月25日(日)23時28分10秒

イメージソング、と云われて、ずっと考えていました。
「楽園の鳥」はある一定のイメージで括れない、複雑な混沌とした
作品だと感じていたからです。
けれども、思いつきました。
長澤真澄(hrp)「流体夢」(『Chanson dans la nuit』〔TOCZ 9246〕)です。
音がしているか、していないか、よく耳を澄まさないと聴こえない。
けれどもやっぱり、確かに音は聴こえる。
幽かに、闇の向うから。そして、何時の間にか再た消えている。
そういうイメージです。この曲ならば、これから印象が変わっていっても、
「楽園の鳥」にずっとついていけそうな気がします。

20■冷たい水 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月25日(日)17時25分22秒

熱いシャワーが浴びられる。
熱いお風呂に入れる。
そんなことを、当たり前だと思っていた。
けれども、ほんの少し前、日本でも、それは当たり前のことではなかった。
湯船をいっぱいにするのは、女性の、そして子どもの水汲み労働。
時間のかかる風呂焚きは、子どもの仕事。

わたしが子どもの頃、家のお風呂は石炭で焚いていた。
お風呂の裏には石炭箱があり、そこにいっぱいの石炭。
母の田舎の山梨では、薪で焚いたお風呂だった。

当たり前のことが、いかにぜいたくか、アジアの国々を旅すると身にしみて感じる。
そして、そのぜいたくと豊かさとが、同じものではないということも。

現実世界 投稿者:たき  投稿日:2001年 3月24日(土)03時42分41秒

<金太郎飴@はなをくんくん♪
(笑)すごーい、寮さん(^^)そう!私は初めてeulalieさんと会った時
「どこを切っても寮美千子さん」と紹介された飴です(←ほんと 笑)
実は、eulalieさんとは、現実世界で会ったのが最初なんです。
目白での本多信介さんとのライブの後にサインしてもらった
星兎色の流れ星付き『星兎』はeulalieさんにあげたんですよ(^^)

<日置由美子さんの個展
空気がすごく心地よくて、ほんとうに素敵でした。
時間的に寮さんと遭遇する可能性90%くらいだったかも!!
星野道夫→たむらしげる→日置由美子という道筋を辿った日でした。
ギャラリーマヤに着くと、撮影をしている最中だったのですが、
じっくり見せてもらいました(でも、もーっとあそこにいたかった)
展示されていた作品は、今回の個展のために
制作されたものがほとんどだと話されていました。
見ていて肌触りまでが感じられるような絵。
視覚を通して全感覚から訪れる色が、心底心地よい。
お日様のもとに干してとりこんだばかりのタオルの匂いのような、
内側からじんわり幸せになる、ずうっと見ていても安心な絵。
外界の緩やかな流れと、内側からの微熱によって
世界が少しずつ美しく変っていく広がりを見るよう。
変にふわふわしていないのは、ある一定の規則のようなものが絵の中にあって、
独特の質量によって包まれているからでしょうか。
寮さんも書かれているけれど、そういう点でも遺跡の壁画を思わせます。
ある種の痛みが感じられる物語に添えられるとますます深みが出る感じ。
それは、人と人との気持ちの誤魔化しのない良い関係に、とても似ていると思う。
自分の中の、そして相手の、痛い部分とか受け入れがたい捩じれた部分を、
ちゃんと知り持ち続けながら、それでもこの世界に足をつけて素直でいられること。
3cmばかり地面を離れて浮いていることがあっても、耳が多少長かったりしても(笑)
ヒトをホントウに安心させたり喜ばせるって、とても難しいことです。
私はきっと、ずっとそういう世界に住むことに憧れ続けてきたんだなあ…と再認識。
見ている時、自分が住む場所との隙間から生れる気持ちが切ないくらいに、
気負いなく受け入れることのできるシンプルな気持ちが引き出され、
静かな真昼の白い月を見た時のように満ちてきました。
日置由美子さんの画集はまだないそうなので、
『楽園の鳥』が画集になったらいいなあと思いました。

>eulalieさん
門坂×東二人展、一緒に行ったよね。日置さんのには行った?
いつか出て来てくれるかなあって思っていたけれど、嬉しい!
今日は、盛岡に帰る、あなたと同じ年の女の子にプレゼントするための
特別☆の粉が降りかかった『星兎』に添える、
耳よりは短い(?笑)お手紙を書きました。
また、ここでも現実世界でも、一緒に兎&鳥話しようね。
(ユーリとは長〜い(耳の)友達@Michiちゃんもね!!)

19■残像 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月24日(土)03時11分15秒

ミール墜落。
光の残像を残して、南の海に墜ちていった星のかけらたち。


18■青い瞳の人形 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月24日(土)03時07分12秒

幼い頃、父が買ってくれた青い眼の人形。
デパートや玩具屋をいくつもめぐって、
いちばんかわいくて上品な顔の人形を選んだのだと、いつか母が話してくれた。
貧しくて、そしていまのわたしよりずっと若かった父のことを思うと、
胸がきゅんとしてくる。

17■ひと粒の砂 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月24日(土)03時04分41秒

人と出会うチャンスは多いようで少ない。
まして、ほんとうに心を開ける人は、
一生のうちに何人と指折り数えられるほどしかいないだろう。
いや、いればいいほうかもしれない。
人が人とめぐりあうのは、砂浜でひと粒の砂とめぐりあうようなもの。
それなのに、せっかくのそのめぐりあいを大切にしない、できないなんて、
そんな悲しいことはないと、わたしは思う。
いまでも、悲しくて仕方ないと思う記憶が、いくつもわたしのなかに眠っている。

