ハルモニア Cafe Lumiere (No.0014)

寮美千子/軽い掲示板
PNG Counter

リンク
⇒掲示板のご案内  ⇒このログの目次スレッド別  ⇒ログ一覧検索 

松永洋介  必見!「線の迷宮〈ラビリンス〉―細密版画の魅力」展 2002年08月02日(金)15時17分56秒 http://www.ceres.dti.ne.jp/‾ysk/

こんどの日曜、8月4日放送のNHK教育テレビ「新日曜美術館」の「アートシーン」コーナー。
目黒区美術館で開催中の「線の迷宮〈ラビリンス〉―細密版画の魅力」展が紹介されます。門坂さんの作品がピックアップされるそうです。
「アートシーン」の放映時刻は午前9時45分から10時、夜の再放送では午後8時45分から9時までです。

忠実な再現は無理だけど、テレビなりに魅力的に映りますように。見た人がぜひとも現物を見に行きたくなるような。


「線の迷宮」展、ぜひとも見に行ってください。美術館の人のがんばりの伝わる、よい展覧会です。
展示がくふうしてあって、門坂版画の現物を、間近でじっくり見られます。のみならず、門坂さんも感心するような、すてきな展示になっています。


「線の迷宮〈ラビリンス〉―細密版画の魅力」(目黒区美術館、9月6日まで)
planets0001.html#planets20020629054748

「流の会」もよろしくおねがいします
http://www.ceres.dti.ne.jp/‾ysk/ryu/

Yan  Yanの自己紹介 2002年08月02日(金)14時51分12秒 http://homepage2.nifty.com/yannohanabatake/
奇跡のような旅だった…。 へのコメント

寮様、北海道からお帰りなさい
私もアイヌの歴史、風俗にはとても感心があります
阿寒湖のほとりのアイヌ村で見たアイヌの歌と踊り
そして悲惨な歴史
「菜の花の沖」などにも出てくる民族の悲しい歴史に
心打たれるものがあります

オクスフォードへのレスありがとうございました
お忙しい方と知りつつ大変失礼なことを
書きこんでしまいました
いつでもお暇なときにお越しください

私は30代の在宅勤務をしている主婦で
児童書のレヴューをホームページに載せています
好きな作家はローズマリ・サトクリフ
今、スーザン・クーパーの「影の王」のレヴューに
とりかかっているところです
オクスフォードは子どものころの読書歴の中で
もっとも重要な位置を占めています。

DORONKO  奇跡のような旅だった…。 2002年08月02日(金)11時36分00秒

このたびの寮さんの北海道グランドツアーに同行させてもらった
ドロンコです。モトはといえばぼくは、勇崎さんがプロデュース
している「東川町国際写真フェスティバル」を拝見するだけ、の
つもりでしたが、寮さんが大ツアーを敢行するというのに、これに
ついて行かないテはないとばかりに、たちまち、飛んで火に入る?
夏のお邪魔虫となったのでした。

まず、7/27-28の「東川町国際写真フェスティバル」のことですが、
これは、そのあらましを紹介するだけで相当の文字数を覚悟しなければ
ならないような盛り沢山のイベントなのでした。ここでは、イベントの
核になっている「東川賞」が、今年は以下の4氏に贈られたことだけを
お伝えしておきましょう。

海外作家賞:エドウィン・ズワックマン(オランダ在住)
国内作家賞:森村泰昌
新人作家賞:尾仲浩二
  特別賞:風間健介

この4氏の中で、森村泰昌氏についてはとくに説明の要はないでしょうが、
ズワックマン氏の作品は、現実の景観そのものではなく、道路、建物、
港湾施設などのミニチュアを自作し、それをあたかも現実の景観である
かのように撮るという手の込んだもので、その虚構性とリアルさのからみ合い
において森村氏の作品に通じるものがあることは容易に見てとれます。
これに対して、尾仲、風間の2氏の作品は、よりオーソドックスな「写真」
そのものですが、これももちろん、ただ漫然と対象を捉えただけのものでは
あるはずもなく、その対象の選択や、構図、ライティング等に明確な個性が
現れたとても立派な作品でした。
とりわけ、日本各地の「町はずれ」の情景を記録したような尾仲氏の一連の
作品は、ぼくにはとても「腑におちる」もので、選考にあたった委員の方も
おっしゃっていたように、この人がこれまで目ぼしい賞を受けていなかった
ことは本当に不思議だなあと思えるほどでした。
尾仲氏の仕事の出発点は、最初の写真集にもなった『背高あわだち草』
シリーズにあったようですが、その作風は、われらが画伯門坂さんの
作品にも通じるものがあると、ぼくは感じました。

残る三日間については、こんな短い時間で立て続けに安東ウメ子さん、
中本ムツ子さん、姉崎等さんという、まさにアイヌの歴史と文化の
生き証人とも言うべき三人の方にお会いして直接お話を聞くという
僥倖が実現したのは、これまでの寮さんの仕事に加えて、リトさんの
粉骨砕身のサポートがあればこそだったと思います。ともかく今回の
旅では、リトさんにはどれほど感謝してもし足りないでしょう。
ありがとう、リトさん!!今度はこちらでね!!

