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寮美千子  マミさん登場!/『楽園の鳥』公明新聞書評 2004年12月08日(水)01時42分04秒
マミさん登場の番組12月6日放映 へのコメント

▼マダガスカルに行こう!
マミさん登場のTV番組「秘境ツアーへ行こう!」の録画、さっき見ました。出てました、出てました、なつかしいマミさん!オレンジ色のポロシャツきていた人がマミさんです。すごいね、マミさん。これで何度目の日本のテレビ登場だろう。

国立公園の野生動物を案内する専門のガイドさんも、きれいな日本語を話していました。日本人観光客って、どんなところにも行くんだなあ、マダガスカルの国立公園に、日本語ガイドが必要なくらい、需要があるんだなあとびっくり。

▼「矛盾と非合理の感情の深淵を覗く思いが」
『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』の書評が、11月29日の公明新聞に掲載されました。連載をさせてもらったお膝元、誉めないわけがありません。だから、割り引いて読まなければならないけれど、それでも誉めてもらえばやっぱりうれしくないわけがありません。ただやみくもに誉めているのではなくて、ちゃんと読んでくださって、受け取ってくださったところがうれしかった。

『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』は、とても読みやすい作品だけど、いや、だからこそ、むずかしい作品。アマゾンの読者レビューにもあったように「読みやすいので、どんどん読み進むことができる。いや、うっかり読んでしまうのだ……心の準備ができないうちに。」ということになってしまいます。それだけに、読者は作品から受けた衝撃をもろを被ってしまいます。そこにあるのは、救いのない愚かな人間像。それを文学としてプラスととるか、マイナスととるかで、この作品の評価は大きく変わってくると思います。

「矛盾と非合理の感情の深淵を覗く思いが」ととってくれた公明新聞の書評は、プラスとカウントしてくれた例。一方で「あまりに安っぽい暴力。安っぽい愛。人間てこんなもんですか。現実ってこんな安っぽいですか。情けなくて泣きたくなりました。」という、悲痛な叫びのような酷評を寄せてくれた方もいました。因みに、この酷評のタイトルは「安物」。

ほかにも「つまらない小説だ」と一刀両断の感想や「日本女性を食いものにしつづける白人男たちには殺意さえ覚えました」と、何と登場人物に殺意まで抱いてくれた感想も。

その一方でベタ誉めもあり、賛否両論、侃々諤々状態。かの『ノスタルギガンテス』絶賛のφ本氏をして「予想以上の読み応え」「ある意味、読者を裏切りつつ、期待に応えた傑作幻想恋愛小説」といわしめているのだから、一筋縄じゃ行かないらしいっていうのは確からしいなあと、自分でも思いはじめました。

酷評でも絶賛でも、感想は手応え。うれしいです。みなさん、よろしく! 因みに、公明新聞の書評は、アマゾンのサイトの「出版社からのコメント」のなかで読めます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062124394/harmonia-22

寮美千子  のらくろ子猫の里親決定! 2004年12月08日(水)01時10分37秒

みなさま、お手数&ご心配おかけしました。
のらくろ子猫の里親が決定!
ご協力いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
どこにもらわれていったかというと、
な、なんと、里親探しを依頼してきたそのお宅で飼われることに!
な、なぜだ?! 謎だ?!
詳しくは、以下を。
のらくろ子猫は、わたしに人生を教えてくれたのでありました。

http://ryomichico.net/cat/cat2.html#d07_dec_2004

松永洋介  マミさん登場の番組12月6日放映 2004年12月06日(月)00時28分24秒 http://www.ceres.dti.ne.jp/~ysk/
マミさんのマダガスカル通信 へのコメント

マミさんのホームページを手伝っている松永です。
12月6日午後8時から、テレビ東京系で、マミさん出演のテレビ番組が放映されます。

▼ネット番組表「ONTV JAPAN」より
秘境へ行こう! 地球の果てを体験する 人気ツアーに大密着!
12/06(月) 後08:00 >> 後09:54 テレビ東京 [S] バラエティ/トラベル
▽藤田弓子がアラスカ8日間の旅へ!シロクマとの出会い&オーロラに感動
▽大河内奈々子が中国&モンゴルで遊牧民族の生活を体験
▽田島令子がインド洋に浮かぶ島…マダガスカル共和国を訪問ほか
櫻井淳子ほか

▼テレビ東京の番組紹介ページより
「秘境ツアーへ行こう!」
テレビや雑誌でよく見かける "世界の秘境"。広大な自然・少数民族・珍しい動物‥‥
「あーこんな所に行ってみたい」と思っても、それは“画面の中・雑誌の中の出来事”であり、「自分が行ける場所ではない」と思っている人が多いはず。そこで、この番組では「誰でも行ける世界の秘境」をコンセプトに日本から世界各地の秘境へ行く“秘境ツアー”を紹介する。
今回番組で紹介するのは、灼熱のアフリカから氷点下のアラスカまで‥‥様々なタイプの秘境4つ。その大自然もさる事ながら、一般の人達が楽しむツアーに4人の女優が参加している点も大きな見所。

