「物語の作法」課題提出板 (0032)

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寮美千子　必然のない一行アキの禁止／作品発表はだれでも勇気がいる　2004年04月16日(金)22時30分10秒
▽加賀麻東加（０３g０１２）作品１／優色への応答

▼加賀さん・そして受講生のみなさんへ

作品１　投稿、がんばりましたね。意欲的なところ、とてもいいと思いました。

加賀さんは「課題１／自己紹介」にボタンを押して投稿していますが、
これは、自由課題なので、このボタンを押す必要はありません。
「課題提出板」の「新規投稿」のボタンを押して投稿してください。
充分に説明が行き届かなくてすいません。

みなさんも、自由課題は「新規投稿」からお願いします。

▼「一行アキ」について

「一行アキ」のスタイルですが、
加賀さんの詩の場合、どうしてもそうしなければならない必然を感じませんでした。
きちんと詰めて書いても、表現は伝わります。

「ポエムな雰囲気」を出すために安易に一行アキを使ったのだとしたら、
それは、つまり「一行アキ」という形に頼っているということです。
言葉が自立していないということです。

自らのＨＰや詩集で、そのような手段を用いることを、いけないとはいいません。
それは個人の自由です。レイアウトも表現の内です。

しかし、ここは作品を批評しあう「掲示板」です。
「課題提出掲示板」では、必然のない一行アキは控えてください。
以下にその理由を述べます。

【理由１　言葉が言葉として自立するため】

わたしはまず、作品が、言葉として自立できることを
この掲示板で目指したいと思います。
レイアウトや、美しい写真や、使っているフォントに惑わされることなく、
そこにある言葉として、きちんと人に伝わるものを書いていく努力をしてもらいたい。

そのような理由から、必然のない「一行アキ」は自粛してください。

【理由２　使う人の利便性を考えてほしい】

掲示板は、みんなと共有するものです。
使う人の利便性をきちんと考えることも大切です。

必然のない「一行アキ」は、画面上で一度に見られる文字数を少なくし、
その詩の全体の構成を、よりつかみにくくします。
たくさんスクロールしなければならないのは、読む者にとって負担です。

ましてや、２行アキ、３行アキを頻出させるのは、大変読みづらい。
６行アキなど、論外です。
読者にとっての読みやすさを考慮した形式にしてください。

言葉の脆弱さを、レイアウトなどで補おうとする態度は、
ほんとうの意味で、自己表現を鍛えることになりません。

言葉として自立する作品を目指しましょう。
ほんとうに必要でない限り、一行アキは使用しないでください。

▼作品と作品以外の言葉を峻別してください

コンサートなどで歌の合間に歌手がおしゃべりをすることをＭＣといいます。
以下のような言葉は、そのＭＣに当たるものだと思います。

＞ストレートに書いた詩です。下手なりに頑張りました！

自己の作品と、このようなおしゃべりの言葉を安易に同居させることは、
作品の自立性を自ら放棄していることになります。

作品は、作品としてきちんと屹立させる覚悟を持って、発表してください。

おしゃべりや註釈など、作品以外の言葉は「雑談板」に書いてください。
そのために「雑談板で応答」のボタンがあります。
他人の作品に雑談板で応答したいときだけではなく、
自分の作品に関する註釈や、ＭＣも、このボタンを押して書いてください。

作品を発表するのには大変な勇気が必要なので、
おしゃべりや言い訳をしたくなる気持ちもわかります。
しかし、発表するのが怖いのは、だれでも同じです。
わたしのように、プロになってさえ、やはり作品発表には勇気が必要です。
どうせ発表するなら、及び腰でなく、堂々と発表しましょう。

松本紗綾　課題２／儀式　2004年04月16日(金)19時17分44秒
▼課題と連絡：課題２／松本潮里作品とのコラボレーションへの応答

【禿（かむろ）】
（イラストだけのページがありませんでした。トップページへのリンクになります。）

ねぇ、ぼくはいつまでココにいるの？
ありのままのぼくを見て。
ねぇ、ほんとは気付いてるんでしょ？
こんなこと、意味がないって。

ぼくは全部知ってるよ。
こんなこと意味ないって。

だって、”神”なんていないんだもん。

寮美千子　作品発表の覚悟　2004年04月16日(金)15時25分39秒
▽石崎森人失礼ですが……。への応答

自分のＨＰの匿名性を徹底的に守りたいなら、ＨＰがあることをここで告白すること自体が間違いです。

ＨＰで文章を一般に公開し、その存在を示唆しながら、しかもそれを「物語の作法」では公開できない、というのは、まったく納得のいかない中途半端な姿勢です。作品を実名で一般公開することに対して、覚悟と理解のない人は、この授業に参加できないということを、オリエンテーションでも詳しく説明しました。（石崎くんは、遅れてきたので、聞いていないかと思います）　わたしは、覚悟のない人とともに、この授業をつくっていこうとは思いません。それは、自分と作品とに真剣に向き合っている人に対して失礼になり、授業運営の妨げになる可能性があるからです。すでに、予定人数を大幅にオーバーしているところに、そのような人を追加する考えは、ありません。

自己紹介文アップの締め切りを守らなかった石崎くんを、一時は特例として認めようと考えましたが、その考えを覆すことにしました。石崎くんの授業参加は許可しません。

注）文学賞などの一般公募にペンネームで応募する、ということは、また別の話です。受賞した時、通常、ペンネームの陰に隠れて本人の姿を隠すということはできません。ペンネームで応募したからといって、覚悟がない、ということにはなりません。

加賀麻東加（０３g０１２）　作品１／優色　2004年04月16日(金)15時13分17秒

　

