■物語の作法ホームページへ ▼「物語の作法」掲示板へ ▼Cafe Lunatiqueへ
⇒使い方(20 May. 2001) ⇒このログの目次/スレッド毎の目次 ⇒ログ一覧/検索 ⇒新規投稿
久我真紗子 越智美帆子1A/「ケーキボックス」への感想
2002年05月16日(木)00時21分04秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
最初の1段落の昔の説明はいらないような気がします。あそこを抜かして文にはいってもそうおかしくないし、あえて説明すると口説くなると思います。全体に甘くて白いイメージがあってもしケーキボックスの中に住んだらこんなかんじだろーなって思いました。それが、精神病院だったっていうのはすごくキレイな世界でいいと思うんですが、最後がなんかまとまりすぎているなぁとも思いました。せっかく、ケーキ、白、飴細工という甘ったるい題材があって、あの子も自分がどこにいるのか分からないんだから、もっと甘ったるくなんてことなく終わった方がいいんじゃないかと。でも、一貫して白い世界がさわやかだなぁーと思いました。
久我真紗子 東條慎生1A/「交差点〜」への感想
2002年05月15日(水)23時51分05秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
東條さんって大友克洋とか押井守好きそうですね。読点が少ないやたら長い文章ですが、無駄な描写は一切無くて、すんなり想像できました。自分の想像した事を忠実に文章にして、かつもったいぶって無いのはすごいですね。あとおもしろいですね。妻と箱男が四分割して忍者と竹馬男になったとことか、「元、平凡なサラリーマンであるところの棒はよく働き、よく燃え、燃え尽きた。」ってとこは笑ったなー。こういう不気味戦闘攻撃ものってアニメーションでよく見るので、これを文章にしたらどうなるかなぁと思ってたんですよ。「AKIRA」の鉄雄覚醒シーンを文章にしたらどうなるか、とか。同時に迫力の面では、色、音、動きのあるアニメーションには敵わないのではないかと。しかし、例えば「箱男は、竹、木、目、それと男に分割されたため、仕方なく目玉付き竹馬に乗り、長足ストロークのダッシュで分割セダンの脇を駆け抜けた。」なんていうのは、到底映像に出来ないわけで、それどころかよく分からないし。男って・・・。こういう想像を掻き立てるのが映像が文章に敵わないところではないかと、あらためて思いましたね。細かい実写と曖昧な表現のバランスが良いと思いました。しかし!できるならば迫力の面でも勝ってほしい。ところで、東條さんはアニメでこうゆうの好きですかね?パトレイバーとか。全然見ないのに、これ書いてんならなんかすごい。
水落麻理 石黒美穂1A
2002年05月15日(水)23時45分46秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
共感できる所もあったし、何が言いたいのかいまいちわからないというところもありました。どんな心情を書いたのか解説してほしいです。それがわかったらもっと入り込めるんじゃないかなあと思いました
イシグロミホ 東條慎生1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」への感想 (追記
2002年05月15日(水)23時36分31秒
▽東條慎生1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」への感想 への応答
「焦るセダン、片手で運転する箱男、寝る妻。熟睡する妻。熟睡すると見せかけてダッシュボードからロケット花火を取り出し着火。」
とか かなり笑わせていただきました(*ノノ
水落麻理 越智美穂子1A
2002年05月15日(水)23時34分37秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
白い箱の中に入れられて本当はいやがっちゃいそうだし、暗い感じに話が進んでいくのかと思ったら、それを受け止めて居心地のよさを感じてるのが、なんか良いなあと思いました。私は好感持てました。「部屋の壁に真っ赤な花を咲かせたこと。」というところがなんとなく好きです。
イシグロミホ 東條慎生1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」への感想
2002年05月15日(水)23時26分41秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
作品よませていただきましたw
まずは ありがとうございます(挨拶
感想 かかせていただきますね
最初 〜で、〜で、〜で というくり返しが多かったのと
つまりは そのせいで 一段落が毎回長いなっと感じて
ちょっぴり読みづらいかな とおもいました
って どなたかも そういわれていましたね(w
でも かっこいいという感はきえませんでした
最近言葉つかってないなー と思う私には
単語すげーとしか 言えない気がする★ミ 故に私には難しい文章なんですが・・・
前後の文章があったら もっと広がっていいのかも
これでいいのか もっとあったらいいのか・・・ ってところが
ベストなのかもしれないけど!(><;
あ 気になったのですが 箱男って・・・ 車にのってるから
箱男なのでしょうか???(馬鹿な質問かも
水落麻理 東條慎生1A
2002年05月15日(水)23時20分38秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
課題提出日を今日だと思ってしまい、一日遅れになってしまいました。ごめんなさい。
