物語の作法ホームページ(2001年度)
2001年度 和光大学表現学部 表現文化学科専門科目
金曜2時限(10:40〜12:10) B207教室
■必ずチェック!
「物語の作法」掲示板
「物語の作法」雑談板
和光大学表現学部 表現文化学科専門科目
ワークショップ形式の創作講座
最新情報は以下のページで確認してください。
- 科目
- 物語の作法
- 4単位(通年)
- 担当
- 寮美千子
- 日時
- 金曜2時限(10:40〜12:10)
- 場所
- B207教室
- 授業テーマ
- 物語には、決まった作法などない、というのが、わたしの持論です。それぞれが、表現したいものにいちばんふさわしい自分なりの方法を見つけることが大切。それが唯一の作法と言えるかもしれません。その方法を見つけるための実践的なワークショップです。
- 前期授業計画
- まず、自己紹介をしてもらいます。「自己紹介」をするためには、自分が自分をどのようなイメージで捉えているか、どんな物語を付与して自分という者を把握しているかを知らなくてはなりません。さまざまな「言葉による表現」を通じて、それを探っていきます。
- 後期授業計画
- すべての表現行為は、とどのつまり「自己表現=世界に対する自己紹介」ではないでしょうか。前期で探った、「それぞれのわたくし」にふさわしい表現方法を実際に使って創作を行い、「わたくし」をプレゼンテーションしてもらい、互いに合評していきます。
- 教科書
- なし
- 参考文献
- 『星兎』1999、『ノスタルギガンテス』1993、『小惑星美術館』1990(以上、寮美千子著/パロル舎)
- 履修条件/成績評価の基準
- 「言葉による表現」をしたい人。膨大な課題が出ます。全課題を提出すること。次にその内容が評価の基準になります。ワープロ必須。
「物語の作法」の課題の提出は、基本的に掲示板でおこなってもらうことになりました。メールでは、私信のみ受け付けます。
- メール整理の都合上、件名を「和光/自分の名前/任意の件名」としてください。
- 宛先はmail@ryomichico.net。
「物語の作法」の掲示板ができました。
以後、授業のお知らせなど、この掲示板でしますので、必ずチェックしてください。
また、今後は課題も掲示板へ提出してもらいます。質問、お互いの作品に対する感想・評論なども、掲示板で公開したいと思います。
私信のみ、寮美千子へメールしてください。
⇒「物語の作法」掲示板
第十一句の選句。
第十一句候補のリストから、よいと思う句を3句選ぶ。
- 10月13日 「物語の作法」掲示板と電子メールで告知
- 10月17日までに電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(12)」とすること)
第十句の選句。
第十句候補のリストから、よいと思う句を3句選ぶ。
- 10月8日 「物語の作法」掲示板で告知
- 10月11日18:00までに電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(11)」とすること)
第十句の作句。
七七で2句か3句つくる。
第九句までの流れは「物語の作法」掲示板の書き込みを参照してください。
- 10月2日 「物語の作法」掲示板で告知
- 10月4日正午までに電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(10)」とすること)
第九句の選句。
第九句候補のリストから、よいと思う句を3句選ぶ。
第九句の作句。
五七五で2句か3句つくる。
第八句までの流れは「物語の作法」掲示板の書き込みを参照してください。
- 8月20日 「物語の作法」掲示板で告知
- 9月10日までに電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(8)」とすること)
第八句の選句。
第八句候補のリストから、よいと思う句を3句選ぶ。(授業時に配った紙では29番から31番の句が欠けていたので注意。)
- 7月6日 第11回授業で告知
- 7月9日(月曜)いっぱいまでに、選んだ3句(と番号)、どうしてその句がよいと思ったかを必ず書いて電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(7)」とすること)
第八句の作句。
七七で2句か3句つくる。
第七句までの流れは「物語の作法」掲示板の書き込みを参照してください。
- 6月29日 相模大野「ラシエット」での課外授業で告知
- 7月5日までに電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(6)」とすること)
6月29日の課外授業で、課題3(5)で募集した第五句の選句と、第六句・第七句の作句と選句を行いました。
⇒課外授業の様子(「物語の作法」掲示板)
新美南吉童話賞に応募する作品を書く。
400字詰め原稿用紙換算で7枚以内。
- 6月15日 第8回授業で告知
- とりあえず6月28日の昼までに「物語の作法」掲示板に提出(題名を「課題4(1)」とすること)
第五句の作句。
第四句に続く第五句(五七五)を2句か3句つくる。
- 6月15日 第8回授業で告知
- 第四句は6月18日(月曜)に決定して、「物語の作法」掲示板で発表される
- 6月28日の昼までに電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(5)」とすること)
第四句の選句。
第四句候補のリストから、よいと思う句(第四句にふさわしい句)を3句選ぶ。
- 6月15日 第8回授業で告知