(無題) 投稿者:eulalie  投稿日:2001年 3月22日(木)21時45分38秒

 スミレボックスを訪ねていただいて、ありがとうございます。

> ああ、こういう感受性なら、
> きっとわたしの作品『ノスタルギガンテス』もわかってくれるはず。
> そう感じました。

 うれしく思います。
『ノスタルギガンテス』、図書館から借りて手元にあります。
 大切に読みたいと思います。

 たきさんは寮さんの作品との出会いをくれた人です。
 私はたきさんと星兎と出会った十月の初めの日を
 忘れることはないでしょう。
 そこに集まったすべての人が
 優しい時間をつくりだしていた一日でした。

『楽園の鳥』、引き続き読んでおります。
 また思いが形になったら、
 ここへまいります。

イメージソング 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月21日(水)02時37分51秒

▼たまさま
イメージソング、というの、とても面白い!
ぜひ、探して聴いてみたいと思っています。
どんなだろう? 楽しみ。

▼みなさま
実は、この物語のラストシーンのイメージ楽曲、
すでにわたしの頭のなかにしっかりあるのです。
いまはまだ、秘密だけれど。
みんなの「楽園の鳥」のイメージ曲、もしあったら教えてください。
よろしく。

16■砂糖菓子 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月21日(水)02時34分10秒

きょうの挿画は、あぐらをかいた髪の長い女の人。
先日、挿画の日置由美子さんにお目にかかったときに、
「主人公のミチカは、ショートヘアのつもりなんです。どこにも書いてないけれど」と
伝えたら、すごく素敵な返事が戻ってきた。
「いろんな人を描いてみようと思うんです。いろんなふうに」
さすが日置由美子さん。
なんて大胆なことを思いつくんだろう!
たったひとりのミチカに、いくつもの姿。
それこそ、わたしが望んでいたことではないのか?
たったひとりの主人公でありながら、同時にすべての女性であるような人。
だれしもが、どこか自分に思い当たる節があるような人物。
通底したい。心に。

すでにそれを見抜かれていたんだなあ。
というより、わたしよりさきに、それを示唆してくれた日置由美子さん。
脱帽です。

なんとなく(自己満足) 投稿者:たま  投稿日:2001年 3月20日(火)01時22分00秒

「楽園の鳥」のイメージソングとして
「mio」サンの「period」という曲が流れています。

>寂しがりやの少女は自分の指に針を刺し
誰かのキスで目覚めたくて眠ったフリをした

生ぬるい感情は不安にだけ支配されるようで
言い訳など見つかるはず無い

というような歌詞があります。
興味があったら、聴いてみてくださいね。




レス・レス・レス 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月20日(火)01時06分30秒

▼eulalie さま
見ました。スミレボックス。
繊細な、おどろくほどきれいなレイアウト。
そして、透明感ある言葉たち。

ああ、こういう感受性なら、
きっとわたしの作品『ノスタルギガンテス』もわかってくれるはず。
そう感じました。
お時間ある折り、図書館でかまいませんから、
どうか、目を通してみてください。

これからも、ぜひご感想、お寄せください。

▼たきさま
そしてなぜか? スミレボックスのbbsに、たきちゃん登場!
金太郎飴ならぬ、すてきなサイトは、
どこを見てもなぜか、たきちゃんがいる。
きっとすごく、鼻がいいんだろうな。
きれいなものを、すぐにかぎつける才能があるみたい。
ところで、日置由美子さんの個展、どうだった?

▼たまさま
バックナンバーも読んでもらえてよかった。
できれば、全編ネットで読めるように、公明新聞のサイトに交渉してみます。
ずっと後から参入した人も、前の分を読めるように。
これからも、よろしくおつきあいください。

15■埋もれた宝 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月20日(火)00時56分59秒

トライアンフ、ノートン。
胸ときめかす、魔法のような言葉。
玩具はいつも、本物より魅力的(チャーミング)だ。
それが、実物大の、ほんとうに使える玩具なら、なおさら。

世界が巨大な玩具箱だと感じられれば、
いつまでも、いつまでも、無心に遊んでいられるのだろうか。

それとも、自分さえ、ネジのすり切れそうな
ひとつの玩具にすぎなくなるのか。
飽きられれば、壊れれば、つまみ出されてすてられてしまう、
そんな玩具にされてしまうのか。

>漂白都市 投稿者:eulalie  投稿日:2001年 3月19日(月)23時37分33秒

『すべてが消毒され、漂白されて、つるつるにコーティングされている。
こんなところにいたら、何も感じられない。』(「楽園の鳥」14.漂白都市/寮美千子)

 それは私の実感でした。
 一話の「夢の大気」より、惹かれるものがあって
 ずっと追っています。はじめまして。
 私がある詩で言葉にしたことを
 寮さんが物語の中で、もっと生きたかたちで
 言葉にしていることが
 驚きであり、
 心を動かされることであります。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/6175/top.htm


ありがとうございます。 投稿者:たま  投稿日:2001年 3月18日(日)01時09分16秒

>松永洋介様
おかげさまで、見逃した分を見ることができました。
ありがとうございました。  

14■漂白都市 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月17日(土)23時39分19秒

ジオラマみたいだなって、その時ぼくは思った。
なんだか前からそんな気がしていたんだけれど、
その朝、ぼくははっきりこの町が実物大のジオラマだってわかったんだ。
…………
車も電車も実物大のでっかい模型で、ぼくは等身大の人形だ。
この街のすべてがオモチャ。

           >『ノスタルギガンテス』p13 

バックナンバーは健在 投稿者:松永洋介  投稿日:2001年 3月17日(土)10時37分23秒

あれれ?
「楽園の鳥」は、いまのところ第一回からすべて読めるようになってますよ。

ただ、増えつづけたら大変なことになりそうな掲載スタイルですけど。
これからもずーっと参照できるといいな。

↓目次ページはここ

http://www.komei.or.jp/00_midashi/syosetsu/


困りました・・・。 投稿者:たま  投稿日:2001年 3月17日(土)02時50分36秒

ここ2.3日ネットに繋いでいなかったので、
連載を見逃してしまいました。
バックナンバーってないのでしょうか?
しくしく・・・。

http://www23.freeweb.ne.jp/art/quinault/forestarium/


はい 投稿者:  投稿日:2001年 3月17日(土)02時10分24秒

それはもう、目がまわりそうになってます。
すごいなあ。出来事の切り取り方。
ほうほうほう、と目を見張るばかりございますです。

13■失速 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月17日(土)00時38分49秒

いっしょに棲みはじめるところから、
ふたりの仲が軋みはじめるところまで、
たった一回で書けて(書いて?)しまうなんて、
なかなか凄い人生のジェットコースターぶり。
と、自分でも改めて思ったきょうの連載でした。