最後に、帯広で真井先生ほかの十勝環境ラボラトリーのみなさんに
お会いできたのも、うれしいことでした。「北の屋台」ですっかり
ごちそうになってしまったから、というわけではないのですが、
真井先生たちの心のパワーとやわらかな知性には、心からの拍手です。

今度はぜひ、門坂さんもお連れしたいなあ、と思ったぼくでした。



寮美千子  北海道グランドツアーより帰還 大収穫! 2002年08月02日(金)01時55分50秒 http://ryomichico.net

▼パルステラさま みなさま
寮美千子、北海道グランドツアーより、昨晩遅く帰宅しました。旅の仲間は、ドロンコさんと松永青年。北海道でリトさんとも合流。怒濤の5日間でした。最初の二日間は、東川のイベントに参加。残りの三日間で、アイヌの安東ウメ子さん、中本ムツ子さん、姉崎等さんにインタビュー。札幌でアイヌ文献を渉猟して帰京。イベントそれ自体もエキサイティングだったし、その後の旅も大収穫でした。あまりの内容の濃さに、いまも頭がぐらぐら。内容はいずれ詳しくご報告したいと思います。ざっとした日程は次の通り。

▼グランドツアー日程表
27日〜28日 
東川国際写真フェスティバルにゲスト出演。
国際写真賞を受賞したエドウィン・ズワックマン氏の作品にコメントする。
イベント終了後、リトさんの車で帯広に移動。
七時半に出発、着いたのが十一時半。
29日 
幕別図書館にて、吉田時計電器のおじいさんが制作した自主映画「カムイノミ」を鑑賞。
安東ウメ子さん、吉田さんご夫妻、小学校の校長先生ご夫妻、がきてくださる。
昼食はおそばやさんの二階で交流会。
その後、アイヌの慰霊碑にお参り。
安東ウメ子さん宅訪問。
帯広慶愛病院に院長の真井先生(十勝環境ラボラトリー代表)を訪問。
夕刻より、北の屋台で交流会。白糠から金子恵さんもかけつけてくれる。
30日
リトさんの車で千歳に移動。
途中、二風谷を通る。
千歳の中本ムツ子さん宅を訪問。
イオマンテ関連の取材をする。
支笏湖でひとやすみ。
「クマにあったらどうするか」のアイヌ最後の狩人姉崎等さんと連絡がつく。
その足で姉崎さんを迎えに行き、ファミレスでインタビュー。
31日
聞き漏らしたことがあって、もう一度姉崎さんにコンタクトをとる。
快く応じてくださり、再度インタビュー。
10分ほどのつもりが、二時間のロング・インタビューに。
地ビール屋で昼食の後、列車で札幌に移動。
昨晩、別れたリト氏と合流。
富士フォトサロンにて浦島甲一写真展を見る。
赤煉瓦の元北海道庁舎・時計台・大通公園・イサムノグチの彫刻などを見て、
北大前のさっぽろ堂古書店へ。
アイヌ関連の文献を入手。
列車で千歳へ移動し、リトさんの車で空港へ。帰宅は十二時近く。


アイヌの古老の方々から、すばらしいお話を聞かせてもらいました。これを隠匿しておいては罪。みんなに知らせなければと責任を感じています。イオマンテの絵本にも生かして、いい本をつくりたいと思っています。今回の大仕込みを大収穫につなげるべく、がんばります。北海道に呼んでくださった勇崎さん、すっかり運転手兼世話人をお任せしてしまったリトさん、ほんとに、ありがとう!

寮美千子  日蝕歌謡!?の思い出 2002年08月02日(金)01時41分42秒 http://ryomichico.net
マダガスカルの歌 へのコメント

▼マミさま
マダガスカルの歌の話、ありがとう。昨年6月、マダガスカルに行ったとき、テレビでたくさんの「日蝕ミュージック」のビデオクリップが流れてたの、思い出しました。日蝕メガネをかけた歌手が歌って踊るビデオが、何種類もあった。すごく楽しかったです!

▼Yanさま
お久しぶりです。「オクスフォードの世界の民話と伝説」はほんとにすばらしい本でした。子どもの頃のわたしの感受性の半分は、あのシリーズに培われたといっても過言ではないかもしれない。ことに中国編の「平妖伝」は心に残っています。インド編の不思議な話もよかったなあ。

>私のHPを見ていただいてこれは、こういう題名だよと教えてくださると
>とてもうれしいです

いま、ちょっと忙しいので、時間のあるときに調べてみたいと思います。それから、この掲示板では参加者に簡単な自己紹介をお願いしています。よろしくね。

▼由紀代さま
暑いから、体に気をつけてね。あぶない!と思って戻った由紀代ちゃんは正解です。引き返す勇気を持とう! こんど、元気なときに会おうね!

Yan  オクスフォード世界の民話と伝説 2002年07月30日(火)21時08分48秒 http://homepage2.nifty.com/yannohanabatake/

少し前になりますがこの本のことでメールをいただいたものです
検索を書けたら私のHPとともに寮さんの掲示板も出てきたので
さっそくやってきました
全巻に近い巻数を手に入れられたそうですが
読後の感想など聞かせてくださるとうれしいです
実は今日、私もHPでうろ覚えながら
印象に残っているお話を回想の形でupしました

購入のお誘いをいただいたときは
のどから手が出る思いでしたが
在宅勤務の主婦にとって家計が許さないので
あきらめました。

私のHPを見ていただいて
これは、こういう題名だよと教えてくださると
とてもうれしいです



http://homepage2.nifty.com/yannohanabatake/meisaku3.htm

マミ  マダガスカルの歌 2002年07月29日(月)05時56分11秒

今日はマダガスカルの歌を紹介しましょう。
マダガスカル人は「心の人」という人ですから、歌が大好きです。その歌は嬉しさか、悲しさか、などを伝えるように。それだけじゃなくて、政治の歌もあります。
マダガスカルには、外国の歌以外に、歌の種類がたくさんあって、地方によって、違います。
例えば、南のほうには「チャピキ」、北のほうには「サレギ」というリズムが有名です。

今回はチャピキおよびサレギじゃないの歌を紹介しますが、結婚式にいつも歌っている歌です。
まず、マダガスカル語を書いてから、日本語を翻訳します。


NY ITIAVAKO ANAO

Ny itiavako anao dia hizarako ny alaheloko
Ka hitondra izay magidy nentiko irery taloha
Ny itiavako anao dia hajainao ny tsiambarateloko
Mitahiry ireo lasa ratsy tsy tiako hifoha

Tsy ho ampy anefa ry aiko
Mba itiavako anao
Fa voafetra ny saiko
Ka zao no ambarako anao

Izay nanao ny maraina mifamdimby amin’ny alina
No nametraka tao am-poko koa ny fitiavana anao
Ao anatiko ao no miboiboika toa rano lalina
Ny itiavako anao dia satria ianao, ianao.