東條君の作品はところどころ読み取りにくいところがありました。わたしが読み取るのが下手と言うこともあるのかもしれませんが・・・
具体的にあげると、「レッドシフトとブルーシフトのせいでとりあえず赤と青がクリスチャン・ドップラー氏の元へ飛んでいってしまったので脱落」や「熟睡するとみせかけてダッシュボードからロケット花火を取り出し着火」のところなどで、展開が急で読みにくくなってしまいました。でも、私の書く物や読むものとは雰囲気がちがうので新鮮でした。
滝 夏海 石黒美穂1A/感想
2002年05月15日(水)18時52分42秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
言いたいことはなんとなく伝わってくるし、柔らかくて良いなとも思うのですが。どこか気持ち悪さが残ります。
「とろい」という言葉や、最後の一行が今までの空気を壊しているような感じがするからなのかもしれません。一節の中で現在過去未来が分かり難いところがあるからかもしれません。
自分の中の違和感、なんでしょうけど。
滝 夏海 越智美帆子1A/感想
2002年05月15日(水)18時41分08秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
発想や世界観は好きなのですが、所々ひっかかります。
1つは白衣を着た男の台詞、この言葉の出た経緯が分かりません。主人公の思い出せない過去に対してなのか、症状から言っているだけなのか、今一掴めません。またこの短い台詞の中に「華奢」「脆い」「繊細」と同じイメージの言葉を重ねすぎているように思いました。主人公がこの台詞をちゃんと聞いていないのならば、全文書かずに切ってみたりぼかしてみたりする方法もあるかと。
あと気になったのは、色の使い方です。「白い壁」「白いベッド」など「白」を強調していながら「食後の薬」は「色とりどり」。閉じた世界を描きたいのなら白一色、カラフルに狂った世界にしたいのならばもっと極彩色に、と徹底的にやった方が世界が纏まるのではないでしょうか。
滝 夏海 東条慎生1A/
2002年05月15日(水)18時20分06秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
東条さんの作品は去年の物を1つだけ掲示版で読みましたが、言葉や発想がやはりすごいな、と思いました。
今回の作品はスピード感があり、所々で思わず「くす」と笑ってしまう面白さもあるのですが、逆に一気に読めてしまう分、物足りなさも感じました。それでいいのかもしれませんが。例えば映像ならただ落ちているだけのシーンや飛んでるだけのシーンを数秒延ばすように、ラスト直前に溜めとなる部分を入れてみるのはどうでしょうか。
東條慎生 石黒美穂1A/感想
2002年05月15日(水)15時43分07秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
詩はよく分からないのですが、雰囲気の良い詩だと思います。
故郷への思いを、箱庭という風に捉えて、そこから脱すべき新しい土地を
求めるのだという決意があるように思います。
東條慎生 越智美帆子1A/感想
2002年05月15日(水)15時36分08秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
すいません、提出遅れました。
自分の中へ落ち込んでいく狂気なのだけれど、外から見るのではなく狂っている自身から見れば、至福に他ならないという点はアイロニカルでいいと思います。狂気がことごとく治癒すべき
病であるという点への諷刺とも言えるかも知れません。
気になる点が幾つかありますが、一つは、唯一の他人の発言である医者の台詞ですが、文脈がどういうものであるのかよく分かりません。狂った後に言ったのであれば無神経に過ぎ、そうでなければ前後の文脈からして入るはずがないので、何か浮き上がった印象を抱きます。
一つ、最後にケーキボックスと部屋という二つの「箱」が結びつけられるところで(これ自体は面白いのですが)、述べられているイメージが個々に矛盾している様に思えるのです。
箱の中には誰もいないと言ったかと思うとすぐ後に私だけの箱という風に、通して見るといくらかすっきりしないイメージが散在している様に感じられるのです。
越智美帆子 石黒美穂1A/感想
2002年05月15日(水)15時34分09秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
ちょっとした現実逃避の話だと感じました。けれどラストに向かい、「僕」が少しの妥協を携えて前に進む決意を緩やかに固める場面は、現実を見る覚悟をしたように思いました。
文体がとても優しくて、読んでいて心地良かったです。
越智美帆子 東条慎生1A/ただただ圧倒されました。
2002年05月15日(水)14時49分12秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
普段何気なく通りすぎる交差点を舞台にするなんて、すごいなぁと思いました。勢いがあって、マイペースな私の頭は何回も読まないとついていけませんでした。
最初と打って変わって、ラストのマイホームの場面がやっと落ち着いたと思いきや、溶骨症の少女の登場でやられた!と思いました。
斎藤多佳子 越智美帆子1A/またまた勝手なこと言ってますが
2002年05月15日(水)12時16分54秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