たった一人を深く傷つけたあなたへ、、、

あなたはどう生きていますか

幸せですか

たった一人の　傷ついたあの人の事を覚えていますか

その人が　もし　その人の傷ついた心が

あなたが思うより　とても　深いものだったとしたら

その人は　一生癒えない傷を　持ち続ける事でしょう

そして　あなたの事を忘れないでしょう

たとえ　あなたが忘れてしまったとしても

人を傷つけたという事実を　あなたは知っているのでしょうか

誰かに深く傷つけられたあなたへ、、、

あなたはどう生きていますか

幸せですか

もしも　心の傷が　深い深いもので

今も　苦しんでいるとしたら

すごく　辛い事でしょう

傷つけた人を　恨んでいるかもしれません

でも

そんなあなたに言いたい

　　
誰よりも傷ついたあなたは　誰よりも優しくなれるはず

あなたと同じように　傷を負い　苦しむ人がいて

あなたの優しさを　待っているかもしれません

もし　その人が　あなたの優しさによって

傷が　少しでも癒えたとしたら

あなたが存在する意味が　あるのではないだろうか

ストレートに書いた詩です。下手なりに頑張りました！

石崎森人　失礼ですが……。　2004年04月16日(金)13時56分51秒
▽寮美千子同じ事を何度もいわせないようにへの応答

一応ですが今年の分は全て読みました。

自分のホームページのアドレスを晒さないのはネットの恐ろしさがあるからです。

自分のホームページは割と過激な発言もしていますし、個人的な感傷も垂れ流しています。謂わば個人情報の総合デパートのようなものです。

ここで自分のHPを晒すことで自由な発言が出来にくくなるのは厭なのです。

もちろん作品はここに提出しますので、それで自分がどんな人間かを判断してください。

ワタクシは自分の人格ではなく、作品だけで評価されたいのです。その辺のご理解をお願いします。

こういった事も自己紹介に付け加えるべきでした。思い違いをさせたことを深くお詫びいたします。

城所洋　課題２Ａ／欲望　2004年04月16日(金)07時40分24秒
▽城所洋課題２／自由という枷への応答

【空からの回帰】

「あなたはきっと、私を愚かな女だと笑うでしょうね」
　少女はぽそりと呟くと、カタカタと体を振るわせた。表情は見えない。
「私は、願ったわ。何にも束縛されない、誰にも咎められない、自由を。そう、自由よ。私は欲した。自分を縛り付ける枷を引き千切れるほどの力を。そして、手に入れた」
　少女は透き通るほど白く、か細い指で背中を、そこにあったであろう力の名残を拭うように滑らした。
「私が手にしたのは偽りの力。でも、それで十分だった。私は、飛び立ったわ。それはそれは素晴らしかった。興奮した。とっても快感で、まるで体中を撫で回されているみたいにゾクゾクした」
　その快感を思い出した少女は、おもむろに背中をさするとビクンと体を反らし、震える唇から甘い吐息を漏らした。
「でも、違った。そこは、私の望んだ所ではなかったわ。どこまでも果てしなく続く青。どんなに飛び回っても、どんなに我がままを言ってみたとしても、誰も、何も私を咎めなかった。そこには何もないの。私を縛るものは、何も。私が縛っておきたいものも、何も無かったわ・・・」
　儚げに視線を落とし、少女は呟いた。
　糸が切れたように動かなくなった少女。体を丸め、死人のような白い肌をさらに真っ白に染め、唇から色が抜けていった。それでも心の中には激情がマグマのように押し寄せて、そしてついに、爆ぜた。
「そう、無かった！何も無かったわ！！」
　少女は空を睨み、叫んだ。
「私を、私の心と体を、誰も、何も繋ぎ止めてくれなかった！」
　少女は叫んだ。
「どんなに呼んでも、どんなに願っても、誰も、何も私を見てはくれないの！」
　少女は叫んだ。
「お願い！誰か私を見て！私を捕まえて！私はここよ！ここに居るわ！」
　少女は叫んだ。
「だから、誰でもいい、何でもいい、お願いだから、私を縛って！！もう嫌！自由は、何も無い自由はもう嫌なの！！」
　少女は、ガクンとうな垂れた。
「だから、私、戻ってきちゃった・・・。初めて知ったの。何かから開放されるという事は、その何かにもう関われなくなってしまう事に。それが、どんなに煩わしくて、鬱陶しくて、窮屈でも、だからこそ、掛け替えの無くて、大切で、手放してはいけないものだって、ようやく、分かったんだわ・・・」
　少女は、ゆっくりと歩を進めた。自分が、もう二度と踏みしめる事の無いと思っていた、凍てつくように冷たい地面を、ゆっくり、ゆっくりと。
「ねぇ、いいよね？戻ってもいいよね？また、私を、私の心と体を、しっかりと繋ぎ止めていてくれるよね？もう二度と、飛び立てないくらい、きつく、きつく、私を締め付けてくれるよね？」
　その問い掛けは虚しく宙に吸い込まれ、少女は深くて暗い底に、身を沈ませていった。

え～と、前の題名だと中身がバレバレですぞ？というご指摘を受けたので、題名を変えてみました。また微妙な題名になってしまいましたが・・・（汗

寮美千子　同じ事を何度もいわせないように　2004年04月16日(金)01時09分00秒
▽石崎森人【あえて】冷蔵庫には入れるもんか【肉を】　　　　　　　　　　（タイトルと本文は若干のズレが御座いますがご了承ください。また、似たタイトルのものとも一切関係はありません）への応答

＞活動は自分のHPで思ったことや小説を晒しています。

おい、石崎！（呼び捨て）
ここを見なさい。

▼ＨＰのアドレスを！

同じ事を何度もいわせないように。

わたしが誰かに話しかけた言葉は、その人に話しかけただけではなく、みんなに話しかけている言葉です。誰かが誰かの作品を批評したとき、それは批評された誰かのためだけの言葉ではなく、そこにいる一人一人のための言葉です。

自分に向けられた言葉だけではなく、他者に向けられた言葉をも自分のものとして受けとることで、一人ではむずかしいスキルアップが可能になるのです。そうやって授業参加者全体で底力をつけていこうというのが、この授業の方針です。

今年度の最初の投稿から、きちんと全部読むように。昨年度までの作品や批評もネット上で読めます。参考になるので、余裕のある人は目を通しておいてください。ことに、昨年度から引き続き参加している受講者の作品は、今後の批評の参考になるので、ぜひ目を通しておいてください。