 あなた愛してる 

私もうひとり苦しまなくてもいいの
あなたがそばにいるから
秘密もこれからふたりでわかちあえる
過去のふたはとじておきましょう

あなた愛してる
あなた特別
夜が来て朝が
こんなに自然と

私あなたなしで生きてはいけない
しみずのようにわくあなたへの愛
あなたの笑顔私の宝物
あなた愛してるそのまま

その歌は「BESSA」という歌手の歌です。男の人で、年はもう少しですが若者と一緒にコンサートなどをやっています。
日本語はマダガスカルに勤めている日本人の翻訳です。彼女によると、その歌が大好きです。

私は友達とか大家族の結婚式に招きされる時にお土産としてその歌も歌っています。

川島由紀代  佐治先生の講演会、残念・・・ 2002年07月27日(土)23時58分49秒
ぼくたちはみんな星のかけら へのコメント

そうなんですぅ・・・。
はりきって、申し込みをしたにも関わらず、行けなかったのです。
寮さんや、みなさんにお会いするのも、佐治先生のお話をうかがうのも
楽しみにしていたのですが・・・。
当日、はりきって、向かったのですが、途中で気分が悪くなってしまい
ウチから、伊勢原は、ちょっと遠くて、どうしても、無理そうだったので
引き返してしまいました。暑い日が続いていたし、その日もとっても
暑かったので・・・。夏バテなのかなぁ。冷房と外の暑さのギャップに
ふらっとなったりすることは、たまにあるのですが・・・。
なさけないことに、みかけによらず弱かったりするのです。
でも、もう、元気になりました!
ご報告ありがとうございます。行けなかった私にもとってもうれしいです。

パルステラ  星のかけらを胸に、行ってらっしゃい 2002年07月25日(木)17時51分04秒
ぼくたちはみんな星のかけら へのコメント

■佐治先生のこのような言葉に触れると、この小さな個体でしかない自分の中の可能性と、
 興味外の存在にも連帯感が芽生えて来ますね。
 寮さんの著作に込められている一貫した願いと同じなのだと改めて感じました。
 こういった視点を、せめて時々は想い起こさないと、人は多分枯れてしまいます。
  滋養豊かな言葉に感謝します。

■「おひさま大賞」の審査お疲れさま。この受賞者って、もしかして・・・。
 そういえば、寮さんも確か外国のお墓に興味あったんですよね。
 寮さん御存じのとおり、数年前の一夏は、ネット上での世界お墓巡りにハマった私です。
 優れた彫刻のあるビクトリア期のお墓に関してなら情報だけはばっちりですが、ただ、
 まだ実際には行ったのが数カ所だけというのが最大の弱点。

■>早くも一部で「青ジル」と呼ばれて愛されている「青いナムジル」。 >by寮さん
 私も密かに愛しているのですが、「青ジル」という愛称(?)、個人的には抵抗あり。
 語感が美しくありません。せっかくの美しい色彩を帯びたタイトルが台無しよ。
 せめて「青ナム」にするとか。←これも冴えない?

■二度目の北海道ツァー、お天気に恵まれますように。気をつけて行ってらっしゃ〜い。

寮美千子  ぼくたちはみんな星のかけら 2002年07月25日(木)02時20分06秒 http://ryomichico.net
佐治先生の講演会 へのコメント

▼佐治晴夫講演会@伊勢原子ども科学館

いってきました。きのう、炎天下の伊勢原へ。ここにも登場してくれた日蝕博士の川合慶一さんや、玉川大学付属小学校の風間さんご一家など、1999年の佐治晴夫団長率いるトルコ日蝕観測チームが再会。来るっていってた由紀代ちゃんの姿が見えなかったのが残念。夏バテかな? 会えるの、楽しみにしてたのになあ。だいじょぶ? いつものように超盛りだくさんの佐治さんの講演、来られなかった由紀代ちゃんのためにも、その断片をお届けします。
渚にいると、水平線の向こうは見えません。
アメリカも見えなければ、ドイツも見えない。
けれど、わたしたちは頬に潮風をいっぱいにうけて、
海の向こうに何があるか、想像できる。
わたしたちはいま、宇宙の浜辺に立っています。
そして、宇宙からくる光や電波を感じて、
空の向こうに何があるのかを想像することができるのです。

宇宙を研究する究極の目的は何か。
ロケットを飛ばすことだけが、目的じゃない。
月や太陽や星をしらべることだけが、目的じゃない。
宇宙を調べる究極の目的、それは、
ひとつは「ここは、どこ?」ということ。
もうひとつは「わたしは、だれ?」ということです。

乗っていた電車が駅じゃないところで急に止まる。
ドライブで迷子になる。
そんなとき、自分がどこにいるのか、把握すると、
人はほっとします。
自分がどこにいるのかを知る。
それは、人にとってとても大切なことなのです。

自分のことは自分がいちばんよく知っている。
人はよくそういいますが、ほんとうでしょうか。
相手のことはよく見えるけれど、
自分のことはわからない。
それが人という生き物なのかもしれません。
人は、相手を通してしか、自分を知ることができない。
わたしたちにとって、いちばん大きな相手、というのが、
宇宙なんです。