……というわけで、テレビ東京系のチャンネルを見られる方は、ぜひご覧ください。

ホームページのほうは、先日来マミさんから送られてきた写真で、掲載していないものがあったので、いま急いで載せているところです。けっこういい写真なのでこちらも見てください。

http://www.geocities.jp/mamy_madagascar/

寮美千子  ヴィレヴァンモバイル店のキレモノ店長φ本氏の書評 2004年12月05日(日)21時31分19秒

ヴィレッジ・ヴァンガードの店長、φ本氏はすごい。先日の門坂流氏の版画紹介の文章もすごかったけれど、とうとう読み終えた『楽園の鳥』の書評もタダモノではない。引用しちゃう。これを読んで『楽園の鳥』を読みたくなった人は、いますぐヴィレヴァンモバイル店へ!
ヴィレヴァンモバイル店 φ本氏書評より】
孤独な魂と無垢なる好奇心。
無力感と淡い希望。
その狭間で、地下水脈のように読み継がれてきた寮美千子の小説『ノスタルギガンテス』から 約10年。
再びこの世界に産み落とされた美しき絶望の書『楽園の鳥』。
主人公の名はミチカ。
大人になりきれない30代の女性作家だ。
性格は、ちょっと病んでて、かなりエキセントリック!!
なんせ、突然失踪した恋人をバンコクまで追いかけ、追いつき、
勢い余って追い越して、カルカッタからヒマラヤまで行っちゃうんだから。
言ってみりゃ、捨てられた女の長い旅路。
それが寮美千子の手にかかると、かくも甘く苦く幻想的で現実的、
偶然と必然が織り成 す物語へと昇華される。
ただし、そこにある苦みや痛みは『ノスタルギガンテス』のように
抽象化されたものではなく、あまりにも生々しい暴力を伴う。
倉田真由美の『だめんずうぉ〜か〜』に登場するだめんずが束になってかかっても、
殴り倒されそうな暴力男も登場。
ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』を髣髴とさせる恋愛的瞬間も訪れる。
そういったドロドロした物語が、多くの個性的な旅人たちと、
美しく幻想的な複数のサブストーリーとからみ合いながら、
呪術的ともいえるリズムとレトリックで読ませるのが本書の最大の 魅力。
長年待ち続けた作品は、予想以上の読み応えだった。
ある意味、読者を裏切りつつ、期待に応えた傑作幻想恋愛小説。
あぁ、カルカッタに行きたい。


http://vv.gsj.bz/cgi-bin/vv/menupage.pl?page=syohyou&id=&pwd=&basket_id=NULLXRRV32XWHJAT

寮美千子  産経新聞神奈川版に『遠くをみたい』紹介記事 2004年12月05日(日)21時08分49秒

本日12月5日の産経新聞の神奈川版に、西はりま天文台に完成した2メートル望遠鏡「なゆた」と、その完成記念絵本である『遠くをみたい―星の贈りもの―』の紹介記事が載りました。

神奈川版の紙面には本を手ににっこり笑う寮美千子。うーん、顔が丸すぎる。運動しなくちゃ。取材の時、絵を描いてくださった東逸子もごいっしょにという新聞社の申し出でしたが、東さんはご用があって「わたしの分までにっこりしてね」といわれ、思いっきりにっこりのまんまるお月さまみたいな笑顔になりました。

もうすぐクリスマス。プレゼントに最適の絵本です。ぜひ!

http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/kanagawa/html/kiji02.html

寮美千子  マミさんのマダガスカル通信 2004年12月05日(日)20時53分21秒
アリアリ(Ar) へのコメント

極上のサファイアが発見されて、サファイア・ラッシュに湧いているマダガスカルの様子、昨晩テレビでやっていました。遠い昔、アメリカのゴールド・ラッシュもこんな風景だったのかなあと思いながら見ました。

ボコボコに掘り返された地面が、痛々しかった。わずかなサファイアを求めて、一日中土を掘る人々の間を、ライフルを持った「ヤクザ」が歩き回っています。彼らは、日々の食料と引き替えにサファイア掘りの人々を支配下に置いて、やっと見つけたサファイアをそっくり取り上げてしまうのです。サファイア掘りの少年たちは、村に戻るバス代すらなく、穴を掘り続けなければならない。人の心も、穴だらけの地面のように荒廃しているようでした。美しい鉱物は、そっと地中で眠っている方がいいのかもしれません。

日本滞在中は、我が家にホームステイしていたマミさん。お土産にプレゼントしたデジカメを活用して、マダガスカルの風景を送ってくれています。わが相棒の松永が、マミさんのHPにその写真をアップしました。こういうのも、国際協力の形のひとつだよね。そうやって、草の根からの相互理解が進むといいなあと思います。マミさんが、どんどん写真がうまくなっているのがすごい。