昨年度から引き続き参加しているのは、以下の人々です。（敬称略五十音順）

五十嵐舞
瓜屋香織
越智美帆子
菊池佳奈子
滝夏海
圓山絵美奈
室橋あや

「物語の作法」課題提出版／投稿一覧（２００３年度）↓

http://ryomichico.net/bbs/pttp_2003.html

城所洋　課題２／自由という枷　2004年04月16日(金)00時18分32秒
▼課題と連絡：課題２／松本潮里作品とのコラボレーションへの応答

【「空からの回帰」】
「あなたはきっと、私を愚かな女だと笑うでしょうね」
　少女はぽそりと呟くと、カタカタと体を振るわせた。表情は見えない。
「私は、願ったわ。何にも束縛されない、誰にも咎められない、自由を。そう、自由よ。私は欲した。自分を縛り付ける枷を引き千切れるほどの力を。そして、手に入れた」
　少女は透き通るほど白く、か細い指で背中を、そこにあったであろう力の名残を拭うように滑らした。
「私が手にしたのは偽りの力。でも、それで十分だった。私は、飛び立ったわ。それはそれは素晴らしかった。興奮した。とっても快感で、まるで体中を撫で回されているみたいにゾクゾクした」
　その快感を思い出した少女は、おもむろに背中をさするとビクンと体を反らし、震える唇から甘い吐息を漏らした。
「でも、違った。そこは、私の望んだ所ではなかったわ。どこまでも果てしなく続く青。どんなに飛び回っても、どんなに我がままを言ってみたとしても、誰も、何も私を咎めなかった。そこには何もないの。私を縛るものは、何も。私が縛っておきたいものも、何も無かったわ・・・」
　儚げに視線を落とし、少女は呟いた。
　糸が切れたように動かなくなった少女。体を丸め、死人のような白い肌をさらに真っ白に染め、唇から色が抜けていった。それでも心の中には激情がマグマのように押し寄せて、そしてついに、爆ぜた。
「そう、無かった！何も無かったわ！！」
　少女は空を睨み、叫んだ。
「私を、私の心と体を、誰も、何も繋ぎ止めてくれなかった！」
　少女は叫んだ。
「どんなに呼んでも、どんなに願っても、誰も、何も私を見てはくれないの！」
　少女は叫んだ。
「お願い！誰か私を見て！私を捕まえて！私はここよ！ここに居るわ！」
　少女は叫んだ。
「だから、誰でもいい、何でもいい、お願いだから、私を縛って！！もう嫌！自由は、何も無い自由はもう嫌なの！！」
　少女は、ガクンとうな垂れた。
「だから、私、戻ってきちゃった・・・。初めて知ったの。何かから開放されるという事は、その何かにもう関われなくなってしまう事に。それが、どんなに煩わしくて、鬱陶しくて、窮屈でも、だからこそ、掛け替えの無くて、大切で、手放してはいけないものだって、ようやく、分かったんだわ・・・」
　少女は、ゆっくりと歩を進めた。自分が、もう二度と踏みしめる事の無いと思っていた、凍てつくように冷たい地面を、ゆっくり、ゆっくりと。
「ねぇ、いいよね？戻ってもいいよね？また、私を、私の心と体を、しっかりと繋ぎ止めていてくれるよね？もう二度と、飛び立てないくらい、きつく、きつく、私を締め付けてくれるよね？」
　その問い掛けは虚しく宙に吸い込まれ、少女は深くて暗い底に、身を沈ませていった。

稲葉祐子　課題2/夜のまぼろし　2004年04月15日(木)19時14分43秒
▼課題と連絡：課題２／松本潮里作品とのコラボレーションへの応答

【宇宙の音】

少し風が出てきたみたい。

開け放った窓から、流れ星が吹き込んでくるわ。

そして後ろ髪でキラキラ、音を立てるの。

君は夢を見すぎだと、あなたはそう言って笑うでしょうね。

とても不安定な位置に居るのよ、私。

自分が本物かどうかも分からないの。

いま、あなたが手を離したら

絵本や童話の中の住人のように

違う世界へ行ってしまいそうよ。

七人の小人と一緒にね。

石崎森人　【あえて】冷蔵庫には入れるもんか【肉を】　　　　　　　　　　（タイトルと本文は若干のズレが御座いますがご了承ください。また、似たタイトルのものとも一切関係はありません）　2004年04月15日(木)18時18分29秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

　どばーんと「自己紹介の課題を提出していないものはこの講義を受講できません」とドアに書いてあったので、はいはいそうですかと引き下がりそうになった己の弱虫を踏み潰し、講義に途中参加。うんうん、この講義を受けたいなーと思いつつも、自分は勘違いして自己紹介なるものの課題をupしていないのを右後脳に抱えていたので、しばし頭をコネコネ。そうさ単位なんて屁の河童だよ他の単位フリーパスな講義をとってこれに出ようなんて素晴らしい愛デアを右目の後方に隠して寮先生に交渉しましたら、先生優しくて今日中に出せばOKよ。なんて事を言ってくれましたので有難う御座います今日の零時までに出します先生厳しい中に優しさありなんですねーという事で、批判を浴びながらも遅れながら提出いたします。

　前置きが長くなりましたが、自己紹介いたします。と、その前にこういった場所での自己紹介というのは、それぞれの学生さんの作家としての自負を如何に見せるかという風に皆さん精一杯の工夫をしていらっしゃるのでしょう。何せここにどんな文章を書くかという事で「お、なかなかやるな」とか「俺の方がいけるじゃん」とこのように判断されてしまいますから。こういうことならワタクシも一皮、二皮、肉まで脱いでチャレンジしてみようかなと思い立ちましたが、おうおうなんてこったいオラは文章力がないでやんすという敗北色の湖に沈んでおる次第であります。

　文章力が無いのは19歳まで小説というのを完読したことがないという（その前に読んだ記憶は小学六年生のときにシャーロックホームズを途中で投げ捨てたくらい）この講座を受けるには恐ろしい経歴の持ち主だからです（そのせいにしていいのか？）ついでに19の時に読了したのは滝本竜彦の「ネガティヴハッピーチェーンソウエッジ」

　そんなワタクシが何故に小説なんかに興味をもっているかといえば、その読了した時に、始めて日本語の驚異、もとい文章でここまで表現出来るのか！という驚きでした。それまでに読んでいた本といえば専門書や解説書のたぐい。せっかちな性格でしたので、『一文で表わせられるテーマなら最初からそれを書けよ！ぐだぐだ長ったらしく主人公がどうだとかその恋人がどうだなんてイラネ。哲学的なテーマの小説なら最初から哲学の本を読む！物語を楽しみたいなら漫画とアニメを見る！』と思っていたのが、小説というのはなんとも面白い表現方法で、哲学の本や漫画やアニメじゃ伝えられないことを伝えることが可能なのかと意識を更めました。んで、現在、上手く言いたいことが言えない（つまりは口語での言語化が出来ない）場合は、小説を書くことによって伝えようと。活動は自分のHPで思ったことや小説を晒しています。

　そうそう自己紹介の途中でした。嫌いなアニメはアンパンマン、好きな細菌はビフィズス菌。巨大な人工建築物に見惚れてしまう、クビシメロマンチストです。

　人間関係学部人間関係学科2年　石崎森人（20）

室橋あや　課題１／近況。　2004年04月15日(木)11時17分56秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

こんにちは。表現文化学科４年。室橋と申します。
たった今オリエンテ－ション中ですが、寮先生の優しいお心により書き込みを許可されました。前からちゃんと書き込まれた方には本当にご迷惑をおかけします。