どうして、ぼくがいるのか。
どうして、ぼくしかぼくはいないのか。
ぼくは、どこにいるのか。
それを教えてくれるのが、宇宙の研究です。

一枚の紙は、何からできているのか。
パルプです。
パルプは何からつくったのか。
木です。
木が育つには雨が必要。
雨は、雲から降ってくる。
雲は、誰がつくったの?
太陽の光が、地上の水を蒸発させた。
一枚の紙の中に、
雨の音が聞こえる。
風の音も聞こえる。
太陽の光もある。
詩人は、それを感じるけれど、説明しないしできない。
けれど、科学はそれを説明する。

人間を焼くと黒くなって炭になる。
体のなかに、炭素があるからです。
で、その炭素はどこからきたのか?
星から来ました。
星の中で生まれた炭素が、
星が死んで流れ流れてわたしになった。
いま、わたしがここにいるためには、星の死が必要。

ひとつのものが消えれば、
必ず次のものが生まれる。

炭素は、ある並び方をすると、ダイヤモンドになる。
みなさんは、自分の人生における
ダイヤモンドになれる可能性を持っているのです。

なぜ、むやみに木を切ってはいけないのか?
禿げ山になるからか?
それだけではありません。
わたしたちは呼吸をしている。
酸素を吸って、二酸化炭素を吐きだしている。
その二酸化炭素を吸って、
わたしたちに必要な酸素を吐きだしてくれるのが、木。
つまり、木は、わたしたちの肺の一部なのです。
自分の体を、むやみに傷つけるなんて、できません。

ゴミを見せて、ヘドロを見せて、
それで環境教育、というのは間違っていると思います。
美しい山や海を見せ、せせらぎを見せ、渚を見せる。
そうしたら、汚せなくなる。
自然てすごいなあと思うようになる。畏敬の念を感じる。
それが環境教育です。

人は、過去にこだわる。未来をこわがる。
ほんとうにわからないのは、過去。
未来は、予測可能です。
未来をつくるのは、いまのあなた。
たったいまの、あなたなのです。
planets.html

▼おひさま大賞審査会

君臨すれども執筆せず――がすっかり定着した感のある小学館の幼児雑誌「おひさま」の「おひさま大賞」の審査会、きょうでした。寮美千子は、審査員のひとりです。満場一致で大賞が決定! よかった。胸を撫でおろしました。公式発表はまだだから、お知らせできないけれど、見事大賞を射とめた人、賞金で、来年は念願の世界の墓場巡りができるかもしれませんよ。(これ、ヒント)

▼「青いナムジル」

早くも一部で「青ジル」と呼ばれて愛されている「青いナムジル」。明日は監修のバー・ボルドーさんにお目にかかって、最終チェックをしていただく予定。「永遠を意味する高貴な色 青」を思わせる清廉なお人柄のボルドーさん。お目にかかるだけで草原の風を感じます。ボルドーさんは、まるでナムジルその人です。

寮美千子  ラジオドラマ「小惑星美術館」再放送! 2002年07月23日(火)23時07分55秒 http://ryomichico.net
「あした吹く風」 へのコメント


小長老とは、いわずと知れた作曲家にして天才にして天災?ギタリストの本多信介氏。「あした吹く風」どんなドラマになるのかな。楽しみです。情報がサイトに載ったら、また教えてね。


ドラマといえば、寮美千子作品も登場です。一昨年のヴァレンタインから2週間にわたってNHK-FMで放送された「小惑星美術館」が、再放送されることになりました。暑い夏の夜、ひんやり涼しい宇宙旅行へどうぞ!
以下、NHK-FMのサイトより転載。
【放送日】
8月12日(月)〜8月16日(金) 22:45〜23:00(1-5回)
8月19日(月)〜8月23日(金) 22:45〜23:00(6-10回)

原作:寮美千子
脚色:富永智紀
選曲:伊藤守恵
演出:藤井靖
技術:鷹馬正裕
効果:林幸夫

出演:高山みなみ 玄田哲章 高木均 中尾隆聖
天野由梨 瀧本富士子 神宮寺弥生 弥永和子
島本須美治

あらすじ/地球。そして地球とパラレルに存在する<れんがの月>という2つの世界を往還する1人の少年の心の成長を描く。遠足の朝、ユーリ(12)は事故にあい、気を失った。目覚めてみると、そこはいつもの公園、いつもの友達。だが、何かが微妙に違う。ここには死んだはずのママが生きているというのだ。皆が「れんがの月」と呼ぶこの世界では12歳の子供だけが行ける「小惑星美術館」へ「遠足」に行くことが掟と、ママに会う事も許されず、ユーリが連れて行かれたさきはなんと<れんがの月>というスペース・コロニーだったのだ…。


http://www.nhk.or.jp/audio/prog_se_future.html

小長老  「あした吹く風」 2002年07月23日(火)19時55分15秒
月のひつじ へのコメント

>アポロ11号に乗って、はじめて人が月の地を踏んだのは、1969年の7月21日だったのですね。
>当時、私は小学四年生(キャッ)で、夏休みに入ったばかりのことだったと思います。
>学校でも、先生、生徒ともに話題でした・・・>silicaさん

へーー!そのアポロのシーンから始まる、主人公は小4の女の子、33年前のドラマ、

「あした吹く風」

BS-i 9月6日、オンエア、夜、8時、おれ、音楽やってるからねーー、

寮美千子  初参加者の方々へのお願い/自己紹介をしてください 2002年07月23日(火)02時37分17秒 http://ryomichico.net
アポロ へのコメント

▼Gさま
ようこそ、カフェルミへ。アポロが月へ行っていないっていう話はアホっぽいけど、面白いです。「カプリコン・1」っていう映画は、月じゃなくて火星だけれど、そういう映画でした。全部、アメリカのフェイクっていうお話。