マミさん、がんばってね。また、写真、たくさん撮ってくださいね。

http://www.geocities.jp/mamy_madagascar/

マミ  アリアリ(Ar) 2004年12月05日(日)01時10分18秒 http://www.geocities.jp/mamy_madagascar

来年にはマダガスカルで使ったお金はマダガスカルフランがなくなって、全部アリアリ(Ar)になっているのです。今月から、25000Fmgと10000Fmgは使わなくなったので、新札の5000Arと2000Arになるのです。古いお金を持っている人が銀行で新札に変えに行かなければなりません。土・日曜日以外に銀行には毎日朝から4時まで新札をもらうようにいつも込んでいるのです。
今、お店に入ると、値段はまだアリアリもマダガスカルフランもあって、ただ、アリアリは大きい数字でマダガスカルフランが小さくて書いてあるのです。
アリアリでの値段を見ると、本当に数が少なくて、例えば305000Fmgは61000Arになります。フランより、アリアリのほうは見やすいです。しかし、一番難しいのはこの次です。3856Fmgは771,2Arです。マダガスカル人にもまだ難しいですが、私のほうは何かを買いに行く時、いつも計算を持っています。

勇崎  12月8日夜は、「朋よ。オフ」? 2004年12月04日(土)21時08分40秒
映画「朋あり。〜太鼓奏者 林英哲〜」 へのコメント

寮さん、
伊勢真一氏の作品や林英哲氏へのお言葉、ありがとうございます。
僕は12月8日の18:45〜の上映鑑賞しに行きます。
会場のポレポレ東中野で監督の伊勢真一氏と落ち合うことになっていて、
終映後いっしょに呑みます。

みなさん、
もし、伊勢監督と出会ってみたい、という方々がおられたら、
オフラインということで、18:45〜の上映鑑賞にいらっしゃいませんか?
そのあと、近くの安い店で呑みましょう。
もちろん、この日、この時間に限らず、鑑賞いただけるとうれしいです。

それにしても、12月8日といっても、
この日にパールハーバーやジョン・レノンのことを
語らなくなってしまいましたね。

http://ryomichico.net/bbs/planets0007.html#planets20041202204645

寮美千子  映画「朋あり。〜太鼓奏者 林英哲〜」 2004年12月04日(土)00時59分19秒
友人の映画見てください へのコメント

映画「朋あり。〜太鼓奏者 林英哲〜」。わたしは、11月21日、さいたま芸術劇場で開催された「ドキュメンタリー映画の上映と語る会」で見てきました。草思社時代の上司だった宮本皓司氏の企画による映画祭です。すばらしい映像でした! 

伊勢真一監督の作品、以前、きゅう漆の人間国宝・大西勲氏を撮った作品を見て、その映像の美しさ、音のよさに感動しました。ぎりぎりまでそぎ落としたシンプルな構成。それにより、却って多くのものを語る映像です。

今回も「語りすぎない映像」によって、心のなかに広々と和太鼓の世界が広がり、林英哲氏という人間の形がくっきりと心に刻まれました。そこにあるのは「そのもの」の姿。それをどう感じるかは、観る者に委ねられています。監督が自己の解釈を押しつけるような真似は一切しない。なんという潔さ。観る者を信用するからこそできる映像かもしれません。

上映後は、伊勢監督と林英哲氏のトークがありました。映画の中の人物像と、そこにいる現実の人物のぶれが、これほど少ない人を、初めて見ました。しゃんと背筋が伸びて、まっすぐ。深みはあるけれど、闇がない。大変すてきな、きれいな人でした。

上映後の懇親会では、林英哲氏ご本人と、直接言葉を交わすこともできました。英哲氏は昭和27年生まれ。「50歳を過ぎたら、もう太鼓は叩けない、と思っていました。芸能の人としての賞味期限はそこまでかな、と。けれども、50歳を過ぎてみたら、剛速球ばかりではなくて、スローもカーブも投げられるようになった。視点も、ミクロにもマクロにも合わせられるようになってきた。トップギアで走ることしかしらなかったのに、ギアチャンジができるようになってきた。そうしたら、もっとやれる、もっとやりたいと思うようになったんです」と英哲氏。「深夜、ひとりで太鼓を叩いていると、時間の果てに飲みこまれていく気がする。太鼓がタイム・トンネルのような気がします」

間近で拝見しても、若い。そして、美しい。ああ、鍛えると、こういうふうに美しく齢を重ねることが出来るのだと、心から感嘆しました。

鍛えに鍛え抜いた舞台。舞台でお金をとるっていうのは、こういうことかと、映画とご本人を見て深く納得しました。こういう舞台なら、お金を払っても見たい。価値がある。プロとは、こういうものをいうんだと、納得。本物の舞台を見に行きたくなりました。

中途半端な者が「お芸術」を騙る今日、林英哲は稀にみる「本物」だと感じました。

ともかく、すばらしい映画です。そして、本物の舞台を見たくなる映画です。この映画を、林英哲氏が現役の今、見ることができた幸運を感じます。同時代に、こんなにすばらしいアーティストがいるなんて! 映画を、そして舞台を、ぜひ!