日置由美子個展、明日まで! 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月17日(土)00時30分36秒

きょう、日置由美子さんの個展にいってきました。
絵巻物のように横に長い絵。
それぞれが、物語を感じさせる絵でした。
題材も、示し合わせたわけじゃないけれど、
「楽園の鳥」の舞台と関連があるものがほとんど。
仏教や、ネパール、チベットの風俗がちりばめられていました。
どこか、発掘された遺跡の壁画の風情も漂います。
なつかしくて、新しい。
この絵に囲まれて、一日中過ごしたい、
そんな気持ちを抱かせられる絵でした。

きょうの訪問者名簿に、たきちゃんの名前も!
パロル舎の川畑氏も、きょう来訪。
みんなとすれ違いで残念だったな。

日置由美子個展は、明日まで。
見逃せない!
みんなに、ぜひぜひ見て欲しい絵です。

日時:3月12日(月)〜17日(土)
   午前11:30〜午後7:00(最終日 午後5:00)
場所:ギャラリーハウス・マヤ
   〒107-0061 東京都港区北青山2-10-26
電話:03-3402-9849

http://www.gallery-h-maya.com


12■砂漠の青空 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月16日(金)01時59分01秒

見知らぬ惑星に、ひとり、置いていかれるような気がしたよ。>楽園の鳥

そういえば、「地球に墜ちてきた男」っていう映画があった。
デヴィッド・ボウイ主演。
あれはSFじゃなくて、この世界と齟齬を来してしまう人間の孤独を描いた作品だって
だれかが言ってたなあ。
その「だれか」も地球に墜ちてきた男だったけれど。



惚れ込む 投稿者:ブロンディ  投稿日:2001年 3月15日(木)20時45分34秒

>読み終えても、本にして持っていたい。
>そう思われるような作品を書きたいなあ。

どっひゃぁ〜 このお言葉 
わたくし寮さんに惚れました。(迷惑でしょうけど)

三年前に欲しいと思ったのですが 出版社に在庫はゼロ
増刷しない(一作品だけ増刷されたような気もしますが)
文庫にもなさらない そういう作家さんだから なお好き

どこかに残ってないかと京都の小さい本屋さんをかけずりまわり
折に触れ古書店まわりもしたのですが どうしてもみつからない。
それで三年経過。

思い立って京都中央図書館に頼み込んみ
他の図書館か大学図書館から借りて貰えないかと交渉して
最近やっと手にした本があります。

うぅーーっ いけないこととは知りつつ・・・
コピーしました。。 しかしこれは仮の形です 
本を手にするのを諦めた訳じゃありません きっと探し出します。

誰にでも思い入れの深い作品 作者はいらっしゃると思います。
わたしにとって『楽園の鳥』は そうなる可能性大です。

>どうしてそんなことになったのか、わかっているつもりだった。

>けれど、それがわかったからといって、闇が
>消えるわけでも、闇を制御できるようになるわけでもなかった。

この闇は物心つく以前から記憶と並行していて
いまなお 解決できません。
日常とは別に、生まれ損なった自身の陰とでも申しましょうか
そういう闇がいまも時折背中を襲います。

本当の自身の体はどこにあるのか
はたして私は生まれたことがあるのか
石の中に水滴を落としてやる方法はあるのか
一瞬に抜けでる出口はあるのか…

寮さんの作品に期待しています。

 投稿者:浜野 智  投稿日:2001年 3月15日(木)19時33分49秒

>読み終えても、本にして持っていたい。
>そう思われるような作品を書きたいなあ。

そのとおり。ダッシュ!

本とインターネット 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月15日(木)02時07分00秒

きょう、PHPの編集者から電話があった。
「公明新聞のサイトを見て、驚いちゃいました。
『楽園の鳥』コピーもできちゃうんですね。いいんですか?
いまどきの作家は、みんな権利問題でピリピリしてますよ」
「いいんです。
読み終わって、それで終わりになるような作品なら、
本にする必要なんかないんだから」
「そうかあ。らしいなあ。大胆っていうか、元気出ます」

読み終えても、本にして持っていたい。
そう思われるような作品を書きたいなあ。

それにしても、わたしは早くも「日置由美子画集/楽園の鳥」を
見たい気分です。


11■電飾の星 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月15日(木)01時57分17秒

夜になれば 偽物の星が 地上を埋めるけれど
空は遠くて 本物の星には もう 手が届かない

                    「星の魚」より Copyright by Ryo Michico

鳥が飛んできた 投稿者:たき  投稿日:2001年 3月14日(水)02時47分04秒

寮さん、友達が、『楽園の鳥』読んでるって、
今日メールくれました(^^)すごおく嬉しかった!

日置由美子さんの個展 開催中! 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月14日(水)02時28分18秒


たきちゃん!
見てくれたんだね。ありがとう。
「楽園の鳥」の挿画を描いていただいている日置由美子さんが個展、開催中です。
独特の技法で描かれた幻想の世界。
もちろん、わたしもお伺いします。
詳細は次の通り。

日時:3月12日(月)〜17日(土)
   午前11:30〜午後7:00(最終日 午後5:00)
場所:ギャラリーハウス・マヤ
   〒107-0061 東京都港区北青山2-10-26
電話:03-3402-9849

http://www.gallery-h-maya.com


レス&つれづれ 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月14日(水)02時24分43秒

▼大長老さま
ありがとう!