時間がないのでとりあえず近況報告をしたいと思います。
私は中古ゲ－ムショップでアルバイトをしています。ゲ－ムショップといっても漫画やＤＶＤ、おもちゃ、カレンダ－などただのなんでも中古ショップとかしていてこの前お客から買い取ったものはキン肉マン消しゴムでした。いまさらキン消しなんか売れるのかよとバイトの間で買い取った人に非難轟々でしたが、出してみたら３００円で売れ、今ではそのキン消しを買い取った店員は買取りの神様と呼ばれています。彼が言うには次はボ－イズラブ小説の波が来るらしいですが、私は子供が多く来るうちの店にそんなエロ本を置けるかと反抗しました。ところが彼はボ－イズラブは立派な日本文化だと言い始め、じゃあ貴様もっとオブラ－トに包んで売りやがれと言い合いになりました。店員で話し合ったところ、「乙女の花園」とか「新たなるカルチャ－」だの売り場名がいろいろ出ましたが、「乙女の花園」はジェンダ－フリ－の時代に差別的だと言う買取りの神様の意見から却下されそうな気配です。でも「新たなるカルチャ－」はよけいにわかり辛いのではないかと思います。私としては「風と木の詩にのせて・・」とかがいいと思うんですが。近くの学校のＰＴＡの方々の反応が気になる今日この頃です。

これが今の精一杯です。
よろしくお願いします。

寮美千子　自己紹介アップ締め切り　2004年04月14日(水)23時10分40秒

講義要目に書いてあるように、４月１４日午後１０時にて、自己紹介のアップは締め切りました。これ以降アップしても、授業参加の許可は降りません。

「課題と連絡」の「課題提出板で提出」というボタンをクリックして自己紹介を提出せよと書いたのに、それをしなかった諸君が多数いました。

タイトルを工夫せよと指示したにもかかわらず、単に「自己紹介」とのみ書いた人も多数いました。

この授業は、許可制授業です。受講希望者が多数で、指導が行き渡らないと判断した場合、以上のような約束、指示を守れなかった人から、退場していただきます。

明日、みなさんにお目にかかれることを楽しみにしています。何が何でも受講したい人は、どのように自己ＰＲをしたらいいか、よく考えておいてくださいね♪

菊地明香　私の好きな雰囲気　2004年04月14日(水)21時39分16秒

はじめまして。イメージ文化学科三年の菊地です。

私は電車の定期がとても好きだ。
千葉から続く鶴川までの一枚の紙で、
低価格で、東京とその周辺を満喫できるからだ。
休日の天気の良い日にひょいっと、
井の頭公園に行ってみたり、高円寺でお買い物をしたり、
土曜の午前授業の後に、江ノ電に乗って江ノ島の海にいたり、
足を伸ばせば、本当に遠くまで、行けるのだ。
春の天気の良い昼下がり、空いている車内の陽射しもとても気持ちがいい。

このように、ぼーっとして人の目を気にせずにいれる時間や、
何の知識もいらない、くだらない事をとりとめもなく話している時など、
意味のない空間が好きだ。何の役にも立たなそうな事をするのが楽しいし、
それで笑えるのは幸せだと思う。
考えるのはあまり好きじゃない、めんどうくさいと思ってしまう。
考える事より、感じている事の方が多いのが私だと思います。
感じているだけだから、記憶して残るものは、言葉にしにくい。
数字や単語や、意味は消えてしまう。知識への憧れは募る。

この授業は、一年生の時におもしろいよと勧められました。
二年生の時は必修とかぶって受講できなかったので、
今年は受講できると良いです。
考えて考えて、出てきた表現ではなく、
ふっと浮かんできた言葉を大切にしたいと思います。
また言葉にしにくいものを、素敵に伝えたいです。
よろしくお願いします。

志田　匡平　新しい表現にチャレンジ　2004年04月14日(水)20時33分22秒

　幼い頃から色々なことを想像するのが大好きで、
それを表現するこも大好きでした。
　
　それは今も変わらず、音楽だったり、絵や造形だったり、
どれも未熟ながら、色んな手段を使って
溢れてくる想像を形にしようとしています。

　色んなことに手をつけるということで、
それぞれが中途半端になっているのも確か。
もしも誰かから指摘されれば、認めざるをえないのですが、
本人は何をしていても楽しみながら夢中でやっているので、
それはそれでいいと思うし、これからもそうしていくと思う。

　今年度この授業を取ろうと思ったのは、
今まで、文章を手段とした表現をやってみようと思いつつも、
難しさばかりが先に立ち手をつけられずにいたから、
チャレンジしてみようと思った。

　もし、自分に「表現の手段としての文章」が書くことができれば、
これから何かを表現したいときに新しい方法が加わり、
楽しみが増えると思います。

　自己紹介っぽくない文になっちゃいました・・・。

表現学部イメージ文化学科４年　志田匡平

瓜屋　香織　女子トイレ　2004年04月14日(水)20時17分11秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

女子トイレってすごく正直な場所のような気がします。
小学校や中学校の頃から、「～ちゃん、トイレ行こう！」と連れ立って行く場所で、たかがトイレなのに一緒に行くか行かないかで、揉めたりするような場所でもありました。友情が終わり、始まりました。
秘密の話や、噂話をよくしました。
秘密の始まりは女子トイレだった気がします。何故か本音が言える場所でした。
意地が悪くなる場所でした。
そして本性がでる場所です。
綺麗な人が、手を洗わずに髪を紙にして鏡ににっこりしていたりします。
そういう時は唖然とします。
女子トイレの中には鏡があります。
鏡を見るためだけに、女の子はトイレにやってきたりします。
女の子は鏡が大好きです。なんだか自意識を映しているようでくすぐったいのですが、そこも可愛いのかな、と思ったりもします。

私はそんな女子トイレのように正直な作品を書きたいです。

藤森亜依　机の下の薄灯り。　2004年04月14日(水)19時46分12秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

机の下。
小さなランプの薄灯り。
小さく千切った幾つもの紙片。

何かを書こうとする時に、まず思い浮かぶのはこの光景。
真新しい学習机の下に潜り込んで、六歳の私はそこに世界を作った。
訳も分からずに名付けられた「事務所」というその場所で、小さな拙い物語を幾つも紡ぎ出した。
私の物語を読んだ両親が「面白いね、よく出来たね」と言ってくれるのが嬉しくて。
何度も何度も私はその世界に潜り込む。

今思えば、おかしな子供だったのかもしれない。
でも、間違いなくあの「事務所」が私の原点だったと言える。
私が「書く」ことが好きなのは、今でもあの世界が忘れられないからなのかもしれない。

最近は忙しさを理由に「書く」ことから離れてしまった。
幼い頃の私のように、思い浮かんだ言葉をすぐに書きとめて形に残していきたい。
そんなことを、ふと思った春の夜は。
少し冷たい、雨。