ポレポレ東中野で12月10日(金)まで上映中!

http://www2.odn.ne.jp/ise-film/

勇崎  友人の映画見てください 2004年12月02日(木)20時53分02秒
▼遊星たちの消息:伊勢真一監督作品「朋あり。〜太鼓奏者 林英哲〜」上映会 へのコメント

遊星たちの消息に、
伊勢真一監督作品「朋あり。〜太鼓奏者 林英哲〜」上映会
のごあんないを投稿しました。
ポレポレ東中野で12月10日(金)まで上映中です。

http://www2.odn.ne.jp/ise-film/

マミ  マダガスカルの番組 2004年11月30日(火)21時30分05秒 http://www.geocities.jp/mamy_madagascar/

マダガスカルの観光地を紹介する番組は12月6日(月曜日)夜8時から放送するのです。
12チャネルに見られます。
楽しんで見てください。

寮美千子  『遠くをみたい』が東大和市郷土博物館プラネタリウムで朗読されました 2004年11月30日(火)02時16分08秒
『遠くをみたい』プラネタリウムに好評! へのコメント

11月27日、東京都の東大和市郷土博物館プラネタリウムで、絵本『遠くをみたい―星の贈りもの―』の朗読を含めた投影がありました。担当の方が、うれしいご報告をくださいました。わたしも、あの絵本を通じて、みんなが宇宙のことやいろんなことを考えてくれたらいいなあと思っています。ありがとう! 以下、ご報告より一部引用。
一昨日、朗読を取り入れた投影を無事終えました。

月に一度の生解説投影の「星空さんぽ」
今回もたくさんの方が来てくださいました。
「また来ます」と言って下さる方もいました!

2メートル望遠鏡「なゆた」に関して質問される方もあり、
全般的に、なかなか興味感心を持ってもらえたようです。
ありがとうございました。


φ本  お手本がよかったので(笑) 2004年11月27日(土)10時41分20秒 http://asoberu.jp
ネットでアート! ヴィレッジヴァンガードで門坂流作品頒布 開始! へのコメント

寮さん、みなさん、こんにちは。

今回の門坂さんの銅版画のコメントに関しては、門坂さん自身にお話を聞けた、しかも最高にリラックスした状況で!聞けた、というのが大きいですね。
もう一つ、先に寮さんの紹介文が良いお手本としてありましたしね。
それらを編集して、私情を加えて、完成!という感じでした。

やっぱり、自分が欲しいもの、買って絶対損しないものに対しては、俄然気合が入ります(笑)。
というわけで、ボーナスが出たら、アンモナイトの額装を購入いたします。
ここに一人買う人間がいるんだから、きっと他にもいるでしょう。
『楽園の鳥』にはまっちゃった人もぜひ!!

ではでは。

寮美千子  ネットでアート! ヴィレッジ・ヴァンガードで門坂流作品頒布 開始! 2004年11月25日(木)23時41分07秒
自分を見失ったらヴィレッジ・ヴァンガードへ行こう! へのコメント

いま、最高にトンガっている遊べる本屋「ヴィレッジ・ヴァンガード」
な、なんと、きょうから、門坂流画伯の銅版画作品が手に入ることになりました。
販売されているのは『楽園の鳥』の装丁に使用された3点。
「山峡」「渦潮」「アンモナイト」各・限定50枚。
商品紹介が、実にすぐれた批評にもなっています。必見!
「新着情報」をクリック!

「ヴィレッジ・ヴァンガード」モバイル店は、
なんと二ヶ月間で『ノスタルギガンテス』を46冊も売ったという伝説の電脳書店。
こんどは、どんな伝説を生むか?

宣伝コピーがあんまりかっこいいので、冒頭だけちょっと引用させてもらっちゃおう。
今度本を出すときは、店長のφ本氏にキャッチコピー頼みたいくらいです。
『楽園の鳥』
◆俺史上、もっとも心の奥深くに響いた傑作『ノスタルギガンテス』から10年。
再び寮美千子が世界に産み落とした、美しき絶望の書。

銅版画「山峡」門坂流
◆輪郭も稜線も、ない。
なのに、まざまざと浮かび上がる荒涼とした渓谷。
そう、恐らく門坂流が描こうとしているのは、存在そのものの根源だ。

銅版画「渦潮」門坂流
◆史上最も孤独でスリリングなアート
数万、いや数十万の線を、一本一本想像を絶する集中力と孤独の中で刻み付けてゆく。
初めて購入するアートが、この作品なら、それはこの上なく幸せでクールな選択といえるだろう。

銅版画「アンモナイト」門坂流
◆百億の線と千億の時
「『楽園の鳥』の表紙の“山峡”と裏表紙の“渦潮”は、ほぼ同時期に制作した作品です。
二つの作品は集中と拡散という宇宙の構造に似ており、背表紙の“アンモナイト”は物語の舞台のヒマラヤにも存在し、その構造が渦潮に似ているので表紙と裏表紙を繋ぐ、かすがいとしてぴったりの作品と思います」
φちゃん、すごい。思わず、買いたくなる。もう、持ってるけど。感謝です。みなさん、φちゃんのサイトへ行って、すばらしい宣伝コピーを全文読もう!

寮美千子  自分を見失ったらヴィレッジ・ヴァンガードへ行こう! 2004年11月25日(木)23時39分35秒

東逸子さんとのコラボレ作品『遠くをみたい』が、ヴィレッジ・ヴァンガードのオススメ商品としてトップでドーンと画像入りで登場! すばらしきコピー、引用させてもらっちゃう!
『遠くをみたい―星の贈りもの―』
◆自分の存在意義を見失ったら、この本を広げよう。
そして夜空を見上げよう。
まだ未購入の方、ぜひヴィレッジ・ヴァンガードで!

