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寮 美千子
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Oh my love for the first time in my life新しい愛に出会い、心が開かれて、世界を新鮮なものとして、よりいきいきと感じられるようになった初々しい姿が描かれた作品だ。
My eyes are wide open
Oh my love for the first time in my life
My eyes can see
I see the wind, oh I see the trees
Everythihg is clear in my heart
I see the clouds, oh I see the sky
Everythihg is clear in our world
Oh my love for the first time in my life
My mind is wide open
Oh my love for the first time in my life
My mind can feel
I feel sorrow, oh I feel dreams
Everythihg is clear in my heart
I feel life, oh I feel love
Everythihg is clear in our world
(筆者訳)
愛しい人よ あなたに会って
生まれてはじめて 目が見開かれた
愛しい人よ あなたに会って
はじめて 世界が見えてきた
風が見える、木々が見える
心に映る すべてが美しい
雲が見える、空が見える
世界のすべてが 輝いている
愛しい人よ あなたに会って
生まれてはじめて 心を開くことを知った
愛しい人よ あなたに会って
世界を 感じられるようになった
悲しみを感じる 夢を感じる
心に感じる あらゆるものが色鮮やかだ
いのちを感じる 愛を感じる
すべてが くっきりと立ちあがってくる
Love is real, real is lovebe動詞「is」をはさむ前後の単語を入れ替える。それだけで魔法のように、意味がくるっと翻り、爽やかな風を巻き起こしながら豊かな愛の世界が広がっていく。
Love is feeling, feeling love
Love is wanting to be loved
Love is touch, touch is love
Love is reachling, reaching love
Love is asking to be loved
Love is you
You and me
Love is knowing
We can be
Love is free, free is love
Love is living, living love
Love is needing to be loved
http://www.cdjournal.com/Company/products/mook.php?mno=20050223
寮 美千子
寮 美千子
(若宮氏 語り)夢みたいだった。ダイヤルを回すと、機械が動き、星空がめぐった。
こっちちょっとおいでよ。ここ、これ、コンソールっていってね、
プラネタリウムの機械を操作するところなんだけど、おいでおいで。
でね、このスイッチがね、星を出すスイッチ。これを回すと星が出るんだよ。
それから、このスイッチを、こっちへ倒して回すとね、機械がこうやって動くの。
やってみる? やってごらん。うん。どう? いいでしょう。面白い?
(若宮氏 語り)それからというもの、ぼくはプラネタリウム作りに夢中になった。
ああ、いいねえ。プラネタリウムを作るっていうのは、ほんとうにすばらしいことだものね。
もし、困ったことがあったり、またできないことがあったりしたら、いつでも相談においで。
できたら、また、ぜひおじさんにも見せにきてほしいね。
(若宮氏 語り)あれが、ぼくのほんとうのはじまりだったかもしれない。
大平君は来たのは、確か小学校5年生ぐらいだったと思うんですけど、
来たときはもうほんとにしつっこい子どもでね、
普通の子は、だいたいプラネタリウムの投影が終わると
星のことを質問に来たりするんですけれども、
彼はともかく、解説台のわたしとのところへきて、あの機械はどうなっているんだ、
これはどうなっているんだって、メカのことばっかり聞くんです。
それもしつっこく聞くんですよ。そういう子どもで、
まあ、変わった子どもではありましたよね。
(若宮氏語り)1998年6月
ぼく、彼のアストロライナーっていう機械もみてるんですよ。
日大の体育館でエアドームでやった時、その時は、それほど感動はなくて、
おお、こんな機械作ったのか、ちょっとあそこがずれてるみたいだ、
ちょっとおかしいんじゃない、とかって彼にはいったりなんかした、
そういう記憶はあるんですけどね。
でも、メガスター見たときは、ほんとにびっくりしましたね。
すーごくリアルな星空だったんです。本物の星空、以上に本物っていうのかな。
ほんとに、メガスター見たときは、ぼくはびっくりしました。
(大平氏語り)夢は実現する。強く夢見つづければ。永遠はそこにある。限りなく美しい星空のなかに。
小学校高学年のときに、ここにはじめておじゃましたんですけども、
その時にまず若宮さんがいろんなことをとっても親切に教えてくれて、
とにかく機械の操作を自由にさせてくれたっていうのは、