ケーキボックスと精神病院(だと勝手に思ってる)に詰め込まれた自分を重ねた表現はお見事だと思いました。多分自分なら似たような閉じた世界の話を書いてもこの発想はできなかったはずです。尊敬。
ただ白衣の男のセリフ前半部分の「あなたの精神は元々脆く作られている」というのが本当に個人的ですけどとっても違和感を感じました。後半は好きなのですが。
小川原 君依 越智 美帆子さん「ケーキボックス」二重
2002年05月15日(水)11時51分02秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
面白く読ませていただきました。
主人公は自分自身の殻に閉じこもっている。殻って言っても、彼女は自分自身のことに気づいているけれど気づかないフリをしている。外の世界と一切接触が立たれている世界、それは一切接触を断っているのではなくて自分に快いものだけ、または自分にとって快くなるように世界を作り変えている少女が見えました。ああ、そうか。と思わせていただけました。箱という狭い世界で女の子はまた想像しているのじゃないかと思いました。
最初の文の「小さく凝縮されたなにかが」=彼女の世界 だとしたら、うちに閉じこもった彼女は希望をもち、そのまっただなかにいるのかと思いました。女の子は外の世界よりも内面の想像に期待を寄せているのかな、とか感じました。個人的には、それを外で生かすような女の子を描いてほしいような気がしました。
小川原 君依 東條慎生 「交差点(クロス・ポイント)」への感想
2002年05月15日(水)11時27分48秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
読んでただただ圧倒されました。文字の情報量の多さがスピード感をだしていて、
頭が追いついていけませんでした。
すごい。
何で戦っているんだろう…とも最初思ったのですが、ぜんぜんそんなのは必要が
ないんだなぁと思いました。むしろ入れたら面白くないのかな、って。
理解力が足りなかっただけだったらすいません…
麻生 摂子 東條慎生 1A「交差点〜」の感想
2002年05月15日(水)01時05分50秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
読んだ第一印象「すごい」でした。私には書けませんよ、こんな作風は。
全部読むのはとても辛かったのですが、怒涛のごとくイメージが襲い掛かってくる感じがしました。
作品に対して感想を書かなくちゃいけないのに、なんか圧倒されて…ごめんなさい。
これで終ります。
中里友香 越智美帆子1A/「読んだ!(おもった)」
2002年05月15日(水)00時52分33秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
これは作品自体というよりも作者の世界観への意見となるかもしれませんが、
「誰も侵すことの出来ない自分およびそれを尊守する空間」をうち立てた主人公を描こうとするには、「彼女」はとぼけたふりして実は知りすぎていると思うのです。誰も理解できない自分だけの世界があるとしても、主人公が自らの居る場所と他者の視線を「あら、よくわかってんじゃん」と感じさせる描写があったもので。(白衣の男の台詞、『白い部屋』に連れてこられた理由を推測できていること)。その主人公の(無意識における?)自覚は浮き彫りにならないのでしょうか。その自覚の存在を読み手に感じさせながら進行しているので、主人公の自己陶酔の世界が展開されている気がします。
渡邊 愛 越智美帆子1A/感想なのです。
2002年05月15日(水)00時01分12秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
この作品は、いやはやなんというか。私が書いたことの無い世界で、なんとも凄いなぁと思ったのを覚えてますねぇ。
ケーキボックスから雰囲気が病院(?)っぽくなるところが凄いと。
病院というよりも私はなんと言うか夢のような精神世界のようにも感じました。1つの部屋の中で明るいけれど静かで無機質な感じが読んでいて感じた感想です。
文章でそこまでピンとした空気を感じている自分がいて、まぁまぁビックリでした。
中里友香 東條慎生1A/「読んだ!(でっちあげた)」
2002年05月14日(火)23時50分35秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
これは私の、私と描くもののタイプがちがう作品と向き合うときのやり方なんですけど、まず活字を追っていって、頭に入っていかないなら、私の頭の中で物語たちが「映像として」展開していくまで、じっくりゆっくり読むんです。
『交差点〜』にもそれを使いました。まあこのやり方だと字面以上のものは見えてこないのですが、それにしても律儀に描かれていて、(擬音語・擬態語を使っていないのに)映像化しやすかった。でっちあげたのはアニメーションと漫画と実写ごちゃまぜのPVです。BGMは「疾走感あふるる」かっこいいやつ(情けない、なんていえばいいのかわからない)。私が他者の作品を噛み砕く際に用いる荒技なので、その映像は作品自体とはまったくの別物になっているでありましょうが、無理矢理頭にねじこむにしては親切でていねいな流れと描写だなと思いました。
奥野美和 越智美帆子1A/感想
2002年05月14日(火)23時38分32秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
箱。マイルーム。閉ざされた部屋。
雰囲気が、とても伝わりました。
私には、書けないものです。
真心ブラザーズの曲で
「RELAX OPEN ENJOY」
という曲があって、高校の時、
わたしのテーマソングはこれだ!