- 6月17日(日曜)いっぱいまでに、選んだ3句(と番号)、どうしてその句がよいと思ったかを必ず書いて電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(4)」とすること)
第四句の作句。
決定された第三句(碧い空街角ノイズ耳塞ぐ)に続く第四句(七七)を2句か3句つくる。
- 6月11日 「物語の作法」掲示板で告知
- 6月14日夜10時までに電子メールで提出
第三句の選句。
提出された第三句のリストから、よいと思う句(第三句にふさわしい句)を3句選ぶ。
- 6月8日 第7回授業で告知
- 選んだ3句(と番号)、どうしてその句がよいと思ったかを必ず書いて、6月10日(日曜)いっぱいまでに電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3(2)」とすること)
連句の付け句をする。
- 水草の巻
- 水草生う水の深きを悲しまず 四方田犬彦
- ただひたすらにのぼりゆく泡 寮美千子
第三句を「五・七・五」で、最低二句、可能ならば三句つくる。
詳細は「物語の作法」掲示板での説明を読んでください。
- 6月1日 第6回授業で告知
- 書いた作品は6月7日(次回授業前日)までに電子メールで提出(件名を「和光/自分の名前/課題3」とすること)
掲示板でなくメールで提出するのは、作者名を伏せた状態で選句をするため。
⇒連句特別講義のレジュメ
「おひさま大賞」に応募する童話の決定稿を仕上げる。
⇒課題2の詳細
▼講義の進め方
課題の提出、提出された作品に関する議論、授業に関するお知らせは、基本的にWEB上の「物語の作法」掲示板で行います。授業の前日には、必ず掲示板をチェックしてください。掲示板で議論されたことを前提に、金曜日2限の授業を進めます。
⇒「物語の作法」掲示板
⇒「物語の作法」雑談板(設置の経緯 2 Oct. 2001)
▼掲示板の使い方
作品へのコメントの書き方
- ひとつの記事の中で、複数の作品についてコメントすると、整理ができなくなるので、それぞれ分けて、別々に投稿してください。
- 掲示板に投稿された作品にコメントするときは、必ず、各記事の最後にあるリンク(⇒この記事に応答する)をクリックしてください。
- HTML文書として掲載されている作品にコメントするときは、入力フォームの最後にある入力欄(応答先の記事のURL)に、その作品のURLを入力してください。
例「http://ryomichico.net/wako/pttp/assign2/touzyou1.html」
タイトルの付け方
- 後で検索が簡単にできるように、タイトルを決まった様式で書いてください。
- どの投稿にも、タイトルは必ずつけること。無題はだめ。
- 課題を提出するとき
- 例「課題1(1)」
括弧の中は、その課題のなかで提出した作品の番号です。
同じ作品を書き直した場合でも、順番に番号をふってください。
- 提出された課題にコメントするとき
- 例「東條慎生 課題1(1)」
このように、「作者名 課題番号(作品番号)」をタイトルにしてください。
コメントしたい作品のタイトル行をコピー&ペーストすると、簡単に、間違いなくできます。
- それ以外の場合
- いくつかの作品を関連づけて論じたいとき、また、授業全般についての話題、文学談義などは、自由なタイトルをつけて投稿してください。
掲示板を活用して、活発な議論をしましょう!
授業内容と関係のない話題は、寮美千子の掲示板Cafe Lunatiqueを利用してください。
「童話」の課題制作、進んでいるでしょうか?どこにヒントを求めたらいいのか、どう書いたらいいのか、頭を悩ませている人も多いかと思います。そんなときはこちらをご参照ください。
⇒馬渕公介「童話創作講座」
馬渕公介氏は、35歳にして突如、物書きを目指して書き始めたノンフィクションライター。雑誌「サライ」などを舞台に旅のノンフィクションものを多く書いていらっしゃいましたが、50歳の頃、またしても突如として童話をかきはじめました。童話処女作「ぶらぶらばあさん」は雑誌「おひさま」に連載された後、絵本として出版され、今日でも童話ギョーカイの常識をぶち破る名作として燦然と輝いています。
その馬渕公介氏も「童話創作講座」の冒頭に、こんなことを書いています。
童話雑誌の編集長と〈創作の秘密〉について話したことがある。
「作品は、作家の才能だけでは生まれないんですよマブチさん。才能を追い込む締め切りがあってこそ、作品は生まれる」
そんなわけで、締め切りは創作の母! みんな、頑張ろう! 画期的な作品があらわれることを、楽しみにしています。
小学館の童話雑誌『おひさま』で募集している「おひさま大賞」に応募する童話を書く。
第7回「おひさま大賞」応募要項(抜粋)
- 幼児および小学校低学年向けの日本語の作品であること
- 400字詰め原稿用紙8枚以内(ワープロ原稿も20字詰めで表記すること)
- 締め切り 2001年5月15日
- 賞金 大賞1名=100万円 優秀賞数名=30万円 佳作数名=5万円
- 雑誌についている「おひさま大賞応募券」を必ず添付のこと
- 4月27日 第2回授業で告知
- 書いた作品は次回授業の前日(5月10日)の午前中までに電子メールで提出
⇒課題2の詳細
- どのようなジャンルの作品を書きたいと思っているのか。または書いているのか。
- この授業で何を学びたいか。
- どのような作品あるいは作家が好きか。作品3作 作家3人を挙げよ。ジャンルは問わない。
- 上記の作品のうち一点を挙げ、その作品のどのような点がよいのか、なぜ魅力的であるのかを400字以内で書くこと。その文章を読んだ人が、その作品に接してみたくなるような文章で!
- 4月20日 第1回授業で配付
- 回答は配付した用紙に記入、または電子メールで次回授業(4月27日)までに提出
⇒課題1の詳細