勇崎  お誕生日おめでとう 2004年11月24日(水)20時09分09秒
半世紀まで後丸一年/誕生日プレゼントにぜひ読者レビューを! へのコメント

寮さま>
お誕生日おめでとうございます。
あなたのお誕生日の日、リトくんと僕は、故・安東ウメ子さんの墓参のため、幕別町のご自宅と墓碑に伺ってきました。
リトくんは声を出して、アイヌ語であなたと松永くんの分も墓参されました。
僕は、リトくんが併せてしてくれたので、自分のことだけで合掌しました。

「楽園の鳥」はまだ220ページ(全体の2/5?)位までしか読み進んでいない状態で、まだ感想を述べるような段階にありません。ヒロイン未知花とあなたの顔や声が重なってしまい、また一方、ヒロインとリアルなあなたとの違いみたいなことが気になったり、と、ふつうの一般読者になりきれず、困っています。

寮美千子  半世紀まで後丸一年/誕生日プレゼントにぜひ読者レビューを! 2004年11月23日(火)23時12分15秒

というわけで、本日誕生日を迎えた寮美千子です。思えば長生きしたもんだ。

自分の歳を指折り数えれば、なんだか、人生もう黄昏のような気もするけれど、人生80年として、はじめの20年間を準備期間としたら、いま、ちょうど折返し地点。これからまだまだ半分残っているというわけ。若い頃に比べると、いろんな意味でずっと自由が利くようになったし、やれること、たくさんあるような気がしてきました。これからも、よろしく!

『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』の書評が、ぼちぼちネット上に出てきました。酷評と絶賛、半々という割合。絶賛よりも、酷評の方がだいぶ熱のこもっているのが面白いと思いました。酷評は長文。それだけ関心を持ってもらえたのだと、頼もしく感じてます。

amazon.co.jp の最新の読者レビューには、登場人物に「殺意さえ覚えました」という一文が投稿されています。登場人物に殺意まで覚えてくれるなんて、それだけ物語に巻きこまれてくれたんだなあ!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062124394/harmonia-22

三島にあるK美術館の館長さんの日誌では『ノスタルギガンテス』を絶賛してくださった直後、『楽園の鳥―カルカッタ幻想曲―』を「つまらない小説」「野心的な失敗作」と酷評。しかし、その日も含め、3日間に渡って『楽園の鳥』に触れてくださいました。作中の人物のように、不思議な偶然の連鎖に巻きこまれて「メビウスの輪のようだ」という状態に。これもまた、ただ無視するわけには行かなかったという徴だと、前向きに受けめさせていただくことにしました。

きょう、何気なくテレビをつけると、篠田正浩監督の映画「写楽」をやっていて、引きつけられ、思わず最後まで見てしまいました。ことに、写楽の第一作を「きら引き」(雲母の粉できらきらとさせる)という手法を使おう、というシーンでは、身を乗り出してしまいました。映画では職人が思わず「そんな贅沢な」というのですが、版元の責任者がそれを敢行します。実は『楽園の鳥』にも同じことがありました。表紙カヴァーは「きら引き」。高価なので使用を危ぶまれたのですが、思い切って使わせてくれることになったのです。

写楽の絵が、余りに忠実に真実を映しだしていて、衝撃を与え、すぐには受け入れられなかった、というのも「そうか」と思いました。

とはいえ、酷評がいつまでもトップにいても、ちょっと考えもの。もし『楽園の鳥』を読了して、気に入った方がいたら、ぜひamazon.co.jpの読者レビューに投稿してください。誕生日のプレゼントに?! もちろん、熱のこもった酷評も歓迎です。

『遠くをみたい―星の贈りもの―』の読者レビューもぜひ。こちらは、たくさんの方から直接感想をいただいているのだけれど、まだ、amazon.co.jpには、読者レビューがひとつもついていないのです。ぜひ!

というわけで、お誕生日の当事者からの強引な贈り物の請求でありました。やっぱり、半世紀近くも生きてくると、面の皮も厚くなるなあ! がははは。

勇崎  オランダの光/オキナワの光 2004年11月20日(土)00時06分01秒
西方珍道中/白い道・黒い道 へのコメント

寮さま>

大移動のお疲れもピークだったはずなのに、
藤野まで、長いおみ足をさらに伸ばされ、
『遠くをみたい―星の贈りもの―』のリーディングで
再会の集いに華を添えて下さり、
ありがとうございました。

藤野にいくために、
DORONKO氏がアッシーくんをしてくれる(いつも心底感謝)、
その待ち合わせの時間までに、
僕は東京都写真美術館のホールで上映されている
「オランダの光」を鑑賞しました。

この映画は、「光」をテーマとしたドキュメンタリーで、
17〜19世紀のオランダの画家たちが絵画に描いたあの光は、
その後の湖の埋め立てで、もう見ることができなくなった、
と、ヨセフ・ボイスが語ったことを
実証してみようとした作品です。

つまり、湖が反射する光が、
その地方の光に特有の透明感をもたらしていたのであり、
埋め立てにより、その光が失われた、
というのです。

オキナワの光も、それと同じように、
白い道がアスファルトで埋められ、
ヨセフ・ボイスがオランダで語ったことは、
オキナワにもあてはまると思いました。

しかも復帰後の大開発により、赤土が露出し、
それが海に流れ、
海はかつてのようには太陽の光を反射しなくなったわけで、
あの時代の光は、二重に失われてしまったのだと思います。