ところで、ここカフェルミは寮美千子の個人掲示板。参加者のみなさんに自己紹介をしてもらっています。実名ないしコテハン(固定ハンドル・ネーム)で参加。実在のメールアドレス必須。寮美千子が何者であるか、すこしぐらいは知っておくこと。以上が参加条件なので、よろしくお願いします。

G  アポロ 2002年07月22日(月)19時38分20秒

僕はアポロは実は月には行っていないというアフォな考えを支持している一人です。
スミソニアンも行ったな〜  

silica  月のひつじ 2002年07月21日(日)11時47分36秒

アポロ11号に乗って、はじめて人が月の地を踏んだのは、1969年の7月21日だったのですね。
当時、私は小学四年生(キャッ)で、夏休みに入ったばかりのことだったと思います。学校でも、先生、生徒ともに話題でした。

白黒の画像で、はじめの頃はいつ足を月面につけたのか、見えづらかったのですが、そのうちに楽しそうに月の上で跳ねている宇宙飛行士さんを見て、「わ〜本当に人が月の上にいる・・・!?」とドキドキときめきました。

「月のひつじ」という映画でそのときのわくわくをもう一度味わいました。
映画の原題は「The Dish」です。この映像を送ってくれたオーストラリアのパークス天文台のパラボラアンテナの姿はもう心に焼きつきました。映画は、広々とした素敵な景色、人と人との通じ合い、ユーモア、ハラハラドキドキなどを織り込んで、とてもあたたかくて、さわやかな余韻を残してくれました。

映画のセットには当時アポロ11号からのシグナルを実際に受信した機材も一部組み込まれているそうです。NASAから送られたそのオリジナル機材は持ち帰るにはコストがかかりすぎたため、残されていたのだそうです。

アポロ11号は帰還したときの海でポッチャンと浮かんでいた姿も私は印象に残っています。その機体をただ一度だけ訪れたアメリカのスミソニアン博物館で実際に見たときは、なんともいえないなつかしい嬉しさがありました。これだって、もう12年ほど前のことなのですけれども。

アポロ11号は、私の世代にとってもどこか特別です。
生まれてなかった世代の皆さん、おばちゃんの話でごめんね。


空桃  和光大学に行ってきました☆ 2002年07月20日(土)23時03分11秒

今日、寮さんが特別講師をしていらっしゃる和光大の「受校生ガイダンス」に行ってきました。
前日からスケジュールぎりぎりだったため、印刷しようと思っていた和光大までの地図も無しでいきなり道に迷い(駅から10分も歩いていないのに・・・・)、日射病になりかけたりしました。(ありがとう、道を教えてくれたコンビニのお姉さん!)
やっと辿りついた大学校内でも迷い(その合間に猫とじゃれ)、気さくな先生の方に道を聞き、講堂の隅っこで説明を聞きました。
やはりどの先生の話も面白く、数分ずつの話では物足りませんでした。
とても面白かったです!また行きます!!

川島由紀代  佐治先生の講演会 2002年07月18日(木)15時19分45秒
佐治晴夫講演会「星のかけら」/鴨沢祐仁サイト「XIE'S CLUB」 へのコメント

23日の講演会、私、行ってみようと思っています。
申し込みました☆

おじさん  Remember Ojisan? 2002年07月18日(木)04時06分35秒 http://www2.memenet.or.jp/ojisan
マダガスカルにはすべては少しずつ元の秩序に戻った へのコメント

もりもとおじさんです。夫婦で来ていた年寄りの中のひとりです。お酒を飲んだり
騒いだりしていました。マダガスカルはとっても楽しい旅行でした。ガイドさんも
すてきでした。日蝕も最高でした。

今年オーストラリアで日蝕があります。黒田さんと行くことにしています。マダガ
スカルのような楽しい旅、楽しいガイドさん、すばらしい日蝕になればいいな!

川島由紀代  あ♪ 2002年07月17日(水)12時55分35秒
お風呂用のご本 へのコメント

少し前の話題になってしまいますが・・・。

寮さんが、大人になって、おふとんの中でチョコレートを食べたことが
うれしかたったという気持ち、なんとなくわかります!
私も、お布団の中で食べ物を食べてはいけません、とか、ガムとか、
炭酸飲料、スナック菓子もあまり食べてはいけません!と、厳しく(?)
育てられた私は、大きくなって、お布団の中でこっそり、お菓子を食べたり、
お茶を飲んだり、できるようになったのがうれしかったです。
それと、ファーストフードや、ポテトチップスなども食べられるようになった
のもうれしかったなぁ。中学生か高校生くらいの頃かなぁ。でも、その頃から、
虫歯が急激に増え始めました・・・。


☆目玉おやじさま
目玉おやじさまは、フィラデルフィアに単身赴任されていたことがあるんですかぁ
なんかすごいですね。
あ、そういう、子ども向けのビニールでできたふかふかの本は、その頃はきっと
日本にはなかったでしょうが、今は、日本にもあるみたいです。ほんやさんでみた
ことがあります。プーさんがあったかどうか分からないけれど。大人向けの本でも
こういうのあればいいのになぁと思いました。でも、そんな前に、外国に行っている
パパからの贈り物でお風呂用のご本をお風呂で読めていたお嬢様方がうらやましい
です♪


マミ  マダガスカルにはすべては少しずつ元の秩序に戻った 2002年07月17日(水)05時43分19秒

 。「Midi Madagascar」という新聞のコンクールによると、ラバルマナナ大統領は
マダガスカルの2001年の人です。
 。ガソリンが手に入れると、タナの町には車がたくさん走って渋滞が戻ってきます。
 。車と人達はマダガスカルの表面に自由に移動ができるんです。
 。エアーマダガスカルの国内線はよく飛んでいます。
 。ゼネスト際に仕事を失う人たちのうち、多いのが再開しました。
 。7月から8月の終わりまで 試験シーズンです。
 。これから、マダガスカルに来たい人に心配はいらないです。もう大丈夫です。
  