と思いました。
前向きでも、
後ろ向きでも、
歩いていたい。
わたし、人見知りして、
暗いというか、すごくナイーブだと思っていたけど、
なんだか、そんなことないみたい。
おしゃべりが大好きで、明るいわ、わたし!なんて思うのです。
最近。
そう思うわたしなので、
作者と登場人物とを混同させてしまっていて
申し訳無いのですが、
私には、もう書けないなあ
と思うのです。
越智さんの思いが入っていて良いと思います。
そういえば、この間。「東京座」を、たまたま読みました。
やまだないとさんですよね?
曽我部が出ていて、なんか、不思議でした。
奥野美和 東條 慎生 1A/感想
2002年05月14日(火)23時20分51秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
東條くんの作品を読むと、いつもこの人の頭の中は、
どうなっているんだろう?と思う。
この前、ウォークマンをしてる東條くんに、
「何聴いてるの?」ときいたら、
「七尾旅人」と言われて、ああ、と思った。
その前はキリンジだったと思う。
東條くんが、よっぱらうとどうなるんだろう。
テンションが上がるとどうなるんだろう。
平熱は何度くらいなんだろう。
東條くんの作品は、ひとりで集中しないと読めない。
渡邊 愛 東條慎生1A/支離滅裂な感想に・・・
2002年05月14日(火)23時19分27秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
思えば、最初に拝見させていただいた作品ではなかったでしたでしょうか。
楽しく拝見させていただきましたぁ。
読んでの感想は、そーですねぇ。
最初に感じたことは、映像が頭の中に浮かんできて凄いなぁと思ったことですかね。でも、なんとなくそれがリアルな世界な様で、どことなく現実味に欠ける・・・。とても、不思議な世界でしたねぇ。最後の「おち」がまた私にとってそれを強めていました。
しかし、お世辞ではなく、あンな風に言葉が出てくるのが凄いと素直に感じてしまいました。過去にスピード感溢れるものを書いてみようと思い挫折した人間ですので・・・。^^;
支離滅裂な文章でまとまっていなくてすいません。以上で感想終了ですっ!
奥野美和 石黒美穂1A/感想
2002年05月14日(火)23時13分31秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
短い文章は難しい。人に伝えるのは難しい。読み手のイマジネーションだけに
頼ってしまう、もしくは自分の気持ちだけでいっぱいになってしまう、
私にもよくあることです。
以前、授業で、先生が「フリーハンド、安全な場所での自由」について
おっしゃっていました。
わたしは、その言葉にショックをうけて、いろいろ考えました。
言葉を生み出すと言うことは、どういう行為なのでしょう?
自分の中での完結。
読み手の持ちかえることのできる気持ち。
やはり、読むことから言葉は始まるような気がします。
「箱庭を歌う」
ゆっくり読みました。ちょっぴりハテナマークが浮かぶ部分もありましたが、
「とろい」という言葉が、なんだか気になりました。
とろい、とろい、とろい。
私も、なにか、また書いてみようと思います。
伊藤麻恵 越智 美帆子1A/殴ってもらってかまわない
2002年05月14日(火)14時39分03秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
第一印象。
引きこもりの話…?現実逃避願望の人の話?