▼ブロンディさま
インド物だから、インドにいったことのある人にも読んでもらいたいなあと
思っています。どんな感想を持つか、聞いてみたい。
ところで「旅行人」という雑誌を主宰している蔵前仁一&小川京子は、
わたしの古い友だちなのです。


「星兎」の次に「楽園の鳥」。
星が楽園になって、兎が鳥に変身か?
いつ、等身大の鳥がでてくるか、どきどきしちゃう。
黄色くて、変な声でしゃべる鳥かなあ?
なんて冗談をいっていた友人がいました。

でも、笑い話じゃないかも。
いままでとあんまり作風が違うから、みんなとまどっているんだろうなあ。
「様子見」って感じで
物陰から、息を殺して見つめている気配を感じる今日この頃です。


「ゴーゴーインド」でおなじみの蔵前仁一氏の「旅行人」のサイトはこちら

http://www.ryokojin.co.jp/


星=石 投稿者:たき  投稿日:2001年 3月14日(水)02時20分11秒

ということで…(絵は石ですね。)

掌の中の星 投稿者:たき  投稿日:2001年 3月14日(水)02時18分49秒


今日、初めて、公明新聞を手に取りました!!
ああ、やっぱり、いい!
一気に10話を通して読みました。

この、掌の中の星は、泣いているのかな。
なんだか、そんな風に見えてしまいました。

10■星と石 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月14日(水)02時01分35秒

きょう女友だちから電話があった。
「あの白人男、うんとタチが悪いね。
頭に来ちゃうから、話が終わるまでに、2〜3発、くらわしてやって!」
「考えときます」
「でも、ミチカにも『バシッとしろ、バシッと』と、いいたくなっちゃうわよ」
「でも、こういうことって、ありがちでしょう。からめとられちゃうっていうか」
「あら、そう?」と超現実的な彼女。
「でもまあ、見本を目の前で見てるからね、世の中にないとは言えないわねえ」
かくいう彼女に、わたしはいつも言われ続けているのである。
「バシッとしなさい、バシッと」

ところで、友だちの家の坊やに「なにが好き?」と聞いたら
「星と石」って答えたことがあったなあ。

描写 投稿者:大長老  投稿日:2001年 3月12日(月)23時10分25秒

バングラの描写、端正でいいすね。
インドの認識も、ひこーきの中で、というところが、うまいな。

インド 投稿者:ブロンディ  投稿日:2001年 3月11日(日)10時08分17秒

一ヶ月あまりインドを一人で放浪して この4日に帰ってきた人と
これから会うんですよ。勿論寮さんの連載の話しもします。
皮膚感覚の鋭い人ですから どんな話をしてくれるか楽しみです。

友人でインドへ行った人 多いんですよ
彼等の話を思い出しながら 深く螺旋状に降りて
寮さんの空気に触れたいと思っています

9■聖夜 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月11日(日)03時38分23秒

きょうは、満月。
きょうの挿画は、シャンパングラスに満月。
日置さん、ちゃんと計算してくれたのかな。すごい。

きょう、現代音楽の作曲家の藤枝守氏へのインタビューをまとめた。
藤枝氏とは、ACCのマニラ会議でご一緒した仲。
彼の新作CD「植物文様ピアノ曲集」は、静かな、心がしんとするような美しい音楽。
最近、執筆中は、よくこれをかけている。
藤枝氏いわく。
「コップが、コップ以上のものになる。それが芸術なんだと、ぼくは思う」

わたしが文字で描いたシャンパングラスは、ただのグラス以上のものになれただろうか?

レス/竹麦魚さま 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月11日(日)03時37分53秒

ありがとう。
ああ、伝わっているんだなと、実感。
わたしの作品は、結晶や星をモチーフにしてきて、硬質な面もあるけれど、
本人は結構、皮膚感覚的な人間。
その皮膚感覚を大事にしているところがあります。
それをわかってもらえて、うれしかった。

実はちょっと、落ち込むようなことがあって、
結構参っていたんだけれど、こういう声が届くと、励みになります。

SFチックともいえるカルカッタを舞台にしても、
誰の心の底にもあるなにか「痛いもの」「自分でも手を焼いているもの」に通底したい。
これからも、がんばります。

そうか… 投稿者:竹麦魚  投稿日:2001年 3月11日(日)00時19分00秒

先日まで、ただただ、寮先生の文章に
浸ってばかりいましたが、
皮膚感覚、という表現を見て、そうか、これだ!と
思いました。皮膚感覚に訴える表現が、私は
とても好きです。だから、寮先生の作品、文章が
好きなのだ…と。
「楽園の鳥」、今、数日分を一気に拝読したのですが、

"目に見えないほど細い針を、何くわぬ顔で爪の間に
刺されたような痛みが走った"


という部分で、本当に私にも針がささりました。
これまで、「楽園の鳥」は私の行ったことがない異国の
お話だから、と、何処か安心して読んでいたのですが、
思わぬ処で鋭い針が出てきました。
どんなに自分(現実、事実)とかけ離れていると思っていても、
何処かでリアリティを感じさせる力…
そういうものを感じました。ますます、眼が離せません。

ところで、先日は私の拙い頁を見てくださって、
本当にありがとうございました。
…何処をご覧になったかが判って、焦っております…
まだまだ、つくりかけで、日々、どこかを直している
という状態ですので…
それにしても、加古隆とも、カテリーナ古楽合奏団とも
関係をお持ちとは…本当に、深い深いところで、
世界を共有しているのだと知り、物凄く嬉しかったです。

8■焚き火 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月10日(土)02時42分35秒

きょうは、主人公のミチカのプロフィール。
わたし自身によく似ている。
正直言って、これを書くかどうか、悩みました。
できれは、こういう説明的な文章は全部すっとばしたかった。
ミチカが何者であるのかは、物語のなかで、追々わかっていくような、
そんな形にしたいというのが、最初の目論見でした。
しかし、どうしても書いて欲しいという要望もあり、書くことになりました。
わたし自身に対する、ひとつの挑戦です。
これが後々、どのように物語に響いてくるのか、自分でも楽しみにしています。

レス・レス・レス 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月10日(土)02時41分55秒

▼日村一平さま

ご感想、ありがとうございます。
インドに行ったことのある人の感想を聞きたいなあと思っていた矢先の書き込みでした。
とてもうれしかった!