ぼくにとってはありえないことでしたし、それは感動っていうか、びっくりしたし、
感激したし、こういうものをいつかつくってみたいって気持ちにもなったし、
それがいまでも、すごく記憶に残ってますよね。
あの時がなかったら、いまこんな、ここまでやってなかったかもしれませんし。
(若宮氏語り)
一途ですよね。彼はほんとに一途な少年でした。
とにかく、プラネタリウムを自分で作るんだ、
自分で納得できるプラネタリウムを作るんだっていうので、一途、一筋でやってきた、
ほんとにめずらしい人間ですよね。
ぼくは、見ていて、ほんとすばらしいな、あれだけ、子どもの頃、いだいた夢を、
ずうっと抱き続けて、それをまっしぐらに進める、
こういう人間っていうのは、ほんとうにしあわせだなって思いました。
(大平氏語り)
ぼくはここのプラネタリウムを通じて持ったプラネタリウム像というのは、
やっぱりひとつは人の手のあったかさであり、
ひとつは自分がとても真似できない超越した技術であって、そういう意味じゃ未来であり、
なおかつ大自然そのものみたいな、自然界と人のぬくもりとテクノロジーっていうのかなあ
(若宮氏語り)
大平君はいままで、とにかく自分の理想としているプラネタリウムを作ろうというので、
いっしょうけんめい、こう、いろんなことをやってこられたわけですが、
ついにそれを実現して、そして、そのすばらしいプラネタリウムを作った、
そのプラネタリウムが、こんどは人々に感動を与えるっていうことに、
こんどは自分自身のよろこびを感じるようになった。
そういう一歩成長した人間、そういう姿を、ぼくは大平君に見るんですね。
ですから、これからも大平君が、どんどんこのメガスターを使って活躍をしていくのを、
ぼくもいっしょうけんめい力一杯応援していこう、そういうふうに思っているんです。
(大平氏語り)
うれしかったことは、やっぱりね、カップルが手をつないでね、それでね、
「すてきすぎて、隣にいる恋人と結婚したくなりました」って感想書いてあったんですよね。
これは、泣けましたね。マジいっ?って、うわ、マジいっ?感じでしたね。
(若宮氏語り)
例えば、このリアルな星空を見ることで、ほんとうに心が癒されるっということがありますし、
このリアルな星空を見ることで、ほんとうに自然ってすばらしいんだなあ、
っていうふうに思う気持ちが湧いてきたりしますし、
ほんとに自然って美しいんだなあって感じる人もいるでしょうし、そういうようなことで、
このメガスターを使ったプラネタリウム・プラス・アルファのこれからの使い方っていうのは、
必ずできると思うんで、
ですからわたくしは、いまこのメガスターの星空のもとで、
人間が、人間の感性が揺さぶられるような、そういう投影、
人間の心がきれいになるような、そういうプラネタリウムの投影、
メガスターの投影っていうかな、それを期待しているんですけどね。
(大平氏語り)
ひとつは、プラネタリウムで持ってる要素っていうのは、まあ、感覚的な感動ですかね、
もう理屈抜きで、星とか星座ってさっぱりわからないけど、
ともかくうわーっていう感動ですよね、
もうひとつは、メガスターというものが、本来持っている、
より遠くのより暗い星を忠実に映してるという天文学のシュミレータやってるベースに立って、
宇宙のうわーってきれいだったその天の川っていうのは、実は星の集団で、
ぼくらは銀河系の中にいてそういう感覚を出せるような、
そういう意味では、知性と感性の、両面の魂を揺さぶるようなものを
やっていきたいなと思いますよね。
(若宮氏語り)
きざないいかたですけど、人間も星くずから生まれたわけですよね。
ですから、宇宙っていうのは、人間の本源的なふるさとだと思うんです。
メガスターのようなすばらしい星空を見て、人間の心が揺さぶられるっていうのは、
やっぱり宇宙の塵から生まれた、
人間のふるさとを知りたいという人間の本源的なものに触れるところがあるからだって、
そういうふうにぼくは思いますけどね。
寮 美千子
http://www.nhao.jp/nhao/researches/symposium/docs/nhao20yr/4-7_p52.pdf
寮 美千子
時々私は廿年の後、或は五十年の後、或は更に百年の後、私の存在さへ知らない時代が来ると云ふ事を想像する。その時私の作品集は、堆い埃に埋もれて、神田あたりの古本屋の棚の隅に、空しく読者を待つてゐる事であらう。いや、事によつたらどこかの図書館に、たつた一冊残つた儘、無残な紙魚の餌となつて、文字さへ読めないやうに破れ果てゝゐるかも知れない。当時、すでに高く評価され、いまも広く人々に読み継がれる文豪・芥川龍之介でさえ、時代の波のなかで作品が埋もれ、読まれなくなることを案じているのです。
(「後世」より一部引用 初出:「東京日日新聞」大正8年7月27日)
しかし誰かゞ偶然私の作品集を見つけ出して、その中の短い一篇を、或は其一篇の中の何行かを読むと云ふ事がないであらうか。更に虫の好い望みを云へば、その一篇なり何行かなりが、私の知らない未来の読者に、多少にもせよ美しい夢を見せるといふ事がないであらうか。
私は知己を百代の後に待たうとしてゐるものではない。(中略)
けれども私は猶想像する。落莫たる百代の後に当つて、私の作品集を手にすべき一人の読者のある事を。さうしてその読者の心の前へ、朧げなりとも浮び上る私の蜃気楼のある事を。(出典:同上)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4790251497/harmonia-22