ケーキボックスって言うのがかわいらしーなーと思ったのですが、「あまあま」な話でなくて良かった…。と思いきや、最終的には甘ったるくなっててかなりいいです。
おもしろーい。
と、いうのも、自分のなかにこういう発想がないので。
白衣の男って言うのがひっかかったり。なぜ?
そこだけ読んで、わたしとしては精神病院って感じがした。
このお話の子はどんな精神状態にいたのでしょう。やっぱ、引きこもりっチ?
パッパラパー?ジャンキー…ではないよな。
伊藤麻恵 石黒美穂1A/感想です
2002年05月14日(火)14時22分02秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
決して悪くはないと思うんです。
でもこう、もうちょっと胸にひっかかるものがあったらいいかな、と思いました。
これは思い付いたのをパッと書き留めていったのかな?それとも苦労なされたのかな?
詞って、たしかにインスピレーションも大切だけど、それだけでは足りないですよねー。…なんて偉そうなこといってますね。
ゆあーん。
伊藤麻恵 東條慎生1A/ふと思ったのだけれど
2002年05月14日(火)14時04分43秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
東條さんお初です。
なので、作品を読むのもお初。
べつにわたしはおいてけぼり感は感じなかった。
なんかゲラゲラと笑ってしまいました。おかしいからでなく、なんか笑いがこう、こみあげてきちゃったのよね。
あと、ふと思ったのは、これ書いてる時の東條さん、一体どんなテンションなのかしら?余計なお世話かも知れませんが、ちょっと興味あるな〜。
斎藤多佳子 石黒美穂1A/かなり勝手なこと言ってますが・・・
2002年05月14日(火)12時09分32秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
旅立ちの寸前という印象を私は受けました。
帰りたいけど前に進まなくちゃ、みたいな感じです。
私は完全に一人暮らしというわけでもないのですがやはり故郷を離れているのでなんとなく肌感覚的なもので好感を持てました。
ただ
「ここでないもっと大切な場所もある
ありがとうを言おう 僕の土
待っていてくれるだろ? まだ僕を」
と言っているのに その後すぐに
「帰りたい 帰りたい 僕だけの土
(中略)
また一歩遠くなるよ 僕だけの土」
と言ってしまっているので矛盾・・・というかどちらの感情も強すぎて葛藤の描写に見えなくなってしまったのではないでしょうか?
山口文女 東條 慎生 1A/「交差点(かっこよくいえばクロスポイント)」の感想
2002年05月14日(火)10時08分15秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
東條くんの作品には、スピード感をとても感じます。
作品の中の世界が、わたしにはアニメーションとなって頭の中に浮かびました。うーん・・・難
しい!!とにかく圧倒されました。
独特の世界が創れる想像力が羨ましくなってしまいました。子どもの頃は、もっと想像の世界は
豊かに拡がり、その世界はもっと明確だった気がします。日常の世界とは別に、もう一つ特別な
世界を持っていて。でも、年を重ねるごとにその世界は狭く薄くなっていくのを感じます。小学
生や幼児の絵や作文に感じる嫉妬と焦燥感の混ざった複雑な気持ちを東條くんの作品を読んで感
じました。うまくまとめられません・・・ごめんなさい。
多田草太朗 石黒美穂1A/言いたい事はわかるけど
2002年05月14日(火)10時03分58秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
言いたい事はわかるんですけど、美しくはなかったです。
ノスタルジーな雰囲気もないし、土臭さも感じない。
なんか「哀しく・切なく」ないんですよ。
中原中也なんかがこういった作品じゃ素晴らしいのを残してると思う。王道ですけど、僕は彼が好き。
多田草太朗 越智美帆子1A/エエーー?
2002年05月14日(火)09時49分58秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
これは僕の趣味の問題なのかもしれないが、僕はこの作品好きじゃないです。
例えば、「あなたの精神は華奢な飴細工のようにとても脆い。元々そうつくられているのです。だからとても繊細だ。しかし人の痛みもよくわかってあげられているはずです。」のところ。格好良く書きすぎて格好悪い。嫌な感じもうける。しかもこれを他人に言わせてるのが、むかつく。なんだか卑怯な感じさえもする。それに余りにこういった言葉は大量生産されすぎて、逆に個性を殺している気もする。他の言い回しもあったのでは?