いあままで、本や小説に書いているインドと、実際に自分が訪れたインドが、
自分のなかでなかなか一致しませんでした。
どうしてだろう? と考えるに、
インドについて書こうという人は、
はじめから、インドになにがしかの幻想を抱いているのではないかと思うのです。
悠久の大地、神秘の国、云々。
そのような先入観なしにインドを訪れた時に、なにが見えてくるのか?

わたしは、インドの憧れて、インドを訪れたわけではありませんでした。
もともと、行きたいと思わないで行くような土地ではないから、
わたしのような例は、稀かもしれません。
わたしは、わたしが体験したインドを、作品の中で描きたいと思っています。
皮膚感覚、温度、匂い……。
そして、神経に突き刺さるさまざまな出来事。
覆される常識。
決して好きとはいえないけれど、忘れることのできない国。
どこかでいつも、心の底にひっかかり続ける体験。

日村さんがインドを訪れたのは、いつのことだったのでしょうか?
たとえ20年前だとしても、インドの日常は、大きく変わってはいないはずです。
日村さんの体験したインドと、わたしのインド。
どこが重なり、どこが違うのか。
なんだか、楽しみのような気がします。
これからも、ご感想、そして、連載を読んでふと思い出したことなどありましたら、
どうか、ここに書き込んでください。
よろしく。

▼ブロンディさま

お久しぶり。
奈良の興福寺の十二神像や、阿修羅像は、ヒンドゥーの神々の変形だそうですね。
ブランディさんのいらっしゃる、ゆかしき京都とも、
インドは深くつながっている。
なんだか、不思議な気がします。
これからも、よろしく!

楽しみです 投稿者:日村一平  投稿日:2001年 3月10日(土)02時40分50秒

はじめまして。公明新聞の読者です。

「楽園の鳥」、楽しく読ませていただいております。私は学生時代に2度ほどインド体験を
しました。インドを放浪する中で、日本において傷つき、どうしようもなくなった自分を、
インドの大地は、ある時は撥ね付けるように厳しく、ある時はすべてを包み込むような
やさしさで私にエナジーを与えてくれたと思います。そして時が経てば経つほどに、私を救
い、私を生まれ変わらせてくれたのは、インドなんだなあ、という思いが強まっていくので
す。

私はインドを決して好きというわけではありません。絶対にまた行ってみたいという思いを
起こさせるわけではありません。でも、本当に私という存在にいつまでも絡み付いてくる、
本当に不思議な土地であることに違いありません。

序盤における「楽園の鳥」の展開は、そんな私にとってのデジャビュを沸き上がらせるもの
です。一体、この先、どんなことになってしまうんだろうという不安すら感じさせます。寮
さんは、自伝ではないとおっしゃっていますが、インド体験を持つ人なら、それぞれの自伝
に即したものを、この小説の中に感じてしまうのではないか、などと思っています。

一年間、本当に楽しみにさせていただきます。寮さん、体を壊さないように頑張ってくださ
い。掲示板での声援くらいしかできませんが、精いっぱい応援させていただきます。

遅ればせながら  投稿者:ブロンディ  投稿日:2001年 3月 9日(金)10時19分12秒

連載開始おめでとうございます
一話ごとにつづきを連想して想像逞しく楽しませていただいております
長丁場 気力の元は体力 おいしいものをいっぱい食べてくださいね

こないだ図書館へ行ったら 寮さんの作品が童話を含めて14検索できました
順番に読ませていただきます 楽しみです 

そっかー 図書館で新聞も読めるのですね?
公明新聞あるかなぁー あったら日参してしまいそう…

7■希薄な大気 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 9日(金)00時57分47秒

ずっと前見た、沢田研二が主演のドラマが妙に心に残っている。
「食べる分だけ狩りをして、あとは何もしないライオン」に憧れ、
家族がありながら、生活に困って、ついに万引きをしちゃう男の物語。
荒涼とした分譲地を逃げて走っていく主人公のバックに
ジョン・レノンの「イマジン」が流れていた。
切なかったなあ。
というのを、自分の書いた物を見て、思い出した。

6■透明な拘束衣 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 8日(木)01時05分43秒

透明な拘束衣。
透明な存在。
表裏のコイン。

公明新聞のサイトが、この掲示板にリンクを張ってくださいました。
どんな方が訪れてくださるのか、楽しみです。


植物文様と風の歌 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 7日(水)02時46分52秒

3月6日、公明新聞を開くと「楽園の鳥」のうえに、見慣れた名前が!
知人の藤枝守さんがコラムを書かれていました。
タイトルは「風の歌」。
アメリカ・インディアンの詩に曲をつけて
スパイラル・ホールで発表したときのことなどを書かれていました。
藤枝さんは、最近「植物文様ピアノ曲集」というCDを出されたばかり。
わたしも持っているのですが、これがすばらしい。
繊細かつ、心地よい。
ぜひ、おすすめです。
藤枝さんが、以前、もうひとつの掲示板Cafe Lunatiqueに書いてくださった原稿
転載します。
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◆「植物文様ピアノ曲集」 