ところで、今回の再会トークでは、
最後に逢った1971年以来、この33年の間で、
ふたりが、変わったことはなんなのか、
変わらなかったことはなんなのか、
を探求してみることを密かなテーマにしようと
思っていました。

集いの時間は、残酷にもスルスル流れ、
とてもそこには到達しませんでした。

つきなみに、いま纏めておけば、

変わったことは、二人とも
玉手箱を開いた瞬間の浦島太郎のようだったこと。

変わらなかったことは、
西村くんは、あいかわらず、
“感じのいい青年”のままだったことです。

寮美千子  西方珍道中/白い道・黒い道 2004年11月19日(金)12時14分54秒
行ってきました。西はりま へのコメント

▼西方珍道中

奈良/正倉院展
西はりま天文台/2メートル望遠鏡完成記念イベント
丸亀/猪熊弦一郎美術館・金刀比羅宮特別公開
奈良/旧志賀直哉邸・二月堂・漆塗師樽井禧酔氏工房
藤野/勇崎哲史・西村繁男氏再会イベント

を巡る丸一週間の旅から、一昨日の深夜、ようやくもどってきました。
門坂流氏と相棒とわたしの3人組の珍道中でした。
昨日は朝から大学。
そして、今日もこれから約束が。
いつものことだけれど、以上に密度の高い旅。
面白いことが山積み。
ご報告できる余裕がないのが残念です。

▼白い道・黒い道

ひとつだけ、忘れないうちに。
勇崎さんが上映した「光の絵日記」という沖縄の写真。
古い時代の沖縄の道は、珊瑚礁の真っ白な砂を敷き詰めた道。
まばゆく白く光っています。
それが、返還後はアスファルト舗装され、黒い道に変わります。

「白い道と黒い道じゃあ、人の顔や表情が違ってみえるんだよねえ。
白い道は、人がやさしく見える」と勇崎さん。

さすが、写真家の眼だと思いました。
肖像写真を撮るときは「レフ板」といって、光を反射する白色や銀色の板を使います。
そうすると、光がまわりこんで、人がきれいに見えるし、表情もやさしくなる。
沖縄の珊瑚が砕けた白い道は、天然のレフ板。
人が美しくやさしく見えた沖縄は、アスファルト舗装によって失われてしまった。

そういえば、奈良の法隆寺も、わたしが修学旅行で行った頃は砂利道。
現在は、京都の市電の廃止により出た石材を敷き詰めてあります。
ちょっとさみしい気持ちもしたけれど、それによって砂利がとばなくなって、
土塀が風化しないようになったとのこと。
なにより、年月を経た天然の石材なので、自然の手触りが残っています。

足の下に何があるか。何を踏んで歩くのか。
一人一人の人生も、人々の暮らしも、そんなことで大きく左右されているのだなあと、
改めて感じました。

スガノ  行ってきました。西はりま 2004年11月16日(火)11時44分58秒
『遠くをみたい―星の贈りもの―』朗読情報 へのコメント

行ってきました。西はりま。
見てきました。2m BIG EYE なゆた。
聴いてきました。遠くをみたい。

とても寒い日でしたが、山の上は気持ちが良い。
朗読の途中、地面に寝ころんで暗くなりはじめた夜空を見る。
空はわたしたちのふるさと、っていい言葉ですね。
宇宙を知ることは私たち自身を知ること、と黒田園長は申されましたが
人は何かを通して自分を知るのかもしれません。

宇宙を思うと、なんだか自分がとても小さい存在に思えたり、
と、同時にとても大きい流れの中の一部、流れそのもののなのだと
とても大きい存在に思えたり、不思議です。

そこに孤独はなく。連体する暖かさを感じます。

いつも素敵なことを気付かせてくれる
寮美千子さんに感謝します。

寮美千子  『遠くをみたい―星の贈りもの―』朗読情報 2004年11月10日(水)18時05分50秒
▼遊星たちの消息:西はりま天文台2m望遠鏡完成記念『遠くをみたい』朗読 へのコメント

▼11月13日 西はりま天文台で朗読
西はりま天文台に完成した世界最大の公開望遠鏡「なゆた」。完成記念式典は11月11日。11月13〜14日には、一般向けのイベントが開催されます。寮美千子は13日の午後5時半より出演。完成を記念して出版した絵本『遠くをみたい―星の贈りもの―』を朗読します。

  【西はりま天文台2m望遠鏡完成記念『遠くをみたい』朗読】詳細

▼11月17日 藤野で朗読
「勇崎哲史&西村繁男トークイベント」の余興として朗読させてもらうことになりました。
勇崎哲史&西村繁男 トーク
勇崎哲史 スライドショウ「光の絵日記〜沖縄・宮古・八重山1971-73そして1990-98」
西村繁男 スライドショウ「がたごと がたごと」「ピチクル ピチクル」
さらに寮美千子の朗読があり、参加費二千円飲み食いつきは破格の安値。みなさま、ぜひ。申し込みが必要。

  【勇崎哲史&西村繁男トークイベント】詳細


というわけで、みなさん、西はりまで、そして藤野でお目にかかりましょう! どちらでも『遠くをみたい』の販売もあります。もちろん、サインします。よろしく!