寮美千子  メッセージ広告『父は空 母は大地』を読んでくださった方々へ 2002年07月16日(火)20時57分17秒 http://ryomichico.net

山田養蜂場のメッセージ広告で『父は空 母は大地』を読んでくださった方々、どうもありがとう。さきほど、山田養蜂場からお礼のメールを送っていただいたので、ここを覗いてくださる方もいらっしゃるかと思います。ここは、作家寮美千子が主催する掲示板。カフェで友だちと話すような気分で、気軽におしゃべりをしていってください。

山田養蜂場には、300通もの感想が寄せられたそうです。そんなにも多くの人が、シアトル首長の言葉に心を動かしてくれたのだと、ほんとうに心強く思いました。わたしにとってはもう7年も前の仕事になりますが、シアトル首長の言葉は、ほんとうに「星のように変わらない」。山のような問題を抱えた人類が二十一世紀を走りはじめたいま、150年前に発せられたシアトル首長の言葉は、さらに輝きを増していると感じます。

ここに寄ってくださったみなさんのために、わたしの詩をひとつ、贈らせてください。シアトル首長には遠く及びませんが、わたしなりに考えてみた、そんな詩です。

(遠い言葉)

なぜ 帰ったのだろう 海へ

遠い昔
わたしたちは ともに
陸を目指して 海を離れた
それなのに なぜ 海へ帰ったのだろう
オルカは

わたしたちは 陸のうえで
二本の足で 立ちあがり
自由になった手で 道具をつくった
道具は 力を生み
力は わたしを自由にした
武器をつくり
都市をつくり
空を飛び
海に潜り
数式を操り
わたしは 月にまでたどりつく
地上に 無数の小さな太陽を燃やし
莫大なエネルギーを取りだし
空の果てに
宇宙のはじまりを のぞきこんだ

けれども それで
ほんとうに わたしは 
自由になったのだろうか

オルカ
生まれ故郷の海を 目指した者たち
歌いながら 海を泳ぐ
星々の間を 泳ぐように
必要なだけ 食べ
海藻で 遊び
子どもたちを 育てる
この惑星の なにひとつ けがすことなく

オルカ
きみは なにを見ているのだろう
なにを感じ なにを思い
なにを歌っているのだろう
海で

遠い時間を隔てて
わたしたちは 再び出会った
まるで 異なる惑星で生まれ育ったように
わたしたちの言葉は 通じない

けれど わたしたちは  
遠い昔 陸を目指した兄弟だから
きっと いつか わかりあえる

そうしたら 教えておくれ
オルカ
きみは なぜ 海へ帰ったのかを
そんなにも美しく 自由なのか           Copyright by Ryo Michico

DORONKO  いいもんだなあ! 2002年07月16日(火)02時38分48秒
九州自転車ツアー へのコメント

旅する青年は素敵無類である。

オジサンには何やらウラヤマCが――。




寮美千子  島原の湧水とかんざらし 2002年07月15日(月)17時25分20秒 http://ryomichico.net
九州自転車ツアー へのコメント

うさぎ党の「脱自動車社会ススメ自転車計画」の調査もかねて、松永青年は九州単独自転車旅行中。下記は、その報告でした。

5〜6年前に、JASの仕事で島原を取材したことがありました。現地の音を録って、わたしが短い詩のような旅行印象記を書くという仕事だったのですが、怠け者のわたしはいつも下調べしなかった。コーディネーターにお任せで、身ひとつで飛行場直行でした。

そんなわけで、その時もガイドブックも見ないで島原入り。ところが、レンタカーで市内を走って風景をみているうちに、突然あることを思い出した。それは、何年も前、テレビで見た番組。十年くらい前のような気がする。湧水が湧く場所があって、その脇で、おばあさんが小さな白玉みたいなものを食べさせてくれる小さなお店をやっている。その番組を見たとき「ああ、あの湧水で冷やした白玉食べたい!」と強く念じたので、印象に残っていたのでしょう。

走っている目の前に見えるその風景を見て、わたしは突如、そのおばあさんの店のことを思い出したのでした。景色がわたしに思い出させた。そういえば、島原だといっていたような気もする。いや、きっとそうだ。車を降りて、近所の人にきくと「あ、かんざらしだね」といって、すぐに教えてくれました。

行くと、あった! 記憶の映像にぴったりの風景。おばあさんのお店は、湧水でつくった共同の水場の脇にありました。その水場がまたすばらしかった。こんな表示が出ていた。
洗場使用規則   湧水保存会
1 魚、食品、洗場
2 食器、食品、すすぎ場
3 食器、食品、洗場
4 洗濯場(おしめ、パンツ、靴、洗わないこと)
町内の宝です。図示番号のように使用し、みんなできれいにしましょう。
広場に石で仕切られた水場は、1から4に向かって水が流れるようにできている。きれいなものから、順に汚れたものへ、順番を決めて洗い物をする。

その日も、近所の人が集まって、野菜を洗ったり、洗濯をしたりしながら、井戸端会議をしていました。文字通りの井戸端会議。家事労働をしながら、それが単なる労働だけじゃなくて、おしゃべりの楽しさだったりする。

ああ、いいなあ。人の暮らしって、昔はこういうものだったんだよなあと、照りつける日射しの下、水口から流れ落ちる冷たくおいしい湧水を手に掬って飲みながら、思いました。