この「植物文様」シリーズは、植物の葉っぱに電極をつけ、その電位変化のデータをもとにメロディを取り出すというもの。ただし、僕の恣意的なものをたくさん入り込んでますが、でも、ほんとうにきれいなメロディで植物の力でつくることができました。また、ジャケットは、ウィリアム・モリスの絵柄に基づて作られ、植物による文様的な音の世界となってます。なお、このCD(楽譜も同時発売)は、音楽之友社のHP(http://www.ongakunotomo.co.jp/)からでも購入できます。

http://www.ongakunotomo.co.jp/cds/


レス・レス・レス 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 7日(水)02時12分39秒

▼谷田貝さま
わざわざ図書館で見てくださって、ありがとう。
挿画もいいでしょう。
縦書きは、やはり雰囲気違いますよね。
残念ながら、家の近所の図書館には、公明新聞、置いていないのです。
大きな図書館なら、あるのかな。

▼文さま
こっそり、じゃなくて、おおっぴらに応援してください!
よろしく。


5■序曲 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 7日(水)02時09分43秒

連載5回目にして、ようやく物語の重い輪が回りはじめた。
きょうの挿画は、鏡に映った男の上半身の裸身。
顔が見えない。
見えないところが、よけいにそそられる。

わたしは、登場人物の容姿を説明するのが好きではない。
なんだか、いかにも説明という感じがしてしまうから。
いっそ、映画のように、説明なしにすべてを一瞬で見せられたら、と思う。
説明なしの、未知花やディオン。
みんなのなかで、どんな像を結んでいるのだろう。

400番でした 投稿者:谷田貝 和男  投稿日:2001年 3月 6日(火)23時04分43秒

 上のカウンタ。

 普段はWebで読んでますが、週末は図書館で「公明新聞」を読みました。
縦組み、イラスト入りだとずいぶんイメージ変わりますね。

http://www.asahi-net.or.jp/~gp4k-ytgi/


はい、了解! 投稿者:  投稿日:2001年 3月 6日(火)20時55分53秒

勝手に「自伝的」と解釈してました。失礼いたしました。

未知花さんの「これから」に、どきどきです。
こっそり、応援しておりますです、はい。

4■楽園の囚人 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 6日(火)06時57分43秒

きょうの挿画は、女性の裸足。
そういえば、カルカッタにマザー・テレサを訪ねたとき、
彼女は修道院のなかで、いつも裸足で歩いていた。
小柄な体の割には、がっしりとした大きな足だったことを覚えている。
大地をしっかりと踏みしめる足。
農婦のようだと思った。

未知花は、どんな足をしているのだろう?

レス・レス・レス 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 6日(火)06時53分38秒

▼竹麦魚さま

竹麦魚さんの主催するサイト「翻車魚」を拝見しました。
翻車魚って、まんぼうのことなんだと、はじめて知りました。
サイトで、なぜか縁のある名前にいくつも遭遇してびっくり。
天沢退二郎氏は、高校の先輩。
加古隆氏も、古い知り合いで、
十数前には、彼のニュースリリースや広告は、わたしが書いていました。
「幻想行」の頃です。
そして、なによりびっくりなのが「カテリーナ古楽合奏団」。
大昔に(四半世紀くらい前)にインタビューしたことがあるのです。
福生の自宅におじゃました。
いまも元気で活躍しているんですね。

こんなに重なるのも、どこか深いところで世界が通底しているのかも。
これからも「楽園の鳥」応援してください。

この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは、一切関係ありません。 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 6日(火)06時29分21秒

>その人生が小説になって新聞連載されるという予告だったと思います。
>記憶の再構築ってかなりエネルギーのいることですよね。

残念ながら?「楽園の鳥」は、実話ではありません。単なる小説です。
実在の人物・団体とは、一切関係ありません。

わたしが、ジェットコースターのような人生を送ってきたことは事実だけれどね。
それももちろん、自慢できるようなことじゃない。
「至極残念ながら」という気分。

「なんにもないより、いいじゃない」なんていう人がいるけれど、
本人の身になると、そうもいえない。
穏やかに過ごせたのなら、その方がいい。
冒険なんて、脳の中でできるんだから。
本を読んだり、思考を深めたり、数式を使って宇宙のはじまりを覗くことだってできる。
いや、そんなむずかしいことしなくても、日常は冒険に満ちているはず。
五感をフルに使って世界を感じとれば、
雲の動きひとつ、風の匂いひとつとっても、世界は驚きに満ちている。
だから、あえて冒険なんて求める必要はない。
いや、余分な冒険なんてないほうが、
日々を、世界を、宇宙を、人生を、じっくり味わえるような気がする。

もちろん、わたしも、小説の主人公の未知花も、
ほんとうは穏やかな暮らしを望んでいる。

にもかかわらず、どうしても波乱を選んでしまうのはなぜか?

実に、そこが問題なのです。
その問題も、いずれ物語のなかで語られる予定です。

というわけで、実話ではないけれど、
わたしが書くんだから、本質的に自分と重なるイメージはある。
それは事実。
けれど、それが実人生と重なるかといわれれば、違うのです。
主人公のキャラクターは、かなりわたしに近いし、
旅の風景も、実際に見てきたものだけれど、
起こっていることは、フィクション。
そうとらえてもらったら、いいでしょうか。

未知花を、まだまだとんでもない目にあう。
気の毒なくらい。
まあ、それだけわたし自身がタフってことでしょうか。
未知花を痛めつけすぎて、わたしが参らないようにしなくちゃと、
バリバリ食べて、体力つけています。
ご声援、よろしくお願いします。

なんだっけ? 投稿者:  投稿日:2001年 3月 5日(月)09時01分23秒

>ところでわたし、大長老のところで、なにを言ったんだっけ?