胸が詰まるような作品が好きです。
読み終えたあと、余韻に浸れるような作品が好きです。
自分はまだまだ未熟ですが、他の方の作品を読んだりしていく中で自分も成長していきたいと思っています。
一年間、よろしくお願いします。

寺岡恵　認めざるを得ない真実　2004年04月14日(水)16時49分13秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

私は、ゆずが嫌いです。
フォークデュオのゆずです。
こんなこと言うと私の友人は大抵嫌な顔をしますが、
あえて言ってしまいます。

友人の嫌な顔なんてどってことないです。

ところで、ゆずのどこが嫌いなのかと言うと
俺たち不器用だからさ…というオーラが嫌なのです。
不器用さを逆手にとった媚を感じてしまいます。※①

小５の音楽の時間でリコーダーのテストがあった際、
「俺たちの班が合格もらえなかったのはお前のせいだ」
と男子に言われたのを思い出しました。
ゆずは器用だよなぁ。

だから私は自分を意図的に不器用に見せることはしたくありません。
器用貧乏タイプだと自認しています。※②
……

この話の結論を書いていると余白がないので
またの機会にさせていただきます。ごめんなさい。
少しだけ話させていただきますと、
不器用とはなにか、ということを考えた春休みを過ごしたのです。

人間発達学科３年　寺岡恵

野島　明菜　しょせん作り話？答えはノー！！　2004年04月14日(水)14時20分33秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

　クラスメートにからかわれても、反論できず泣いてしまう気弱な少年、マコト。
社会科見学で化石博物館を訪れたマコトは、迫力あるマンモスの化石の前でいつものようにおびえていた。すると、なぜかその時代にマコトはタイムスリップしてしまう。そこでマンモスに襲われそうになっている少女を見つける。マコトはたじろぐ。だけど、このまま少女を見捨てるわけにはいかない。「助けなきゃ！」マコトは勇気を出してマンモスの目に矢を投げ、少女を救い出す。
ふと気付くとマコトはマンモスの前にいた。しかし、それは化石のマンモスだ。元の世界に戻ったのだ。
化石を見ながらおびえているクラスメートの中で、マコトは真っすぐとマンモスの化石を見つめていた・・・。

表現文化学科２年の野島明菜です。この物語は私が小学４年生の時の授業で、あらすじ作りをした時につくったものです。言葉の言い回しは記憶をたどって書いたものなので少し違っているかもしれませんが、「気弱な少年が少女を助けたことで自分に自信を持つことができた」という物語の主旨は変わりません。私は物語をつくる上で一番大切なのが、この主旨、わかりやすい言い方をすれば読者に対する「メッセージ」だと思います。私の母は「物語は作り話だから好きじゃない」と言います。しかし私は、物語は現実の世界で感じたことや起こったことが反映して出来たものだと思います。登場人物や登場場所が実際になくても、「メッセージ」の中にリアルが存在するのではないでしょうか。
この授業で、いろいろな文章の表現を学べたらいいなと思います。

高澤成江　苦手なものと好きなもの。　2004年04月14日(水)11時03分15秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

寒いのが苦手だから冬は厚着で、暑いのが苦手だから夏は薄着。
辛いのは苦手だけどおいしくて、苦いのが苦手だから砂糖をいっぱいいれるの。
痛いのは苦手だから足元に気をつけ、怖いのが苦手だから夜は一人で歩きたくない。
走るのが苦手だからなるべく歩くけど、歩くのも苦手だからバスに乗るの。
悲しいのは苦手だけどいっつも泣いてて、喧嘩するのは苦手だからすぐ謝る。
嫌われるのが苦手だから八方美人で、寂しいのは苦手だから手をつなぐ。
知らない人は苦手だけど近づきたいし、いっぱいいっぱい話してみたい。

苦手なものがたくさんあるけど、好きなものもいっぱいあるの。

一番苦手なのは悲しい時の自分なの。
そして一番好きなのは楽しい時の自分だよ。

自己紹介がすごく苦手なのでなんだか詩っぽい文章になってしまいました・・・。
よろしくお願いします。
芸術学科　３年　高澤成江

土橋明奈　もしもし？　2004年04月14日(水)02時54分19秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

はいはい。
私は電話と云うツールが大好きです。
フォルムもシステムも愛らしい物です。しかし、活用は出来ません。
好きなのに使えない、いまいちその理由も解らない(本当は何と無くは知っているけど)。
私にとって物語は電話に似ているのです。
そこで。好きなら使えるようになりたい、と云うとても単純な理由で物語に取り組む事にしました。

初めまして、文学科４年の土橋明奈(ドバシアキナ)です。
外見は特徴の無い割と大柄な女の子で、内面は私には判断がつきません。
毎年興味があったものの、中々取るに至れなかった『物語の作法』を今年挑戦するのは、
初めてピータンを食べるのと同じ位の緊張と勇気です。そして根性。

何と云っても面白く一年を過ごせる事が一番だと考えます。

雨宮弘輔　自己を紹介することの難しさ　2004年04月14日(水)02時10分08秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

二年前まで経済学を専攻していた文学科の四年生です。
高校生の時に授業の一環として（面倒臭がりながらも）書いた小説が、周囲から高く評価されました。それから調子に乗って作品を書き続けています。

でも自分が納得のいく作品を書き上げたことはありません。
どれも文章が稚拙で、首尾一貫としてなくて、それでもどうにか読み手を惹き付けようと姑息な表現方法を使った作品ばかりです。自分には書く力がないのではないか、という思いが時々浮かんできます。

現在、大学でもカルチャーセンターでも数多くの文芸創作の教室が開かれていますが、そういったモノから書く力を付けようと考えたことはありません。
小説、詩等の作品は教えられて書けるようになるものではない、と思っているからです。ですから最初『物語の作法』という授業名を見たときも、それだけで少し拒否感を抱きました。
『食わず嫌い』ってヤツでしょうか……　
しかし今回、四年生ということもあって単位に余裕が出来たため、初めて講義要目を読ませていただきました。
自分の考えていたような授業ではなかったことに気付きました。

『物語には、決まった作法などありません』
この言葉を認めた上での授業。
凄く興味があります。
大学生活、（多分）最後の一年間はここで多くの生徒の作品と触れ合いながら、自分の表現力と向き合っていきたいと思っております。

……と、まぁここまで書いてみましたが、どうも自己紹介というのは苦手です。
やる度に、いつも『内面』と『外面』。『本当っぽさ』と『嘘臭さ』が頭の中でこんがらがります。

滝　夏海　今日も私は欠片を見付ける　2004年04月14日(水)01時06分04秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