寮美千子  ぼくをもらってえ〜!>のらくろ子猫より 2004年11月10日(水)00時18分16秒
ぼくを家族にしてください>のらくろ子猫より へのコメント

猫ちゃんの里親探しをしています。
可愛い写真も掲載しました。
投げたボールをくわえて走って戻ってくるおりこう猫です。
いや、猫形犬じゃあありません、ほんとに猫です。
夜は、自分で籠に入っていい子に寝ます。
生後4ヶ月のやんちゃでかわいいさかり。どなたか、ぜひ!
詳細、以下。

http://ryomichico.net/cat/cat2.html#d06_nov_2004

DORONKO  マジで泣けました。 2004年11月09日(火)11時33分00秒
女性合唱団Asukaの公演で大感激! へのコメント

ご案内の通り、ぼくも神奈川公会堂に寮さん+高橋先生の合唱曲を
聴きに行きました。

で、どうだったかというと、これはもう、何ともいえず素晴らしかったです。
実は、ぼくは当日風邪気味で、しかも、開演直前に、ギリギリで会場に
駆け込んだというせいもあったのでしょうが、Asukaのみなさんが歌い始めると、
その曲の美しさに、最初から涙がにじんで仕方がありませんでした。
でも、それはぼくだけではなかったようで、2曲目、3曲目と進む合間に
会場の中を見回してみると、あちらにもこちらにもハンカチの世話になっている
人がいましたし、息を飲むというのでしょうか、寮さんの詩と高橋先生の音楽の
強い力にがっしりと捉えられながら、かろうじて身を投げ出すのをこらえる
ようにして曲に向き合っているような人が、結構いたようでした。

寮さんの詩自体は、多分ぼくも一度は目にしていたものだろうと思うのですが、
それが高橋先生の音楽と結びつくと、さらに大きな力を身につけるという
ことかと思うのですが、とにかく、寮さんの詩にとって、高橋先生の音楽という
のは、SFにでも出てきそうな万能の乗り物vehicleみたいなものらしい
と思いました。

今回の3曲だけでもインパクトは十分でしたが、寮さんも言っているように、
もう2曲ほどが加わって、組曲になるとのこと。高橋先生もお忙しいので、
組曲にまとまるのは来年になってからになるようですが、これは本当に
待ち遠しいですね。みなさん必聴の曲になることは間違いありませんよ!

寮美千子  女性合唱団Asukaの公演で大感激! 2004年11月08日(月)20時07分25秒
寮さんの合唱曲は大変素敵です。 へのコメント

昨日は、神奈川公会堂に、女性合唱団Asukaの公演を聴きにいきました。演奏されたのは以下の3曲。いずれも初演です。
・インディアン・フォレスト
・朝露
・Merry Christmas
これは、作曲家・高橋喜治氏が、女声合唱団Asukaの委嘱により、寮美千子の詩作品を合唱曲に作曲したもの。指揮は飛永悠佑輝氏、ピアノは佐藤美保子氏でした。音大のご出身というsilicaさんと、ボーイソプラノの頃は合唱団の団員だったというドロンコ氏もかけつけてくれました。

silicaさんが書いてくださったように、わたしも「Merry Christmas」最後のところでは、思わず目頭が熱くなってしまいました。

高橋さんは、言葉を、そして言葉の底に流れる気持ちをほんとうに大切に作曲してくださいます。詩を書いたわたし自身が、はっとするほど鮮やかに、その「気分」を音にしてくれる。

「言葉を、繰りかえし読んでいるうちに、自然と旋律になっていく」と高橋さん。わたしたちって、もしかしたら最強のコンビかも?!(と自画自賛)

これらの曲は以下、新たに作曲予定の次の曲をあわせて組曲となる予定だそうです。
・New Moon Dance(&哀しき闇)
・Down by the River
・Mother Earth
公演が終わってお茶をしているときに、高橋さんに訊かれました。「これは、一連の作品として書かれたのですか?」と。「Down by the River」以外はアメリカ先住民のイメージで書いたと返答。「Down by the River」は、モンゴルの大草原のイメージだというと「やっぱりそうか!」と高橋さん、妙にうれしそう。「これだけは、組曲にしても、どうしてもアジアのイメージになってしまうので、どうしてだろうと思っていたんですよ」とのこと。鋭い!

全曲仕上がるのが楽しみ。来年は、組曲としての発表があるとのこと。楽しみです。どなたか、歌ってみたいな、などというグループなどあったら、連絡くださいね!

寮美千子  『遠くをみたい』プラネタリウムに好評! 2004年11月08日(月)19時50分24秒
天文雑誌「星ナビ」12月号、本日発売! へのコメント

星の絵本『遠くをみたい―星の贈りもの―』が、プラネタリウム関係者に好評。千葉県の白井市郷土資料館プラネタリウムと、東京都の東大和市郷土博物館プラネタリウムの2館で、近々、朗読されることになりました。

白井市の館は、11月11日の予定。「マタニティ+α」と「市民大学」との共同イベントのなかで、星の誕生の話と絡めて朗読されるとのこと。いろいろな年代の方に聞いてもらえそうです。お腹の中の赤ちゃんにもね。

6日の土曜日は、埼玉県の上尾の星祭りにも行って来ましたが、かの世界的天文学者・森本雅樹氏が、この絵本を模擬店で販売、声を張りあげて絵本のすばらしさを通りがかりの人々に力説してくださっているのを見て、涙がこぼれそうになりました。感謝!