えーっと、大長老やほかの方々も折り紙をつけるくらい
起伏に富んだ人生を送ってこられたことと
その人生が小説になって新聞連載されるという予告だったと思います。
ご懸念なく。

記憶の再構築ってかなりエネルギーのいることですよね。
心身ともに、ご自愛を。(ひとつ覚えみたいですね)

溜息ばかりです。 投稿者:竹麦魚  投稿日:2001年 3月 4日(日)02時20分40秒

もうすっかり寮先生の作品世界に浸かりきっている、竹麦魚でございます。
あまりにも好きで、方々で布教活動に励んでおります。
先日とあるMLで寮作品について色々と紹介をしたら結構な反響があって、
嬉しくなってしまいました。
最近拙いHPを開設したので、早速リンクさせていただきました。
今、『小惑星美術館』『ノギガ』『星兎』に続いて、
ネットで『ラジオスター レストラン』も入手し、喜び勇んで
読んでいるところです("本やタウン"というのだと、2、3日で手に入ります)。
そこへ「楽園の鳥」新連載。拝読しております。
読んでみて、私は本当にすっかり寮先生の文章に浸かっているのだと
改めて自覚いたしました。ぐぐっと引き込まれます。
夢中で貪るように読んでしまいます。
これからも物凄く楽しみにしています。
お体お大切になさってください。

http://headfish.tripod.co.jp/


レス・レス・レス 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 4日(日)01時10分03秒

▼みづさま

>早速読んでみようと思って、公明ホームページに行ってみたんですが、
>3月2日現在、まだ「連載開始!」という情報しか載ってないようでした。
>私のアクセスのしかたが悪いのでしょうか?

もしかしたら、ブラウザーに古い情報が記憶されているのかもしれません。
「更新」ないし「再読込」の操作をしてみてください。
出てきた紹介記事の下に、各回の小見出しがありますから、
そこをクリックすると、小説の本文にジャンプできます。

▼文さま

ありがとう。
ジェットコースターは、これからますますひどいことに!?

ところでわたし、大長老のところで、なにを言ったんだっけ?

3■最悪の楽園 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 4日(日)01時04分04秒

牛を見た。たくさんの牛を。

どういうわけだろう、カルカッタよりは、デリーの方が圧倒的に多い。
駅のホームでも牛を見た。
「誰の牛?」と聞くと、野良の牛だという。
くずかごに頭を突っ込んで、ピーナッツの殻を食べていた。
みんな、気の毒なくらいに痩せていた。

最悪の楽園なら、トーキョーは何だろう?

はじめまして。 投稿者:  投稿日:2001年 3月 3日(土)11時29分25秒

大長老の弟子(本人はそのつもり)の文です。
寮さまとはかつてへちま☆くらぶですれちがったことがありました。
そのおりの寮さまの「ジェットコースターのような人生」という言葉が
その後もずっとこころにありました。

このたび、「楽園の鳥」の第1回目を読ませていただいて、
まさに、動き始めた超弩級のジェットコースターに乗っている思いがしています。
これからどんな景色を見られるのだろう、と、こころはずみをおさえられません。
と、同時に予測される不幸の景色に、不安も小さくはありません。
どきどきします。

比重の大きな液体が、ふくらむようにして少しずつ嵩を増していくようなイメージの文章でした。
自在にひろがり、また凝縮していくであろう「つづき」を
こころときめかせながら、読ませていただきます。

季節が動きます。次を待ち焦がれるたくさんのファンのためにも、ご自愛を。

2■鏡の大地 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 3日(土)03時23分04秒

「ひとっぴかり」とママは言った。
 実家のある山梨でのこと、大雨が降ると、石和の岡神社の前の田んぼが、すっかり水に浸かって、まるで一枚の鏡のように光っていたというのだ。そんなふうに大水が出て、土地が水に浸かることを、甲州弁で「ひとっぴかり」というのだと、ママはうっかりその言葉を使ってから、説明してくれた。
「美千子には、わからないわよね。そんなふうにいっても」
 思わず口をついた故郷の言葉に、ママは少し照れてそういった。

 バングラディシュ上空を飛んで、鏡のように光る大地を見たとき、わたしはその言葉を思い出した。ほんとうに、大地はどこまでも鏡になるのだ。

 水に浸かった大地。わずかに顔をのぞかせた土の上で、途方に暮れたように突っ立っている少年のような青年。なんていう、すてきな絵だろう。すてきな絶望。この途方に暮れ方は、あれに似ている。「ノスタルギガンテス」の最後、紙飛行機を青空に見失った少年の絶望に。

「楽園の鳥」の読み方 投稿者:浜野 智  投稿日:2001年 3月 2日(金)21時08分50秒

OGAIはおもしろいソフトですが、残念ながらMAC専用です。
それより、ボイジャーのサイトでT-Timeを購入しましょう。
HTMLが縦書き横書き自由自在、フォントサイズも自由自在で読めます。
「楽園の鳥」を読む手順は、
1)公明サイトから「ソース」モードでファイルを保存。
2)T-Timeで開く。
これだけです。
T-Timeの価格は3,400円。
なお、T-Timeをダウンロードしただけでは機能限定。専用のTTZファイルしか読むことができません。

(無題) 投稿者:みづ  投稿日:2001年 3月 2日(金)18時42分40秒

 お久しぶりです。
 新連載、おめでとうございます。

 早速読んでみようと思って、公明ホームページに行ってみたんですが、3月2日現在、まだ「連載開始!」という情報しか載ってないようでした。
 私のアクセスのしかたが悪いのでしょうか?

 新聞連載の挿し絵は、作家さん自身もその当日に見るんですね!
 私は、事前に、作家のチェックが入るものと思っていました。
 毎回その当日に見るなんて、結構ドキドキの体験ですね。

 1年の連載。
 きっと、体力勝負なのではないかと想像します。
 どうか、お体は大切に。

(無題) 投稿者:ひえだ  投稿日:2001年 3月 2日(金)06時04分06秒

連載、1年の長丁場なんですね。お身体に気をつけてくださいね。
読者として、今日からの1年毎日がたのしみでなりません。
気が早いんですが、本としてはどこの出版社からでるのでしょうか?
ホント、気の早いわたしは気になってしかたないです(笑)。
では。