　息の仕方を知っているように、歩き方を知っているように、幼い頃から何故だか分からないけど物語の欠片の見つけ方を知っていた。ふっと何かを見るだけで（見えないモノも含め）、違う世界へ飛べた。いや、違う世界なんだけど、自分にとっては生活空間と同じ世界だと思ってた。今だって、街を歩けば、欠片の方から飛びかかってくる。でも、それらはあまりにも欠片過ぎて、どうして良いか分からず途方に暮れる。パズルのように組み合わせれば『物語』として通用するだろうが、その作業の上手くない私は文字へ移せなくて、欠片を溜め込んでばかりいる。そうして頭が重くなるからしょうがなく、とりあえず、という形でそれぞれの話を書き出してみる。短いそれらは、やっぱり欠片でしかないけれど。

　というわけで、表現文化学科4年の滝です。この講義は、今年で3年目になります。
　自己紹介のネタに困り「自分が書く理由」を探してみたら、上のような内容が出てきました。普通に語ったら頭がおかしいと思われそう（出だしなんて特に）ですが、こんな事を言っても「物語を書くから」の一言が付くと「ちょっと変わった奴」で済むというのが一番の理由だと思います。空想大好き人間が行き着いた道。
　就活や卒論で忙しくなりそうですが、今年の目標は2つ。1つは前回少し纏まりかけた物語を、もっと形にする事。もう1つは、就活中面接で「言葉の使い方が面白い」と言われたので、それをマイナスではなく武器にできるように、他の人の文を参考にしながら磨く事。
　これから1年間、よろしくお願いします。

吉見幸子　コーヒーミルク　2004年04月14日(水)00時22分53秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

日常感じるいろいろな感覚を栄養に詩や短歌を作っています。
しかしまだまだ自分のなかにあるものをうまく表現できずにうずうずしている自分がいます。「言葉のフィルタ」ーがまだまだ厚いです。言葉の持つ意味とその作品で与える意味を考え、今までのなんとなくふわっと浮かんできたものをとらえていた作り方以上に、表現と言葉と感覚の融合というような点を追求していきたいと思います。

感じていることをうまく表現できると、なんとも言い表せない嬉しさがあります。
ちょうど、かき混ぜたコーヒーにミルクを入れたときのように、すーっと円を描きながらなじんでいく感覚に似ているなと、私は思っています。
素材に合ったフィルターを作り上げ、感覚をスパイスに、言葉のミルクをたっぷりと使い、おいしいコーヒーが入れられるようになりたいです。
皆さんの作品に触れることができるのもとっても楽しみで、今からわくわくしています。
１年間よろしくお願いいたします。
人間発達学科４年　吉見幸子

千田由香莉　ワタシのつくりかた　2004年04月13日(火)23時50分59秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

　誰もがオレンジジュースを飲むのなら、グレープフルーツジュースを飲む。
　
　それでも、「お前は間違っている」と３分の２の人間に言われれば、何だか急に縮こまる。

　音楽、演劇、映画、文学、写真、絵画、・・・etc。興味の尽きないもの。

　好きな移動手段は、電車と自転車。好きな街は、下北沢・江古田、とにかく路地があって、雰囲気のいいところ。ええと、それから、、、。

　好きな季節は、春。今欲しいもの、デジタルビデオカメラと折りたたみ自転車。
　あと好きなものは、窓からの景色。

　「いつも笑ってる。楽しそう」「悩みなさそうだね」
　そう言われてきたけれど、そんなことない。すごく小心者だし、小さな事で毎日のように落ち込んだりしてる。だから、劣等感なら売るほどある。
　
　私は私なのに、たくさんの私がありすぎて「私」がよくわからなくなる。

　そんな人間の不思議。宇宙規模なみに厄介だけど、何故だか愛おしい。

　表現文化学科二年、千田由香莉。ここに書いたのはまだまだ私のカケラ。
　　

　

城所洋　自らを熟成させる為に　2004年04月13日(火)22時02分06秒

自分は人間関係学科２年の城所と申します。
いきなり何故人間関係学科の野郎がこんな所にしゃしゃり出てきたかと言いますと、色々と訳があります。
自分は小説を書いていこうと思っているのですが、それならば入る学部を間違えたのでは、とよく人に言われます。
いいえ、間違えてません、自分は狙って入りました。
受験当初、心の中のフレーズには、「知識より経験を」が全面にありました。まぁ、そう言えば格好がつくのかもしれませんが、要するに、自分は文学が苦手だったのです。本も、あまり読みません（読むことは読みます）
そんなこんなで、当初の志はどうあれ一年間大学生活を満喫し、程よくこなれてきたので、そろそろ文学系の授業も受けてみたいと模索していた所、お誂え向きにこの授業を発見し、すかさず受講希望した次第です。

実を言うと、自分は既に２作品ほど小説を書いて、応募した事があります。（一つは落選、もう一つは選考中）
しかしながら、物語を書き上げたはいいが、如何せんそれは（物書きに熟・未熟があるとするならば）未熟さが否めない所ばかりの、惨憺たるものでした。書きたいテーマはあるのですが、それに酔ってしまい、自分を見失って、或いは自分を押し出すあまり、独り善がりに陥ってしまったのです。
ですから、当面は自らの熟成を目標に、味に棘が無く、円やかで、それでいて独特の風味を持ち、後を引くような素晴らしい一品に出来るようにしていきたいと思っています。

こんな微妙な野郎ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

露木悠太　経営学において、組織を動かすということは、　2004年04月13日(火)20時04分25秒

どういうことか知りませんが、僕は経済学部の四年生です。
　昨年までで卒業に必要な単位もほぼ取り終えているので、今年は挑戦したいものだけに集中しようと考えています。
主に詩や小説で参加したいと思っています。小説を読み始めたのはちょうど二年くらい前からなので、作家の方の名前もまだあまり知りません。詩集の方は前々から興味があったので、中学生くらいから少しずつ読み続けています。
最近では谷川俊太郎・編の『祝魂歌』にとても感銘を受けました。
　何か自分を表現できる術というものを、ひとつでも持てたならそれはすごく幸せなことだと思います。僕にとってそれがペンをとることかどうかはわかりませんが、そうであればいいなと、思います。　
　四年生の現在２１歳ではありますが、年相応に成長できているかはわかりません。ここで学ぶことで、自分のふり幅を広げられたらと目論んでいます。
どうぞよろしくお願いいたします。
　