天文関係者に愛される本になったというのは、とてもうれしいことです。天文趣味じゃない人も、ここから星の世界に興味を持ってくれたらと願わずにはいられません。東逸子さんの美しい絵は、多くの人の心に響きます。きっと、いままで星や宇宙に興味のなかった人も、東さんの絵をきっかけに、星の世界の扉を開いてくれることでしょう。

ゆっくりと星を見よう、なんて思う人は、きっと戦争なんてしようと思わない人々。星祭りに集った人々を見て、そう感じました。みんなが心から「遠くをみたい」と思ってくれるとうれしいな。『遠くをみたい―星の贈りもの―』を、よろしく!

silica  寮さんの合唱曲は大変素敵です。 2004年11月07日(日)23時29分20秒
▼遊星たちの消息:コーラス交歓会/高橋喜治作曲・寮美千子詩 作品初演 へのコメント

寮さんの合唱曲を聴いてまいりました。
詩のことばが生まれたときのときめきや、驚き、嬉しさが音楽から伝わってくるようでした。
寮さんのもっとも美しい本質を眼に見える形、耳に聴こえる形にしようとアプローチしてくださる高橋さんの音楽にますますファンになりました。
最後の「Merry Christmas」が終わったときには、思わず涙が出てしまいました。
詩と音楽、それから心をこめて歌ってくださった合唱団Asukaの皆さんのお力ですね。

「楽園の鳥」
私はずっと映画を見るように小説を読んで行きました。場面や人物がそのように浮かび上がるのでした。そしてネット上でリアルタイムに小説を読んでいた私は、新しい「楽園の鳥」を初めて読んだのだと思いました。闇色、光色が静かにきらめく門坂さんの表紙、涙の眼で見た時のような墨色の題字。皆さんにはこの小説を読みながら、何色が見えてくるのでしょうね。
そして、インドに行ったことのない私でもミチカさんの眼を通してインドを旅しているような気持ちになったのですから、いらしたことがあるかたにとっては、涙の共感とでもいうような嬉しさも見つけられるのではないでしょうか。通りで見かけた様々な人や営みが作家の目にとまり、小説の中で私達読者に伝えられます。名もない人々の姿が目の前にちゃんと存在してきます。
私が小説に中に愛を感じるのはこんな時なのです。そういうところがこのお話の中にはいっぱい!

DORONKO  賽は投げられた。 2004年11月07日(日)11時34分55秒
新宿のジュンク堂にて へのコメント

ドロンコです。

昨日ようやく、新宿の紀伊国屋で『楽園の鳥』を入手しました。
ぼくの住んでいるF市のY堂にもあるということはわかっていたのですが、
『楽園の鳥』にはやっぱり紀伊国屋のカバーだろう…と、
やたらに細かいことにこだわるぼくなのでした。
で、久しぶりに行った紀伊国屋、文学書だから当然2階だろうと思ったら、
何と、2階には文学書のコーナーはなくなって、1階のセセコマシそーな
ところに押し込められているのですね。
何だか、かなり興冷めしてしまいました。
本当は、タカシマヤの先にある南店の方に行くつもりだったのですが、
時間がないので、「本店でいいじゃないか」と思った結果なのですが、
これならやっぱり南店の方がよかったかな――と思ったほどでした。
さて、『楽園の鳥』は、もちろん平積みになっていたのですが、
あそこの売場は「何でもあり」的な荒っぽさがあって、残念ながら、
あまり大事にされているという風ではありませんでした。
紀伊国屋よ!そんなことでいいのか?…と言っておきたいと思います。

ジュンク堂にも寄ってみたかったのですが、まったくのtime outで、
これは「またの日に」ということで断念するしかありませんでした。

はい。では、ごきげんよう、みなさん!

マミ  1995年11月6日 2004年11月07日(日)00時36分19秒 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/9922/

9年前にはアンタナナリヴにある宮殿が火事で焼いてしまった。残ったことは石壁しかなかった。
今日、アンタナナリヴの人は、1995年11月6日のことを思い出している。

マミ  マダガスカルのことを知らせる番組 2004年11月07日(日)00時35分13秒 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/9922/

先週にはガイドの仕事で、忙しかったのです。
今回のお客さんは特別でした。普通な観光客だけじゃなくて、タレントさんとテレビのスタフも一緒に来たのです。観光客は見学しながら、タレントさんと私と話し合って、テレビのスタフのカメラマンは大きなビデオカメラで回していたのです。番組の目的はマダガスカルのことを日本人に知らせるためです。撮影された場所はアンタナナリヴ、もちろんマダガスカルの首都、ムルンダバのバオバブ、ベレンティのワオキツネザルとシファカとアンダシベのインドリでした。一週間ぐらいの撮影は楽しかったです。
テレビ会社は「日本テレワーク K.K」です。

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管理者:Ryo Michico <mail@ryomichico.net>
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