次に、イメージの矛盾を指摘します。
「ケーキボックス=部屋」の世界は自分だけの閉じられた世界のはずなのに、この部屋では風が吹いている。「風通りがよくてとても気持ちがよい」と。ケーキボックスって僕のイメージじゃ完全に閉じられていて「気持ちのいい風」なんて吹かないと思う。風が吹いていたら、ただの部屋であって「閉じられた世界・自分だけの世界」じゃないと思う。静止の部屋を書きたかったったと思うのですが、これじゃあこの部屋は動いてしまっている。
多田草太朗 東條慎生1A/ドライブ→ドライブ
2002年05月14日(火)09時21分24秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
この東條さんの作品はまるでブルトンの自動筆記のような感覚。
あるいはキャバレーヴォルテルにおいてのダダイズムといってもいいかもしれない作品。
もちろん確信的にこういったスタイルをとっていると思う。言葉の動き方、流れ方、選び方は「ぷっ」と噴出してしまうような(いい意味で)使い方でなかなか面白いのですが、イメージがあまりに流れすぎ一行前の言葉などまるでこちらは忘れてしまう気がする。そういうスタイルなのかもしれないけど、読み終わったあとに「あれれ?なんだったっけ?」となってしまいます。つまり瞬間瞬間な細切れの文という感覚です。その分、文章のドライブ感には優れているんですが。
古内旭 石黒美穂 1A「箱庭を〜」への感想
2002年05月14日(火)03時45分42秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
詩はほとんど読んだことがないので、文の書き方に関してはまったくもって何も言うことができません。こういう形で書けるのは素晴らしい、とただ思います。よって、その話(?)の内容に関して少し感想を書きたいと思います。
当然、最後のもっとも重要な部分、何という言葉なのか、が書かれていないのでその他の部分から意味を読み取っていかなければいけません。果たしてこれはハッピーな方向性のものなのか、それともアンハッピーな方向性のものなのか。その辺から考えたくなります。僕は幽霊が好きなので(!)、つい「これは幽霊による独白だ!」なんて考えてしまったりします。最後のセリフはなんて言うんでしょうか…?教えてください(そうするわけにはいかないのが常ですが)。
古内旭 越智美帆子
2002年05月14日(火)03時31分10秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
とても面白く読ませてもらいました。
箱=自分の部屋=自分の世界=殻というような捉え方に、いくつかのひねり(ねじの回転)を加えています。語り手が精神病であることをオチとせず、飴細工で真っ白な部屋が満たされていく。とても印象的でした。最後には部屋にとどまる決断をするという点で、悲劇的ともいえますが、それを語り手による主観的なハッピーエンドと捉えるのがやはりよいのでしょう。
古内旭 東條慎生 1A「交差点〜」への感想
2002年05月14日(火)03時16分35秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
芸術(的な)作品にはそれぞれの世界観があって、必ずしもそれが他者に受け入れられるとは限らない。ある者は好きだと言うし、ある者は嫌いだと言う。しかし、それが文学的価値をはかる1つ指標になるかというとそうでもないわけである。
さて、「交差点〜」の感想です。
何かの事故によって(パソコン上のトラブルか何かで)、冒頭部分が切れたのか、それともあえて途中から文を書いたのかは分かりません。けれど、突然途中から始まるのも面白いと思います。「第三弾」が省略されているのも、冒頭が語られていないのも、ある話の一部分を適当に(ある種の偶然性をもって)抜き出したという感じがします。文そのものは句点、あるいは句点さえなしに続けられるので一見読みにくいのですが、あえてそういう書き方をしている。あえて、読み手にイメージを沸かせようという正確なメタファーを用いず、長めのよく分からないけれど面白い比喩表現を使うところも好きです。二字ないし四時熟語の多用もそう。
また、主人公にはそれらしき固有名詞(あるいはその形そのもの)が欠落しているのに(信号機の名がないのは暗喩的ですが)、妙にドップラーとかマクロスとかプリウスの名が出てきますね。
そして、鮮やかかつすっきりとしたオチがついていて見事だと思いました。
山口文女 石黒 美穂 1A/庭の思い出
2002年05月14日(火)00時04分49秒