寮美千子　タイトルは自分自身のキャッチコピー！　2004年04月13日(火)17時29分18秒
▽寮美千子タイトルも自己紹介の一部！への応答

それぞれひと癖もふた癖もありそうな受講希望者諸君の自己紹介、なんと頼もしい！と感動しながら読んでいます。今年も、力みなぎる教室になりそうです。

とはいえ「タイトルも自己紹介の一部！」というわたしの呼びかけに、きちんと応えている人がほとんど見受けられません。

タイトルのひとつの目的は、そこに何が書かれているのか、そのタイトルを見ただけでわかるということ。だから「自己紹介」と頭につけるのは、とてもまっとうです。

けれど、それだけでは魅力がない。赤の他人に「読んでみよう」という気にさせる力がない。

タイトルは「自分自身のキャッチコピー」です。それを念頭に入れて、もう一度よく考えてみてください。そして、中身を読んでみたくなるような、こいつってどんな奴？と思わずそそられるような、そんなタイトルを考えてみてください。

例えば、一番乗りだった稲葉さん。追加投稿で「自己紹介/HPのURL」が掲載されていますが、こういう時はせっかくだからホームページのタイトルも、ちゃんと入れてしまったらいい。

「冷凍庫には入れないでください。」

ホームページのタイトルとして、これはショッキングで、とてもセンスがいい。あれ、なんだろうって人に思わせる力があります。その「なんだろう？」がとっかかりになって、読者に興味を持ってもらえればこっちのもの。

たとえば「タイトル一覧」だけを見たときでも「これ、読んでみようかな」と思わせるようなタイトルを望みます。すでに書き込んだ人も、これから書く人も、ぜひひと工夫してみてください。

がんばれ！　みなさんに教室で会えるのを、楽しみにしています。

五十嵐　舞　今年は小説に挑戦！！　2004年04月13日(火)14時27分08秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

　多くの人は初めましてですね！！イメージ文化学科4年の五十嵐舞です。
去年、この授業を取らせていただいたものです。といっても、誇れるほど作品は挙げてませんが・・・。
　ちなみに私が好きな作品作・家は茅田砂胡氏のデルフィニア戦記にスカーレットウィザード、暁の天使たちです。後は、小野不由美氏に篠田真由美氏、椹野道流、新田一実・・・マニアックな（民俗学や陰陽道的ティーストの）作品が好きです。というか、そっちがどっちかというと専門分野的なんですね・・・今年は諏訪の御柱祭だし。
　今年の目標は短編でもいいから、小説に挑戦してみようと思っています。昨年に引き続き、俳句や短歌は出来次第この掲示版に載せたいと思っています。まあ今年は就職もあり卒論あり盛りだくさんですが、頑張ってこの授業は出たいと思ってます。
今、作った作品です。（短歌調・・・）

　和光坂　桜模様の絨毯を　歩く僕らも　新しい年
　風吹けば　舞う小さな天使たち　そして若葉も　顔覗かせる　

圓山絵美奈　自己紹介　2004年04月13日(火)13時49分21秒

表現文化の３年生です。私は、性格上考えなくていい事まで考えてしまったり、
見なくていいものまで見たりして、それによって苦しんだ事がありました。
でもそんな時だからこそ、でてくる言葉や表現はあって、それに少し救われた気がします。私にとって物を書いたり、作品を作るというのは、普段そんな簡単に人に見せる事ができない「自分」を、なんらかの形で唯一見せる手段に使っているかもしれません。
この授業をとって、もしかしたらそんな自分にまた変化があるかもしれないし、一緒に成長していきたいです。よろしくお願いします。

稲葉祐子　自己紹介/HPのURL　2004年04月12日(月)16時26分06秒
▽稲葉祐子自己紹介への応答

冷凍庫には入れないでください。
私の詩のHP「冷凍庫に入れないでください」のURLです。
HPでは、「ロク」というハンドルネームを使っております。
今までの詩は、「Gallery」に置いてありますのでよろしくお願いします。

時間がかかってすみませんでした。

前澤貴仁　描きたいから　参加したいから　モノにしたいから　2004年04月12日(月)14時07分47秒

　小説を読んで、自分でも描きたいと思ったのはいつか？正確にはわかりません。ただ、今の自分は何か作品を作る、というのが夢です。
　小さいころから僕は話を作ることが好きで、小学校のときに『物語を作ろう』という授業で作った本が、僕の最初の作品。それ以来自分が物語りを形に仕上げたことはありません。形にできたのはこのときだけですね。
　さて、僕はこのまま文章を、小説を作ることは夢のままになってしまうのか。

　今、目の前に絶対面白そうな講義があるじゃないか。

　今回の芥川賞受賞作品、一方は「これで受賞なら納得できる」という作品で、もう一方の作品は「こんなものが・・・獲るの？」という気持ちを抱かせました。どっちがどっちとは言いません。
　「作品が仕上げられない人間がなにを言う」
　誰かに言われそうですね。
　世間で認められる作品を作る、ということは並大抵のことではないとわかっています。が、僕は受賞作に負けない、むしろ超えるくらいの作品を作りたいと思ってます。

　溢れてくるのはネタばかり。今現在描くことをしてない作品が５個、６個。それを文章に、表現をして仕上げるというのが当面の課題です。

０３ｇ０１２　加賀麻東加　パソコン初心者で頑張った自己紹介文　2004年04月12日(月)12時20分20秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

単刀直入に、実際に私と会って欲しいです。自信があるのか？と聞かれたら、あるわけではないけれども、私だけにしか持っていない表現力と、感受性をぜひ見てください。今まで経験した事や、思い悩み苦しんだ事を、日々詩として残しています。そして、あの人と巡り会えた嬉しさや、あの時に誰かと感動して涙した事を絵や文字で表したりもします。芸術を愛する者として、色々な表現者と会えるこの授業は絶対絶対絶対とりたいです。寮先生の心に私の名前が一生残るようなインパクトのある作品を作り続けます。
ちなみに、パソコン初心者なので、これだけの文を打ち込むのにかなりの時間がかかりました、、、汗。ビックリマークも打てなくて、冷血人間みたいな文ですいません、、

児玉武彦　とにかく完成　2004年04月12日(月)11時58分44秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

今までにどれだけ小説、漫画、脚本を書いてやろうと思って、途中で挫折してきたことか！つまりは、書き始めて完成に至った例が殆ど無い。初めて書き終えたのが、賞金目当てで投稿したエロ漫画位。それだって最近の事で、それまでは一度も無かった。しかし、大学に来て自主映画に携わっている内、生活の中に映画のネタを探す癖がつき、設定や大まかな話がうんと蓄積されてはいる。なら書くしかないだろう！授業で採っちまえば完成させるしかあるまい。単位も厳しい頃だし。とにかくやります！まずは完成させる事を目標に。ちなみに、最近読んで面白かったのは＜二つの祖国＞で山崎豊子にハマッテます。

松本紗綾　課題１／自己紹介・自己意識　2004年04月12日(月)00時38分55秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