1■夢の大気 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 2日(金)00時34分59秒

「楽園の鳥」第一回、夢の大気。
どきどきしながら、朝の新聞受けを覗く。
第一回の記念すべき絵はどんなもの?
エレベーターで見てはもったいないから、我慢して、
部屋に戻り、紅茶をいれて、テーブルについてから、ゆっくりと紙面を開く。
出てきたのは!
満月に女性の顔が重なった幻想的な絵。
すてき!
いかにも日置由美子さんらしい、繊細な画風だ。
「あの繊細な線を印刷にいかすのに苦労しました」
と、新聞社の方がおっしゃったのも納得。
ああ、これからこんな絵が300枚も生まれてくるのだと思うと、
手が震えるほどうれしい気持ち。
以前「小惑星美術館」を毎日中学生新聞に連載させてもらったときも、
毎朝、挿画の小林敏也氏から、
すばらしい贈り物を受け取っているような気持ちになった。
宝石や、美しい結晶や、貝殻を、日替わりで届けてもらっているような気持ち。
その気持ちを鮮やかに思いだす。
なんて、贅沢な思いをしているんだろう、わたしは。

というわけで、第一回でした。
明日は、どんな絵が来るんだろう?

http://www.komei.or.jp/


日置由美子展 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 2日(金)00時33分11秒

「楽園の鳥」の挿画を描いていただいている日置由美子さんが個展を開かれます。
独特の技法で描かれた幻想の世界。
もちろん、わたしもお伺いします。
詳細は次の通り。

日時:3月12日(月)〜17日(土)
   午前11:30〜午後7:00(最終日 午後5:00)
場所:ギャラリーハウス・マヤ
   〒107-0061 東京都港区北青山2-10-26
電話:03-3402-9849

http://www.gallery-h-maya.com


日置由美子氏と門坂・ドボルジャーク=流氏の不思議な関係 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 2日(金)00時31分37秒

さて、上記した日置由美子さんの個展会場は、青山のギャラリーハウス・マヤ。
個性派のイラストレーターの個展会場として有名な場所です。
そこは、奇しくも昨年冬、門坂流さんと東逸子さんが二人展を開かれた、その会場。
そこで、わたしは門坂さんとはじめてお目にかかり、電撃の一目惚れ。
って、門坂さんご本人にもだけど、むしろその精密な絵に。
ことに水晶に惚れこんでしまって、とうとう購入してしまったという、
いわくつきの場所です。

その時、門坂さんが、1998年〜1999年にかけて、
朝日新聞に連載された高樹のぶ子の「百年の預言」の挿画を描かれていたことを知りました。
この繊細かつ精密な画を、毎日一点ずつ!
心底びっくりしました。
聞けば「ぜひこの画家に」を高樹のぶ子氏からご指名があったとのこと。
こんな画家に、毎日一点描かせるなんて、なんて傍若無人なんだ! 作家という人種は!
これじゃ、まるでお姫さまじゃないか1

と思ったものの、よおく考えてみれば、わたしもまた同じことを!!??
日置由美子さんの技法、なんていうんだろう?
名前は知らないけれど、手の込んだ繊細な技法です。
こんな技法で描く人に、新聞連載小説の挿画をぜひ描いて欲しい
と指名したわたしもわたし。
とはいえ、こんな大変な仕事を受けた彼女も彼女。ただ者ではない。
画家というのは、不思議な人種です。
というか、こちらから見たら、門坂さんにしても、日置さんにしても、
とても人間技とは思えない仕事をする人々。
その絵にも、人物にも、興味は尽きません。

それにしても、新聞連載の挿画を描かれた門坂流さんと、
わたしの新聞連載小説の挿画を描いてくださる日置由美子さんが、
時を経ずして、同じ画廊で展覧会とは、不思議なご縁を感じないではいられません。

日置由美子さん個展にお伺いするの、楽しみにしています!

おめでとう! 投稿者:ドボルジャック・流  投稿日:2001年 3月 2日(金)00時08分15秒

寮さんへ

おめでとうございます。
早速読ませてもらいました。
以前、池澤夏樹氏が「門坂さんの絵にはいくらでも書ける。」
と云ってくれた言葉を、そのまま寮さんに「寮さんの小説にはいくらでも描ける」
投げかえさせてもらいます。
いつかコンビでやらせて下さい。

お試しあれ 投稿者:大長老  投稿日:2001年 3月 1日(木)23時58分23秒

公明サイトから→鴎外ソフトの書籍コンテンツに縦書きでコピーすると、

本読んでるみたいで、ひじょーに読みやすいです。

お試しあれ。


祝。 投稿者:ちえ  投稿日:2001年 3月 1日(木)23時11分12秒

連載第1回、紙面で読ませていただきました。
もしかして、と思って図書館に行ってみると、ちゃんと公明新聞も置いてありました。
図書館えらい!
きっちりコピーまでとってきちゃいました。

お体に気を付けてがんばってください。

祝・連載開始 投稿者:しらいし  投稿日:2001年 3月 1日(木)21時31分18秒

ついに連載がスタートしましたね。
先ほど、公明新聞のサイトで記念すべき連載の第1回目を読ませていただきました。
いい感じですね。もう、明日が楽しみでしょうがありません。
長い連載ですので、頑張ってください。

サイトでは挿画が見れないんですね。それだけが少し・・・いや、かなり残念です。

まずは、 投稿者:浜野 智  投稿日:2001年 3月 1日(木)20時40分33秒

絶好調のすべりだしですね。
長丁場です、ご健闘を祈ります。

待ってました!! 投稿者:大長老  投稿日:2001年 3月 1日(木)10時38分52秒

いよいよですね。
気力、体調をととのえてーーー。

おめでとう。そして拍手だ。

「楽園の鳥」連載開始! 投稿者:寮 美千子  投稿日:2001年 3月 1日(木)04時51分54秒

いよいよ、きょうから公明新聞で連載が始まります。
挿画は日置由美子さん。
初回の挿画、わたしもまだ見ていない。
配達されるのが、楽しみです。
これから一年、がんばります。
みなさん、よろしく。

http://www.linkclub.or.jp/~chico/


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