▼掲示板:1A 「箱庭を歌う」 への応答
10才まで住んでた家には、立派な桜の木とドングリの木があるお庭がありました。お昼ごはん
をお庭で食べるのが大好きでした。
作品の中で「とろい世界」とありますが。まさに「庭」の中で流れる時間はのんびりです。公園
で、友達と色々な遊具で遊んでいると、あっと言う間に日は暮れてしまいますが。お庭で、ひ
とりで虫をただじっと眺めたり、穴を掘ったり、どんなに熱中しても時間はのんびり流れていた
気がします。
お庭の花や木、土、その土の中にいる蟻は、公園のブランコやシーソーとは違い、お庭に存在す
るものは「わたしのもの」のような気がしていました。幼い頃のわたしにとって、お庭はまさに
「お城」でよく独りで、お姫様ごっこをしたのを思い出しました。
山口文女 越智 美帆子 1A/「部屋」という空間
2002年05月13日(月)23時15分38秒
▼掲示板:1A「ケーキボックス」 への応答
「箱」のイメージで、わたしも「部屋」を思い浮かべました。
越智さんの作品は「医者」や「薬」、心が不安定な「病気」のイメージから、暗いお話なのかと
思ってしまったのですが。自分の「部屋」があるという事は、帰る場所、居場所があるという事
だと思います。
クタクタになって帰ってきて、自分の部屋に戻ってきた時に感じる安心感を越智さんの作品を読
んで感じました。
横田裕子 東條慎生1A/今年も。
2002年05月13日(月)21時04分43秒
▼掲示板:1A「交差点(かっこよく言えばクロス・ポイント)」 への応答
東條節絶好調・・・だなぁ、と、読んだ瞬間思いました。
繰り返し読む度にどんどん不思議な光景を想像してしまうし、でも読まないともっと解らない世界(失礼)。
色んなシーンが断片的でもないけれど沢山詰め込まれていて。それぞれ繋がりがないようでどこかで繋がっている、そんな感じでした。
奥野美和 あわわ
2002年05月09日(木)07時57分00秒
先に雑談板を見るべきでした!
なんか、ちがう、なんか、ちがうと思い、
昨日、ずっと考え、書きなおして
送信し、
雑談板をみたら、寮先生のコメントがありました。
まさにあわわです。
確かに、本当に、なんか、ちがう。なんか、ちがう、
でした。
そうか。短歌。
わたし、ちょっと短歌は難しい、とか逃げ腰だったんですが
真面目に頑張りますの。
あーなんか、ドキドキしてきました。
日々精進。トレーニングしたいと思います。
さて。支度をはじめなくては。
みやた かずみ びっくりした。
2002年05月08日(水)23時33分32秒
このあいだ、ふらふらしてたら、
枡野こういちがプロデュースした
ぴちぴち女子高生、加藤千恵の短歌集
「ハッピーアイスクリーム」
がありました。
たちよみしようと思って表紙をめくったら、
あらびっくり。
寮先生のなまえがのってました。
しってるひとの名前を
公共のメディアでお目にかかると
たいへんおどろき枡の。
みはさんも本屋さんでこの本をみかけたら
チラッとのぞいてみてください。
びっくりするよ。
おやすみなさい
寮美千子 奥野美和1A/断片のきらめきを短歌にしたら?
2002年05月08日(水)22時22分52秒
▼掲示板:1A「帰り道に想う」 への応答
▼
課題提出、十名くらいはクリアできるかなと思ったら、二十名を超えているので、みんなのガッツにびっくり。作品も、それぞれで面白く読んでいます。
提出順に、順次合評していくつもりですが、掲示板上では順番に関係なく、自由に意見を述べてください。
▼奥野美和さんの作品1Aについて
前回の自己紹介を兼ねた朗読で、永井宏の『夏の仕事』を読んでくれた奥野さん。今回の創作では、永井宏の世界にも通じるような、みずみずしい日常の断片を等身大で描いてくれました。さわやかで、とてもいい感じ。ただ「作品」としては、この散文の形式では食い足りないし、まとまりに欠けてしまうのが残念です。
どうすればいいか。散文詩としてもっと力量を磨く、というのもあるけれど、それはかなり長い道のり。そこで、手っ取り早く、例えばこれを「短歌」という「定型」に力づくで押しこめてしまうという手法もあります。
そうすると、きらきらした日常の断片が、断片のまま完成形でそこに提出されることになる。五七五七七という「短歌」の世界で完結させるための努力を積み重ねることで、基礎力を鍛えることもできる。それが結果的にも散文にも反映される可能性もあり、一石二鳥。というわけで、わたしは奥野さんに短歌をすすめたい。
過保護で手を出しすぎ、とは思うけれど、つまり、あの散文からこんな短歌ができる、という見本をつくってみました。もちろん、これが最高っていうんじゃなくて、ひとつの例にすぎません。奥野さんなりの言葉で、再構成してもらってもいいし、新しい題材でつくってもらってもいい。