お店に入ると、おばあさんがいた。だいぶ昔におばあさんだったその人は、その時もやっぱりおばあさんだった。すっかり白髪で、その白髪も薄くなり刷毛で描いたよう。それをぴっちりとひっつめに結って、曲がった腰で、流しにもたれかかるように仕事をしていました。湧水が、おばあさんの店のなかに引き入れてあって、白と水色のタイルでできた流しを流れている。流しといっても、それも水場と同じく、いくつかに区切られていて、湧水にいちばん近いところに、笊にいれた「かんざらし」が入っていました。湧水からいちばん遠いところには、ラムネの瓶が冷やしてあった。おばあさんは、その笊から小さなガラスの器に「かんざらし」の真っ白な玉をいれ、蜜をかけて出してくれるのでした。

白玉に蜜をかけただけの素朴なものだけれど、島原の水がおいしかったせいか、冷たいのどごしがよかったせいか、暑い夏の日に、夢のようにおいしかった。

このおばあさん。ずっと前もおばあさんで、いまもおばあさんだから、このままずっとおばあさんで、魔法のようにいつまでもそこにいてくれたらいいのになあと、その時わたしは思ったのでした。

今回、松永青年を派遣したところ、水場は健在。でも、あのおばあさんは4年ほど前に亡くなって、継ぐ人もなく、店は閉められたそうです。ちょっとさみしいね。

「かんざらし」は、いまでは島原のいろんなところで食べられるらしい。でも、あのおばあさんの味がなつかしいなあと思ってしまうわたしでした。今日は暑いから、おやつに白玉でもつくろうかな。島原のおばあさんをしのんで、小さな小さな丸い白玉を。

http://www.fsinet.or.jp/‾kiss/mizu/ysk/f-kan.htm

松永洋介  九州自転車ツアー 2002年07月15日(月)16時02分10秒 http://www.ceres.dti.ne.jp/‾ysk/

松永@博多埠頭です。なぜこんなところに?

12日の金曜に飛行機で熊本入り。よくこんな火山だらけの上を飛ぶものだ。
飛行場で自転車を組み立てて、市内へむかう途中でパンク(泣)。教訓:替えのチューブは持っとけ!
九州東海大学でさうすウェーブの広瀬さんが『自転車とまちづくり』の渡辺先生へインタビューするのに同席。話の中身はまたいずれ。この日の走行距離44km。

13日土曜は熊本から高速フェリー(30ノットという高速ぶり)で島原へ渡った。普賢岳の火砕流の跡を見学。ここしばらく雲仙は二百年おきにズドンとやっているそうで、この前が「島原大変肥後迷惑」だったそうだ。二百年後にまた雲仙が噴火するとき、みんな二十世紀の大惨事をおぼえているだろうか。電子的記録は消滅、紙もボロボロになっててよくわかんなかったりして。
山を下りて島原の街へ。いいところ。おすすめ。なんでこんな火山のふもとの海のそばに、いい水がどんどん湧いているのか。
島原を出て諫早へ移動。昭和32年の大水害の後とりはずされた眼鏡橋(頑丈すぎて壊れなかったので流木がひっかかって水があふれて大惨事になったという)とかを見物。この日の走行距離89km。

きのう14日の日曜は諫早から走って、途中で諫早湾の干拓の堤防とか見た。
このあたりの国道沿いにはひたすら「かき焼き小屋」と称する店が並んでいる。海鮮バーベキュー・ハウスのようなものか。
佐賀まで行けたら行くつもりだったけど、疲れたので、「ガタリンピック」の鹿島(肥前鹿島)で自転車をしまって、白いかもめ号に乗って一路博多へ。一時間しかかからない。
翌朝の追い山を控えて山笠の熱気も最高潮の博多はそうとうすごい感じ。実際に走る山笠が各当番町内で出番を待っているのを片端から見物して回っていたら、あるところで、担ぎ方のレクチャーをしている場面に出会った。「かき縄」の使用法なんかを教わってる人、どっかで見たと思ったら、それは日比野克彦氏だった。知合いの伝手で参加することになったらしい。いいなあ。走行距離67km。

けさはいちばん最初の場面をテレビで見たあと、街へ。どんなに段取りを研究してきても、実際に見られるのはほんの一部。今年はここの場面を見るぞ、とか決めとかないといけないらしい。それにしても現場の熱気はすごかった。歓声でドドドドと地響きがする。いいなあ、こんなムチャな祭りがあって。15日早朝の追い山が終ったらだいたいおしまいらしい。
昼前からは海の中道を通って志賀島へ。教訓:つまんない道。素直に船で渡っとけ! 途中の博多湾の干潟の埋立て現場は見ませんでした。
志賀島一周。金印発見の地を見たけど、なんでこんなとこから金印が出てきたのか、ぜんぜん理解できない。
市営の渡し船で博多へ戻ってきました。ポケモンジェットが頭上を飛んでいくのが見えた。本日ここまでの走行距離49km。

とまあ、こんなことで博多にいるのでした。きょうはこのあと、ガメラの壊した福岡ドームでも見るか。ラドンの壊した岩田屋はきのう見たし。

接近中の台風7号は、来るには来るけど夜のうちにさっさと通り過ぎそうな予報。明日の飛行機にはあんまり影響ないか。
豆知識:羽田までの飛行機代は、佐賀空港や長崎空港から飛ぶよりも、福岡空港からのほうが移動の汽車賃を入れても安い。困ったもんだ。

自転車は初日にパンク修理してからは快調。日差しがすごくて、腕と膝が大変なことになっています。

寮美千子  草の海/白い馬 椎名誠作品 2002年07月15日(月)16時01分46秒 http://ryomichico.net
パルステラさま へのコメント

ぶろんさん、パルステラさん、ありがとう。ばたばたしていて、ぶろんさんの掲示板のせっかくのぶろんさんからのメッセージ、見逃していました。モンゴル大好きの椎名誠氏が、モンゴルと馬と少年の映画と本を出されていたんですね。映画の原作本は以下の二冊。