表現文化２年、松本紗綾（マツモトサヤ）です。
小学４年の夏、室井滋の「東京バカッ花」を読み、東京生活に憧れを持った岐阜出身です。
ＣＤを聴く際、歌詞カードを手にしないとしっくりきません。歌詞から、漢字・言葉の使いまわしなど、学んだものはたくさんあります。
「適当」という言葉が好きです。２つの「適当」を持つ人間になりたいからです。
どんなことも、直感・瞬発力だけで生きてきました。どんな買い物にも時間がかかりません。
「異端児」と言われます。最高の褒め言葉だと思います。

持久力をつけたいです。今まで見たことのないモノが見えると思うからです。

よろしくお願いします。

菊池佳奈子　自己紹介(０２Ｘ０２６)　2004年04月11日(日)20時46分13秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

表現文化３年の菊池佳奈子です。
ことばが好きで、そのひとつひとつの表情をつきつめて考えながら書くという、作業をしたいです。
去年一年で長文は書けないと感じたのと、何より短歌や詩といった長さの文章がいちばん自分にしっくりくると思ったので、
今年はその短いことばの列なりをもっと突き詰めて表現したいと思います。

この講義でもって言葉の表現というものを学んで、
傍らで違う表現手段とことばとを使ってより濃い世界観を表現することをやりたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

http://www3.ocn.ne.jp/~knyako/hakoniwa/

越智美帆子　自己紹介　2004年04月11日(日)19時24分30秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

　表現文化学科３年の越智美帆子です。
　小説ではよしもとばなな、村上龍、大塚英志が好きです。モノを書いていきたいと思っているのに、実は漫画のほうが圧倒的に読書量が多くて、これではダメだなと思っています。
　漫画では岡崎京子、やまだないと、山本直樹、望月花梨などが好きです。
　よくエログロオンリーだと思われるのですが、思春期、特に中学生が主人公の切なくてもどかしい物語なども好きです。
　去年は結構楽しんで物語が書けたので、今年はもっと内容を構成できる力をつけたいと思っています。
　今、二コルソン・ベイカーの『もしもし』を読んでいるのですが、今まで絶対に感じていただろう感覚なのに、実際それを文字化されたものを読んだことがなかったので、とても新鮮に感じています。
　興味のポイントは、異常性癖、少年犯罪、アディクション（嗜癖）、思春期、です。並べてみるとなんだか暗いと思われるかもしれませんが、当人別に暗くありません。
　今年一年、よろしくお願いします。

寮美千子　タイトルも自己紹介の一部！　2004年04月11日(日)02時30分07秒

自己紹介とは、見ず知らずの他人に、自分をプレゼンテーションすること。
いわば、自己広告です。
いかに端的に自分をアピールできるか、が決め手。

掲示板投稿のタイトルは、広告でいえばキャッチコピー。
ひと工夫欲しいところです。
みなさん、頭をひねって「自分自身のキャッチコピー」を考えてください。
楽しみにしてます。

寮美千子　稲葉祐子さん／ＨＰのアドレスを！　2004年04月11日(日)02時24分57秒
▽稲葉祐子自己紹介への応答

自己紹介一番乗りですね。その意気込み、頼もしいです！

＞趣味で詩のHPを運営しています。

どんな詩を書いているんだろう？　と気になるのが人情。
そのホームページを紹介することが、何よりもの自己紹介になります。
ＵＲＬなしにそういっても、役に立たない。
第一、読者には、その情報の信憑性もわからない。

主催する詩のホームページのＵＲＬを、ぜひ書き込んでください。
リンクをはるには、以下のタグを使用します。

<a href="リンク先ＵＲＬ">リンク先のタイトル</a>

がんばって、試してみてください。
投稿はここ「課題提出板」に。
自分の自己紹介投稿の「この記事に応答」のボタンを押して書き込み、
元記事との関連性がわかるようにしてください。

稲葉祐子　自己紹介　2004年04月11日(日)01時06分20秒
▼課題と連絡：課題１／自己紹介への応答

趣味で詩のHPを運営しています。三年生です。言葉が見せる奥行きはときに、絵よりも感動的だと思っているので、絵よりも文字を「見る」ことが好きです。言葉の裏に隠された意味や、ニュアンスを読みとることを繰り返すことで、自分の内側が、広がってゆくような気がします。自分で言葉を組み立てて書くことも好きですが、もっと他の人の生み出す言葉やその意味、手法について知りたいと思っています。趣味が詩書きなので、もっと自分の表現の幅を広げたいです。去年もこの講義を取りたかったのですが、自己紹介をここに書くことを忘れて、取れませんでした。なので今年こそは履修したいと思っています。最後に、拙いながらも詩を置いてゆきます。「距離感」ふと笑い声響き人々は群れ遠ざかる私は語る術すら持たず青空を抱き涙する

■一つ前の過去ログ：「物語の作法」課題提出板 (0031)

[横田裕子] 五行詩・その２ (2004/01/13 21:25:06)
[横田裕子] 大掃除の時に出てきたガラクタ (2004/01/04 21:39:53)
[滝　夏海] 課題２１／「森乙女の呪い」を読んで (2003/12/10 00:10:52)
[五十嵐　舞] 課題２１／古内さんの『森乙女と呪い』を読んで (2003/12/09 12:01:20)
[東條慎生] 古内旭『森乙女と呪い』 (2003/12/08 22:31:58)
[古内旭] 作品3A『森乙女と呪い』 (2003/12/05 17:49:19)
[五十嵐　舞] 課題２０/東條さんの「連星」を読んで (2003/12/03 12:29:13)
[滝　夏海] 課題２０／「連星」を読んで (2003/12/03 00:20:48)
[越智美帆子] 課題２０／手紙の正体 (2003/12/02 20:22:57)
[菊池佳奈子] 課題２０/「連星」を読んで。 (2003/12/02 11:03:06)
[杉井武作] 課題１９／圓山絵美奈さんの詩の批評 (2003/11/26 23:23:32)
[東條慎生] 作品1A「連星」 (2003/11/26 18:05:47)
[菊池佳奈子] 課題１９/圓山絵美奈さんの詩の批評 (2003/11/25 23:11:05)
[室橋あや] 課題１９／圓山絵美奈さんの詩 (2003/11/25 21:47:50)
[瓜屋香織] 作品３Ａ／短歌　「したわ。したわ。したわ。」 (2003/11/25 15:22:45)
[五十嵐　舞] 課題１９/圓山絵美奈さんの詩を読んで・・・ (2003/11/25 11:15:10)
[越智美帆子] 課題１９／皮肉のうまい使い方 (2003/11/23 16:01:48)

管理者：Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
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