今回は、わたしが書いちゃったけれど、こんな断片的な散文をまず書いてもらって「ここのところ、短歌にしてみない?」というふうに指示してやってもらうというやり方もありますね。それも、いいかもしれないな。では。
▼作例
プレゼントのラッピングあけるきらめきでいつものきょうにおはようをいう
なにもないなんでもないしわからないけれどもきっといいことがある
こっちから迎えにいくよわたしから求めていくよギブ&ギブ
ウォークマンする気にきょうはなれなくて街のざわめき聴いて歩こう
繋がっていることでほっとしたりしないわたしはわたしこのままわたし
目隠しをされてぐるぐる回されて泣きたくなった五歳のわたし
スイカ割りスカしちゃったらスカしたで笑って乗りきる二十歳のわたし
▼課題
奥野さんの作品、ともかくどこをとっても短歌になりそうにきらめいている。以下の部分もとても輝きがあります。ここを、奥野さんのやり方で短歌にしたらどうなるか。試してみてほしいな。
心細くなってきた。シリウスを探す。私を知ってる人に会いたくて。
ここにいること、みていてほしくて。
空をみた。
道路沿いの、私の部屋の窓、
明るい星がうつって、
きれいだなあ、と想った。
はじまる。もう、はじまっている。
行こう。
横田裕子 ふと。
2002年05月08日(水)00時35分36秒
思い出しました。ずっと前に皆で鎌倉へ行った時の感想。書き込むのをすっかーん、と忘れてました。江ノ電から見えた海が額ぶちに入った絵みたいに見えた・・・とか鎌倉文学館がセンスのいい建物だなぁと思った・・・とか皆でお昼を食べてて頭上をくーるくーると旋廻するトンビにびくついたり・・・美術館行ったりとか・・・そういう断片的な記憶になってしまってます・・・。
松永洋介(アシスタント) 課題は親記事への応答として投稿してください
2002年05月05日(日)13時39分10秒
▽投稿の仕方を間違えてしまいました への応答
古内さんの自己紹介については修整しましたのでご心配なく。
なぜ親記事への応答として投稿してもらっているかというと、投稿された課題を分類するためです。
(
スレッド毎の目次を見てみてください。)
こういう自動処理なしでは事務作業が破綻しちゃうので、今後ともご協力ください。
あと、寮先生へメールを出す際の注意点ですが、
授業のホームページにも書いてあるように、メールの件名(subject)は必ず
物語の作法/名前/用件の形式にしてください。
とくに、@hotmail.comあるいは@yahoo.comといったフリー・メール・サービスのアドレスから送られた場合、頭に「物語の作法」と書かれていないものは自動処理でゴミ箱へ直行なので(
スパム対策)、くれぐれもご注意ください。よろしくね。
古内旭 投稿の仕方を間違えてしまいました
2002年05月04日(土)18時19分55秒
▼掲示板:課題/自己紹介と創作 への応答
さっそくですが、「親記事に投稿」のところをすっかり忘れていて新規投稿にて「自己紹介」を提出してしまいましたが、大丈夫でしょうか?
松永洋介(アシスタント) 新規ファイルで新年度開始
2002年04月18日(木)16時06分57秒
▼掲示板:初授業は4月18日(木) への応答
きょうは今年度の初授業でした。
今年は教室、J303に変えたんです。J303。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
前年度の数倍の受講希望者。なぜこんなことに……。
きょうの授業の説明で、簡単に単位取れるかもという期待を抱かせる言葉が出てたけど、正直なところどうだといったら、わりと厳しいほうじゃないかと思います。
というか、出席だけしてても、一所懸命に作品を提出して合評に加わらないと、評価的には箸にも棒にもかからないので、なんか何するのかよくわかんないけど単位がほしいから登録しとくか、というような人はやめといたほうが。迷惑だし。
人数が来週どれくらいになるかにもよりますが、実際の話、去年の運営方法ではうまくいかないことは明らかです。どうしたらよいかは、これから受講者のみなさんといっしょに考えていくことになると思います。
できるだけ早く、みんなが得するかたちで授業を軌道にのせたいな、と思っていますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
掲示板もどんどん使ってください。
管理者:Ryo Michico
<mail@ryomichico.net>
Powered by CGI_Board 0.70