『スーホの白い馬』大塚勇三著(福音館書店1967)
『草の海 −モンゴル奥地への旅−』椎名誠著(集英社文庫1995)

映画と、そのメイキング本はこちら。

映画「白い馬」
本「ナラン―草の国の少年たち」椎名誠著(新潮文庫1995)

情報ありがとう。さっそくチェックしてみます。いつか「青いナムジル」も映画になったらいいなあ、などと夢想してしまうわたしでした。

パルステラ  月は素敵な反射光 2002年07月14日(日)23時42分09秒
パルステラさま へのコメント

七夕の日は、本当にごくろうさまでした。
また来年もさらに「美しく裏切って」下さい。期待しておりますよ。
来年こそ寮さんには絶対「短冊号」に乗り遅れないようにしてもらわなくては
いけません。

ところで、さっそくそちらのお庭を覗き見しました。
ほんと、これはまさにシンクロニシティです。嬉しいですね★
肝心の寮さんは、御覧になったのだろうか?

「月のかけら」、機会があったら見てみます。
「月の瞳」「ルナ」「ルナティック・・・・」月のタイトルのつく映画は
たいてい見たくなってしまいます。月は時々危なくて素敵。
映画のお好きなぶろんさま、そのうちそちらのお庭にもお邪魔させて下さいね。

(カフェ・ルナティックは妖しい?妖しくない?どっちかな。)

ぶろん  パルステラさま 2002年07月14日(日)19時40分34秒 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/cuumuu/cuu.html
映画「月のひつじ/The Dish」のこと/七夕の日に投稿するはずだった〜★ へのコメント

パルステラさま

大長老さまの掲示板に「美しき裏切り」のデザインって
書いてくださった次の日に 自分の掲示板に

寮さま
『白い馬』って映画、上映してません?
これって多分に「スーホーの白い馬」してると思われます
家畜の臭い、草の臭い、草原を渡る風、ナーダムの砂塵、馬頭琴老人の顔
 の映画です。

『月のひつじ』はどうですか?
キャッチコピーは
「ひとりでは決して叶わない大きな夢。宇宙への夢。羊も僕も一緒に夢見る」

1969年アポロ11号の月面歩行の映像を衛星放送で全世界に流した
オーストラリアの片田舎に起こったプロジェクトの実話にもとずく人間賛歌。
月面着陸の映像も使われると思われます

ひつじさんかわいい!

って書きました
余談ですが「月のかけら」って短編映画もあります
これは 宇宙へ行けなかった宇宙飛行士のことっとでも言うのでしょうか
なんかどっかがリンクしてるみたいで・・・
いえ ただそれだけなんですが。。  おじゃまいたしました。

寮美千子  佐治晴夫講演会「星のかけら」/鴨沢祐仁サイト「XIE'S CLUB」 2002年07月12日(金)17時15分48秒 http://ryomichico.net
マミさん登場にビックリ! へのコメント


黒田さん、お久しぶり。人間ドックで引っかかったとか。お体ご自愛ください。いつまでも「徹夜で酒が飲める天文学者」を誇っていてはダメよ。2009年の皆既日蝕もあるんだから、体鍛えておいてね。


星といえば……。7月23日、物理学者・佐治晴夫氏の講演会があります。場所は、小田急線伊勢原駅下車の伊勢原市立子ども科学館。ちょっと遠いけれど、絶対に行く価値あり!
planets0002.html#planets20020712164645


『星兎』のイラストの鴨沢祐仁氏のHPを発見! 愛犬ペロちゃんが1999年に亡くなっていたこと、ここではじめて知りました。ペロちゃん、天国「でも」しあわせに暮らすんだよ。鴨沢さんは、ペロちゃんをほんとうにかわいがっていたものなあ。ペロ亡きあとの鴨沢さんを心配してたけれど、最近は学校の講師もはじめたみたいで、元気そうでほっとしました。鴨沢祐仁氏のHPはこちら。
http://www.kamosawa.com/

黒田武彦  マミさん登場にビックリ! 2002年07月12日(金)12時25分36秒

人間ドックでひっかかり、あちこちの再検査で右往左往している黒田で
す。
マダガスカル日食では、寮さんも知っての通り、現地ガイドさんとして
ジョゼさんとマミさんのお世話になりました。おふたりとも日本語がじ
ょうずで、勉強熱心なことに驚きました。
マミさんは女性に人気で、いつも取り囲まれていましたからツアーの企
画者のぼくでも、余り話すチャンスはありませんでした。寮さんと今で
も連絡し合っているとはこれも驚きでした。
日食の観測サイトを選ぶ際に、最も気を使ったのは安全面でした。アフ
リカの皆既日食帯のなかで、最も安全だったのがマダガスカル。日食の
前年に下見に行った際も、そののどかな国情に、選んで良かったと思っ
たものでした。
そのマダガスカルがちょっと内戦状態になり、大統領も代わりましたが、
本当の平和の実現にみなさんが力を合わせて取り組もうとしている姿勢
がマミさんの文章から伝わってきました。マミさん、がんばってね。

なお、12月のオーストラリア日食、希望者が20名に達しました。予
定なさっている方は急いでどうぞ! 詳細は下記ウェブサイトにありま
す。Aコースはパークスに寄らない6日間コース、Bコースはパークス
天文台を見学する8日間コースです。下記URLは8日間コースのもの、
6日間コースは最後の/以下を00539.htmlとして開いて下さい。

 

http://www3.nta.co.jp/theme/course/world/00541.html

■一つ前のログ(No.0013)


管理者:Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
Powered by CGI_Board 0.70